最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

天と地と

2007-12-26 21:25:02 | 海音寺潮五郎
テレビ朝日開局50周年スペシャルドラマとして、
新春1月6日夜9時から、
海音寺潮五郎原作の「天と地と」が
テレビ朝日で放映されます。
脚本はジェームス三木、主役謙信は
TOKIOのの松岡昌宏(30)が演じるそうです。

「天と地と」は1969年に石坂浩二が謙信を演じて
NHK大河ドラマとなり、
1990年には榎木孝明が主演で
角川映画から映画化されました。
(渡辺謙が当初主役でしたが、途中白血病で、
榎木孝明に変わったことでも有名です)
今日、記念館に台本が届いていました。
㈱東映 京都撮影所で制作が行われていて、
渡部篤郎、木村佳乃、渡瀬恒彦、北大路欣也、
渡辺いっけい、的場浩司、、
山下真司、佐野史郎ら豪華キャスト。
どんな作品になるか楽しみです。

「天と地と」は 海音寺潮五郎の代表作になっていますが、
本人はNHK大河ドラマになって一大ブームになった時、
『後世「天と地と」だけの作家と言われたくない』
と言って、マスコミ引退宣言なぞを出したこともありました。
しかし一方、小説と映像は全く別物であるから、テレビドラマが大評判をとったことは、
素材をうまく生かした制作者、スタッフの力であると評価していました。
マァ、身内としては、これをキッカケに少しでも多くの方に海音寺作品を読んで頂きたいものだと思ってます。

 

コメント (8)
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メリークリスマス

2007-12-25 22:11:59 | Weblog


どんなクリスマスでしたか?
クリスマスはやっぱり自分が子どもの時、子どもが小さい時がよかったですね!
サンタクロース、プレゼント、ツリー、みんな夢の中って感じですから。
年をとってくると、夢ってものがなくなってきます。
夢の中に生きていた子どもの頃。
クリスマスの飾りが本当に美しく見えました。
朝起きて枕元にあったプレゼント。
不思議なうれしさ。
世の中不思議なことだらけだったので、
そんなこともあるのだと思えたのでしょう。
子どもの世界ってファンタスティック
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サンタクロース

2007-12-21 23:09:56 | Weblog
 我が家の壁に掛かるクリスマスタペストリー。
 15日から、24日まで一日ごとにポケットに
 ツリーを入れ替えていく。
 子ども達がイヴの日まで楽しみにしていた。
 我が家では二人ともずいぶん大きくなるまで
 サンタをしっかり信じていた。

 今日は、息子はサークルのクリスマス会、
 夫は職場の忘年会。
 夕飯も私一人なので、夕方までゆっくり街に出て
 クリスマスプレゼントの買い物を楽しんできた。
 明日、娘も帰ってきて我が家で
 クリスマスディナーをする予定なので…。
 久しぶりに家族揃って食事ができる。<ルンルン>
 今年は受験生もいないので心から楽しめそう!
 去年の今頃は何から何まで受験一色でした。
 無事大学生になれて本当によかった。
 2浪している友達、大変だろうなぁ…
街はクリスマスや年末の買い物をする人で
賑わっていた。プレゼントもわりと迷わずに決められました。
   
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久しぶりの国立

2007-12-16 11:16:09 | グルメ



昨日は久しぶりに国立の町で息子の友達のお母さん達とランチしました。
LE VENT DE VERT(ル・ヴァン・ド・ヴェール)という、大学通りに面した門から、
一歩入った古い洋館をそのまま使った国立では老舗フレンチレストラン。
最近では国立でもたくさんのフレンチレストランがあって予約も取りやすくなったとか…
やはり、雰囲気もよくて、味もよかったです。
とんがり屋根の古い駅舎がお皿にデザインされていて、
もう今年同じ中学に入った子達はこの駅舎は知らず、
昔のものになってしまったかと思うと時代の流れの早さを感じてしまいました。

息子の友達はそれぞれ大学生活をエンジョイしているようでした。
でも、その生活はさまざまで、個性はやはり高校時代と変わらないって感じです。
息子は浪人したので、まだ1年生ですが、現役で入った人はもう2年生。
最近では3年の夏頃から、就活が始まるようでもう次の話し。
大学がもう少し落ち着いて勉強できる場にならなければと思いますが…  

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ベビー脳動脈瘤 成長なし

2007-12-14 19:41:45 | くも膜下出血


我が家の前の道はイチョウが街路樹として植えられている。
今の季節、落ち葉がそれはそれは大変。
一生懸命掃いても、すぐにヒラヒラ、ひらひら、きりなく落ちてくる。
風情はあるけど、掃除はたいへ~ん

