最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

賢い医者のかかり方

2017-03-04 15:17:55 | 医療と健康
今日の朝日新聞土曜版の9面の「知っ得なっ得」という連載コラムに
「賢い医者のかかり方」という記事がありました。
(クリックすれば朝日デジタルに繋がります)

5回連載されていましたが、今回が最終回で、
「医者にかかる10ヵ条」というものでした。
イラストがとても面白く、思わず吹き出してしまいました。

10ヵ条とは

①納得できない時は何度でも質問する
②伝えたいことは事前にメモしておく
③大事なことはメモをとって確認する
④自覚症状や病歴は、患者の伝える大切な情報

治療中や再診時には
⑤その後の変化も伝える
⑥これからの見通しを聞く

⑦よりよい関係づくりは患者にも責任がある
⑧対話の始まりはあいさつから
⑨医療にも不確実なことや限界がある(ことをしる)
⑩自分が受ける治療は自分が決める

でした。

私たち患者は、医師に前に出ると緊張してしまいます。
ただでさえ、年をとると、耳の聞こえが悪くなり、頭の回転速度が落ちます。
医師は何度も色々な患者に話していることでも、患者には初めてのことが多い。
専門用語など交えて話されたら、ちんぷんかんぷんになってしまいます。
「よく分からないのですが」とか「もう一度お聞きしてもよいですか?」
とか丁寧に聞き直すことは大切だと思います。

許可を取って、録音させてもらうこともいい方法だと思います。

最近はネットなどで、調べられて、そこに書いてあったことが自分に当てはまり、
重病かと心配になることは多いと思います。
色々調べることはいいことだと思いますが、ネットに書いてあることは全てが本当というわけではないし、
なにより、医師はプロであることをしっかり自覚して、意見を求めたり、質問したりすることが大切です。

ネットで得た知識をひけらかし、
まるで、専門知識を持っているつもりになって、医師に対すれば、
反感を持たれるだけで、自分の得になることはないので注意!

ちなみに私は、毎回外来で、
「血圧はどうですか?」
と聞かれるので、血圧の変化をグラフにしてドクターに見せています。

先日作ったグラフをみると
冬場高かった血圧がだいぶ落ち着いてきたことがわかり、
自分でも
「いい調子かも?」と思えてとてもいいです。
コメント
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