建設環境委員会視察2日目は、京都府京都市~「無電柱化の推進に向けた取組」。記録的大雨による緊急速報がたびたび鳴るなかのお受入、恐縮です。
京都における電柱地中化は、景観を目的とするものが多いのが特徴。
Before After はこんな感じです。
写真にはないですが、先斗町では、地上機器の小型ボックスの設置場所が公有地のみでは足りないために、私有地の一画を覚書により50年間無償提供して頂いていたとのこと。工事期間中の騒音含め、地元市民の理解協力のもと実現したということが良く分かりました。
市のみの判断による事業化は困難で、電力会社や地元市民の理解協力が事業化の否に影響し、三者で協議を重ねていくことが必要となります。
さてさて。視察に伺うとチェックしている女性議員について。
京都市会:定数76 女性議員はかぞえてみたところ12人でした。
市議会ではなく市会と呼ぶんですね。議場を一般公開しているんですね。議場90年の歴史があるから成せること。でしょうか。
無電柱化事業(京のみちづくり) で、
2018年度:6憶5910万。2017年度:5憶2790万 2016年度:4憶9090万。2015年度:3憶2590万。
ちなみに。一般会計はおよそ7200~7800億。
国出している「道路の無電柱化低コスト手法導入の手引き」(http://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka/pdf/tebiki-ver1.pdf)に基づいていて、低コストを図らないと事業化が認められないようになっていると伺いました。上記国交省リンク資料のなかに先斗町の事例も載っています。