坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

小学校体育館にエアコン導入で、東京ドーム25個分のCO2を排出!?@予算特別委員会3日目

2020-03-18 | 市議会(2020年)

 東京都の補助金を活用して、小学校の体育館、既に導入済みの4小以外の8校の体育館にエアコンが入る予定(2020年、2021年から2025年にかけて)です。導入は都の補助金だけど、電気代は市の負担です。坂井的には、CO2排出量が増えることを懸念しているので、”新規エアコン設置に伴うCO2排出見込み”を資料として出してもらいました。

 提出資料の数字は、既に導入されている四小の体育館に導入されたエアコン(冬場3ヶ月の平均値)から算出。
ふたつの数字が出てきました。

一つは、3万9771キロ。
これは、学務課が四小の数値をもとに、夏場は1、2倍、それ以外は1/10と見込んだもの。
もう一つは、6万1425キロ。
これは、エアコン会社に聞き取り。他の自治体の実績をみると、夏場は冬場の2倍、それ以外の季節は半分の見込んだもの。

ということで、数字の根拠としては、6万1425キロの方が信頼性があると考えます。およそ61トン!想像できないので、よくある”東京ドーム何個分?”に換算したところ、25個分でした。
(CO2 1Kgはおよそ509リットル。東京ドームの容積は約124m³)

それで、61トンのCO2を吸収するには、杉の木4331本が必要という。(CO2 1トンを1年間で吸収するには約71本の杉の木を要するとしているものがあった)。坂井的には、花粉症なので、耐えられません。

小学校の建物には、太陽光パネルを載せられないという見解がこれまでにもわかってるので、ならば、やはり、CO2排出量の少ない電気事業者から電力を購入するとか、自治体を超えて、再生可能エネルギーを購入するとか。”電気のお買い物”という視点から変えていく必要があります。今回の3月議会では、その旨、一般質問でも提案したので、真摯に受け止めていただく必要があります。

あくまで排出量見込ですが、増えることに違いはないので、排出量を減らす努力は必須です。

 

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