最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

大掃除

2005-12-29 17:32:14 | Weblog
    

大掃除しなければと思いつつ、毎年ちょっと小掃除をしておしまい。
今年も換気扇を掃除して冷蔵庫を整理して、
気になっていた食器棚をちょっと片づけておしまい。
窓ガラスは、夫が適当に拭いた。
明日もう少しだけ頑張るかぁ!
窓辺もちょっとお正月風に来年の干支、戌の可愛いお人形を飾った。

我が家は二世帯住宅で夫の両親が1階に住んでいるので、
正月は、両親を中心に2日に新年会を開く。
今年は14~5名が集まるのでちょっと大変。
でも私は、料理も下手なので、ホテルのおせちを頼んでしまったから、
あとは適当に2~3品作ればいいや!
な~んて、およそアバウト人間。
いいのよね。私も楽しまなくちゃ。
ただただ、大変だと思ったら、つまらないものね。
結婚した甥っ子も姪っ子もカップルで参加ということだし、
若い人がたくさん集まるのは嬉しい。
ワイワイやろうっと
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禁句

2005-12-26 17:15:55 | Weblog
受験生のいる我が家では、「落ちる」「すべる」は禁句。
今朝、洗濯をしようと洗面所に行くと、
昨日、ヘアダイに使った染毛剤が洗濯機についていた。

「あっ、まずい!落ちるかな?」
といってティッシュを濡らしてあわててふいた。
こすってみたが、薄くはなったが落ちない。
「ダメだ!落ちないや」
というと、横で歯を磨いていた息子が、
「落ちるとか、落ちないとかやめてくれる?」
「えっ、あっそうだったね。でも、良かったじゃない。落ちないよ!」

何に付け、縁起をかつぎたくなる。
初詣は湯島天神に行って、念入りにお参りしてこなくちゃ!
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本気で語ること

2005-12-24 17:19:30 | Weblog
昨夜ネットサーフィンをしていて、思わず書き込みをしてきたブログがあった。
アメリカに医学留学している若きドクターのブログである。

「アメリカ医学臨床留学への道」

私が一番嬉しくて書き込んでしまったわけは、
管理人taroさんがアメリカ社会を肌で感じ、
アメリカ社会に潜む大きな問題をまともに語り、
意見を書いていることだった。
もちろん意見自体が、私の思っていることを
そのまま語っていたこともあるが…
そして友人ともそういった問題についてまともに語り合っていることだ。

以前、自分のブログにも書いたが、
今の若者はそういった意見を語り合うことを避ける傾向にあり、
そんなことを言い出せば、「ダサイ、かったるい」などと馬鹿にすることが多い。
また、意見を言ったり書いたりする人は(小泉チルドレンの誰かのように)
ただパフォーマンスしている感じがする。

株だ起業だと自らが億万長者になることだけを夢見て
社会全体について語り合うことなんて
そんな馬鹿らしいことをしている暇などない。
そんな感じだ。

今朝もテレビで愛国心教育は必要か否かなどということをやっていたが、
愛国心なんて君が代を歌って、日の丸に敬礼することを教えるのでなく、
日本の未来を本気で語り合う事こそ大事なのでは?

皆様も是非、taroさんのブログを読んで下さい。
一番最初から読むと「taroさんって素敵なドクター!頑張って!」って思うでしょう!
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血圧高め&脳神経外科医と年令

2005-12-23 17:37:55 | 医療と健康
年末は何かと忙しく、ブログの更新もさぼりがち。

昨日は今年最後の外来診察でまた病院に行ってきました。
寒さのせいか、血圧も高めで昨日も朝は152-97、
今日も142-93。
息子も受験でちょっと不安なことを話すと、
冬場少し、薬を増やしておこうということになりました。
今はディオバン80㎎を1日2錠飲んでいるのですが、
さらにアダラートCR10㎎を1日1錠服用することになりました。
様子を見て、あまり下がりすぎるようなら、
服用をやめて様子を見るようにといわれました。

さてさて、その後また忙しいMyドクターKに
脳神経外科医の年令と手術について質問してみました。
難しい顕微手術などの多い脳外科の場合、特に年齢的なことが影響するのでは?
先日もドクター福島が手術をしている番組をテレビでやっていたけど、
ドクター福島は62才とか。目とか体力はどんな人でも衰えていく。
どうなのかしら?

