坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

「"新庁舎と新福祉会館の同時竣工"を反映&広場の検討→庁舎建設を前に進めたい」と市長。

2023-09-13 | 2023年第3回定例会

 市議会は全員協議会でした。

 6月議会で、市長が庁舎建設を前に進めるための予算を提案。4会派の議員が、コスト削減などを検討するための予算616万円上乗せする予算を提案し、13人の議員の賛成で可決。
 坂井は、その時点での大幅なコストダウンが見込めないと考えていたので、議員提案の予算を増額する提案には反対しました。が、議会の意志としては、検証を求めたわけです。このたび検証結果が出まして、それを受けた市の方針が示されました。
 

 会議冒頭の市長発言を書き起こしました(公式の会議録ではなく坂井のメモです)
YouTube(小金井市議会チャンネル)はここ🐔から

 本日、私からの全員協議会開催の申し入れに関し、大変お忙しい中お時間を頂戴いたしましたことにつきまして感謝を申し上げます。また、総務企画委員会正副委員長並びに委員各位におかれましては、特段の御配慮を賜りましたことにつきましても重ねて感謝申し上げます。誠にありがとうございます。 
 庁舎等複合施設建設事業につきましては、令和5年第2回市議会定例会において、現設計の検証を実施する予算を含めた修正予算案が可決されたことに伴い、コストダウン等の観点から8月まで現設計の検証を行いました。
 検証の実施は、庁舎等建設に関する協議会において話題となっていたものの、整理に至らなかったものですが、今回検証を実施したことにより明らかになり、庁合等建設に関する協議会を実施した成果として意義あるものになりました。
 本日は、検証結果に基づく設計の見直し及び実施設計再開に係る市の考えについてご説明いたします。
 まず、検証結果に基づく設計の見直しについてですが、検証結果からは、建物に係る項目については、コスト、設計期間、機能面等への影響を考慮すると設計に反映させるだけの効果は見出せませんでした。ただし、(仮称)新福祉会館先行竣工に伴う課題解消のため、「新庁舎と(仮)新福社会館の同時後工」のみ設計に反映させ、建物部分は確定のうえ、実施設計を進めていきたいと考えております。
 また、建物以外の項目では、市民からの関心の高い広場については、実施設計で面積拡大したところでございますが、さらなる拡大が可能か、設計の中で詳細検討したいと考えております。
 以上の検証結果に基づく設計見直しの結論をもって、事業再開することといたしたいと考えております。
 次に、再開に係るスケジュールですが、可能な限り早期建設を目指し、10月に設計の見直し関連を除いた内容で実施設計委託契約を締結し、実施設計を再開したいと考えております。そのために必要な予算指置を行うため、本定例会に実施設計委託料の債務負担行為設定に係る補正予算案を提出したいと考えております。
 10月に実施設計を再開し、市民説明会を開催した後、本年第4回定例会で設計見直しに関する予算について必要な予算措置を行うことを予定しています。
 最後に、庁舎等複合施設建設は、着実に実現しなければならない、本市における極めて重要な事業でありますので、実現に向け、市藤会の皆様のご理解とご協力を是非ともよろしくお願い申し上げます。

 

  検証結果によって、改めて大幅なコストダウンは難しいことが数字として示され、市は、現設計を基本とし反映できるものは反映し建設を進めるという方針を示しました。
 坂井は、今回の検証でコストダウン等が数字として示されましたことには意味があるし、今の小金井市が庁舎建設を前に進めるために必要なことだったと捉えています。現設計を基本として反映するところは反映し、庁舎建設を前に進める方針が示されたところなので、新庁舎建設事業を前に進めていただきたいと考えています。


以下、資料の共有です。

■全員協議会の資料はここ🐔から(坂井公式ホームページへ)
庁舎等複合施設建設事業の検証結果及び再開について

■検証結果はここ🐔から(小金井市ホームページへ)
庁舎等複合施設建設事業の進捗状況について(令和5年9月現在)

 

 

 

 

 

 


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