最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

更年期

2008-02-29 17:51:30 | 医療と健康
今日は、テニススクールのプライベートレッスンを受けてみた。
1時間、4人でやったが、半袖でも暑くなるほど、よく動いてとても楽しかった。

その後メンバーの人たちとランチしておしゃべりしたが、
そのうちの一人は15年間も鬱病に苦しんだが、
テニスで楽しい仲間に出会って、無事克服できた話を詳しくしてくれた。
きっかけは、更年期にさしかかった時に、家の色々なゴタゴタがあって
ものすごく悩んで、ストレスを感じていた時に起こったそうだ。
胃が痛くてあちこちで検査をしたが、胃には異常がない。
それなのに痛みはどんどん増す。自律神経失調といわれてあれこれやってみたが、
治らず、食べられないためにどんどん体重も減る。
一時はアルコールで気を紛らわそうとしたが、ますます悪くなってしまったとか。
それが、昔やっていたテニスを始め(それも最初はなかなか続かなかったそうだが)
楽しい仲間に出会い、テニスをしておしゃべりをするのが楽しくなり、
外出できるようになり、今ではほぼ普通の生活ができるようになったとのこと。

更年期は様々な危険があるなあとつくづく感じる。
私がくも膜下出血になったのもちょうどそういう年代(51才)
家庭の色々な問題でひどく悩んで、一睡もできない日が
何日も続くほどストレスを強く感じていた時だった。
このころ、ちょうど、人生も色々な問題が起こってくる。
更年期(40代後半から50代)、女性も男性も急に病気が増えてくる。
ガンあり、脳卒中あり、心臓病あり、鬱病あり、その他諸々。
勿論、自分の力ではどうにもならないこともあるが、
自分の工夫で乗り切れることも沢山ある。

アンテナをひろげて情報をキャッチして、少しでも楽しい生活をしたいものだ。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山口蓬春記念館

2008-02-23 11:09:05 | Weblog
春らしくなってきました。
昨日はテニスの仲間と一緒に葉山にある
山口蓬春記念館に行って来ました。
渋谷からJR湘南新宿ライングリーン車で
遠足気分、快適でした。
外の景色はほとんど見ないでおしゃべりに
夢中のうちに逗子到着。
そこからはバスに乗って三ヶ丘、
神奈川県立近代美術館前で下車。
まずはじめに美術館の中にある海の見える
素敵なレストラン「オランジュ・ブルー」でランチ。
美味しいシーフードランチでした。
山口蓬春記念館は、美術館の向かい側の細い道を
登った斜面にあって、
蓬春さんが昭和23年から昭和46年に亡くなるまで
住んでいて、作品を描いていた自宅です。
彼の作品の多くは全国の美術館にあり、
ここにはそうたくさんはありませんが、
素敵な絵が展示してあり、
制作していたアトリエがあります。
建築家吉田五十八氏が設計したという家は、
さすがに芸術家の家らしく工夫もいっぱい。
窓からは海の見える
ゆったりした気分になれるところでした。
庭には梅の花が咲き、いい香りで、春気分満喫。
シダレウメがきれいという話でしたが、
こちらはイマイチでした。
記念館見学後、
御用邸の警備をしていた皇宮警察の人に道を聞いて
御用邸の塀沿いを歩いて海岸に出て
県立葉山公園で海を眺めました。
鳶が電柱にとまっていたのでちょっと写してみました。
鳶はたくさんいるから珍重されないけど、
なかなかかっこいい鳥ですよね!
グライダーのようにゆったりと
羽ばたかずに飛ぶ姿、“大物”って感じ。
遠くに江ノ島が見えました。
海は波も穏やかで、
「ちょっとヨットでセーリング」
なんて出来たらいいだろうな!って思っちゃいました。
帰りは逗子の駅前で、主婦らしく新鮮なお魚を買って
また、湘南新宿ライングリーン車で
おしゃべりしながら帰ってきました。

ああ~!楽しかった!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

介護予防リハビリ

2008-02-21 21:38:51 | 医療と健康
今日は義母を病院に送り、義姉に病院の入口でタッチ、
自分の病院に行って外来診察、出勤日なので記念館へ。
朝から忙しい一日でした。

