最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

高脂血症

2007-04-26 17:23:58 | 医療と健康
「高脂血症」あらため「脂質異常症」に 学会が新指針(朝日新聞) - goo ニュース




今まで、健康診断を受けて「コレステロールが高い」といわれた人は非常に多いと思う。
私自身もそうだし、私の周りでも夫も母も義母も姉も義姉も姪もみんなそうだ。
そんなに日本人が高脂血症だというのはおかしいと常々思っていた。
職場の簡単な健康診断などでは、上の表のHDLコレステロール、LDLコレステロール、
中性脂肪などの検査は行わず、総コレステロールの検査しかしないことも多い。
だから、みんな自分はコレステロールが高すぎると思っているのだ。
しかし、このニュースを見ると、総コレステロールだけでは
高脂血症かは全く分からないということになります。
いままで、自分はコレステロールが高すぎて、動脈硬化が進んでしまっていると思ってきた人、
実は全くそんなことはないのかもしれないですね。

コレステロールの高い食品についても、よく分かっていない点が多いようです。
例えばイカはコレステロールが高いといわれているけど、
実はタウリンというコレステロールを減らす物質が含まれているので、相殺されて問題ないとか、
人によってコレステロールの多い食品を摂取しても、
血中コレステロールに反応しない「非感受性タイプ」があるとか。
何だか分からないことが多いみたい。
まあ、あまり神経質にならず、かたよったものだけを食べないように心がけ、
食べ過ぎに注意したらたらいいのかも…



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不安をあおる医療保険広告

2007-04-22 21:11:48 | 医療と健康
昨日の朝日新聞の朝刊一面に、
「医療保険広告『不安をあおるな』」という記事が出ていた。
テレビを見ていると何と保険会社のCMの多いこと!
特に医療保険は明らかに病気になったら、お金がかかって、
民間の保険会社の医療保険に入っていないと、
とても生活ができなくなるというイメージを持たせるものが蔓延している。

何でも「アメリカはもうこうなっている。日本はまだなってないから遅れている」
と言われるが、医療制度については、絶対にアメリカを見習えばよいとは思えない。
誰でもいつ病気になるか分からない。その不安があるからこそ、
その時に困らないようにと思って保険にはいる。
しかし、国民がみんなで保険に入ってその時に備えれば、
社会保険は利益を上げる必要はないのだから、
その分、民間の保険より保険料は安く、支払う医療費は少なくてすむはずだ。
みんなで支え合う社会保険がなければ、今の医療費は、非常に高いので、
ちょっとやそっとの保険料で医療費がまかなえるはずがない。
今は社会保険があるので、高額療養費が出て
一日一万円もかかることが続くことはあまりないが、
社会保険がなくなればそんな少額ではとても足りないし、
保険料もずっとずっと高くなる。
民間保険は利益を出さねばならないのだから、当然だ。

富裕層しか病気になっても医療が受けられない世の中は、
みんなが病気になったらどうしようと考えて
社会不安が起き、事件もどんどん多くなり富裕層の人々だって安心して暮らせない。

そう思いませんか
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

患者と医師のコミュニケーション

2007-04-17 11:30:02 | 医療と健康
今朝のNHK総合テレビの「生活ほっとモーニング」のテーマは
「なぜすれ違う?患者と医師のコミュニケーション」だった。
コミュニケーションギャップに悩んでいるのは患者と医師の双方であることを伝えていた。

医療の進歩で、一昔前に比べれば格段に治る病気が増えている。
私がくも膜下出血になりながら、今こうして元気になって
全く普通の生活が送れるのは、正しく、そのお陰である。
しかしながら、くも膜下出血だってみんな治るわけではなく、
死亡したり後遺症が残ったり、まだまだ克服されていない。
治せない病気は山ほどある。
もしすべての病気が治れば、人間は死ぬことはないわけだ。
でも、そんなことは、近い将来に起こるとは思えない。
だから、まず医師にかかれば、どんな病気も症状も必ずよくなると思い、
よくならなければ、医師の腕が悪いからだと思うことはやめなければならない。

基本的に医師と患者の関係は共に病気と闘う協力関係なのだと思う。
だから昔のように医師が、一段上に立って患者に指示を与えるのでもなく、
患者様と呼んで、患者様の指示通りに“お治し”してさし上げるのでもないと思う。

人間は重要なことは自分で判断するのは怖いものだ。
たとえ自分の身体のことという、本来どうしても自分で決めるべきことでも…
そうなるとつい、今の基本は治療の方法は、医師が情報を提供し、色々な判断材料を与え、
最終的には本人が決めるということになっていても、
医師に判断を仰いだり、他人に決めてもらったりしたがる。
そして、結果が悪かったりすれば、医師の説明不足、判断の強制といって責めたくなる。
自分のことは自分で決断し、決断した結果が悪くても、あくまで自分の責任だと自分も含め、肝に銘じたい。
そのためにも、患者も自分の身体や、病気のことまた治療について自らも学んだ方がいいと思う。
色々勉強して、質問すれば、よい医師ならより熱心に治療に当たってくれる。
もし「素人のくせに余計なことを言うな」というようなことを言われたら、
そんな医師のもとは去ろう!
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

くも膜下出血と家族歴

2007-04-16 13:49:12 | くも膜下出血
くも膜下出血は家族歴を調べると、近親者で罹患者があることが多く、
遺伝的な体質と大いに関係があるとよく言われます。

我が家では父と、父の妹である叔母と、私がくも膜下出血になっている。
であるから、姉にも私がなったあと、一度脳ドックを受けた方がいいと何度も勧めたが、
「脳動脈瘤があったらどうするの?今はお義母さんの介護もあるし、手術もできない」
と言って、受けようとしなかった。実は怖かったのだと思う。

