ここのところ、少し無防備だった。
仕事のストレスから解放されて、読書の時間も増えて、
発想も自由になってきて・・・、つまりリラックスしたら体調をくずした。
というより、元の体調に戻った。
これまで約5年、いろいろと正常じゃなかった。
いまも正常ではないかもしれないけど、なじみ深い感覚が戻ってきたので、
まあ、よし、とする。
元の体調に戻ると言うことは、
胃腸があまり丈夫ではなく、気管支は言うことをきかず、
精神状態も乱高下するということだ。
それでもむかしは若かったから無理がきいたけど、いまはもうダメだ。
寝込むしかない。
久しぶりに、体力・精神力ともに落ちたら、
母の命日だったのに、ろくすっぽ母と向き合っていなかったことに気がついた。
むかし、母と話をしていたころ、よく代わってあげたいと思った。
母が欲しかったものもチャンスも、私にはあるように思えた。
着るものも食べるものも、文房具も、私のほうが豊かだった。
でも、母には、欲しいものや、やりたいことがたくさんあって、
私には、それがあまりなかった。
母がいまの私の年齢のころ、やりたい、と言っていたことがたくさんあった。
いま、私にはそれがない。
やりたいことがないのに、ただ漫然と生活しているのが申し訳ないと、
小さいころから、いつも思っている。
少し前には、自分がやりたいことよりも、
他人が私に求めてくる役割に徹した方が、
居場所も見つけられるし、みんなも幸せになる、
そして自分も幸せになれると、無理に信じようとしたときもあった。
でも、母と一緒に自己分析していたころの自分の方が、
やはり、どうしようもなく「私」に近い。
他人と話をするのは苦手だし、家に閉じこもっているほうが好きだ。
会社勤めできるとは思えないし、興味の対象は、家族とほんの少しの親友だけ。
基本的に、家の中で無駄な時間を過ごす。
そしてたまに、ぶらっと1人で旅に出る。
ふと、何のために生きているのかなあ、と思った。
高校時代、このセリフを私が言うと、母はいつも悲しそうな顔をした。
その顔を思い出した。
仕事のストレスから解放されて、読書の時間も増えて、
発想も自由になってきて・・・、つまりリラックスしたら体調をくずした。
というより、元の体調に戻った。
これまで約5年、いろいろと正常じゃなかった。
いまも正常ではないかもしれないけど、なじみ深い感覚が戻ってきたので、
まあ、よし、とする。
元の体調に戻ると言うことは、
胃腸があまり丈夫ではなく、気管支は言うことをきかず、
精神状態も乱高下するということだ。
それでもむかしは若かったから無理がきいたけど、いまはもうダメだ。
寝込むしかない。
久しぶりに、体力・精神力ともに落ちたら、
母の命日だったのに、ろくすっぽ母と向き合っていなかったことに気がついた。
むかし、母と話をしていたころ、よく代わってあげたいと思った。
母が欲しかったものもチャンスも、私にはあるように思えた。
着るものも食べるものも、文房具も、私のほうが豊かだった。
でも、母には、欲しいものや、やりたいことがたくさんあって、
私には、それがあまりなかった。
母がいまの私の年齢のころ、やりたい、と言っていたことがたくさんあった。
いま、私にはそれがない。
やりたいことがないのに、ただ漫然と生活しているのが申し訳ないと、
小さいころから、いつも思っている。
少し前には、自分がやりたいことよりも、
他人が私に求めてくる役割に徹した方が、
居場所も見つけられるし、みんなも幸せになる、
そして自分も幸せになれると、無理に信じようとしたときもあった。
でも、母と一緒に自己分析していたころの自分の方が、
やはり、どうしようもなく「私」に近い。
他人と話をするのは苦手だし、家に閉じこもっているほうが好きだ。
会社勤めできるとは思えないし、興味の対象は、家族とほんの少しの親友だけ。
基本的に、家の中で無駄な時間を過ごす。
そしてたまに、ぶらっと1人で旅に出る。
ふと、何のために生きているのかなあ、と思った。
高校時代、このセリフを私が言うと、母はいつも悲しそうな顔をした。
その顔を思い出した。