鱗雲?、ひつじ雲かな?
夏の湧き上がるような雲から、高層にゆったりと浮く秋の雲・・・巻層雲ですね。
その形から鱗(うろこ)雲、鰯(いわし)雲、サバ雲、ひつじ雲とか呼ばれます。
吹く風はちょっと冷たい北風でしたので、気持ちの良い散歩になりました。
「今朝秋や高々出たる鱗雲」 (村上鬼城)
「うろこ雲よりも高きに塔しづか」 (鷹羽狩行)
青空に色付いた柿
ザクロも
カリン
散歩コースの工事現場・・・朝早くから作業をしてますね。
ほんの少し、刈残された田んぼ
シオカラトンボ
シオカラトンボを撮ると、いつも「 ♪ トンボのめがねは水色めがね あ~おいお空を飛んだから~♪」が頭に浮かびますが・・・
目の色は種類によって異なります。
オニヤンマは濃い緑、これから現れるであろう赤とんぼは赤、ほかにも黒だったり、濃い青だったり・・・
この複眼、その数は1万から3万個もあるそうです。
いわゆるマルチスクリーンのように見えている画像を脳で一つの画像に認識してるんでしょうね。
前後左右上下が見えているようですが、後部のほんの一部が死角だそうです。
複眼の上部と下部で役割が違っていて、上部の個眼は焦点が遠く、かつ太陽を目印に飛ぶため、いつも太陽をとらえています。
下部の個眼は焦点が近く、獲物を捜していて、40m先で動いた獲物を見つけるといわれています。
トンボの語源は田んぼで生まれて、田んぼで飛ぶから「飛ぶ田んぼ」、それが変化してトンボになりました。
トンボは世界に約5000種が生息し、日本にはおよそ200種類が生息しています。
日本はトンボの宝庫です。
古事記や日本書紀で「秋津島瑞穂の国(あきつしまみずほのくに)」と呼ばれる日本の呼称ですが、、
この秋津とはトンボのことで「トンボが豊富な島で、みずみずしい稲穂の国」という意味になります。
命名は雄略天皇・・・古事記の雄略天皇の逸話が以下のように書かれています。
雄略天皇が狩りにでかけたときに腕をアブに噛まれてしまいます。すると、トンボが飛んできて、そのアブをくわえて飛び去りました。
そこで雄略天皇は、
み吉野の 袁牟漏が嶽(おむろがたけ)に 猪鹿(しし)伏すと 誰れぞ 大前に奏(もう)す やすみしし 我が大君の 猪鹿待つと 呉床に坐(いま)し 白栲(しろたえ)の 衣手(そで)著(き)そなふ 手腓(たこむら)に 虻(あむ)かきつき その虻を 蜻蛉(あきず)早咋(はやぐ)ひ かくの如(ごと) 名に負はむと そらみつ 倭(やまと)の国を 蜻蛉島(あきずしま)とふ
※虻=『古事記』では、虫へんに 国構えの中に又
(吉野のおむろが嶽に猪や鹿が潜んでいると、だれが天皇の御前に申し上げたのか。(やすみしし)わが大君がそこで獣を待とうと呉床(あぐら)におすわりになり、(しろたへの)袖もきちんと着ている腕の内側のふくらみに、虻が食いつき、その虻をとんぼがさっそくくわえて行き、このように手柄を立てたとんぼを名につけようと、(そらみつ)大和の国を蜻蛉島(あきずしま)というのだ。)
トンボが大変縁起のよい虫と考えられていたことがこの逸話からもうかがえます。
アカマンマ・・・正式名はイヌタデ
「わが心やさしくなりぬ赤のまま」 (山口青邨)
ツユクサ
ショウリョウバッタ
小さいのでオスでしょうか、雌は8㎝にもなります。
俗説で、8月の旧盆(精霊祭)の時季になると姿を見せ、精霊流しの精霊船に似ることから、この名がついたと言われます。
ダイサギ
蔦の紅葉はまだまだ先‥・
色付いた柿には青空ですね。
タマスダレ
ルコウソウ
ヒマワリ・・・枯れた花が多くて、季節の終わりを感じますね。
でも、やはり青空が似合います。
昼間はまだ暑いですが・・・朝晩はだいぶ過ごしやすくなりました。
リビングから見えるゴーヤ、だいぶ枯葉が目立つようになりました。
来週末は秋分、季節が進んでいますね。
では、今日の続きは、また明日(^^)/~~~