ポンカンを知人のSさんにおすそ分けしました。
すると、気持ちですからと言ってお返しがあり、
上の写真の絵手紙が添えられていました。
「咲いて 咲いて 春を待ちます」
確かにそうですね。
サザンカやツバキは冬中咲き続けますが、咲き
終える頃に春が訪れる。
花が大好きなSさんならではの感性です。
春を待ち望む絵手紙なんですね。
練馬区の牧野記念庭園は、休園することなく、
庭を開放しています。
数日前訪れましたら、春の花たちが顔をのぞかせて
いました。
入口で出迎えてくれたのは、クリスマスローズです。
うつむき加減の花を、私も下の方から撮ってみました。
清楚で控えめな花なんですね。
セツブンソウです。写真を撮ったのは初めてです。
2㎝にも満たない小さな花ですね。
草丈は10㎝あったかどうかの感じでした。
春を告げるスプリングエフェメラルの一つ。
キンポウゲ科です。
黄色い花は、お馴染みのフクジュソウです。
これもスプリングエフェメラルに数えられる花。
同じくキンポウゲ科です。
ユキワリイチゲ。
これもキンポウゲ科で、スプリングエフェメラル
ですね。2センチくらいの花で、草丈は10センチ
前後の感じでした。
漢字で書くと雪割一華。上品な名前です。
野生種のスイセンの一種で、フサザキスイセン
という名前だそうです。
花先が割れていますが、うつ向いているので、
形が今一つわかりませんでした。
次に機会があれば、下から撮ってみたいです。
これはナギイカダという植物で、葉のように見える
ものは実は枝が変化した「葉状枝」だそうで、
葉っぱではないんです。
ちょっと、変わったおもしろい花の咲き方をしています。
昨年12月に、都立薬用植物園で、赤い実をつけた
ナギイカダを見つけました。上の写真です。
今回牧野庭園でも赤い実がまだ見られたのですが、
うまく撮れませんでした。
クチナシのオレンジ色の実が、印象的でした。
3月になれば、牧野記念庭園も桜だよりが聞かれる
と思います。楽しみです。
あっと忘れてました。庭園の掲示にNHKの朝ドラの
予告が出ていました。
「牧野富太郎博士をモデルに朝の連続テレビ小説が
制作されます。
放送予定は2023年春で、タイトルは「らんまん」、
主演は神木隆之介さんです。
詳しくは NHKのホームページ をご確認ください。」
だいぶ先ですが、ビッグニュースです。
ユキワリイチゲは知りませんでした。
何と愛らしいのでしょう。実物を見てみたいな！
ナギイカダもオモシロイ！
これも見た事が無いので是非是非見てみたいです。
サザンカやツバキは咲き終える頃に春が訪れる・・・とても印象的に言葉でした。
ブログにコメントをありがとうございます。
冬の主役のサザンカやツバキを、春に向かう
花ととらえる知人の感性に、素敵なものを
感じました。
ところで、牧野庭園は山野草を中心に、
いろいろな種類の植物が植えられています。
それで、何かしら写真に撮ることができます。
ただし、百花繚乱とはいきませんがー。
高知県の県立牧野植物園は規模が大きく
素晴らしいそうですね。見てみたいところ
です。
牧野植物園が東京にあるんですね。私は去年の秋、高知の牧野植物園に行きました。
11月でした。アサギマダラが見られました。関西では10月に見られます。やっぱり、ちょっと南に位置しているので、遅い時期でも見られるのだな、と思いました。
ブログにコメントをありがとうございます。
高知の牧野植物園には、アサギマダラが
くるんですね。
高知のHPには8㌶、3千種の野生植物などと出て
いますので、さぞや見どころが多い植物園なので
しょう。