するとドクターKが話すことには、
「ドクター福島は特別だと思います。
でも、普通は、50代半ばまでかなあ~!
脳外科の手術は長時間になることも多いので、体力的にも難しいので。
もちろん手術以外で経験を生かしてその後も指導に当たることはできますが…」
ということだ。

先日も医療費削減で診療報酬引き下げが決まったが、
脳外科医に関して言えば、あの人間の生活とは思えない勤務時間と、
勤務医の報酬(知り合いから聞いた範囲でしかないが…)は、
何とかしなければと思ってしまう。

ドクターKも力説するが、医学界に人材が集まらなくなってしまっては、
それこそ、我々自身が困る。
一応、医師不足の産科、小児科、救急に関しては
増やすことを盛り込んでいるそうだが、もっともっと細かく、
どこを削り、どこを増やすか話し合ってもらいたい。
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寒い!(*_*)

2005-12-19 21:06:01 | Weblog
    

昨日、今日と本当に寒い!
風が強く落ち葉が吹きだまりには山になっている。
各地で雪が記録的に降っているニュースが続いている。

写真は環八沿いに植わっているプラタナスの枯葉と実が
歩道に落ちていたので拾ってきたものです。
こんな実がなるんですね。

1968年に、はしだのりひこ&シューベルツの大ヒット作で
北山修作詞の「風」という歌がありました。
知っている人がいるかなあ?

「風」(二番)

プラタナスの枯葉舞う冬の道で
プラタナスの散る音に振り返る
帰っておいでよと
振り返っても
そこにはただ風が
吹いているだけ
人は誰も 恋をした切なさに
人は誰も 耐えきれず振り返る

この歌を口ずさみながら、枯れ葉を拾いました。

地球温暖化はどこにいったのかな~??

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卒業式用スーツ

2005-12-16 18:02:27 | Weblog
   

昨日で息子は2学期の期末テストが終わり、試験休みになった。
もう卒業式まで数日の登校日があるだけで授業はない。
センター試験まではあと1ヶ月と数日。

卒業式は3月4日であるが入試が終わって数日しかないので、
卒業式用スーツは今のうちに買っておいた方がよいと
先日のクラス懇談会の時に経験者のお母さんに言われたので
今日は息子と一緒に三浦友和氏の宣伝でお馴染みの「紳士服の青山」に行った。
『大学生でスーツを着る機会は本当に少ないから「紳士服の青山」か「コナカ」でいいのよ』
と、やはり経験者のお母さんにアドバイスされたので行ってみたのだ。
最初、吉祥寺にあったと思って行ったら、コンビニに変わっていてなくなっていたし、
新聞折り込みの3万以上買ったら1万5750円引きの割引券を家に忘れてきたので、
1度、家に帰って割引券を持って再度、車で武蔵境まで行った。
マンションの1階の広いスペースの店舗に
お客は私たちとあと二組くらいしかいなかった。

店員の若いお兄ちゃんのアドバイスに従って、(セットとカードは断ったが…)
スーツとYシャツとネクタイを買った。割引券を使い〆て4万5255円。
デパートではとても買えない値段だ。
(スーツは裾直しがあるのでまた取りに行かねば…)

しかし、毎回「青山」や「コナカ」の前を通って思うのだが
ああいった安売り紳士服の店って店舗数はとても多くて
しかもあまり人が入っているのを見たことがない。
テレビの宣伝はしょっちゅうやっているし、
三浦友和氏や松平健氏のような一流の俳優を使っている。
一体全体どうなっているんだろう?
変よね~!!!
ヒューザー、姉歯物件の例もあるし、どっか怪しいのかな~???
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国民健康保険・破綻の危機

2005-12-13 22:06:53 | 医療と健康
今日のNHK「クローズアップ現代」で『国民健康保険・破綻の危機』と題して
これから、一体どうなっていくのか心配になってしまう内容をやっていた。
保険料の滞納者が増え、収納金が減っているのに高齢化が進み医療費の歳出が、
大きく上回り、国民健康保険が危機に陥っているという今問題となっている内容だった。

しかしこの番組で紹介されて、「なんて馬鹿なことを言っているのだ!」
頭に来たことがある。
滞納者が、払うお金がないと言っているが
一体どれくらいの人が本当に払えないのか疑問に思った。
番組で紹介されていた若者が、
「普段ほとんど医者にかからない自分が、
どうして病気に罹った人の分を払う必要があるのか?
軽い病気は、売薬で、いざ病気になったら
個人で民間の保険に入っているのでそれで賄う」
というようなことを言っていた。
医療費が一体いくらくらいかかるかわかっているのか!!!!

