今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

今日はキジを間近で・・・

2019年04月17日 | 徒然なるままに
久しぶりにキジを間近で撮りました。それもつがいで・・・





子供がいないメスは臆病で、人影を見ると急ぎ足で逃げるんですが、繁殖期になると大胆になります。

特に子を持つと、オスより堂々とします。

そんなメスの子を思う情の切なさを例えたことわざ、「焼野の雉(きぎす)、夜の鶴」があります。
 「キジは自分の巣のある野を焼かれると、わが身の危険を忘れて子を救う。鶴は霜の降る寒い夜は、自分の翼で子をおおって守る。」

 現実にあることのようで、内田誠之助の「鳥」には、こんな話が紹介されています。
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昭和21年6月、愛媛県周桑郡で山火事があった。小学校の先生、深田耕二さんが、焼け跡を歩いていると、メスのキジがうずくまっていた。近づいてよく見ると、キジの長い尾羽は真っ黒にこげ、目のまわりは焼けただれていた。
さらに、近付くとキジは飛び立ち、そのあとにには5個の卵があつた。さわると温かった。
このキジは、山火事の間も、じっと巣を守り卵を抱いていたのである。
===

この母性愛、神道の祝詞にもあります。

「雉子の母の子思ふ心より尚深き大慈悲(おおみいつくしみ)に弥遠(いやとお)に弥長(いやなが)に守り愛(いつくし)み給へ」

昨今の子への虐待のニュースを見聞きすると、キジを見習え!!って言いたくなりますね。

暖かくなって、餌のアブラムシが増えたんでしょう、今日は沢山のてんとう虫に会いました。

ナナホシテントウ・・・その名前のとおり7つの黒点があります。一番普通に見られるてんとう虫です。
これだけ目立つ色なら天敵の鳥にすぐに見つけられて食べられてしまいそうですが・・・

実はその逆で、鳥は決して口にしません。

試しに触るとわかりますが体から黄色い液体を出します。

これが毒というか、苦く嫌な味がするそうです。

それを知っていて、鳥は食べないと言われています。



これは、ナミテントウ・・・これもその名前のとおり普通に見られるてんとう虫ですが、色や斑紋に変化が多いことで知られています。

紋のないものから19個のものまでいます。

紋の少ないものは黒地に赤もしくはオレンジ色の紋、紋の多いものはオレンジ色の地に黒い紋、紋のないものはオレンジ色です。

写真の個体も紋が二つ、地が黒で赤の紋ですね。

チョウチョも沢山

ベニシジミ


モンシロチョウかと思ったんですが、紋がないのでツマキチョウのメスみたいですね。
名前のとおりオスは羽の先が黄色なんですが、メスはありません。


モンキチョウ



キタテハかな?


カルガモ


アオサギ


鯉の恋の季節







水草に産卵しますが、その数は50万-60万ほどもあります。

卵は付着性で水草などに付着し、数日のうちに孵化しますので、週末には稚魚で溢れますね。

道から少し離れていますので、直接目にするのは難しいかもしれませんが。


ナガミヒナゲシ


矢車草


芍薬が咲きました。



最後は我が家のフォッサギラ



今日は久し振りにキジを間近で撮れたんですが、薄曇りで羽色が少しくすんでしまったのがちょっと残念でした。

では、(*^-^*)ノ~~マタネー






















コメント
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