市議会は、一般質問最終日。一般質問終了後に、本会議が行われました
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追加議案が3つ上程。
1に、障がい者差別解消条例。
議会からは、80を超える資料請求がありました。
51人158件寄せられたパブコメは反映されませんでした。一点変わったのは付則の施行期日です。「4月1日とする」から「別に規則で定める日から施行」となりました。議会の審議は尊重するという姿勢が現れたものと解しますが、市長意思としては、「姿勢としては4月1日施行をめざすが、議会審議は尊重する」との発言。
職員が作成した逐条解説(条文の説明文)も資料として出されています。
2に、社会福祉委員の報酬改定条例。
…すでに新聞記事にもなっていますが、社会福祉委員の報酬を定めた条例が「月額1万1000円」になっていた。がこれが誤りであるので、月額1万円に改定するとの条例案。
条例が制定されてから24年間以上、報酬は1万円で支払われていました。当該債権は5年で消滅するので、過去5年委員を務めた105人には事情を説明し、債権放棄を認めてもらった。といったところ。
誤りは誤りなのですが、発覚した際の対応が大事で、「誤りだったので、債権放棄を」ではなくて、条例に則って事務執行するのが自治体職員の役目では?と考えます。条例に則った事務を行い、支払うべきだと考えているので、市の対応はすっきりしません。
3に、市長給与を1カ月5パーセントカットの条例。
…社会福祉委員の報酬改定に伴い、事務執行上の適切さを欠いたことに対するもの。責任の取り方として適切なのか?なぜ1カ月?なぜ5パーセント?など気になる点がありますので、まずは議案が付託される総務企画員会での質疑を見守ります。
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2つの議員案が可決しました。
国連人権理事会UPR作業部会による原発事故被災者対応への勧告を受け入れることを求める意見書
退席はありましたが、反対なかったので全会一致で可決。
※ 図中の会派名は略称です。
自民・信頼…自由民主党・信頼の小金井◆共産…日本共産党小金井市議団◆公明…小金井市議会公明党◆民進…小金井市議会民進党◆こがおも…小金井をおもしろくする会◆市民会議…こがねい市民会議◆情報公開…情報公開こがねい◆改革連合…改革連合◆ネット…生活者ネットワーク◆こが明日…小金井の明日をつくる会
表題のとおり、勧告に従って原発事故被災者対応すべきと考えるので賛成。
内容は以下のとおり。
福祉総合相談窓口を市庁舎内に設置することを求める決議
※ 図中の会派名は略称です。
自民・信頼…自由民主党・信頼の小金井◆共産…日本共産党小金井市議団◆公明…小金井市議会公明党◆民進…小金井市議会民進党◆こがおも…小金井をおもしろくする会◆市民会議…こがねい市民会議◆情報公開…情報公開こがねい◆改革連合…改革連合◆ネット…生活者ネットワーク◆こが明日…小金井の明日をつくる会
ワンストップ化した、窓口を庁舎内に置いた方が、体制が整うと考えているので、賛成しました。
内容は以下のとおり。
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本会議では、議案や陳情を各委員会に付託したのですが、「母子父子自立支援員・婦人相談員の非常勤化」に異議を唱える陳情書4件について、行財政改革推進調査特別委員会に付託するという議長案に対して、「厚生文教委員会に付託すべき」という動議がでましたが、賛成少数で成立せず。
坂井は、この動議に賛成をしました。その業務内容に係ることなので、所管する厚生文教委員会での質疑が適切だと考えたからです。行革の視点で議論をするのは筋が違うと考えますが、動議は通らず、議長の諮問のとおり、行財政改革推進調査特別委員会への付託となりましたので、議論していくしかありません。