最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

動脈瘤が薬で治せる!?

2005-11-28 10:55:05 | くも膜下出血
今日の朝刊にこんな記事が載っていました。

大動脈瘤:原因たんぱく質の異常究明 山口大医学部

大動脈瘤は、心臓から体内への血液を送る大動脈の血管壁がもろくなり、
その箇所が血圧に押されてふくらむ病気で、破裂すれば命に関わる。
治療は人工血管に置き換えるなどの手術が主流だ。

大動脈瘤は腹部、胸部などの動脈にできる瘤だが、
これが、脳の血管にできれば脳動脈瘤である。
脳動脈瘤も今はまだ、クリッピングで瘤の根を止めるか、
コイルを瘤の中に入れて血液が入らないようにするかの
いずれも手術しか治療はない。

この話は、大動脈瘤についての話だが、この薬が臨床応用されれば、
脳動脈瘤についてもきっと、応用できるのでは…
脳ドックで、動脈瘤が見つかっても、その先どうするかが大問題の現在。
見つかったら薬を飲んで動脈瘤を消せる時代もそう遠くない話かも…

よしっ!まだしぶとく生きてやるぞ!
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

永井路子氏講演会開催

2005-11-26 20:55:43 | 海音寺潮五郎

    

今日は、 海音寺潮五郎記念館の年間最大行事、文化講演会。
今年度の講師は、女流歴史作家、永井路子氏にお願いした。
演題は「女性の日本史―そのプロフィールを覗く―」でした。

永井氏のファンは多く、遠く長崎佐世保からいらした方や仙台からいらした方、
大学の貼ってあったポスターを見た大学生など沢山の方が集まった。
会場が狭いので心配したが、無事全員が座って聴いていただけホッとした。

お話の中心は、今注目の女帝の話で
女帝は、単に祈りを捧げるだけで、政治的なことは行わなかったとか、
男帝が生まれ執務がとれるまでの単なる「緊急避難的」「中継ぎ」だというのは、
長い歴史から考えると誤りで、古代の歴史では
立派な政治手腕を発揮した女帝が大勢いたし、
中世も女性の実家が政治の中心になることが当たり前の世の中であった。
というような話を氏の豊富な知識を元にお話しして下さり、さすが大作家。
本当に面白かった。

聴きに来てくれた友達も、「楽しくて良かった」といってくれてホッ!

会場にはミニ「永井路子展」の部屋をつくって展示を行った。
講演後、永井氏も見学して海音寺潮五郎記念館にある資料等、熱心に見て下さった。 

私は先生をお宅までハイヤーでお送りする役で、
会場からご自宅まで短い時間ではあったが、
ハイヤーの中で2人だけでお話しできて感激!

写真はちょっとピンぼけになってしまったけど…
まあ許して下さい。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医学部

2005-11-24 23:06:20 | 医療と健康
ローハイドもベン・ケーシー同様、知っている人が少なかったみたいね。
つまんな~い!

今日はまた、外来診察で、My dr.とおしゃべりしてきました。

模擬患者になって医大生の問診(医療面接)の授業に参加しようとしたが、
講習の日程が合わなかったのであきらめたことを話して、
ここの大学ではやっていないのかを聞いてみた。
そういった授業はMy dr.も担当しているけど、
模擬患者は病院の職員の方にやってもらっていて、公募はしていないとのこと。
もし、公募することがあったら是非、声をかけて下さいとお願いした。

続いてこんな話をした。

私: 医師の一言は患者にとってとても重いものなので、
   うんとこういう勉強してもらいたいですね。

   息子は今年大学受験なんです。
   同級生でとても良くできる子がいるけど、
   本人は医学部志望ではないンです。
   すると「あんなにできるのになぜ、東大理三を受けないの?」
   なんて言われるけど、勉強ができるから、
   医学部って考え方おかしいのですよね。