今は、社会保険システムがあるので
自費で払う場合の3割(高齢者は1割か2割)で済んでいる。
また、現在は高額療養費制度があるので負担する3割が高額になった場合でも、
1ヶ月、負担は72,300円+(医療費-241,000円)×1%ですむようにになっている。
これを全部自費で払ったら、一体いくらかかると思ってるんだ!
入院時1日1万円なんてそんな額ですむはずがない。
ちょっと入院すればすぐ何百万もかかってしまう。

私の最初のくも膜下出血で入院した時も22日間で約50万円、
2000年はまだ入院は2割負担だったので、
自費だったら50万円×100/20=250万円だ。
私はその後、三度入院して二度手術をした。
そして、その後もずっと通院している。
もし自費だったらもう暮らしていけなくなって
医者にもかかれなくなっていることだろう。

もし社会保険制度がなくなれば、
今個人でかけている保険を何十倍も増やさなければ
現在の水準の医療は受けられない。
個人で賄いきれる人がどれだけいるというのだ。
いったん、病気になったら、身の破滅だ。

民間の保険会社は利益を出さなければならない。
社会保険は、利益は出す必要はない。
同じ水準の医療を受けようと思えば、
掛け金は、社会保険より民間の保険会社のほうが、
ずっと高くなることは、ちょっと考えればわかるはずだ。
今の社会保険システムのお陰で
どれだけ安心して医者にかかれるのか、
もっともっと広く知らせるべきだ!!!!!!

病気は、どんなに気をつけていても襲ってくる。
誰にでも…
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テニス

2005-12-12 18:00:48 | テニス
急に寒くなって、
いよいよ年の瀬って感じになりました。
昨日は、寒い中、中学の同期の仲間で
またテニスを一日して、
夜は忘年会で仲間の自宅で
すき焼きを食べました。

思えば、このテニスの会も
十年以上続いていて
その間いろいろなことがありました。
中学卒業して20数年ぶりに
再会してからテニスをするようになって
(上手なのは2人だけであとはド素人)
私は、高校時代、軟式テニスをやっていたので
誘われて硬式を初めてやり始めました。
最初はスクールにも行かず、1,2ヶ月に1度、
めちゃくちゃテニスをやっていました。
普段、運動は何もしていなかったので、
この会に出て行ってテニスをやると
体中が痛くて、1週間はダメでした。
運動は身体によくないと思ってました。

8年前、仲間の一人が肺ガンで亡くなりました。
おかしいと思って医者に行って、
(思えばその前から兆候はあったのですが…)
僅か、3ヶ月でした。夏の暑い盛りに葬式でした。
そしてその3年後、私がくも膜下出血になりました。

そこで、メンバーが足りなくなって新たに2名加わりました。
私が、病後復帰したら新たな2名も上手な人だったし、
前からのメンバーもスクールに入っていたので
みんなすごく上手になっていて
とてもついていけなくなってしまって、
私もスクールに入って、レッスンを受けるようになりました。

当初、この会のためにレッスンを受けるようになったので、
スクールはもうレッスンを受けるだけのつもりでした。
でもレッスンを初めてもうすぐ3年になりますが、
今年は、スクールの方でも素敵な友達ができ
レッスンも真剣に受けるようになり、
昨日も「上手になったじゃない!」って言ってもらえました。

この年で、上手になれるってこんな嬉しいことはありません。
一日テニスをやっても、寝る前にストレッチをして寝れば、
今日も筋肉痛ほぼゼロ。

運動は身体にいい!って実感できるようになりました。
今年は、いい年でした。

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窓辺のX’mas

2005-12-09 18:09:09 | Weblog
  

もうすぐクリスマス。
我が家の窓辺は、先月始めに買ったアザレアとシクラメン、
3年もののシャコバサボテンがきれいに咲いている。
クリスマスディスプレイは、窓辺の隅にこぢんまりとこんなものです。

