最終日は、宇治 平等院鳳凰堂。 中学の時の修学旅行で訪れたとき以来58年ぶり。 鳳凰堂の内部拝観するには、開門時刻に行って並ばないと、早い回が取れないそうなので、 8:30少し前に着くように、ホテルを出ましたが、受付にはもう列ができていました。 素晴らしい天気で、門の前には美しい紅葉があって、すがすがしい気持ち。 中に入ると、京都在住の友人が、内部拝観受付に並んでくれたので、東京から行った私たち二人は、 まだ、人も少ないお庭と鳳凰堂をゆっくりと眺めて、写真を撮ることが出来ました。 朝日に輝く鳳凰、青空を背に、鏡の様に澄み切った池に映るお堂、庭の紅葉、ホントに極楽浄土を思わせる光景でした。 9:30の内部拝観に参加できて、阿弥陀如来像や、様々な楽器を奏でている飛天たちを間近で観ることができました。 外に出て、もう一度観ると、阿弥陀様のお顔がちょうど格子の丸窓から、拝めるようになっているのが分かりました。 ミュージアム「鳳翔館」も、まだ人が少なくて、ゆっくり観られました。 「早起きは三文の得」と言いますが、十文くらいは得した感じでした(笑) |
|
だんだん混んできて、修学旅行の生徒や団体の観光客で、境内があふれてきたので、 平等院を出て宇治川沿いを歩き、Nさんが以前には行って美味しかったという 「抹茶料理 辰巳屋」には入りました。 京料理らしく、美しい盛りつけで、 25種類以上の季節の味を盛り込んだ「宇治丸弁当」は最高でした。 食後は宇治川沿いを散歩しました。 宇治川は、水量も多く、たくさんのサギや川鵜が飛んでいました。 鵜飼いに使われる鵜は、哀れにも鳥小屋に閉じ込められていました。 宇治神社にお参りして、宇治橋のほとりに建つ紫式部像を観て、 「中村藤吉本店」のカフェで、一休みして帰ろうと思ったら、 ものすごい人が待っていて、とても入ることができませんでした。 |
抹茶ゼリーだけ買って、どこかで食べようと思いましたが、 何処も人があふれていて、仕方なく、京都駅まで引き返してきました。 でも、まだ帰りの新幹線までは、時間があります。 「そうだっ!いいところがある」と行ってNさんが連れて行ってくれたのは、京都駅の屋上。 駅の雑踏から離れて、ゆっくりとベンチに座って、おしゃべりして抹茶ゼリーを味わいました。 これで楽しかった京都旅行は終了です。 天気に恵まれ、体調もばっちりで、素晴しい思い出ができました。 |