すると

Dr.: ええ、確かに勉強ができるから、医学部って考えはおかしいけど、
   今は、優秀な学生が、あまりにも医学部を志望しなさ過ぎ。
   大変な割に報われない感じが強すぎるんです!
   時間的にも金銭的にも…
   その上失敗したら、訴えられてしまいます。
   このまま医学界に人材が集まらなければ、
   大変なことになると思います。

私: そういったことが、あちこちで言われているけど本当なんですね。

Dr.: そうです。<うんと力を込めて> 

そう、私も入院してつくづく感じたけど、あの人間業とは思えない労働条件。
何とかしなきゃいけないわよね。結局、困るのは私たちですもの!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ローハイド

2005-11-22 23:09:36 | Weblog
BS2で懐かしの西部劇「ローハイド」が放映されている。
アメリカでは1959年から65年にかけて、全217話放送された。
日本でも超人気番組だったのよね。
数回見たけど、やっぱりいいなあ!

エリック・フレミングの演じるフェイバーさん、ホントに素敵!
何と言ってもジェントルマン。
女性に優しく、正義の味方。
先日は、差別されているインディアンの味方になって
白人の考え方を改めさせていた。
今日はまた、難しい荒れ地を抜けていくことを決断して、
荒くれ者の集団を統率していく難しさ!
でも最後は、信頼してみんながついてきてくれる。
リーダーとして理想よね。上司にしたいNo1。

クリント・イーストウッドも若々しくてかっこいい!
時は流れたんだなあ!としみじみ思う。

あの頃は、世界中が健全だったのよね。
生活も考え方も…
だいたい、土曜の夜9時から10時まで放映されていたけど、
土曜日だから、遅くまでテレビを見ていたって感じだった。
平日は9時に寝ていたのよね。
今時、小学生でも9時に寝てる子なんていないものね。
9時はまだ、塾で勉強している時間。

小学生に株式投資を教えて、誰もが金持ちになることだけにあこがれる世の中。
フェイバーさんのような正義感溢れたジェントルマンに
あこがれる世の中に帰ることはないのかな~?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インフルエンザ予防接種

2005-11-21 19:12:21 | Weblog
だいぶ寒くなってきました。

我が家の坊主は高3、受験生なのでインフルエンザ予防接種を受けることにした。

上の娘の時には、予防注射をしていないなくて
ちょうど1番大事なテストの時にインフルエンザに罹って、大変な思いをした。
あんな思いは二度としたくない。

大学受験は1月のセンター試験に始まって、国立後期までずれ込んだら、
3ヶ月近く体調を整えておかなければならない。
寒い季節、ただでさえ体調を崩しやすいし、精神的にも緊張が続く。
試験会場も、この機会をはずせば、また来年まで待たなくてはならないので、
少し(かなり)体調が悪くても無理して受験する受験生だらけ。
長時間、ウィルス蔓延の中に曝されるのでやはり、よほど良い体調にしておきたい。
(ベストコンディションで、ひょっとして何とかなるかも程度の実力の息子だから…)
  オットこれは内緒!ナイショ(^×^)ネ!

鳥インフルエンザが人間にも感染することが確認され、
世界中脅威を感じ対策に追われている。
今年のワクチンは、Aニューカレドニア型、Aニューヨーク型、B上海型が
流行すると予測され、つくられたものだそうだ。
その他のインフルエンザ、もちろん鳥インフルエンザから
人間間で伝染するような新型ウィルスが現れても効果はない。
それでも少しでも、いい状態でと思えば、受けておかなくちゃ!

インフルエンザ予防ワクチンを受けようと思って近所のクリニックに電話をすると
年令を訊かれ、13才未満は2回接種だが、13歳以上は1回接種で、
2回の場合はそれぞれ2000円、1回の場合は3000円だそうだ。
先日の、息子の学校の懇談会では2回すると言っていたし、
今日、姉に訊いたら、やはり2回受けるというので調べてみたが、
13歳未満の子供は抗体がつきにくく、1回に注射できる量が少ないため、
2回接種となるということだ。
大人の場合は追加免疫的な意味で1回で効果があることが多いということだ。
費用も自費なので、2000円~3000円位まで色々。
まあ、みんなで受ければ結構高いし、1回でいいかっ!
ということで、木曜日に接種予約した。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