義母は、座骨神経痛の痛みがほぼなくなり、家の中だけですが
杖もシルバーカーもなく歩けるようになりました。
いよいよ介護の生活かと思ったら、食事を作るだけですんで、
外に仕事や遊びに行けて、\(*^^*)/バンザーイ!です。
血圧も降圧剤を増やしたせいもあるけど、義母の様子が安定したせいで低値にもどりました。
すっかり安定はしてませんが、140-90の線を越えることは少なくなりました。
「まだ寒い日もあるので、降圧剤はこのままの量でいきましょう」
とのドクターの意見でした。



義母が脊柱管狭窄症による座骨神経痛の痛みが良くなった第一は歩き方です。
以前から腰が曲がることを何より嫌っていたため、いくら
「脊柱管狭窄症は前傾姿勢で歩いた方がいい」
といっても
「そんなことしても同じよ!」
と私のいうことを全然聞かなかったのですが、
NHKの「今日の健康」の去年の夏頃のテキストに腰痛の特集があり、
脊柱管狭窄症のことが載っていた。
そこに杏林大病院の整形の先生が(杏林大病院は私が助かったので義母は信頼しきっている)
「前傾姿勢で歩く、身体を反らせてはいけない」と書いていた。
「ホラココに書いてありますよ」
と言ったら、急に前傾姿勢で歩くようになった。それが良かった。

それに自分は病気で歩けないと言っていたが
血液検査、尿検査、心電図、胸部レントゲンで調べてもらったが
別に治療を要する程の異常はなく、体を動かすことで筋肉をつければ、
楽に歩けるようになるということがわかって
心して身体を動かすようになり、
少し筋肉がついたから楽に動けるようになったのだと思う。

介護予防リハビリは、それをすることで自分が楽になるって
わかってもらうことが大事だとつくづく感じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超高齢地域

2008-02-17 18:37:21 | Weblog
先日息子がのレポートを書くのに調べたら、
我が家のある杉並区TN1丁目は、
杉並区の区政資料によると、
平成10年1月1日の人口は、
0~20歳:561人、65歳以上:1,707人であったが、
平成20年1月1日現在の人口は、
0~20歳:551人、65歳以上:2,082人であるそうだ。
どおりでこの辺りはベビーバギーより車椅子の方が多いはずだ。

日本で最も古い老人福祉施設の一つ浴風園があり、
約1500人がそこに住んでいるからでもあるが、
我が家も昭和30年代高度成長期に分譲された住宅地に建っていて、
近所は皆、70代、80代、90代のお年寄りばかりだ。
二世帯住宅にしている家も多いが、息子(20歳)が一番若い方で、
もう、小学生以下の子どもはほとんどいない。
子どもの声がまるで聞こえず、とても静かな環境ではあるが、活気がなく淋しいかぎり。
姉が住んでいる相模原市橋本辺りにいくと、若い人と子どもがこんなにいるんだと驚いてしまう。
年代によって住むところが偏ってしまうと、お互いに理解することがむずかしくなる。
効率的ではあるかも知れないが、そのことによる弊害は大きい。
多摩ニュータウンが、オールドタウンになって困っている話が報道されていたが、
地価が高くなって若者が住みにくくなってしまっているといわれるこの辺り。
何とか、若い人も住める町にする方法はないものか?

昨日回ってきた回覧板にも、つい近所のおじいさんが亡くなったお知らせがあった。
先程、お花を届けに行ってきました。93歳で老衰だったそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

割りばし事故判決に思う 

2008-02-13 21:16:42 | 医療と健康
昨日、割りばし事故の民事訴訟の1審判決が出た。

割りばし事故 遺族敗訴「予見不可能」 東京地裁判決

記事によると東京地裁は請求を棄却し、
裁判長は「割りばしが刺さったことによる脳損傷を予見することは不可能だった」
と担当医の過失を否定したそうだ。

この事故は1999年、ちょうど私がくも膜下出血になる一年前に起きた。
最初にこの事故を知った時、私は、病院側は事実を隠そう隠そうとしている。
病院って全く、患者のことをどこまで考えて医療に当たっているのかと思い、
杏林大学病院なんて絶対にかかりたくない病院だと思った。

だから、自分がくも膜下出血になって最初の病院で断られ、
救急隊の人が、
「杏林大学病院が引き受けると言ってくれてますが、どうしますか?」
と聞いた時、
「えっ!あの割りばし事件の杏林大学病院!?」
と思って、一瞬返事をするのに躊躇した。
しかし、急なことで大変なことになっていることはわかったので、考える余裕もなく、
「よろしくお願いします」
と言って、杏林大学病院に連れて行ってもらった。
そして、病院に着いたところで記憶がとぎれた。

