海音寺潮五郎の作品のうち、発表された記録があるものの、
原稿も残っていないし、発表された雑誌などが見つからず、どんな作品かがわからないものが多くあります。
作品を次々に書いて忙しかったせいもありますが、もともと、整理するのが下手であったせいもあると思います。
海音寺潮五郎記念館では主に理事長である叔父(海音寺の長男)が整理していましたが、
なかなか見つからないと前からこぼしていました。
その叔父にネット大好き人間の私も少し頑張って探してみてくれるように頼まれました。
早速、サンデー毎日(毎日新聞社)、オール讀物(文藝春秋)などに問い合わせたら、
いくつかの作品のコピーができました。
そして、先日新宿京王デパートの古本市を覗いたら、
探していた雑誌「時代読切傑作選」(S24.1『男の意地』掲載)を発見!
そのほかにも、単行本があったり、全集に収録されていて作品内容はわかっているけど、
発表された雑誌を発見できました。
ネットでも四国の古本屋さんで掲載雑誌を見つけることができましたし、
だんだんこの作業にはまってきてしまいました。
今日も小田急デパートと東急デパート東横店で開かれていた古本市で一冊見つけることができました。
富士(S.26.12『柚木父子』掲載)です。この作品は昭和11年に発表されたものの再録だということも書いてあました。、
グラビアに家族写真が掲載されていたし、最後に書かれていたプロフィールが面白かったです。
古いものは難しい漢字がたくさん使われていますが、総ルビで私のように漢字を知らない人でもとても読みやすく、
見つけてきては読んで楽しんでいます。
戦後のものはルビがふってある漢字が少なく、読みにくいです。
この総ルビ文化は是非復活させてほしいものです。
漢字はブームになっていますが、総ルビにした方が子どもの時から本を読んで自然に覚えていくと思います。
漢字検定よりも実際に使われている場面で覚えた方がずっと役に立つことでしょう。
皆様にお願いがあります。
古本屋さんなどに海音寺作品の掲載されている雑誌等がありましたら、是非ともお知らせください。
私の海音寺潮五郎記念館での仕事は普段は電話番と留守番、連絡係などですが、
年度末は、記念館の活動記録のような、記念館誌の編集の仕事を一人でするので、結構大変です。
何年もやってきてはいるのですが、なかなか、要領よくよいものが出来ません。
でも、パソコン、インターネット、FAX、メールなど、現代のツールを使えば、なんとか一人でできるものです。
記念館誌のメイン記事はいつも年間最大の行事である文化講演会ですが、
今年度は、夢枕獏氏による「旅と物語」という題の講演記事です。
テープ起こし原稿がメールで届いたのが1月21日。
それから、必死になって記事をまとめて夢枕事務所に送ったのが1月28日。
(図々しくも、今年度中に記念館誌を出したいので、どうか出来るだけ早くお目通しをなどと書いて)
すると、翌日事務所の秘書の方から、
「夢枕氏は今日から京都に出かけ、帰ってきて2月1日から16日まで中国に出かけるので目を通せるのはそれからになるけど、最終的にいつまでに送ればよいか?」
と連絡があった。
「それはもう、先生のご都合でよいのですが、出来るだけ早くお願いします」
と鄭重にお願いした。
やっぱりそうだよね。あんな勝手なこと言って、怒らせてしまったかなぁ?
な~んて反省して、これはもう、3月末日に出すのは無理かと思っていたら、
なっナント!1月29日にFAXで手直し原稿を送って下さった。
(記念館に誰も出ていなかったので昨日気付いた)
昨日、事務所にお礼の電話をしたら、秘書の方が、
「届きましたかぁ~!じゃ、中国に行く前に目を通して送ったのですね」ですって!
自ら、ファックスで送って下さったんだぁ!
講演会の時も、ユニークな発想でユーモアがあって暖かい感じのする方だと思ったけど、
こんなに勝手なお願いをちゃんときいて下さって、感謝感激!