曖昧語

2005-11-18 17:54:25 | 医療と健康
若者間でよく使われる曖昧語。
‘ビミョー’‘…かも’‘…みたいなー’
‘ってかんじー’‘…的にはー’等のコトバを
サラリーマンや年配の人たちも
使うようになっている。
ということは、曖昧語は、
人間関係をスムースにする上に
大事なものだと、認められてきている
ということだと今朝のテレビで言っていた。

確かに私のようなオバサンでも、
‘ビミョー’‘…かも’
なんてコトバを結構便利に使っている。
曖昧語はグサッとくるような
きつい感じを与えずに
相手に意志を伝えられて、
良い面は確かにある。
しかし、「はっきり言ってよ!」
と言いたくなることもよくある。
家族に「今日、夕飯何がいい?」と聞いて
「トンカツでいいよ」といわれると
「『トンカツ
いいよ』って言わないで、
『トンカツ
いいよ』って言ってよ」
なんて言いたくなる。
言うほうは<トンカツがいいけど、大変なら別のものでもいいよ>
というような相手を思い遣る気持ちも伝えているんだろうが、
聞いた方は「何でもいいよ、別にあんたの料理に期待してないから」
といわれたように感じる。

まあ、こんなことは、大した問題ではない<笑>が、番組の中で
医師が、ガン告知をする時に曖昧語に注目しているような話をしていた。
医師の話し方、態度は、グサッと来る度合いも
ちょっとやそっとではない。

私のホームページの掲示板にもこんな書き込みがあった。

「手術前の説明をされた医師と術後の経過を説明された医師は
異なる人物でして、内容は同じなのに言い方でこんなにも
患者家族を不安にさせるのかと感じました。
心細さを紛らわせようとサイトを探してここにたどりつきました。
つらいです。かなしいです。不安です。助けてください。」

 

こんな気持ちに患者や、家族がなっていることを
果たして分かっているのだろうか?
私は、曖昧に話せばいいとは思わない。
医師としてもあまり安易に大丈夫なように
思わせて、そうならなければ、非難されるわけだから、
悪い方を言いがちなのは当たり前だ。

例えば、くも膜下出血の場合でもまず手術前に
「半分は死亡します」なんて言われる。
手術が無事に終わった後また、
「手術は成功しましたが脳血管攣縮、
水頭症とまだ危ない山があり
半分はダメです」なんて言われる。
そんな言われ方をすれば、もうダメなのかと不安になって
上の掲示板の書いてくれた方のような気持ちになる。

テレビ番組のコメンテーターの人が、まず最悪を述べるより
助かる例を言ってから、危険なことを言ってほしいと言っていたが、
私も、そうあるべきだと思う。

「元気で全く後遺症もなく回復する方もいらっしゃいます。
(これをまず言う)しかし、死亡したり、
後遺症の残る確率も大変高い病気です。
我々は、完全回復をめざして全力を尽くします」
くらい言って欲しい。
もちろん誠心誠意、気持ちを込めて!

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お便り

2005-11-16 18:05:26 | 医療と健康
10月27日の「外来診察と赦せない話」で書いた、脳腫瘍で手術をした、
Mさんから今日お便りと手作りのペンケースをいただいた。

10月末に無事退院されて、2週間ほど放射線治療を受けたということだ。
体調も問題なく、まったく普通に元気に生活なさっているとのこと。
本当によかった!