救急医療の現場というものにはじめて触れ、私の考えは全く変わった。
病院のスタッフの人々がどれほど夜昼なく、
必死になって患者を救うために頑張っているかを知って、
これは、もっと知らせなければと思った。

それを考えると、医師は、この割りばし事故で病院に来た男の子を
別にいい加減に診たわけではないと思うのだ。
医師は患者を診て、身体の異変が起きた状態などを聞いたりしてどういう問題があるか考える。
そして、必要に応じて検査をしたりしてトラブルの原因を見極め治療に当たる。

この判断は、知識や経験により、素人よりもずっと正しい。
しかし、常に絶対誤りがないなんてことは、人間であるかぎりありえない。
もし、間違ったらそれは犯罪だ等と言いだしたら、医師になる人はいなくなる。
私たちは自分では治せないから、医師を頼る。
もっと謙虚になっていいのでは?








コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

闘うリハビリ

2008-02-12 17:16:13 | 医療と健康
一昨日と昨日、放送されたNHKスペシャル「闘うリハビリ」観ました。
リハビリは病状が落ち着いたらなるべく早く始めることは常識になりつつありますが、
まだ本当に意識もはっきりしていない状態からあれほど早く
リハビリを始めることは今までにない試みで、
しかも大きな成果を上げているというのでビックリ。
常識というものは、どんどん変わっていくものなのだとつくづく思いました。

しかし、早期リハビリは色々な角度からその患者を診断して慎重に始めなければ、
かえって悪い結果になることは十分に考えられます。
素人考えで、無理をさせてはいけないと思う。どの程度、どういったリハビリが有効なのか、
大いに研究されて、どんどん実施されていくことを望みます。。

番組の中で綾戸智絵さんがお母さんが脳卒中で倒れられた後のリハビリで、
「いつまでやらなきゃいけないの?」と聞かれたので、彼女が
「一生、死ぬまで」と答えたとおっしゃっていたが、

義母の最近の様子を見てつくづく、介護予防リハビリの大切さを思う。
義母は別に脳卒中になったわけではないが、
脊柱管狭窄症で座骨神経痛がひどくなり、一時、もういよいよ、
車椅子椅子生活になるかという状態だった。
しかし、薬を飲んでジッと座っていれば、よくなるどころか
かえって動けなくなるということを、何度も言って、
痛くない動き方(前屈みの姿勢で歩く、上体を反らせてはいけない)を知ってもらい、
家の中をシルバーカーにつかまって歩くうちに、
今では家の中ならシルバーカーなしでも歩けるようになりました。
何とかもうしばらくは歩けそうです。

番組中で長嶋元巨人軍監督が「リハビリはウソをつかない、次は走れるようになりたい」
と言って頑張っている様子をみて、我々も最後の最後まで
自分の努力でできるところは(もちろん、無理な場合もあるが…)
頑張って、自分のあらゆる能力を維持していきたいものだと思います。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いじめ自殺

2008-02-09 12:49:45 | 教育
いじめ自殺があった話を聞いた。

中学二年生の男の子。
筆入れ、校章、水筒、5000円のバスカード、が順次盗まれ、
お弁当はひっくり返されたり、メインのおかずを抜き取られたり、
バスカードにマジックで落書きされるし、制服は汚されて帰宅する。
昨年10月頃不登校になり、親からの相談で、いじめている子に担任から注意を促し、
一度は沈静化して、本人も登校するようになったが、結局また不登校に。
2月1日に自殺したとか…

わずか14歳で生きることをあきらめてしまったその子の気持ちを思うと
せつなくて、胸に迫るものがあります…
いじめをする子ってどうして、相手の辛い気持ちをわかってあげられないのでしょう?
相手の気持ちに鈍感な人が今の時代多すぎます。
これは大人の世界でも感じます。
私のようなオバサンでも、人のことば一つで何日もイヤな気持ちがつづいたり、
嬉しくて人生バラ色に見えることがあります。
人間なんてそんなものです。

人の気持ちをよくわかって温かい人もいっぱいいます。
出会えなかったのでしょうか?
まだまだ、出会う機会はあったはずなのに…

気持ちをなかなか素直に言えない年頃、
大人もわかってあげることが難しい。
親御さんの気持ちを考えると、胸がキュッとなって
ココに書いているだけで、涙してしまいます。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