夢枕獏ファンになっちゃいました。
又、何か作品を読ませてもらおうっと!
昨日12月5日は 海音寺潮五郎記念館 年間最大イベント “文化講演会”が 天王洲アイル JALビルWINGホールで行われました。 あいにくの悪天候の中、 多くの聴衆の方が集まり、 夢枕獏先生のアラスカ、ユーコン川紀行のお話し、 楽しく聞くことができました。 ![]() |
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夢枕獏というペンネームらしく、色々と夢のようなお話し。 そんなことがあるかと思ってきいていると、 「そんなことを物語にしてみたいと思って…」などど、あとからおっしゃって、 「そうか、先生の考えたことかぁ!」なんてこともあったし、 彼女と歩いていて熊に襲われそうになった時助かる法、なんていうのも面白かった。 彼女に「俺が熊と戦うから、あなたは逃げなさい」という。 すると熊は彼女を襲ってあなたは助かる。 なぜなら、熊は背中を見せると襲うから。等 ユーモアたっぷりの楽しいお話しでした。 |
今日は、 海音寺潮五郎記念館に
海音寺文学の熱烈ファンとおっしゃる女性の方が見学に見えました。
私と同じくらいの年の方ですが、お若い頃から、 海音寺潮五郎の作品が大好きで、
読むことのできるものはほとんど読んでいるそうです。
特に史伝ものが好きで、女性でこんなにファンの人はあまりいないようで、
変人と言われているなんておっしゃってました。
ご主人もファンだそうですが、
「私がそのすばらしさを教えたんです」
なんて、あまりに熱っぽく語られるので、ビックリしてしまいました。
私は、若い頃はそれほど興味がなく、あまり読んでいなかったのですが、
最近は、歴史が大好きで、とても楽しく読んでいます。
もっと若い頃から読んで、祖父の生きている頃に色々話が聞けたら、
どんなに楽しかっただろうと思うと、残念でたまりません。
それにしても、亡くなって30年以上経っても、
こんなに夢中になって読んでくれる方がいるなんて、
作家冥利に尽きることですね。
私自身も誇りに思って、とても嬉しかったです。
歴史は資料で調べても、
あっちにはこう書いてあるが、こっちにはこう書いてある。
真実はどうだったのか、考えてみるととても面白いものです。
その面白さが、 海音寺潮五郎の史伝文学です。
最近、歴史ブームもあって、多くの方が興味をもって読んでくれているようです。
もっともっと多くの方が読んでくれたらいいなぁと思っています。
今年の 海音寺潮五郎記念館の文化講演会の講師は、夢枕獏氏です。 氏は1988年「陰陽師」シリーズの刊行を開始し、安倍清明を一躍時の人にしました。 また、伝奇小説のみならず、山岳小説、伝記作品を始め、 多彩なジャンルの作品を発表して注目を集めるとともに、 冒険家で、釣り、格闘技、将棋のファンとしても広く知られています。 シルクロードその他、世界各地を旅行し、 経験して感じたことを小説などさまざまなかたちで発表しています。 楽しいお話しがうかがえそうです。 お近くの方、ぜひぜひご参加下さい! |
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夢枕 獏 氏 1951年元旦、神奈川県小田原市生まれ、東海大学日本文学科を卒業。1977年「カエルの死」でデビュー、1984年「魔獣狩り」でSF作家として注目を集めた。1989年「上弦の月を喰べる獅子」で日本SF大賞、1998年「神々の山嶺(いただき)」で柴田連三郎賞を受賞。著書・シリーズに「闇狩り師」「キマイラ」「餓狼伝」「東天の獅子」「瑠璃の方船」「獅子の門」「シナン」「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」「陰陽師」などがある。 公式ホームページは「蓬莱宮」 ![]() ©夢枕獏事務所 会場 ![]() |
