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120年前に書かれた、福沢諭吉の脱亜論が今、注目されています。

2014年11月21日 | 外交

120年前に書かれた、福沢諭吉の脱亜論が今、注目されています。
福沢は「韓国人は西洋型の国家を作らない」と読み切っていた。


2014年11月21日 金曜日

「韓国異質論」のススメ 「儒教国家群」を岡本隆司准教授と読み解く 11月20日 鈴置高史

「英と仏」以上に異なる「日と韓」

鈴置さんは何と答えたのですか。

鈴置「確かに多くのアジアの国は、米国を模範としているかに見える。だが、韓国など中国文明の影響を強く受けてきた国は、心の奥深いところでは今も中国的な規範の下で生きている。そもそも、米国化などしていないと見るべきではないか」と答えました。

岡本:19世紀末、欧米は日本に彼らのやり方を受け入れさせました。儒教の伝統が浅く、そのシステムも身につけなかった日本は、中華圏の国々と比べ「欧米式」を受け入れやすかったのでしょう。その意味で、日本は文明的にも東アジアで孤立した国家でした。

 欧米、ことに米国の人々は日本を見て、アジア全体も時間差はあれ「日本」のようになっていく、自分たちと同じようになっていくと思い込みがちです。相変わらずの西洋中心主義ですが。

 でも「中国と日本」、「韓国と日本」は、おそらく「フランスと英国」以上に違います。長きにわたって儒教国家群をなしてきた大陸・半島と日本列島とでは、国家・社会の作られ方自体が大きく異なるからです。

 これを世界に向け説明してゆく必要があるでしょう。「徳治」と「法治」の問題なども、その1つだろうと思います。

第2の日本ではなかった

鈴置:韓国の異質性に関しては少しずつですが、世界で認識され始めたと思います。これまで韓国は「中華帝国の一部だった国」ではなく「第2の日本」と見られてきました。

 冷戦期には極めつけの反共国家で、西側に属していたからです。冷戦末期の1987年には民主国家群にも滑り込みました。西洋人――ことに米国人にとっては、自分をモデルに頑張る可愛らしい国に映っていたのです。

 ただ中国の台頭とともに、アジア専門家の間では韓国に対する違和感が生まれてきました。

 外交的に米国から離れ、独裁国家の中国に従う。そのうえ平気で言論弾圧し、法治には関心を持たない。どうやら、韓国は西欧的な国家を目指していないようだ……。

 ビクター・チャ教授らの「極めて不可解(simply baffling)」という表現は、突然に顔を覗かせ始めた韓国の素顔への驚き――異質性への当惑を吐露したものでしょう。

「脱亜論」再び

「韓国異質論のススメ」ですね。

鈴置120年前に書かれた、福沢諭吉の脱亜論が今、注目されています。日本人が韓国から「異質さ」を感じ取ったからと思います。福沢は当時から「韓国人は西洋型の国家を作らない」と読み切っていたのです。

 中国や韓国からすれば「東洋人のくせに『徳治』も知らない日本人こそが野蛮で異質だ」ということになるのでしょうけれど。

岡本脱亜論を唱えた福沢は中国や韓国ではきわめて評判が悪い。脱亜論的な「異質の主張」が自分たちへの侵略と化した、と彼らは認識しているためです。

 一方、日本でも「韓国異質論」は、ナショナリスティックな「日本特殊性論」として受け止められかねません。そこで内心、韓国人らに「異質さ」を感じていても言いたがらない人が多いのではないでしょうか。

 ただ「脱亜」はともかく、「異質」のありように関しては、今や誤解を避けるためにも突き詰める必要があるでしょうね。(後略)



(私のコメント)

いよいよ衆議院が解散しましたが、増税先送りだけでは自民党は流れを作れず苦戦するのではないだろうか? 野党も奇襲攻撃を食らって候補者も立てられない選挙区がかなりあるようだ。こうなると公明党のような組織政党が有利で今回の解散に乗ったのだろう。

出来れば消費税増税の「中止」や「減税」にまで踏み込んで欲しいものですが、維新あたりで「減税」を打ち出せば面白いのではないかと思う。橋下市長も大阪で出るようですが、目立ちたがり屋なので市長に飽きてきたのだろう。民主党は信用を失ってしまったので維新あたりが野党の中心になれば面白い。

今日の韓国論は、鈴置高史氏の韓国異質論は福沢諭吉以来のものであり、結局は韓国は西欧的な民主国家とはならないようだ。これは歴史的にみれば朝鮮半島は2000年にわたる中国の支配下に入っていたのであり、韓国・朝鮮人の国民性は数十年では変わりようがないのだろう。

そもそも地政学的に見ても朝鮮半島は中国の一部であり、日本との緩衝地帯として直轄地とはしなかった。古代から日本と中国は朝鮮半島で戦争して来たから緩衝地帯として置いておくのは合理的だ。日本の間違いは朝鮮を併合した事であり、併合すれば中国と直接対する事になった。

現在も38度線で南北に分断されていますが、歴史的に見ても高句麗と三韓など南北に分かれている時が多かった。韓国の戦略的なミスはパククネ外交であり、アメリカと距離を置き中国と親密になる離米従中の外交はアメリカを怒らせた。だから日本の円安も認めて韓国を締め上げている。

アメリカ自身の戦略的なミスは、中国も韓国も経済発展すれば西欧型民主国家になると考えた事だ。しかしそうではない事がようやくアメリカにもわかって来て、新冷戦体制と共に中国ロシア対アメリカの対立構図が出来つつある。そうなると朝鮮半島でも緊張状態が生ずることになる。

パククネは何を考えて離米従中の外交を取ったのでしょうか。韓国はアメリカや日本の支援なしには成り立たない国であり、アメリカが韓国から手を引けば北朝鮮軍が押し寄せて来るだろう。韓国は戦わずして北朝鮮に併合されるかもしれない。

最近の韓国は北朝鮮に似てきたのは文化的に儒教文化圏であり徳治国家であるからだろう。冷戦時代は韓国もアメリカの言いなりにならざるを得なかったのでしょうが、冷戦が終わり中国が台頭してきて米中も関係が良好ならば韓国が中国に親密になっても問題はありませんが、新冷戦が始まるとアメリカとしては韓国が腹立たしく思えてくる。

韓国のマスコミもこのようなパククネ外交に危惧を懸念していますが、今さら離米従中の外交を変える訳には行かないのだろう。アメリカに身は無われて韓国はしばらくは迷走が続くのでしょうが、自らまいた種だ。


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