今日は、私の頭のベビー脳動脈瘤の不成長を確認するMRI検査を受けました。
ベビーちゃんはベビーのままでした。
いつまでも可愛いままでいてくれるといいのですが…

Dr : 脳動脈瘤は心配ないですね!大きさは変わってないと思います。脳のほうは…
私 : だいぶ萎縮してますか?
Dr : 大丈夫。かくれ脳梗塞もないし、きれいですよ!
私 : でも、本当に短期記憶が悪くて、テニスのゲームカウントはすぐわからなくなるし、
   カギをどこにおいたかすぐ忘れるし、人の名前は全然出てこない。
Dr : それは、20歳の人の脳とは違いますが、若い方だと思いますよ!
私 : <ホッ>かなりマジで心配してましたから…

私 : 先日、朝からテニスをしたんですが、準備体操ちゃんとやったのに
   ちょっと打ち合って息が上がってきたら、急に血の気が引いて
   冷や汗が出て、気持ちが悪くなって立っていられなくなったんです。
   これは脳貧血だと思ってしばらく横になっていたら、治ったんですけど、
   やはりそうだったのでしょうか?
Dr : 話を聴くとそうだと思いますね。いわゆる脳貧血というのは自律神経が関係してます。
   自律神経の乱れが起きやすい思春期や更年期には起きやすくなりますね。
私 : 血圧が低くてもなりますか?
Dr : 低血圧の人はなりやすいけど、Mさん(私)の場合たびたび起こるのでなければ、
   これくらい(117-76)に管理しておいた方がいいと思います。
私 : 脳貧血って心配入らないものですか?
Dr : ええ、大丈夫だと思います。
私 : 前の日、記念館の講演会があって、反省会でちょっと飲んだりして疲れていて…
Dr : そのへんを気をつけることが先ですね<笑>
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育てる

2007-12-12 23:58:58 | 教育
先日、月一テニスの会の忘年会でも、息子をつい甘やかす話しをして
友人達と盛り上がったが、船場吉兆の謝罪会見のあのお母さんを見て、
あんな母親になってはいけない、自分はどうだろうかとちょっと心配になった。

会見を見た時、「頭が真っ白になって…」と、息子にひそひそ指示している声が
いったい誰のものか全く見当がつかなかったが、隣の母親だとわかった時は、
「そっ、そんな母親って本当にいるのか!!」と一瞬目を疑ってしまいました。
長男の湯木喜久郎取締役は45歳、母親の佐知子取締役は70歳ということだ。
あの母親は、自分がいつも何でも取り仕切らねば気が済まない人なのだろう。

子どもを育てる時、小さい時は明らかに子どものほうがわからないことは多い。
子どもの知識の範囲で判断することは、いくら自主性を尊重するといっても、
単にわがままを聴いてやることになったり、放任になりかねない。
親はいろいろと情報を与えてやることも大事なことだと思う。

しかし、45歳の息子にあの席で指示するって、母親のすることではない。
70歳になったら、自分は引っ込まなければ…
あのお母さんが仕切っている船場吉兆だから、あんなことが起きてしまったに違いない!
人を育てるってことは難しい。
一生懸命育てることは大切。でも、育ったら手を放す。
そして、育ったことを喜ばなければ……
「自分が、自分が」という自己中人間にならないよう気をつけよう!
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北原亞以子講演会開催

2007-12-08 22:28:52 | 海音寺潮五郎


今日は 海音寺潮五郎記念館、年間行事“文化講演会”でした。
講師は北原亞以子さん、演題は『幕末の人たち』、
場所は天王洲アイル、JALビル、ウイングホールでした。
会場にはちょうどよいくらい(約120人)の聴衆が集まり、
皆さん熱心に最後までお話しをお聴きになって、よかった!(ホッ)

お話しは土方歳三、勝海舟など幕末の人々が如何に新しい時代を切り開こうとしていたかを
いろいろな資料を基に北原亞以子さん流に解き明かしていく面白いお話しでした。
書きたくて書きたくてたまらないことがまだまだあるとおっしゃってました。
これからも北原亞以子さん、きっといろいろな作品を発表なさっていくのでしょう。

いろいろなお客様が見えられましたが、私の友人もたくさんいらして下さって嬉しかったです。
ちょっと疲れました。ε- (´。`;)>ふぅ
自分のカメラを忘れていったので、携帯でこんな写真しか撮れませんでした。

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学習到達度調査

2007-12-06 13:40:48 | 教育
経済協力開発機構(OECD)が4日公表した国際的な学習到達度調査(PISA)によると、
15歳の日本の子どもの学力は、「読解力」で前回(03年)14位から15位、
「数学的リテラシー(応用力)」では6位から10位に順位を落としたということだ。
「科学的リテラシー」でも2位から6位に下がっている。

日本は今、ゆとり教育のつけで子ども達の学力が低下していると問題になっているが、
そもそも、ゆとり教育は詰め込み教育がいけない、
もっと総合的な力をつけなければということで、始まった教育だ。
だから、ゆとり教育を受けてきた今の子ども達は応用力が増していなければならないはず。
それが結局、こういう結果になってしまっている。

