2日間にわたって(…18日の小金井でのオプショナルツアーを含めると3日間)開催された全国政策研究集会、終了。
運営側にいたんだけど、ほぼ当日スタッフとしての関わり。
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基調講演は木村草太さん。初めてお話を聞いた。静かだけれどもユーモアもあり。
組体操の例をあげながら、身近なところで人権が侵害されているという話が印象に残った。
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鼎談は、元国立市長上原公子さん、多摩市長阿部裕行さん、世田谷区長保坂展人さん。
主義主張やビジョンを持って市政に取り組む区議長はカッコイイ!市民生活のことを考えて行動する姿勢に刺激を受けました。
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全体を通して記録係になっていたので、各分科会を渡り歩き。意識がそちらに向いてしまったんだけど、一番印象に残ったのは、「多様な家族・多様な親子関係を支える自治体政策 離婚後親子の面会交流について考える」
離婚後の子どもと親の関わりや経済的なことがフォローされていないことも大きな課題だけれども、子どもに与える影響というのは、離婚によって親が争う姿をみてしまうこと。
諸外国では裁判所を通さないと離婚が成立しない、離婚後の面会など様々な書類やプログラムを受ける手続を要する。日本のような離婚手続きが簡素な国は珍しいとのこと。
子どもに与える影響もそうだけれども、離婚せざるを得ない時、経済的に自立していない女性は大きく生活が変わってしまう(貧困を通り越して貧窮と講師の方は言っていた)、またパートナーのいる4人に1人の女性はDVを受けているという。DV法も被害者を逃がすものであっても、加害者の罪を追求するものではないと聞いた。
子どもも、女性も、日本社会では「弱い立場」に立たされてしまう傾向が強い。自治体から出来る取り組みを提案していきたい。
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研修会後、オプショナルツアー(砂川・立川基地)へは行かず、片付け&一橋大学内ツアーに参加。
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議員。ってどれだけ仕事をするか、しないか。が個々人に委ねられている面が多いと思う。それぞれの地域のこともあるでしょうに、これだけの集会を企画・実現する自治体議員はすごい。と思いました。