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金正恩には、米国も危機感を強め、特殊部隊を送って殺害する“斬首作戦”を実施するのではないか

2017年02月23日 | 外交

核実験を続ける金正恩には、米国も危機感を強め、特殊部隊を送って
殺害する“斬首作戦”を実施するのではないかという臆測が流れています


2017年2月23日 木曜日

クーデター誘発も 中国が本気で進める「金正恩拘束」作戦 2月18日 日刊ゲンダイ

北朝鮮が金正男を暗殺したことに中国がカンカンになっている。正男を庇護していた中国は、これまで「正男に手を出すな」と金正恩に警告を発してきたという。なのに、完全にメンツをつぶされた形だ。ただでさえ“核実験”を続け、暴走する正恩を苦々しく思ってきた中国政府。いよいよ、正恩の“排除”に動きだす可能性が高まっている。

■北朝鮮を背後から動かす

 金日成の時代から、中国は北朝鮮の後見役となってきたが、正恩体制になってからコントロールが利かない状態になっているという。中国との最大のパイプ役だった張成沢まで処刑されている。

「張に続いて正男まで殺され、中国は怒り心頭です」とは元韓国国防省北朝鮮情報分析官で拓殖大客員研究員の高永喆氏だ。

核実験を続ける金正恩には、米国も危機感を強め、特殊部隊を送って殺害する“斬首作戦”を実施するのではないかという臆測が流れています。中国政府は米軍が侵攻する前に自分たちの手で決着をつけようと考えているはずです。そのほうが後々、北朝鮮に影響力を行使できるからです。一番手っ取り早いのは特殊部隊を出動させて正恩を殺害することです。しかし、いくら北朝鮮でもさすがに他国のトップを殺したら国際社会から批判される。可能性が高いのが、北の人民軍を動かしてクーデターを起こさせる作戦です。実は中国からは公安のスパイが貿易会社社員などになりすまして北に潜入している。彼らが人民軍を裏から操って正恩の宮殿に突入させ、逮捕・幽閉すれば一瞬で政権が転覆します。北朝鮮国内の裁判にかけ、死刑にすれば国際社会から批判もされない。その場合、正恩の後任は金正日の異母弟でチェコ大使の金平一、あるいは正恩の兄の金正哲を据えるのが最善策です」

 ただ、中国はすぐに動かないという見方もある。今秋、5年に1度の共産党大会が開かれるからだ。中国政府が動くとしたら、大会終了後だという。

 中朝関係に詳しい「週刊現代」編集次長の近藤大介氏によれば、中国では2つの北朝鮮政策が論じられてきたという。北の軍隊で米軍の侵攻を防ぐ「北朝鮮番犬論」と、米国を味方にして北を攻める「北朝鮮いけにえ論」だ。近藤氏が言う。

「ひと頃は“番犬論”が主流でしたが、米国がトランプ政権になったことで“いけにえ論”が息を吹き返しています。それも習近平、トランプ、プーチンの3者が北を経済封鎖するというのです。それでも正恩が従わない場合は、中国人民解放軍が北に侵攻する段取り。そのために中朝国境の鴨緑江に橋を完成させている。この橋を渡れば平壌までわずか200キロです。そのとき、米軍は空爆で協力すると思われます」

 異母兄殺害で中国を本気で怒らせた金正恩。自分で自分の首にロープを巻いたことになる。


(私のコメント)

北朝鮮が風雲急を告げていますが、北朝鮮による金正男殺害は、金正恩の末期的な症状であり、犯行方法も犯人がすぐに捕まるといったヘマをしでかしている。在マレーシアの北朝鮮大使館の公司が関与している疑いもあり、北朝鮮による犯行であることは間違いないようだ。

儒教倫理から言えば兄の正男氏が後継者のはずですが、三男の正恩が継いだことで兄弟でも軋轢が生じて、兄が中国や韓国で亡命政府を作る可能性があた。問題は正恩を排除することができても、後の政権を誰にやらすかが問題になる。軍部の集団指導体制になるか、兄弟の正哲か正男を担ぎ出すかの方法が考えられていた。

正恩では人望がなく、多くの側近を殺害粛清し始めて、政府高官の亡命者が後を絶たない。これはいよいよ北朝鮮の崩壊が近づいてきた前兆であり、中国自身も言う事を聞かない正恩を排除に動き出すかもしれない。アメリカ自身もこのまま放置すれば核実験やICBMの開発を止めずにアメリカ自身が脅威を受けるようになる。

米中どちらが先に手を下すかが問題になりますが、中国はまず先に経済制裁に踏み切っている。中国が石炭の購入をやめれば外貨が入らなくなる。これで北朝鮮内部が動き出すかですが、正恩はますます疑心暗鬼になって側近の粛清を続けるだろう。そうなれば正恩自身が丸裸になって無力化してくる。

今回の正男殺害も、稚拙であり以前には考えられないようなやり方だ。実行犯が次々捕まり国際的なダメージを大きくしてしまった。しかし米中は今日明日にも動くという状況ではなく、北朝鮮の動きを見るだけだが、数ヶ月以内にアメリカの斬首作戦か中国の正恩拘束かが行われるだろう。そうしなければ核やミサイルが完成してしまう。

既に北朝鮮内部に対しては、クーデターを唆すような動きをしているのでしょうが、正恩が先手を打って粛清している。既に北朝鮮にはクーデターを起こせるような人材がおらず、そうなればアメリカが中国の暗黙の了解のもとに斬首作戦を行うかもしれない。これはオサマビンラーディンをやったのと同じやり方であり、米特殊部隊が正恩を殺害する。

問題は正恩が何処にいるかであり、これは中国もアメリカもなかなか掴めないだろう。北朝鮮内部にはスパイを潜入させることは難しく、正恩の居場所はなかなかわからない。蚊帳の外にいるのが韓国であり、韓国の特殊部隊が北朝鮮に対して作戦を実行することは考えられない。韓国内部には北朝鮮スパイがうようよいるからすぐに内部からバレてしまう。

オバマ大統領では斬首作戦のような大胆な作戦にGOサインを出すことは考えられないが、トランプ大統領ならGOサインを出す可能性がある。問題は米中間での話し合いが合意できるかであり、中国の暗黙の了解がなければ斬首作戦はできない。この作戦が成功すればトランプ大統領の威信も上がるのでしょうが、やるだろうか。

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