記 日時 12月5日(土) 午後 1時30分 開場 午後 2時 開会 (午後4時 閉会) 場所 天王洲アイル (東京モノレール,りんかい線) (JAL ビル)WING HALL 講師 夢枕 獏 氏 演題 「旅と物語」 参加料 無料(先着150人) 申し込み方法 往復ハガキ又はFAXで氏名、連絡先、人数を 明記の上、下記記念館までお申し込み下さい。 電話での受付は致しません。 海音寺潮五郎記念館 〒156-0052 東京都世田谷区経堂2-12-9 TEL : 03-3429-1338 FAX : 03-3426-5145 財団法人海音寺潮五郎記念館は故 海音寺潮五郎(1901-1977、歴史文学作家、「天と地と」「平将門」「二本の銀杏」「風と雲と虹と」「西郷隆盛」等がある)の文業を記念して、その旧宅を記念館として設置し、資料の整理・公開を行う他、研究会・講演会の開催などの文化事業、歴史研究の助成などを行っています。 |
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昨日、天王洲アイル、JALビル、ウィングホールで開催された 海音寺潮五郎記念館主催の文化講演会が無事終了しました。 会場の一番後ろから撮ったので、ちょっと暈けてしまいましたが、 原口泉先生はなかなかのイケメンです。 ファンクラブまであるそうです。 そのためか、はたまたお話しが 大河ドラマ篤姫の「小松帯刀」についてだったせいか、 会場は満員で、椅子が足りなくなるほどでした。 講演は大河ドラマ「篤姫」の制作の裏側、 家老として小松帯刀が維新にどんな役割をしたか、 家老というものはずっと時代が流れて初めて評価されるものだなど 興味深いお話しでした。 |
記念館の講演会は最近7(?)年、東京で開催されていますが、 毎年いらして下さる常連のお客様が増えました。 そんな中、初めての方も今回は多かったようです。受付をしていると、この講演会は年輩の方が多い中、 若い女性(20~30代)の二人連れがいらしたので、 「何でこの講演会をお知りになりましたか?」 ときいてみると、 「原口先生の本を読ませていただいていいなぁと思ったら、 全国で講演をなさっていると書いてあったので、 ネットで調べるとこの講演会が検索にかかったのですぐに申し込みました」 という答えでした。やはり、若い方はネットの情報でいらっしゃるんだ。 講演会の案内はたぶん私の作ったモノだと思います。(^_^)v またネットで知り合いになった脳外科医I先生(サイト「Do you 脳」の制作者、今は老人施設の施設長)が いらして下さり、初めてお会いすることが出来ました。 海音寺潮五郎応援サイト「塵壺」& 海音寺潮五郎私設情報局「塵壺」を書いて下さっている HNモモタさん(ここのところ毎年来て下さっています)を記念館評議員、文芸評論家の磯貝勝太郎さんに ご紹介させていただきました。磯貝氏はもともと海音寺文学大ファンで文芸評論家になられた方です。 お帰りになる時、磯貝氏が 「あんな若い方に海音寺文学が読み継がれていることを知って、今日は本当に嬉しく元気をもらいました」 と言って下さいました。 また、この講演会開催の情報は東京新聞に掲載されましたが、 それをご覧になって申し込まれた視覚不自由な方がありましたが、 申し込みのお電話では介助の方と2名という事でしたが、な、何と全盲の方が2名でした。 「とても楽しかった。また来年も来たい」 といって下さいました。 天王洲アイルは初めてだったけど、JALビルは駅のそばだと聞いたので、 大丈夫だと思っていらしたら、意外と人が少なく、道を尋ねる事が出来ず、たどり着くのに苦労されたそうです。 地下鉄の入口までお送りしましたが、 「あとは大丈夫!」 とおっしゃって、帰って行かれましたが、人間ってすごいなぁってつくづく思いました。 ああして、不自由なことがあっても思い切って外に出れば、楽しいことはいくらでもあるのですよね! この講演会は、多くの人の出会いの場、再会の場になっているようです。 来年もまた、良い講演会が出来るように頑張らなきゃ! 姉の連れ合いが原口泉氏の兄ということもあり、 終わってから、ゆっくり原口氏を囲んでお食事&飲み会をしました。 いろいろなお話しが出来てとても楽しかったです。 |
今年の 海音寺潮五郎記念館の講演会は、鹿児島大学教授の原口泉氏です。
原口氏はNHK大河ドラマ「篤姫」の時代考証を担当していますが、
今や鹿児島に関するあらゆることの歴史研究の第一人者です。
そのほか、時代考証を担当した大河ドラマの過去作品は「翔ぶが如く」「琉球の風」があります。
お近くの方、ぜひぜひご参加下さい!