しかし、もともと私と違って、血圧も低すぎるほどの人が、
時々、年のせいか高い測定値(と言っても、正常値くらい)が出るようになって、
医師に父も叔母も妹もくも膜下出血になったことを話したら、
是非、検査を受けた方がいいといわれ、MRIとMRAを受けてきた。
医師の言うことは偉大!私がいくら言っても行かなかったのに…

その結果、全くのシロ
「『脳も血液も全く問題ありません!コレステロールがやや高めだけど、注意して生活すればいい』
って言われちゃった」とのこと。
よかった!けど、何で私だけ…ってちょっとジェラシー

循環器系がよくない体質は、明らかに父方。
父の兄弟妹は6人で父は上から二番目だが、もう全員亡くなった。
母方は血圧も低く、母が一番上で弟妹5人だが全員元気だ。

私は顔も体格的にも父似だが、姉は顔も体格も母似。
そうだろうと思っていたが、やはり、体質もそうなのだ。
まっ、仕方ないですね!
この体質が我が子にはどうだろう?
心配
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ストレスと血圧

2007-04-10 11:31:58 | くも膜下出血
     

上のグラフは今年の1月から今日までの私の血圧変化のグラフです。
色の付いている期間は、息子のセンター試験の少し前から東工大発表の少し後まで。
季節的に寒い期間ではあったけど、今年は気温が高くて寒い日が少なかったし、
あのスリル満点、ジェットコースターに乗っているような
毎日の気分の上がり下がりを振り返るとこの血圧の乱高下の影響は明らかに
息子の受験によるストレスにちがいない。

全体としては降圧剤でコントロールされていますから、
それほど危険な状態ではなく、ちゃんと140-90以下にはだいたいおさまっています。
でも、ストレスは明らかに血圧に影響を与えます。
血圧高めの人は、こういった自分でも分かるストレスを感じる時には、
眠れない時などに誘眠剤(私はデパス)を使ってコントロールすることは大切だと思います。
もちろん、自分勝手に使うのではなく医師と相談の上で…

息子も受験期間はアトピー性皮膚炎がひどくなり、
全身に拡がって、大変な思いをしました。
受験が終わったら、すっかり治りはしませんが、本当に楽になりました。
今は新学期が始まり、非常に忙しい毎日ですが、
ストレスはないせいか、ステロイド軟膏もほとんど使わなくても済んでいます。

ストレスって身体に悪いというけれど、現代社会でストレスを感じない人はいません。
上手にコントロールできたらいいですよね!
コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東工大入学式

2007-04-05 15:58:02 | 教育

   
昨日は19年ぶりに4月になって東京に雪が降りました。
気温もどんどん下がって真冬なみ。

今日は朝起きると、久しぶりの眩しい朝日。
晴上がった青空、新しい門出を祝福してくれているようだった。
息子は今日、入学式。いよいよ、大学生です。
着慣れないスーツに四苦八苦してネクタイを結び、意気揚々と出かけました。
大学の入学式に親が出るなんて、私の時は考えられなかった。
娘の時も、「親の席なんてないよ!」といわれたので出ませんでしたが、
昨今、友達に聞くと親も出席すると聞くし、息子に言ったら、
「来たかったら、来れば…」といわれたので、私も一生懸命若作りにして出かけました。
息子が行く直前に友達からのメールで、保護者は会場には入れないで、
別の講堂で、スクリーンに映る会場を観るということが分かりました。
でもせっかく朝早く出かける用意をしたので、大岡山の会場に行きました。
10時開式だったので15分前に着くと、入口で
「会場は満員なので立ち見になります。ご了承ください」
と叫んでいました。いつも要領の悪い私。
「そうよね。少なくとも3~40分前には着かなくちゃね」
と後悔しながら、壁により掛かって、スクリーンに映される、入学式に感動してきました。
学部、大学院合わせて3000人あまり。さすが工業大学。
まるで、男子大学のように男ばっかり!
女子は本当にチラホラしかいない。
ここだけにいたら、彼女もできないなあ~!

入学式が終わるとピアノ演奏会があった。
芸大の大学院を出たばかりの小嶋千尋さんというピアニストと
東京工業大学管弦楽団の演奏でした。
入学式には毎年行われるそうです。

その後、息子と息子の高校時代のクラスメイトでAO入試(5時間数学のみの試験)で
12月に早々と入学を決めたT君と、入学式会場で知り合ったという同じ4類の人と一緒に、
ラーメンを食べた。(ちょっと、オシャレした私はラーメン屋には抵抗があったけど…)
「今日は、入学祝いにオバサンのおごり!」なんてラーメンだから安心していってしまいました。
そして、写真撮影をして、私は帰ってきました。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花便り

2007-04-01 23:39:04 | Weblog

ソメイヨシノ

ハナモモ
神田川沿い(高井戸から浜田山)の遊歩道にある桜は素晴らしい!
この季節になると、どうしても花見に出かけないではいられません。
上の写真は昨日ですが、今日もスッキリとした青空ではなかったので、
ちょっとイマイチでした。ソメイヨシノは薄ピンク色なので、濃い青空か夜空に映えますね。
ハナモモは一つの木に濃いピンク、淡いピンク、白の花が混ざって咲いていて
多くの人が足を止めて、携帯で写真を撮っていました。
日本人は花見が大好き!パッと咲いてパッと散る、
そして強烈ではない淡いピンクが日本人気質に合っているのでしょうね。

ブログの更新がここのところ滞っています。
息子とパソコンを共用していますが、
今まで試験勉強で私が自由に使える時間が多かったのに
試験が終わったら、自分のHP更新したり、掲示板に書き込んだりして
私の使う時間がないためです。
もうすぐ、息子専用のパソコンを買う予定なので、そうなればもっと書けるかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする