最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

東日本大震災から6年

2017-03-12 14:47:33 | Weblog

3.11東日本大震災から、6年が経ちました。
社会全体でも、個人的にも色々なことがあって、随分前のような気もします。

被災地の今の様子を伝える報道が多い中、
何といっても、福島第一原発の今の様子と、
それによって避難を余儀なくされた住民や、町の様子が一番の問題だと思います。

帰宅困難区域は全くのゴーストタウン化して、
居住制限区域や避難指示解除準備区域が解除になっても、
住民は帰還せず、少数高齢者だけが帰宅して、町が成り立たないようになっている。

除染も十分とは言えず、福島第一原発が中の核燃料が、未だどうなっているかわからず、
何十年経ったら、危険がなくなるのかもわからない状態です。

私だったら、絶対に戻りません。

世界の多くの国が、日本の震災時の様子を見て、
原発を廃止して、別の道を歩んでいるのに、
被爆国で、あの事故を経験して、それを目の当たりに見ている日本が、
次々原発を再稼働していくことが、どうして許されるのかわかりません。

あの災害をきっかけに我が家は太陽光発電システムをつけました。(「太陽光発電」2012.10
発電量と消費量をみると、息子が家にいた時は、およそ消費量の約80%を発電してましたが、
息子が家を出てからは丁度100.99%(発電量7151.1Kwh 消費量7080.7Kwh 2015.11-2017.2)
が自前発電で賄えてます。(若者がいると消費電力がいかに多いことか!)

据え付けるのに補助金を使っても1,445,000円かかってますから、まだ元はとれていませんが、
毎月の電気代はほとんど戻ってくる額の方が多いので、大助かり。

それほど、太陽光発電は素晴らしいと思うのに、震災後でも家の周りで太陽光発電パネルをつけている家は本当に少ない。
それは何といっても、国がいまだ原発推進政策で、補助金は原発に回し、自然エネルギー政策にまわらないので、
設置費用がさがらず、つけている人が電気料金を押し上げているような「印象操作」をしているからだと思う。

原発は事故の問題だけでなく、放射性廃棄物の処理方法もいまだ決められず、今の人類には手に負えないものです。
将来的に出来るようになるかもしれませんが、何時になるか全くわかりません。
原発が世界的に受け入れられなくなってきたことは、「東芝」の危機問題ではっきりしてきました。
それなのに民進党まで「原発ゼロ」の時期を言えないとは…

日本はどうなるのでしょう??トホホ

コメント (2)
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