今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

今日は曇り・・・写真も寂しいです。

2020年12月12日 | 徒然なるままに
今日は曇り・・・


西には少し青空・・・モズです。


アオサギ・・・若い子みたいですね。


ダイサギ


ツグミ

冬、シベリアから越冬のためにわたってきます。

群れで渡ってくるんですが・・・暖冬なんでしょうかね、まだ数が少なめです。

万葉集には、多くの鳥の歌が詠まれていますが、ツグミという名では登場しません。

模様が虎の斑点ににたトラツグミが鵺鳥(ぬえどり)という名で詠まれています。

その鳴き声が口笛のような、「ヒョー、ヒョー」という悲しげな声なので、

それを受けた歌が数首あります。以下はいずれも柿本人麻呂が詠んでいます。

原文:久方之 天漢原丹 奴延鳥之 裏歎座都 乏諸手丹(柿本人麻呂)
詠み:久方(ひさかた)の 天の川原に ぬえ鳥の うら歎(な)げましつ すべなきまでに

意味:天の川原にぬえ鳥のように嘆いていました。どうしようもないほどまでに。

天の川原で嘆いているのは・・・織女ですね。

もう一首

吉哉 雖不直 奴延鳥 浦嘆居 告子鴨
よしゑやし、直(ただ)ならずとも、ぬえ鳥の、うら嘆(な)げ居(を)りと、告(つ)げむ子(こ)もがも

直(じか)に逢えなくてもいいですけど、「ひっそりと泣いているよ」とあの人に伝えてくれる子がいて欲しいです。

この歌のぬえ鳥は「うら嘆(な)げ」を導く枕詞(まくらことば)なので、ぬえ鳥を歌った歌ではありませんね。

長歌もあるんですが・・・本当に長いので止めておきます。

ムクドリ


蓮池に行ってみました。

枯蓮(かれはす)です。
「枯蓮の茎みな天に祈りつゝ」 ( 横山白虹)

その姿から、蓮の骨とも詠んでいます。

「蓮の骨哀れは美女の屍かな」 (服部嵐雪)

服部嵐雪は江戸時代前期の俳諧師、松尾芭蕉の弟子。特に優れた10人の弟子を蕉門の十哲と呼び、そのうちの一人です。

訪れる人もいない展望デッキにダイサギが羽を休めていました。


冬とは思えぬ暖かさですが・・・来週からは寒くなるとか・・・冬鳥の姿が増えるでしょうかね。

では・・・(@^^)/~~~
コメント
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