時のうねりのはざまにて

歴史小説もどきを書いてみます。作品と解説の二部構成で行こうと思います。

摂関家系図

2006-07-09 14:49:35 | 系図
摂関家系図 ただし一部省略してあります。 あーけ この時期の摂政関白就任順


忠実-+  
    |   い   近衛家  う          おきけ
    -+-忠通---+-基実-----+-基通(母 藤原信頼妹)
     |(母 源師子) |(母 源国信娘)  |
     |         |           +=育子(実父 徳大寺実能)
     |         |              二条中宮
     |         |   
     |         |え           か
     |         +-基房(松殿)--師家
     |         |(母 源国信娘)
     |         |
     |         |
     |         | く   
     |         +-兼実(母 藤原仲光娘) →九条家
     |         |
     |         +-慈円(母 藤原仲光娘)
     |         |   天台座主 「愚管抄」著者
     |         |
     |         +-聖子(母 藤原宗通娘) 崇徳中宮 皇嘉門院
     |         |
     |         +=呈子(実父 藤原伊通) 近衛中宮 九条院
     |      
     |      
     +-頼長=====多子(実父は徳大寺公能)
     |(母 藤原盛実女)    近衛皇后、二条後宮 二代の后    
     |        
     +-泰子 鳥羽皇后 高陽院
      (母 源師子)
   

摂関家トリビア
・忠実の子の泰子・忠通姉弟の母は元は白河法皇の後宮にいた女性で
 法皇の愛情を一身に集めた中宮賢子の妹です。

・忠通の養女呈子と、頼長の養女多子は近衛天皇の后の座をめぐり争いますが
 その二人は忠通、頼長のそれぞれの正室の実家出身です。

・就任順「おきけ」の基通は後白河法皇の男色の相手としても知られています。
 その母は同じく法皇の「あさましいほどの寵愛」をうけた男色相手藤原信頼の妹です。




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