財団法人 海音寺潮五郎記念館 「家老」は普通、藩主を補佐し、藩政を主催する責任者です。幕末維新に揺れる薩摩藩小松帯刀と、戦国動乱期を生き抜いた米沢藩主直江兼続を中心に、この「家老」が歴史をどのように動かしたかを考えます。講師の原口泉氏が時代考証を担当しているNHK大河ドラマ「篤姫」も大きな盛り上がりの中に、直江兼続が活躍する「天地人」に引き継がれようとしています。 12月の土曜の午後のひととき、是非、お誘いあわせて、 ご来聴下さいますよう、ご案内申し上げます。 記 日時 12月6日(土) 午後 1時30分 開場 午後 2時 開会 (午後4時 閉会) 場所 天王洲アイル(東京モノレール,りんかい線) (JAL ビル)WING HALL 講師 原口 泉 氏 演題 「歴史を動かした家老力 ―小松帯刀と直江兼続」 参加 無料(先着150人) 往復ハガキ又はFAXで氏名、連絡先、人数を 明記の上、記念館までお申し込み下さい。 電話での受付は致しません。 海音寺潮五郎記念館 〒156-0052 東京都世田谷区経堂2-12-9 TEL : 03-3429-1338 FAX : 03-3426-5145 財団法人海音寺潮五郎記念館は故 海音寺潮五郎(1901-1977、歴史文学作家、「天と地と」「平将門」「二本の銀杏」「風と雲と虹と」「西郷隆盛」等)の文業を記念して、その旧宅を記念館として設置し、資料の整理・公開を行う他、研究会・講演会の開催などの文化事業、歴史研究の助成などを行っています。 |
講師紹介 原口 泉 氏 ![]() 1947年鹿児島市生まれ、アメリカのハイスクール卒業。鹿児島県立甲南高校卒業。東京大学文学部国史学科卒業。同大学大学院修了。鹿児島大学法文学部助手、講師、助教授をへて1998年より教授。 専門は日本近世、近代史。特に沖縄・北海道・韓国・中国等、東アジア諸地域とのつながりの中での南九州と薩摩藩の歴史研究。 著書に共著の「かごしま歴史散歩」「鹿児島県の歴史」「かごしま検定」などのほか、近著に「篤姫ーわたくしことー命にかけて 徳川の「家」を守り抜いた女の生涯」「龍馬を超えた男 小松帯刀」(いずれもグラフ社刊)がある。 海音寺潮五郎記念館理事。 ![]() |
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もう7月になりました。 東京も急に夏のあの暑さを感じるようになってきました。 梅雨明けは待ち遠しいけれど、明けたらあの暑さがくるかと思えば、 明けないで冷夏の方がいいような… といって冷夏では、作物ができなくて困るかと 頭の中でいろいろと堂々巡りです。 海音寺潮五郎記念館は改修工事が終わり、だいぶ綺麗になりました。 古くなったサッシを入れ替えたり、 汚くなったカーテンをロールカーテンにしたり、壁を塗り替えたり、 すっかり明るくなって、気持ちよくなりました。 昨年から、多くの作品が新装版になって出版され、 沢山のかたに読んでいただけるようになり、 記念館にも、改修する余裕ができました。 先日の理事会の時にも、 「没後30年経って、古くなった家を自分でちゃんと改修したのだから、大したものだ」 との意見がありましたが、 「たしかに!」 と思います。 |
昨夜、テレビ朝日開局50周年スペシャルドラマ「天と地と」観ました。
記念館に送られてきた台本を読んだ時は、
小説「天と地と」とは全然違うと思ったけど、
観てみたら、全然違うけど、やっぱり「天と地と」だと思いました。
景虎の人間性だけに焦点を当てた描き方で、
脚本化するってこういうことなのだと思いました。
ジェームズ三木さんは、やはりスゴイ脚本家だと思いました。
ただあの短い時間で描ききるのは難しいものだとも思いましたし、
