坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

8月19日20日 全国政策研究集会2016 in 東京 国立市

2016-08-20 | 日々のこと

 2日間にわたって(…18日の小金井でのオプショナルツアーを含めると3日間)開催された全国政策研究集会、終了。

 

運営側にいたんだけど、ほぼ当日スタッフとしての関わり。


***********

 基調講演は木村草太さん。初めてお話を聞いた。静かだけれどもユーモアもあり。

 組体操の例をあげながら、身近なところで人権が侵害されているという話が印象に残った。

 

***********

 鼎談は、元国立市長上原公子さん、多摩市長阿部裕行さん、世田谷区長保坂展人さん。


主義主張やビジョンを持って市政に取り組む区議長はカッコイイ!市民生活のことを考えて行動する姿勢に刺激を受けました。


***********

 全体を通して記録係になっていたので、各分科会を渡り歩き。意識がそちらに向いてしまったんだけど、一番印象に残ったのは、「多様な家族・多様な親子関係を支える自治体政策 離婚後親子の面会交流について考える」

 離婚後の子どもと親の関わりや経済的なことがフォローされていないことも大きな課題だけれども、子どもに与える影響というのは、離婚によって親が争う姿をみてしまうこと。

 諸外国では裁判所を通さないと離婚が成立しない、離婚後の面会など様々な書類やプログラムを受ける手続を要する。日本のような離婚手続きが簡素な国は珍しいとのこと。


 子どもに与える影響もそうだけれども、離婚せざるを得ない時、経済的に自立していない女性は大きく生活が変わってしまう(貧困を通り越して貧窮と講師の方は言っていた)、またパートナーのいる4人に1人の女性はDVを受けているという。DV法も被害者を逃がすものであっても、加害者の罪を追求するものではないと聞いた。

 子どもも、女性も、日本社会では「弱い立場」に立たされてしまう傾向が強い。自治体から出来る取り組みを提案していきたい。

***********

 研修会後、オプショナルツアー(砂川・立川基地)へは行かず、片付け&一橋大学内ツアーに参加。

 

*********** 

議員。ってどれだけ仕事をするか、しないか。が個々人に委ねられている面が多いと思う。それぞれの地域のこともあるでしょうに、これだけの集会を企画・実現する自治体議員はすごい。と思いました。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする