坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

”マスク着用が困難なお子さんへ最大限の配慮を求める”陳情書が全会一致で委員会採択

2022-05-01 | 閉会中の委員会

坂井視点で、いくつかピックアップ!ひとつずつ振り返っていきます。

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1)賛成意見は1%!! ”公立保育園2園の0歳児募集を順次STOPしていき、在園児の卒園をもって廃園にする条例”のパブコメ結果
2)移動支援の対象要件が緩和
3)”マスク着用が困難なお子さんへ最大限の配慮を求める”陳情書が全会一致で採択

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「マスク着用が困難な子どもが健全な学校生活を送れるよう最大限配慮することを求める陳情書」を全会一致で採択しました。(6月2日の本会議で採決した結果が、市議会の最終意思となります。)

2,061筆の署名が集まる。当日の傍聴も多数。
 傍聴者は、委員会室に入りきれず(コロナ対策で人数制限していると言うことはあれど)。別途、用意された部屋にも埋まるほど。署名数の多さといい、傍聴者の多さといい、お困り感の高さだと受け止めました。

お困りの様子が真摯に伝わる陳述も。
 アレルギーや感覚過敏症、化学物質過敏症、頭痛やめまい、吐き気、呼吸が苦しい、肌荒れ、不快感、精神的な理由などでマスクを付けられないお子さん達がいる。マスク着用ですでに2年以上のあいだ、悩み苦しんでいるお子さんや家庭がある。とのこと。
 陳情者提出資料や、陳述からもお困りの様子が伝わってきて、配慮は必要だということがひしひしと伝わってきました。

 学校としても、周知や配慮はしているけれども、個別のお困りの声までは把握しきれていなかったようです。私もですが、今回の陳情審査で、知ることができたので、現場の対応に活かしていただきたいところ。

さらなる周知に努めたい。との答弁。
 学校教育部や、教育長から、さらなる周知に努めたいと前向きな答弁が出ていました。坂井からは、さらなる周知とそれが浸透するように尽力いただきたいと要望しました。一方的に情報を伝えられるよりも、何か一緒に考えるようなそんな時間を持つ方が浸透していくように思います。それぞれの事情を把握し、差別や偏見のないように。学校では、人権教育がされていますが、この案件も、根っこにあるのは人権問題だと捉えています。 
 
 厚生文教委員会では、全会一致でこの陳情を採択しました。
6月2日の本会議で採決した結果が、市議会の最終意思となります(おそらく本会議でも採択になると見込んでいます)

 


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