株式日記と経済展望

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日本の個人投資家、所謂ミセスワタナベが大量のドル売りが狙われた様なのです。

2015年05月29日 | 経済

ドル高はここまでと見込んでいた日本の個人投資家、所謂
ミセスワタナベが大量のドル売りが狙われた様なのです。


2015年5月29日 金曜日

日経平均10連騰なるか!?  5月28日 S氏の相場観

昨夜も円安が進んで株が買われ、日経平均は今日で10連騰となりそうな気配でありますが、この記録は27年ぶりだそうです。

まあ、実は連騰記録なんてどうでも良い事でありますし、だからどうした?のレベルの話でしかないのですが、この連騰の背景にあるのが急激な為替変動であります。

株高が先か、円安が先かとよく言われるのですが、今回の場合は間違いなく円安が先だと思うところです。

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そして、何故故に円安になっているかと考えますと、米利上げ観測を材料にヘッジファンドにがドル買いを仕掛けてきた様なのですが、ドル高はここまでと見込んでいた日本の個人投資家、所謂ミセスワタナベが大量のドル売りが狙われた様なのです。

そのため、多くはFX取引のために自動ロスカットなどで一気にドル売りが買い戻されて、こんなにも急激なドル高となった様なのです。

株は売りっぱなしの個人投資家でありますが、FXの売買は活発の様ですね。

何にしても負けて欲しくないなと思うところですが、どうも最近言葉について考える事が多いのですが、この「個人投資家」と言う言葉ですが、配当や優待などを目的に長期運用をする事を目的にしての株買いであるならば、確かに投資でありますし、それを目的にしているならば投資家であろうと思うところですし、その延長線上で短期的に値上がりして利益を確定させる事があっても、それは投資家の部類に入るかなと思うところではあります。

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また、配当がないとしても、将来的な復配が目的であれば、それも投資であろうと思うところですが、FXはどうでしょうか?

確かにドルを買えば金利は発生しますが、とにかくレバレッジがかかっているので、よほど注意して売買しないとあっという間に自動ロスカット機能が働いてしまいますし、FXの売買をするほとんどの投資家はキャピタルだけが目的であろうと思いますので、これはもう投資家ではなく、投機家でしかないと思うところです。

投資家も投機家も大して変わらないし、気にする必要はないとも言われそうですが、投資家と言う言葉にはもう少し格がありそうな感じがしますし、「FX投資家」と言う表現が今日の新聞にも出ておりましたが、どうも違和感が強いのです。

どうでも良い差なのかもしれませんが、こうした事を放置して行くと、何か大事な事がすり替わってしまったりするのです。

例えば、国の借金と言う言葉があります。

正式には政府の借金であります。

国が借金をすると言う事は、他の国に借りる事になりますが、日本はどこの国からも借金をしておりません。

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政府の借金は、国債を通して行われますが、これを買っているのは銀行や生保、年金などであり、9割以上が国内で消化されているのです。

そして、銀行などが国債を買う原資としているのが、我々の貯金などですが、この貯金と言う言葉もまたおかしいのです。

我々は銀行にお金を預けているのではなく、銀行にお金を貸しているのです。

銀行は借りたお金に利息を付けなくてはならないので、その運用先として国債選んでいるに過ぎないのです。

と言う事はです。

日本国債は、我々のお金で買われているのと同じなのですから、国の借金と呼ばれるものは我々の預貯金であるのです。

と言う事は、国の借金は1000兆円を超え、国民一人頭の借金は800万円を超え・・・と解説されておりますが、国民一人当たりの債権が800万円を超えていると言う事であります。

まあ、主に貸しているのは富裕層でありますので、生まれた時から800万円の債権を持っている訳がないのですけどね。

でも、同時に800万円の借金であるはずもないのですが、政府もメディアも事実を捻じ曲げて我々の自尊心などを傷つけ、増税を仕方のないものとして押し付けて来るのですからたまったものではありません。

これらは、言葉の意味を変えて使う事によって行われている様に思えるのです。

投資家と投機家。

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あまり変わらない様にも思いますが、きっちり分けて使って行くべきではないかと思うところです。

ちなみに、私ですが、基本的には投資情報ではありますが、やはり目指すは値幅による利益でありますので、私の発信する情報は投機情報となりますね・・・。

もちろん投資情報もありますし、投資家の皆様も歓迎でありますが、投機情報も充実しておりますので、投機家の皆様にも納得していただける情報かと思います。

一見どうでも良いような事でもありますが、言葉を整理することにより、進むべき道を誤らない様にする事が出来るかも知れません。

他にも色々あるかと思いますが、こんな事を考えて行くのもまた必要な事かと思うところであります。



(私のコメント)

株式投資や為替投資をするには長期的な世界情勢に通じる必要があり、世界情勢が激変した時は為替相場が大きく動く事があります。たとえば民主党政権から安倍政権に政権交代が起きた時など株や為替が大きく動きました。このようなチャンスは数年に一度くらいしか起きません。

今注目しなければならないのは中国経済であり、海外からの投資がどんどん逃げ始めている。ユーロもギリシャが危なくて買える通貨がドルしかない。ミセスワタナベはドル高もこれまでとドルを売っていたようですが、ヘッジファンドがドル買いに動いた。

日本の円も金融緩和の真っ最中だから買えない。長い間120円前後をだったから今回の124円の円安には誰もが驚いた。いよいよ中国経済がおかしくなり始めて、南シナ海では米中が睨み合いの真っ最中だ。これでは中国に投資も出来ないからドルに戻らざるを得ない。

アメリカ国内はシェールガス・オイルやCO2を用いた石油回収法が実用化されて、枯れてしまったと思われていた油田が復活して3割程度だった回収率が6割にまで採掘が可能になる。つまり採掘可能な石油が倍増するわけですからドルは強くなる。

このように株式相場や為替相場で勝負するには、世界情勢や技術情報に詳しくなければやられてしまう。「株式日記」で材料について書いても今では株式投資をやる人が少なく、「株式日記」を書いてもコメント欄には株をやっている人はほとんどいないようだ。

今気を付けなければならないのはアメリカの利上げであり、アメリカが利上げをすれば新興国の通貨は暴落してパニックが起きるから利上げが難しい。日本にしても金融緩和を止めればアメリカのドル高も株高も大きな影響が出る。

つまり世界の金融は、ドルや円が資金供給しているから何とか持っていますが、日本やアメリカが資金供給を止めれば新興国はパニックに落ちいるだろう。それにもかかわらずAIIBでは参加国が相次ぎましたが日本やアメリカが参加しなければ金融機関として機能しないだろう。


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