キャストとか場面の作り方などが非常に重要になるし、
映像化するっていうは全く別物ですね。
戦国武将は信長、秀吉、家康を始め、謙信、信玄、
その他、強烈個性の人物数多のぶつかり合いで、
ドラマは切りなくありますね。
同じ人物でも評価が分かれるのはいつの時代も同じ。
歴史的事実から人物を思い描くのはロマンです。
これから年とってテニスができなくなっても
歴史小説を読んだり、映画やドラマを見たり、話を聴いたり、
歴史を知っていくことで一生楽しめるとつくづく思いました!
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テレビ朝日開局50周年スペシャルドラマとして、 新春1月6日夜9時から、 海音寺潮五郎原作の「天と地と」が テレビ朝日で放映されます。 脚本はジェームス三木、主役謙信は TOKIOのの松岡昌宏(30)が演じるそうです。 「天と地と」は1969年に石坂浩二が謙信を演じて NHK大河ドラマとなり、 1990年には榎木孝明が主演で 角川映画から映画化されました。 (渡辺謙が当初主役でしたが、途中白血病で、 榎木孝明に変わったことでも有名です) 今日、記念館に台本が届いていました。 ㈱東映 京都撮影所で制作が行われていて、 渡部篤郎、木村佳乃、渡瀬恒彦、北大路欣也、 渡辺いっけい、的場浩司、、 山下真司、佐野史郎ら豪華キャスト。 どんな作品になるか楽しみです。 「天と地と」は 海音寺潮五郎の代表作になっていますが、 本人はNHK大河ドラマになって一大ブームになった時、 『後世「天と地と」だけの作家と言われたくない』 と言って、マスコミ引退宣言なぞを出したこともありました。 |
しかし一方、小説と映像は全く別物であるから、テレビドラマが大評判をとったことは、 素材をうまく生かした制作者、スタッフの力であると評価していました。 マァ、身内としては、これをキッカケに少しでも多くの方に海音寺作品を読んで頂きたいものだと思ってます。 |
今日は 海音寺潮五郎記念館、年間行事“文化講演会”でした。
講師は北原亞以子さん、演題は『幕末の人たち』、
場所は天王洲アイル、JALビル、ウイングホールでした。
会場にはちょうどよいくらい(約120人)の聴衆が集まり、
皆さん熱心に最後までお話しをお聴きになって、よかった!(ホッ)
お話しは土方歳三、勝海舟など幕末の人々が如何に新しい時代を切り開こうとしていたかを
いろいろな資料を基に北原亞以子さん流に解き明かしていく面白いお話しでした。
書きたくて書きたくてたまらないことがまだまだあるとおっしゃってました。
これからも北原亞以子さん、きっといろいろな作品を発表なさっていくのでしょう。
いろいろなお客様が見えられましたが、私の友人もたくさんいらして下さって嬉しかったです。
ちょっと疲れました。ε- (´。`;)>ふぅ
自分のカメラを忘れていったので、携帯でこんな写真しか撮れませんでした。
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今日で11月も終わり、明日からはもう師走です。 紅葉も真っ盛り。近所の垣根も見事な錦。 これからは、毎日の落ち葉掃きが大変です。 さて今日は、 海音寺潮五郎記念館に見学者がありました。 サイト“敬天愛人”を制作管理していらっしゃる tubuさんとその友人の方でした。 今日は宮崎からいらしたそうです。 tubuさんは小さい頃から歴史が好きだったそうですが、 西郷隆盛に特に興味を持ちいろいろ調べてみたけれど、 維新後の西郷についてどうしてもわからないと思っていたそうだ。 ところが、18歳の時に海音寺潮五郎の「西郷隆盛」に出会って、 その疑問が霧が晴れるようにわかったと言われてました。 それからは、「西郷隆盛」だけでなく、 手に入る海音寺の著作はほとんど読まれたそうだ。 tubuさんは36才。つまり、生海音寺は全く知らない世代だ。 |