腰痛に再生医療

2008-02-05 21:51:01 | 医療と健康
朝日新聞の朝刊にこんな記事が出ていました。

腰痛にも再生医療

年をとると椎間板の変性で腰痛が起きたり、座骨神経痛が起こる。

記事によると摘出した椎間板から、変性を抑制する働きを持つ髄核細胞を
患者本人の骨髄液中にあって、骨や筋肉などさまざまな組織になる幹細胞とともに、
培養して活性化させる。
活性化させた髄核細胞を変性を起こしている椎間板に注入し、
病状悪化を防ぐということだ。

今、骨髄液中の骨や筋肉などさまざまな組織になる幹細胞は色々な再生医療で注目されている。
椎間板が再生され、滑らかに脊椎が動くようになれば腰痛や座骨神経痛は治るだろう。
ちょっと明るい未来!

でも、何でも再生できるようになったら、人間死ななくなるのでは?
そうなったら……………
ちょっと怖いかも
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

通院

2008-02-04 19:31:10 | 医療と健康
今日は、腎臓にある小さな影の検査です。
一昨年の夏に見つかってから、一応半年ごとに超音波検査と尿検査をしてきました。
大きさも変わってないし、形も変わってないので、大丈夫でしょうといわれました。
たぶん良性の腎血管脂肪腫のようです。一年後にまた検査を受けた方がいいそうです。

診察を待っている時にちょっとハプニングがありました。

狭い待合いに診察を終えた足のかなり不自由な老紳士が診察室から出て来ました。
付き添いの奥さんと思われる女性がその後、出て来ました。
が、少し歩いたら、その女性が空いている椅子に気分が悪そうに座りました。
次の瞬間、隣の男性にもたれかかりました。
男性は思わず少し横にどいたら、女性は横になって大きないびきをかき始めました。
ビックリして私はそばにいた人と一緒に看護師さんを呼びました。
看護師さんが3人駆けつけて、大声で「大丈夫ですか?わかりますか?」
と3~4回呼びかけたら、いびきが止まってその女性は気がつきました。
「どうしたのかしら?気分が悪くて座ったところまでは覚えているけど…」といってました。
もう、意識ははっきりしていました。
看護師さんが
「診察を受けてお帰りになった方がいいですね」
といって、ストレッチャーに乗せて
「一緒にいらして下さい」
と御主人と思われる男性に言っていました。
男性はすこし遠くにおいてあった歩行補助車につかまって
必死になってストレッチャーについていきました。

大丈夫だったでしょうか?
奥さんが入院なんてことになったら大変でしょうね。

病院に行く毎に思いますが、病人に付き添いできている人が高齢のことが多く、
車椅子を押している人が車椅子につかまらないと歩けないような状態の人をよく見かけます。
「老々介護」ということばがありますが、これから日本はもっともっと
あの状態が増えていくことは明白です。
介護は人手が必要です。お金は車椅子を押してくれません。
どうすればいいのか、みんなで考えなければならないと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大雪

2008-02-03 14:07:17 | Weblog
    

東京は大雪です。
1月は、雪が降る予報が何度かでましたが、当たらず、無事でしたが、
昨夜はそれほど気温が下がっていなかったけど、
気象予報士達は自信のある顔で
「明日、東京は一日雪です」
と、言い切っていました。
「あれだけ自信のある顔で言うのだから、こんどは本当かしらね」
と言って今朝、カーテンを開けたら、本当でした。

子どもの頃(いや、かなり最近まで)は雪が降るとウキウキしましたが、
もう、後かたづけのことを考えると、雪は迷惑なものになってしまいました。
写真は夫が雪かきをした後に撮ったので、大して積もっていないみたいですが、
もっとずっと積もってます。

ここのところ、どうもすべてが低調で、鬱状態です。
人間は病気とまではいかなくても、
何を考えてもよい方に考えられない時と、
何でもないことにウキウキする時がありますよね。
鬱状態の時は、何をやってもうまくいかないので、ますます悲観的になり、
躁状態の時はうまくいくのでますますやる気が出る。

悪いサイクルになった時に如何にそのサイクルを断ち切るかが問題です。
きっかけは何であろうと大抵ちょっとしたことで変わります。
そのきっかけを見つけなきゃなぁと思いつつ、この雪空を見上げています。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする