最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

義母心不全で入院

2011-10-14 20:48:03 | 介護
昨日義母が、心不全と診断されて入院しました。

「心不全」ってきくと「えっ、命が危ないのか?」
って思っちゃいますよね。
でも、義母はまぁ、少しずつ弱ってきているけど、
92才だから仕方ないかなと思う程度で、
本人もそう思ってました。
別に急に具合が悪くなったわけではないのです。

9月末に区の検診を受けたら、
右肺無気肺、腎障害、貧血 → 要医療
という結果が来ました。
肺は6月に肋骨骨折したときに外傷性気胸を起こして、
水と血液が溜まったようだということで、しばらく続けて診てもらったのですが、
拡がらないので固まって跡になったようだ。
様子を見て、何か具合が悪くなるようなら来て下さいといわれていたので、
痕が映っただけかと思って、腎障害、貧血が問題かと思って受診しました。

すると、腎障害、貧血は多少あるものの治療するほどでないけれど、
肺は外傷性気胸の痕ではなく水が溜まっているようで、こちらは問題ですって言われてしまいました。
レントゲンの画像を見ると、素人目でも明らかに8月末の画像に比べて白い部分が大きくなっていました。
CT検査の結果でも、かなり多くの水が溜まっていて肺機能が著しく落ちているとのこと、
そういえば、ちょっと動くと肩で息している感じがあるかなと思いましたが、
本人は苦しくも何ともないといいます。
足の浮腫もだいぶ前からあるけど、じっと座っていることが多いからだと思っていました。
でも、これも心臓の働きが悪くなっているからだそうです。

つまり、心臓のポンプの働きが落ちているのが心不全だそうです。
義母の今の状態に健康な人が急になったら、
ひどく苦しく感じるものだけど、徐々になったので本人は感じないのだろうということです。

とにかく、このままでは普通の生活をするだけの酸素が血液中にまわらないので、
利尿剤などを使って胸水を減らしてみましょうということで入院となりました。

急性心不全と慢性心不全っていうものがあることをはじめて知りました。
急性心筋梗塞等は急性心不全で、義母のは慢性心不全っていうことです。

本人、何ともないのに入院させられて大いに不満そうですが、仕方ありません。
家の前の浴風会病院なので、歩いて3分。離れの部屋で完全看護を受けているようなものなので、
家族も安心だし、楽です。
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林望 講演会

2011-10-09 09:58:24 | 海音寺潮五郎
昨日、東京神保町の日本教育会館で、
毎年行われる海音寺潮五郎記念館主催の文化講演会が開催されました。
今年は作家で日本文学者でもある林望先生の講演。
演題は「源氏物語を読む、とはどういう営為か」でした。
リンボウ先生の本は本当に読みやすく面白いけど、
源氏物語はグジグジとした高貴な社会の恋愛小説。
私は高校の古典で習っただけで、
大っ嫌いで読む気もしないと思ってました。
だから、今回の講演会は退屈で眠くなっちゃうだろうけど、頑張って聴こうなんて思っていたのです。

ところがところが、素晴らしく面白い講演でした。

源氏物語は平安時代の中流貴族の間だけで広まった流行話で、
(読まれたのではなく、語られたもの)
源氏物語を知っていたのはほんの少数の人たち。
そしてその後も、読み継がれてきたものの読者はずっと一握りの人々でした。
現代がこれまでで一番たくさんの人々に読まれているのだということです。

何故、読み継がれ、現代も多くの人が読むかといえば、
そこに書かれていることは、人が生きていれば誰もが経験する喜び、悲しみ、苦しみなど、
自分自身を投影できる名作だからというお話でした。
省略が多く、難しいようだけど、当時の中流貴族の人たちには常識的なことだから省略されているので、
その常識を知って読めば、楽しく読めるものだそうです。

原文を見ながら、先生の現代語訳を読み聞かせて頂いて、
さらに解説を付けて頂くと、
人間の心を描いている本当に面白い小説を読んでいる気分にさせて頂いて、
私でも先生の現代語訳は読めるのではないかという気分になりました。

いらして下さった皆さんも
「とても面白い話で、よかった」
と言って下さる方が多く、嬉しいことでした。

最後に先生に花束をお贈りしたのは我が娘(娘の曾祖父海音寺潮五郎の写真の前で)!
さらに嬉しいことでした。

 

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もう10月

2011-10-04 21:14:37 | Weblog

もう10月です。
息子は無事サンフランシスコから帰ってきました。
自分の足りないところがよく分かったようです。
「まず体力と英語力!」と思ったみたい!



今日は、テニス仲間の「6人会」フルメンバーで、
神楽坂のフレンチレストラン“ル・クレ・モンマルトル”にてランチしました。
フランス人のソムリエ、デュラン・ジャニックさんが、迎えてくれて、
美味しいフランスの味を楽しみました。
私はオードブルに
サーモンとホタテのタルタルソース(ちょっと食べてしまってから慌てて写真を撮りました)。
メインは
ロールキャベツ(ちょっとハンバーグみたい)
デザートは洋なしとピスタチオのタルト(桃のシャーベットが付いてました)
それにあっさりした白のグラスワインと食後のコーヒーを付けました(しめて2940円)。
気取った感じでなく、アットホームな感じのお店で、
今日も来てましたが、フランス人の人たちがいっぱい来るお店だそうです。

食後は神楽坂散歩。
暑くなく、寒くなく快適な日。
古い花街、神楽坂の裏通り。
気楽に入れそうなお店になっていましたが、知らなければわからない細い路地(兵庫横町)。
ちょっと面白い空間でした。

最後に神楽坂の毘沙門天善國寺にお参りして、五十番で大きな肉まんを買って帰ってきました。

ランチにしっかり美味しいものをいただくと、夕飯作りたくなくなります。




 

コメント (2)
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