しかし、本当によく 海音寺潮五郎のことを知っていた。 もともと、大阪の人だそうだが、海音寺の郷里、鹿児島県大口市を何度も訪れたそうで、 今日、自宅として使っていたこの記念館に来ることをとても楽しみにしていたそうだ。 遺品や原稿、書斎などを見てとても喜んでくれた。 以前見学に来られたブログ“塵壺”の管理人モモタさんも38才だったかな? やはり海音寺文学が何より好きだといって下さったが、海音寺が亡くなった30年前はまだ小学生。 こんなに若い方達が、 海音寺潮五郎のファンで、海音寺文学を愛してくれていることを知ることができたら、 祖父はどんなに喜ぶことだろう。作家っていいなぁ!ってつくづく思いました。 あっ!もう12月になってしまいました。 ![]() |
今年度の(財)海音寺潮五郎記念館の文化講演会は下記の通り開催されることになりました。
お近くの方は、ぜひいらして下さいね!
財団法人 海音寺潮五郎記念館 海音寺潮五郎記念館では、 海音寺潮五郎歿後三十年にあたり、下記のように記念講演会を開催します。講師の北原亞以子さんは、今、最も活躍されている女流時代小説作家の一人で、「慶次郎縁側日記」と「深川澪通り木戸番小屋」の連作はテレビドラマシリーズとして放映され、多くの人々に親しまれています。 12月の土曜の午後のひととき、ぜひ、ご来聴下さいますよう、ご案内申し上げます。 日時 12月8日(土) 午後 1時30分 開場 午後 2時 開会 (午後4時 閉会) 場所 天王洲アイル JALビル2階 WING HALL 講師 北原 亞以子 さん 演題 「幕末の人たち」 参加 無料(先着150人) 往復ハガキ又はFAXで氏名、連絡先、人数を 明記の上、記念館までお申し込み下さい。 電話での受付は致しません。 海音寺潮五郎記念館 〒156-0052 東京都世田谷区経堂2-12-9 TEL : 03-3429-1338 FAX : 03-3426-5145 財団法人海音寺潮五郎記念館は故 海音寺潮五郎(1901-1977、歴史文学作家、「天と地と」「平将門」「二本の銀杏」「風と雲と虹と」「西郷隆盛」等がある)の文業を記念して、その旧宅を記念館として設置し、資料の整理・公開を行う他、研究会・講演会の開催などの文化事業、歴史研究の助成などを行っています。 |
![]() (C)新潮社 東京・新橋で家具職人の娘に生まれる。千葉県に疎開。千葉県に疎開。県立千葉第二高校卒業。石油会社、写真スタジオ、広告会社等に勤務。1969年「ママは知らなかったのよ」で、第1回新潮新人賞受賞、「粉雪舞う」で小説現代新人賞佳作入選。その後20年を経て、1989年「深川澪通り木戸番小屋」で第17回泉鏡花文学賞、1993年「恋忘れ草」で第109回直木三十五賞、1997年「江戸風狂伝」で第36回女流文学賞、2005年「夜の明けるまで」で第39回吉川英治文学賞を受賞。その他の著書に「まんがら茂平次」「埋もれ火」「妻恋坂」「物語新選組隊士悲話」「暗闇から―土方歳三異聞」「歳三からの伝言」「東京駅物語」等がある。 |
今日、祖父の記念館、 海音寺潮五郎記念館に二人の見学者がみえました。
一人はインターネットで知り合ったSさん。もう一人はSさんのお友達のYさんでした。
Sさんは海音寺文学の大ファンで、“塵壺”というブログを書いていらっしゃるが、
そのブログの内容は全部海音寺作品についてです。
Yさんも海音寺文学はお好きで出版社のお仕事をなさっているとか。
Sさんのブログ紹介に
海音寺潮五郎作品を復活させたい!!!