私は、あの日本の子どもはに応用力が欠けているといって、
理科と社会を総合的に学ぶべきだといって作った小学校の生活科、
その後2002年度から小、中、高で実施された総合的学習、
それらが、かえって子ども達の応用力(総合力)を低下させていると思うのだ。

だいたい基礎力がなければ応用力は育てようがない。
息子が小6の時、すでに総合学習導入が決まっていて、担任の先生が先取りで
いろいろ試みていたが、その中で、「テレビ番組を作る」という授業をやったことがあった。
制作時間はわずか2~3時間だったと思う。
テレビ番組を作るといっても、当時の息子は知識的にも技術的にもおよそ自分たちが観て
またテレビ番組なら当然、作った人以外が観ても面白いものができようはずがない。
あまりにも難しい課題だった。
先程も言ったが、応用力は基礎があってのことだ。

勿論、少しずつ総合力はその年なりにつけていかなければならない。
今まであった学校行事、生徒会(児童会)活動、クラブ活動が
何よりそれを育てられる場だと思う。
活動内容、人間関係、計画性、予算決算その他諸々。
最初は大人が手伝って、徐々に手を放していく。
高校生でも大学生でも、自分たちでできる範囲がいくら拡がっても
まだまだ先生や親が責任をとってくれる。
そして、最後は自分たちですべてできるようになる。
そこまでできるようになって社会に巣立っていけば、
本人も周りも不安なく、社会人になれるのだと思う。
自分の子ども達をみても、学校におけるいわゆる知的学習以外の学習が
知的学習以上に役に立っていると思う。

突然硬い話になりましたが、常々思っていたことなので…




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忘年会ランチ

2007-12-04 19:54:54 | テニス
 

昨日は、テニススクールの仲間と忘年会ランチしました。
井の頭公園から玉川上水沿い、少し三鷹寄りの山本有三記念館の先にある
小さなフレンチレストラン“シンプリー・フレンチ”というお店でした。
雨模様でしたが、紅葉の井の頭公園、玉川上水が風情を添えて、
お料理もその名の通りシンプルなあっさりした美味しいものでした。

月一テニスの仲間は中学の同期の人たちですから、皆同じ世代。
でも、スクールの仲間は、年代も広く(お姉さまも妹もいて)
いろいろな経験を積んだ方々なので、
話しも面白く、テニスだけでなく人生勉強にもなります。

ランチのあとメンバーの一人、
Uさんがお宅をリフォームなさったそうで招待して下さって
みんなでお宅に伺い、お茶をいただきました。
30年前に建てたお宅のリフォームということでしたが、
それはそれは素敵なお住まいでした。 
それほど大きなお家ではないのですが、
ゆったりとした空間があって、工夫がいっぱい。
収納もいっぱいで、スッキリとかたづいていて
私の理想とする住まいでした。
写真がここに載せられず残念です。
家に帰っても、何かとってもリッチな気持ちになれて
Uさんに感謝 
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海音寺潮五郎ファン

2007-12-01 00:05:29 | 海音寺潮五郎
今日で11月も終わり、明日からはもう師走です。
紅葉も真っ盛り。近所の垣根も見事な錦。
これからは、毎日の落ち葉掃きが大変です。

さて今日は、 海音寺潮五郎記念館に見学者がありました。
サイト“敬天愛人”を制作管理していらっしゃる
tubuさんとその友人の方でした。
今日は宮崎からいらしたそうです。
tubuさんは小さい頃から歴史が好きだったそうですが、
西郷隆盛に特に興味を持ちいろいろ調べてみたけれど、
維新後の西郷についてどうしてもわからないと思っていたそうだ。
ところが、18歳の時に海音寺潮五郎の「西郷隆盛」に出会って、
その疑問が霧が晴れるようにわかったと言われてました。
それからは、「西郷隆盛」だけでなく、
手に入る海音寺の著作はほとんど読まれたそうだ。
tubuさんは36才。つまり、生海音寺は全く知らない世代だ。
しかし、本当によく 海音寺潮五郎のことを知っていた。
もともと、大阪の人だそうだが、海音寺の郷里、鹿児島県大口市を何度も訪れたそうで、
今日、自宅として使っていたこの記念館に来ることをとても楽しみにしていたそうだ。
遺品や原稿、書斎などを見てとても喜んでくれた。

以前見学に来られたブログ“塵壺”の管理人モモタさんも38才だったかな?
やはり海音寺文学が何より好きだといって下さったが、海音寺が亡くなった30年前はまだ小学生。
こんなに若い方達が、 海音寺潮五郎のファンで、海音寺文学を愛してくれていることを知ることができたら、
祖父はどんなに喜ぶことだろう。作家っていいなぁ!ってつくづく思いました。

あっ!もう12月になってしまいました。

 

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