「経験者のお話、一番心強かったです」って書いて下さった。
私とは違う手術ではあったけど、同じ病院で、同じ頭の手術だったので、
脳外科に長くかかっていて、それなりに(?)情報もあったりして、
病室でおしゃべりしたこと、とても喜んでくれたようで嬉しい限りです。

病気になって、特に手術なんてことになると、病気の苦しさに不安感がプラスされ、
病状にも影響が出ることはあると思う。
こんなにお礼を言われてしまうと照れちゃうけど…

見舞ってくれた人や医師に病気の経過報告は、
良くても悪くても(もちろん良い時はしやすいが…)
できるだけ、したいものだ。
医師も良くなった報告をすると本当に喜んでくれる。
自分自身も喜び合える人は一人でもたくさん欲しいものだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

割り箸事件

2005-11-14 17:58:17 | 医療と健康
今日の夕刊に1999年7月にお祭りで食べた綿菓子の割り箸が喉に刺さって
男児が死亡した事故で元杏林大学病院の医師が誤診したとして
訴えられている事件の裁判の記事が載っていた。

割り箸で男児死亡
被告医師に禁固1年求刑
杏林大学病院の耳鼻咽喉科医師だった99年7月、割り箸が喉に刺さった男児(当時4)を誤診して死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われた医師根本英樹被告(37)の公判が14日東京地裁であった。検察側は「医療従事者として、診察時に頭蓋内損傷を疑うことは、十分できた」として禁固1年を求刑した。(朝日新聞11月14日夕刊より)』


この事件は、私がくも膜下出血になってこの病院に
救急車で運ばれた1年ほど前の出来事だったし、
亡くなった男児のご両親が夫の知人だったので、
今でもはっきり覚えている出来事だ。

確かに子どもが死亡してしまった親御さんの気持ちかを考えると
その辛さはいかばかりかと思う。
最初の病院の対応に問題があったのだろう。

医療事故は、当事者だけでなく、病院全体としてもはっきりと自覚して、
反省して次に生かして欲しいと思う。
前にこのブログで書いたこともあるが、杏林大学病院もこの事故をきっかけに
情報開示にも努力しているようだ。
そういった意味で、杉野夫妻が訴訟を起こしたことには意味があったと思う。

医師にも、可能だったか、否かはぬきにしても、心情として
「なぜあの時、脳に何か異変が起きているのではと疑うことをしなかったのだろう。
なんとか、あの子を救ってあげたかった!」
と強く思って欲しい。
また酷と言えば酷かも知れないが、
ご両親も、ただ、医師の誤診の責任追及だけでなく、
「あの時、医師は大丈夫だといったが、なぜもっと早く、
再度病院に連れて行かなかったのだろう」という反省もあっていいのでは…

ただ、ただ6年以上も「子どもが死んだのはお前のせいだ!お前が間違えたせいだ」
といわれ続けたら、どうだろう!
当事者の医師ももう反省の気持ちも薄れてしまうのではないだろうか?
それどころか自分に責任はなかったという気持ちを却って起こさせてしまうのでは…
そうなれば、反省を求める訴訟の意味がなくなる。

医療は人間が行うのであるから、事故は起こりうる。
施す方も、受ける方もそこははっきりと自覚して行うべきことではないだろうか?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

懇親会

2005-11-12 18:03:13 | Weblog
今日は、息子の学校のクラス懇親会だった。
国立のフレンチレストラン“ル・ヴァンド・ヴェール”でランチ。
昭和初期の洋館を使った老舗のレストランで、
息子が卒業するまでに一度は入ってみたかったお店でした。
写真を撮るのも忘れておしゃべりに夢中になってしまいまったけど、
お料理の味は、先日の“モナリザ”の方がおいしかった。
まあ、お値段も3000円だったので、当たり前かも知れないが、
国立にはランチなら、もっとお安くておいしい店もあるかもって感じ。

高三の息子のクラス懇親会なので、話題は主に大学受験や子どもの生活について。
一部、私がブログやHP、「くも膜下出血」のことをしゃべりまくってしまったけど…
受験生の子を持つお母さま方の態度も様々。
でもやはり、二人目三人目のお子さんのお母さまとと初めての方では違う感じ。
人間、初めてのことはどんなことでもやはり緊張する。
一度でも経験したことは、どんなことでも初めてとはやはり違う。
「受験は失敗しても、死ぬワケじゃないし」
私も、二人目だし、楽観的な人間なので今からそう心配してはいないが、
試験の日、発表の日のドキドキ感。
疲れるのよね~。親も。
時がたてば、自然に終わる。落ち着くところに落ち着く
(もちろん、もう一年の場合もあるが…)
これでいきましょう!
でもやっぱり、うまくいきますように
(この言葉、これから何度も書きそう…)

