今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

今日もお馴染みさんばかりですが・・・

2015年12月29日 | 徒然なるままに
今日も冬晴れ、空気が澄んできたんでしょうか、稜線がはっきりしてます。


昨日と同じですが・・・
今日は旧暦の11月19日ですから、居待月(いまちづき)でしょうか、
居は「座る」の意味で、立って待つには長すぎるので「座って月の出を待つ月」。
ちなみに昨日の月の出は19時30分過ぎでした。

今日の月の出は20時30分ごろ、寝待月(ねまちづき)です。


葦の陰ですが・・・



ツグミ

セキレイ

アオジ


また会いました。見出しのカワセミです。


ホオジロが、盛んに葦の実を食べています。


その葦、陽を受けて輝いているんですが・・・どうも見たように撮れませんね。

絞ってみたんですが・・・これも今一つ


ノスリです。


明日、30日は小晦日(こつごもり)、31日は大晦日(おおつごもり)という呼び名がありますね。
晦日は「みそか」とも読みますが、個人的には「つごもり」のが情緒がある感じで好きです。

みそかは太陰暦(旧暦)の月末の意味で、もともとは三十日と書きます。

十日(とおか)、二十日(はつか)、三十日(みそか)の「みそか」ですね。

「晦」は月が隠れるという意味の漢字ですが、
太陰暦では毎月15日に満月となって月末には月が見えなくなるためこの字を当てました。

そして、月が隠れて見えなくなるので、月が籠る→月籠り(つきごもり)→つごもりと呼ぶようになったと考えられてます。

(言語学的には、月は「つき」ではなくて、古い呼び方の「つく」で「つくごもり」が変化したと考えるようですが・・・)

大つごもりというと、樋口一葉の短編がありますね。

18歳の奉公人が、奉公先から伯父の為にお金を借りる了解をもらっていたのに、
いろいろあって、貸してもらえず、思い余って大晦日に奉公先の引き出しから2円のお金を盗んでしまいます。
その夜、大勘定(あるだけのお金をまとめ、封じ目に印を押す)が行われ、盗んだことが露見しそうになりますが・・・

ご興味のある方は・・・青空文庫に掲載されています

『大つごもり』:新字旧仮名 - 青空文庫

現代語訳もあります。

『大つごもり』現代語訳 まちこの文机


この短編、発表は1894年(明治27年)でした、今から121年も前なんですね。

では、今日の続きは、また明日(^_^)/~

コメント
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