私の好きな海音寺潮五郎さんの作品の多くが
入手困難になっている現状を悲しく思うとともに、
ネット上で海音寺さんの知名度が不当に低いように感じるため、
その業績や作品紹介などを中心にこのBlogで活動しています。
塵も積もれば何とやら、、、といった効果のあることを願って。
と、書いてあります。
このブログを見つけた時、私はビックリしました。
海音寺潮五郎という人の作品をこんなにも読んでくれて
しかもその内容一つ一つを大事に思っていてくれる人がいるのだ。<感激!>
そして、さらにビックリしたことにSさんは若い方である。
ブログのプロフィールでも分かるが、今日尋ねたら、1970年生まれ、37才だそうだ。
祖父が亡くなって、今年ちょうど30年。
Sさんはその時、わずかに7才でした。
NHK大河ドラマ「天と地と」が放映されたのが1969年、
同じく「風と雲と虹と」が放映されたのは1976年。
大河ドラマを見て、海音寺文学を読み始めたわけではない。
小学生の時から、歴史が好きで、司馬遼太郎さんの作品などを読んでいたが、
そこから、海音寺作品を知って、読み始めてすっかりファンになったと語っていた。
IT関係のお仕事をなさっていて、海音寺作品を多くの人に知ってもらうためにも、
記念館の公式サイトをぜひ作ってほしいと前から言って下さっていたが、
Sさんの力もお借りしてぜひ公式サイト作って、
少しでも多くの方に海音寺歴史文学を知ってもらえたらと思います。
それにしても、歴史小説は初めて書かれた時から、内容は昔のこと。
だから、今の時代でも内容は古びた感じがしないのかも…
自分の作品が自分が死んでからもこんなふうに素晴らしいと言って読んでくれるファンがいる。
祖父は幸せであり、偉大だと思う!
海音寺歴史小説、FOREVER!!!
昨日、東京、天王洲アイルJALビル、ウイングホールで
海音寺潮五郎記念館主催の「半藤一利氏講演会」が開催されました。
演題は「歴史と人間・昭和史に即して」で、
リーダーとは如何にあるべきかについて半藤氏の考えを述べられました。
日露戦争の日本海海戦で連合艦隊司令長官の東郷平八郎が
バルチック艦隊が航路を対馬海峡にとるかどうかを判断した時の話をして、
参謀たちの色々な意見にも一切動じず敵はここに来ると言って
対馬海峡でひたすら待ったというのは後に作り上げられた話で
真実の歴史は色々な参謀の意見を聞き、悩んだ末に結論を下し、
成功に導いたことを話されました。
そして最後にリーダーに大事なことを6つあげられました。
①自分自身で決断しなさい。
②明確な目標を部下に与えなさい。
③権威を明らかにしなさい。(自分からの指示が1番大事だとしらせる)
④情報を確実に自分のものにしなさい。
⑤規格化された理論にのるな。(成功体験より、失敗体験に教訓はある)
⑥部下に最大限の任務の遂行を求めよ。
これは、会社で一人でも二人でも部下を持つ誰にでも通ずることであるというお話でした。