親の先生に対する謝恩会もない学校なので
「今度会う時は、卒業式ね」といって別れた。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

即決の世の中

2005-11-10 17:57:28 | Weblog
今の世の中では、
考える猶予を与えない。
考えているうちに話は
どんどん進んでしまうので
聞かれてすぐ答えないと、
仕事を取られてしまうことも多いし、
いろいろなことで
先を越されてしまう。
不利な立場になってしまうことは
確かに多い。

しかし、振り返って考えてみると、
人はじっくり考えているうちに、
よい考えが浮かぶこともあるし、
冷静になっていろいろな状況を
思い浮かべることもできて、
カッとして間違ったことをすることを
回避できることもある。

親もついうるさく「速くしなさい」を連発してしまうし、
先生も「分からなければ、ゆっくり考えるなんて
非能率的なことはしないで、答えと解説を見て分かればいい。
その方が、結局は沢山のことを学べる」という。
テレビの会話もちょっと考えてしゃべると、もうその間が、
何か不自然で間が抜けて見えてしまう。

手紙を出す時は、書き終わって何度か見直して、切手を貼って、
ポストに出すまでの間に色々考えて、「やはり出すのはやめよう」とか、
「そうだ、今はこのことは言わない方がよい」とか考える暇がある。

しかしメールだと、書き終わってすぐボタンを押して送ると、
誤字も多いし、本当に書いたことが自分の気持ちだったかな?
などと分からなくなってしまうこともよくある。

最近の犯罪は、あまりに短絡的だと思うことがとても多い。
この即決の世の中が、人間を変化させてしまったようにも思える。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝喜寿ランチ

2005-11-07 18:39:54 | グルメ




今日は、アートフラワーの会のメンバーの1人が今月、喜寿を迎えるということで、
恵比寿にあるフレンチレストラン「モナリザ」でお祝いのランチをした。

山手線の恵比寿駅で待ち合わせだったが、
東京駅構内で架線がたるんだとかで、山手線は内回り、外回りとも止まっていた。
朝テレビで情報が流れていたが、まさか11時になっても止まっているとは思わなかった。
渋谷で、埼京線のホームに行くと人が溢れていてダイヤもメチャメチャ。
渋谷から恵比寿まで1駅なのに、30分かかった。
でもみんな、バスや地下鉄でそれほど遅れずに集まることができた。
やはり、東京は便利ね。

レストラン「モナリザ」は、恵比寿駅西口から3分、恵比寿神社の裏で、
知らなければ、ちょっと分からない場所にあった。
ランチメニューはお得なビジネスランチ2500円もあるけど、
今日はお祝いで、5064円のメニューA。
お料理は写真の通り。
全部撮ったつもりだったのに、下の段のケーキとハーブティーの間に
アイスクリームとシャーベット、それにコーヒーor紅茶がありました。

私が好きだったのはフランス産セップ茸のスープ(上の左から2つ目)と
その右のホタテ貝のラビオリ包み。
でもどれも、とてもおいしかった。
ちょっとデザートが多すぎて、おなかは120%

夕飯を考えるのが憂鬱でした。
レストラン「モナリザ」は丸ビル36階にもあるそうです。
おしゃれにおいしいものをいただきたい時はオススメ!

