一生を賢明に一生懸命

A O、の思いを投稿

都知事選・小池氏出馬の内幕、 舛添氏以上の天敵になりそうだ。

2016-07-03 | 今注目の話題

究極のブラフでもってひっくり返した小池氏の作戦勝ちに
終わった。そして同氏の次期東京都知事はほぼ間違いない。


2016年7月3日 日曜日

都知事選はすでに勝負アリ!小池百合子の驚くほど見事な“作戦勝ち”7月2日 歳川隆雄

「崖から飛び降りる覚悟」

老獪な小池百合子元防衛相の“作戦勝ち”だった。小池氏は6月29日午前、国会内で記者会見し、東京都知事選(7月14日告示・31日投開票)出馬を表明した。

「都政の信頼回復、停滞の解消、山積する課題解決のため崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」と語ったが、肝は「崖から飛び降りる覚悟」というフレーズであった。

小池氏が出馬決意を自民党都連(会長=石原伸晃経済財財政・再生相)に対して事前に相談しなかったことから、石原氏を始め都連幹事長代行の萩生田光一官房副長官らは激怒した。そして自民党都連のドン、内田茂元幹事長ら都議団も「寝耳に水」と驚きを隠さなかったし、不快感を露にした。

当然、小池氏はこうした反応を織り込んでいた。出馬しても自民党の推薦は受けられない。それどころか除名される可能性も少なくない。

しかし、小池氏はワースト・シナリオ(=自民党除名)対策をきちんと用意していたのだ。当事者は絶対に認めないが、小池氏は密かに民進党の枝野幸男幹事長に同党の支持を求め、内諾を得ていたというのだ。

小池氏出馬の内幕

思い出して欲しい。小池、枝野両氏は、1993年7月総選挙で細川護煕元首相が率いた日本新党から立候補・初当選を果たした「同志」なのだ。

たとえ自民党が桜井俊前総務事務次官を口説き落とし自民、公明両党推薦で出馬していたとしても、小池氏は細川、小泉純一郎元首相コンビの支援を受けて都知事選を戦う意思を固めていたとされる。

その場合、都政の抜本的改革だけでなく、2020年東京五輪の予算・規模の見直しから原発再稼働反対、さらにはアベノミクス批判まで公約に掲げることになる。これが、「崖から飛び降りる覚悟」なのだ。

小池氏が、東京五輪組織委員会会長の森喜朗元首相と折り合いが悪いこと、そして第1次安倍内閣の防衛相時代、安倍晋三首相の不興を買ったことは周知のことである。それだけではない。小池氏は、石破茂地方創生相のグループ「水月会」のメンバーでもある。

ここに来て安倍官邸と自民党執行部は、小池氏に事実上の「反安倍」を前面に出して都知事選を戦われることが今後の政権運営に与えるマイナス効果を無視できなくなったのだ。こうして潮目は変わり、一夜明けた30日なって自民党内に「小池氏出馬容認論」が出てきたのである。

究極のブラフでもってひっくり返した小池氏の作戦勝ちに終わった。そして同氏の次期東京都知事はほぼ間違いない。

ここで見過ごせないのは、都知事候補選びに官邸サイドが強くコミットしていなかったにしても、安倍首相の側近の一人である萩生田官房副長官が舛添要一前知事の辞任劇以降、小池氏容認に至るまでの“騒動”を掌握できていなかったことである。

安倍首相の必ずしも本意ではない小池氏推薦は、現在の「安倍1強」体制に与える影響が少なくない。安倍官邸主導ですべてを決めてきたこれまでの「実績」に小さいとはいえ「傷」をつけてしまったのは事実である。(後略)



小池百合子で一本化しろよ 7月2日 二階堂ドットコム

なんで小沢一郎になびいてた増田なんて応援してるの伸晃は。

あ!わかった!カネもらったんだ。

なにせ「最後は金目でしょ」教の教祖だからなぁ石原伸晃(自民党東京都連)は・・・

もらってないにしても、なるほど、増田の方が、都の公共事業落ちてくるもんね。小池だと石原伸晃の関係している「株式会社石原」は公共事業のおこぼれもらえないもんね、ルート的に。

世の中、すべてカネ目です。みなさんわかりますか?すべて、カネなんですよ。

 

株式日記と経済展望

(私のコメント)
今日は都知事選の話ですが、小池百合子氏はテレビのニュースキャスター出身であり、その頃は小池氏の番組をよく見ていた。非常に頭の良い女性であり、政界渡り鳥と言われるほど気を見るに敏であり、節操がないと言うべきか、頭が良すぎるきらいが無いわけではない。

その点では政界の風見鶏と言われた中曽根氏ともよく似ていますが、頭の悪い政治家とはそりがどうしても合わないだろう。安倍総理とは特別補佐官から防衛大臣まで任された中なのに、防衛大臣中に安倍氏とスタンドプレーが災いして安倍氏とは関係が悪化した。それで総裁選では石破氏を応援するようになり、ますます安倍氏とは対立するようになった。

確かに小池氏ほど才気ばしった女性ともなれば、独走プレーで単独行動に走りがちであり、アメリカのライス国務長官と会談するなどスタンドプレーに走った。あまりにも目立ちがり屋のやり手なので政界では敵を作りやすい。一時は女性で初めての首相になる候補とまで言われましたが、安倍氏と対立して冷や飯を食らっていた。

しかし小池氏ほど頭の良い女性なのに、なぜ安倍氏と対立するような事になったのだろうか? まさか安倍氏が総理として復活出来ると見ていなかったのが災いしたのだろうか。確かに小池氏は浮気っぽくって節操がない。しかし小泉純一郎との結婚説まで流れるほど小泉氏とは良好な関係であり、なおかつ民進党の枝野氏とも日本新党以来の同志であり、与野党相乗りでの都知事候補になりそうだ。

小池氏は防衛大臣になって、さっそく守屋事務次官を退任させた。しかしこのような幹部人事を安倍総理に相談しなかった事が安倍氏の逆鱗に触れた。このような防衛省のトップダウン人事は官僚たちに反発を買う。小池防衛大臣が防衛利権にも手を出してくるのではと言った恐怖感からの官僚の反発ですが、防衛省も東京都も利権の巣窟であり、やり手の大臣や都知事は退任させられる。

小池氏は、強烈な性格の持ち主であり、そうでなければテレビのキャスターも務まらない。防衛省の主と言われた守屋事務次官をクビにするなど喧嘩っ早い。小池氏は小泉内閣では刺客となり東京の選挙区に送り込まれて当選した。外国語にも堪能であり防衛大臣になるや世界を飛び回りびっくりさせた。

確かに小池氏は有能なのだが、トップダウン型であり官僚と対立しやすい。東京都知事になっても利権で森氏や官僚とぶつかるだろう。そこはケンカ屋なので面白い事になるが、スタンドプレーも得意なのでマスコミも出身なので顔が利く。森氏にとっては舛添氏以上の天敵になりそうだ。