子ども達が小さかった頃は、ツリーも最初は小さかったのが
子どもの成長にあわせてだんだん大きくなって邪魔になるほどだったが、
すっかり子どもが大きくなったら、また小さくなりました。

我が家の子ども達はかなり大きくなるまでサンタクロースを信じていました。
たしか息子は、5年生くらいまで信じていたと思います。
サンタの存在が怪しいと思うようになった頃、
ちょうど、姪っ子がイギリスに留学していました。

息子はいつもサンタクロースにお茶とお菓子とおいて、
お礼の手紙を書いていたのですが、
その年はおせんべいとお茶を置きました。
そこで、私がお茶とおせんべいを食べて、
そのお茶とおせんべいがとてもおいしかったと英語で書いた手紙を
姪っ子にイギリスから出してもらったのです。
きれいなサンタクロースの切手を貼って。
息子は、おせんべいがおいしかったなんて
本当に来て食べたに違いないと思ったのです。
友達にもさんざん話していました。
鼻でせせら笑っていた友達もその手紙を見せたら、
ちょっと考えたような顔をしました。

可愛かったなあ!
今ではすっかりオッサン化しちゃったけど…
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NHKスペシャル 脳梗塞からの“再生”

2005-12-07 17:45:21 | 医療と健康
12月4日のNHKスペシャル(12月7日(水)午前0:15~1:07深夜再放送) 

「脳梗塞からの“再生”~免疫学者・多田富雄の闘い~」
(放送記録の12月4日を見ると内容がわかります)

をご覧になった方は、いるでしょうか?
4年前の脳梗塞で一夜にして右半身不随、声と食べる自由を失った
国際的な免疫学者でエッセイや能の作者としても知られる
東大名誉教授の多田富雄さん(71歳)壮絶な戦いの様子。
感動して見てしまいました。
あれだけの能力もあり、世間からも認められた学者である多田氏が
生活に必要な重要な機能を失い、しかしながらそれをしっかりと受け止め、
リハビリに努力し、パソコンを駆使してそれまでと同じ
いやそれ以上の仕事を成し遂げていく姿。
五体満足でありながら、多田氏の何十分の一も、
もっている機能さえも使っていない自分。
「何とか、衰えを最小限に!」なんて消極的な考えでなく、
まだまだ、これから自分の持っているものを磨いていけるか?
なんて思ってしまいました。〈笑〉

弟子達との集まりで「乾杯」の一言を言おうと発声のリハビリを必死でやって
ちゃんとおしゃれして、弟子達の前に現れ「かんぱ~い」とはっきりと言うことができ、
“すごい!!!”と思わず、一人で見ていたのに叫んでしまいました。
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血圧を下げる細胞

2005-12-05 21:28:56 | 医療と健康
今日はテニススクールが日程調整のため休みで
インドアコートを開放していたので
スクールの友達と一緒にまたテニスをした。
インドアコートのレンタルってこの辺にはないので貴重な一日だった。
インドアは空調が効いていて、風もなくプレイしやすい。
5人で1時間半、結構汗をかいた。

その後、ちょうど昼だったのでみんなでランチしておしゃべりした。
すると、メンバーのAさんが
「今日、日経新聞に夫の記事が載ったのよ」
という話をした。
Aさんのご主人は東大の医学部の教授だということは知っていたが
何を研究しているのか知らなかった。
日経は我が家はとっていないので、帰りにコンビニで新聞を買ってビックリ!

「血管内側の細胞 血流の強さを感知」
  東大 血圧下げる働き確認

という見出しで、血管の内側にある細胞で血流の流れを感知して
血管を広げる働きのある細胞が発見されたということが書かれていた。

血管が広がると血圧は下がる。
この細胞の機能を上手く利用すれば、
高血圧や動脈硬化の治療法開発につながる可能性もあるとも書かれている。

テニス友達のご主人が高血圧治療中の私に関係のある研究をしていらしたとは!
ビックリするやら嬉しいやら!

高血圧なんて怖くないって時代をつくって欲しいナー!


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偲ぶ会

2005-12-04 18:55:38 | Weblog
       

今日は、8月に膵臓ガンで亡くなった学生時代のサークル、
ワンゲル部のO先輩を偲ぶ会が新宿で行われた。
通夜の席で、ぜひ偲ぶ会を開いてあの頃の仲間で集まろうといっていたのを
先輩と同期の人たちが実現してくれたのだ。
先輩が在学していた時、一緒に活動した前後合わせて
7期の人たち四十名余が集まった。

もう定年を迎えた方、そろそろの方、そういう年代なので髪は白く薄くなり、
もうこんなに年月がたったのだとしみじみ思った。
京都から、足利からと遠くに住んで忙しい時期なのに多くの人が駆けつけた。
卒業以来初めて会った人も多く、O先輩が会わせてくれたのだと有り難く感じた。

くも膜下出血を乗り切った私の他、ガンを乗り越えた人、脳腫瘍を乗り越えた人、
いろいろな病気をしながら、無事現在元気で生活している人も多いのに、
先輩は、見つかった時はもう死を宣告されたとか…
膵臓ガンのように、症状が現れにくい病気は本当にたちが悪い。

我々が大学時代はあの学園紛争のまっただ中、
ずいぶん真面目に自分たちのあるべき姿について語り合ったなあと懐かしんだ。
真面目に語り合うことが、かっこよかった。
今は、真面目に語り合うことがかっこわるい時代。
若くて、考え方は未熟だったが、
熱く語ることって人とのつながりはできやすいと思う。
意見はぶつかり合っても、関係は却って深まることは多い。
関係が壊れることを恐れて、曖昧語を使って議論を避ける今の時代は、
人とのつながりができずに、孤独感を感じることが多いのでは…
そんなところに引きこもりになる一因もあるのかとも思う。

最後にみんなで部歌「砂山」と
スキーが好きだった先輩のために「シーハイルの歌」を歌った。
よく、山で歌を歌ったが、そんなこと今の若者はしないだろうな!
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地域力

2005-12-03 21:49:10 | Weblog
    

幼い子どもが殺される事件が続いている。
子供を持つ親は、皆自分の子どもがそんな目にあったらと思えば、
一人で外を歩かせることは、もう心配でたまらなくなることだろう。
昔から、こういう事件がなかったわけではない。
しかしこんなに頻繁に起こることはなかった。
少し前の事件になると、もうどんな事件だったか忘れてしまうほどだ。

こういう事件が起こるとご近所や地域の力で
子どもを見守っていこうという話になるが、
最近の地域社会の崩壊をみると
もう、それは無理なのではないかと思ってしまう。

昔は交番からお巡りさんがよく来て、
家族の構成や職業を頻繁に聞きにまわっていた。
しかし、最近は個人情報は、聞くことも話すことも
極端に慎重になっているせいか、全くなくなってしまった。
確かにそんな個人情報を調べて、全てを管理されているのかと
心配面もあるが、情報をつかんでいれば捜査もやりやすいし、
抑止力となり、事件が起きにくいといういい面もあると思う。
隣にどんな人が住んでいるか、家の前を通る子がどこの子かも
全く知らないような社会。
情報漏洩で起こる怖さより、
情報を全く秘密にする世の中の方がより怖いかも…

私のような、子ども大好きオバサンも声をかけたら
怖がって逃げられちゃうだろうな。
でもこれだけ事件が起きれば、
子どもに知らない人から声をかけられたら
逃げるように教えざるを得ないだろうし…
つまらない世の中!
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こんな時期に

2005-12-01 23:30:16 | Weblog
息子の友人のお母さんが亡くなり、今日はお通夜だった。
息子はお焼香に行ったが、沢山の弔問客で溢れていたそうだ。
息子の学校は中高一貫校で息子は中学から入っているが、
その友人は高校から入ってきた。
高一で同じクラスで高二、高三は違っていたので、
私は直接知らないが、息子は塾も一緒で、家の方向が同じなので、
よく一緒に帰ってきていて「T君よくできるんだよ!」と話には聞いていた。
先週の木曜から学校を休んでいたので、風邪かと思ってT君と同じクラスの子に
聞いたら、お母さんが病気で悪いらしいと知って、息子も心配していた。
昨日、先生から亡くなったことを聞かされ、
息子もショックだったらしく昼頃メールをくれた。
高三で受験が目前、競馬でいえば第4コーナーを回って
最後の直線コースというところか?どんなに成績がよくても心配になる時期。
母親の死に直面してどんなに辛いことだろう。
お母さんもどんなにか心残りだっただろう。
どうか、立ち直って、お母さんの期待に答えて 頑張って欲しい。
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