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

掲示板

2005-11-05 15:52:09 | くも膜下出血
私のサイト “しぶとく生き残るためのヒント” には、掲示板が付けてある。
しょっちゅう、覗いてみているが、しばらく誰も書いてくれない期間があったと思うと、
続けてどんどん書き込みがあることもある。
大部分は、くも膜下出血になった患者自身か、その家族である。
昨日、私にとって、この掲示板をつくってよかったな~と思う書き込みがあった。

はじめまして 空と申します。
母の突然の出来事に戸惑ってます。
10日ほど前にくも膜下出血 開頭手術を受けました。
毎日ネットで この病気について検索しては
一喜一憂しています。
しかし患者の家族にとっては ネット社会がどれほど
この辛い気持ちを やわらげてくれるかわかりません。
この場を提供してくださるmayakoさんに
心から感謝します。ありがとうございます。


くも膜下出血になり、この病気についてのホームページをつくろうと思って、
“くも膜下出血”というキーワードで検索しまくったが、
殆どは、医師か病院のサイトで患者自身がつくっているサイトはほとんどなかった。
掲示板の付いているものも少ない。
掲示板というのは、自分たちの仲間内しか存在を知らないようなものなら、
変な侵入者が、滅多に入ってくることはないが、
私のサイトのようになるべく多くの人に読んでもらいたいと思って公開すれば、
おかしな書き込みもされてしまうことも多く、
それをいちいち消したり、書き込んでくれた人にレスを付けたり
結構、キチンとした掲示板として管理するのは大変だ。
でも、こんなふうに思ってくれる人がいると思うと、つくってよかったなあと思う。

ふと、今見てみたら掲示板開設したのは、2004.11.14となっている。
1年たつのだ。1回だけ書き込む人も、経過を知らせてくれる人もいろいろだが、
どんな使い方でもいい。少しでも、役に立てれば…
病気になると誰でも不安!特にくも膜下出血という病気になると、
最初は、命が助かるか、助からないかの心配。
手術が成功しても、脳血管攣縮、水頭症など怖いことの連続。
誰かに、聴いてもらいたい。特にこの病気を知っている人に。
そんな気持ちに少しでも添うことができれば…と思う。

私も、初めてN先生のサイトの掲示板に書き込みした時は、
ひどく緊張したが、すぐに、レスをもらってすごく嬉しかった。
そんな誰でも、書いてみようかなと思える掲示板にしたい!
掲示板は危険なもののように書かれることも多いが、
役立つことも多い。どんな風に使うかは、その人次第だ。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭の花、総入れ替え!

2005-11-03 21:05:35 | Weblog
         
           
今日は庭の花の総入れ替え。
ガーデニング大好きなMy mom に手伝ってもらって、
夏から秋にきれいに咲いたペチュニア、サフィニア、松葉ボタン、日日草などを
ガーデンシクラメン、パンジー、ビオラ、ホワイトアリッサムなどに植え替えた。
クロッカスやムスカリの球根も植えた。
アネモネは少し湿った土の上に置いてふやかしておかなければならないので、
日曜日にでも植えましょう。

部屋の中にもアザレアとシクラメンの鉢を買った。
私は、花を見るのは大好きだけど、
世話は苦手!でも、シクラメンだけは相性が良くて
何年も咲かせているの。
シクラメンは今から来年の4月頃まで楽しめるし、
一つの花が長持ちして、あでやかで、世話が簡単!
一番いいわね。

もう夏の花が枯れちゃって、何とかしなきゃと思っていたので、
植え替えが終わって、すっきりしました。
来年の春が楽しみ!
Thank you Mom!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

くも膜下出血記念日

2005-11-01 17:10:35 | くも膜下出血
今日、11月1日は私の“くも膜下出血記念日”
2000年11月1日に私の脳動脈にできた瘤が破裂したのだ。
救急車で運ばれたあの日のこと絶対に忘れない。
でも、そこから1週間近くは私の記憶は消されたまま、帰っては来ない。

5年もたつと人は覚えていることの方が少ない。
当初、消えた記憶がとても気持ち悪く感じたが、
今では、消えている感じもしない。
家族は、私が手術が終わってICUに管だらけで入っていたことが
何より印象に残っているという。
そんな様子は、浮かばない方がかえっていい気がする。

今日もテニススクールで思い切りボールを打って、
仲間と楽しいおしゃべりをしてきた。
こんな状態でいられる私は、本当に運がいい!
特別、行いがいい私ではないのに
神様がその時ちょっとだけ私に手をさしのべてくれたのね。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする