ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

楽しむということ ~都立薬用植物園:オジギソウなど~

2021-12-29 | 公園・庭園・名所

2020年1月、日本でのコロナ感染が確認。やがて拡大する

につれ、各地では、イベントは休止、文化施設や名所など

の公開も制限という状況になってきました。

勢い、近場を中心に、花や樹の写真を撮ることが増えて

きました。

初めは適当でしたが、名前を知り、その草木に関わる

ことを知るようになって、楽しくなってきました。

でも、何が楽しいのですかと言われても、そう感じるから

としか言えません。

自然のほうで私たちを気遣うことはありませんが、

ありのままを楽しむことができます。

 

最近、養老孟司さんの「ヒトの壁」という本が出版されました。

養老さんは「今は人間関係ばかり。相手の顔色をうかがい過ぎて

いないか。」と言っています。私もそう感じます。

だからこそ、あるがままを受け止めて、「楽しむ」こと

いいのかもしれません。

 

都立薬用植物園には、小さな温室があります。

門松に和むものを感じながら、入ってみました。

 

今の時期の一押しはオジギソウかもしれません。

オジギソウの羽状の葉に触ると、葉が立ち上がるように

たたまれるのだそうです。不思議です。

 

温室内のあちこちに、ジュズサンゴの白い花と赤い実が

見られます。白い花が次々咲き、順に実をつけていくようです。

 

クワッシアというのだそうです。

熱帯アメリカ原産の薬用植物です。

 

マツリカ(茉莉花)と表示されていました。

アラビアンジャスミンともいわれる植物のようです。

ジャスミンティーの原材料です。

白い花がピンク色に変わっていくらしいです。

他の植物と見間違いをしたのではないと思いますがー。

 

キバナアマ(雲南月光花)。

インド・中国原産で、冬の時期に花が咲くようです。

黄色い花が幸せを感じさせます。

 

インドジャボク。

インドなど熱帯アジア原産の薬用植物。

その成分には血圧降下、鎮静効果があり、医薬品の

材料として用いられていたそうです。

 

ホウライアオキ。

インドジャボクと同属の植物。同様の成分が

含まれる植物だそうです。

 

上の写真は、シマムラサキツユクサ。

下の写真はムラサキオオツユクサ(ムラサキゴテン)。

どちらもムラサキツユクサの仲間です。

 

来春にはまたいろいろの花を楽しみたいと思います。

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慎重に検討を、と言われても ~都立薬用植物園の花と実~

2021-12-26 | 公園・庭園・名所

今日(26日)は、都内でも雪が観測されたようです。

ニュースは、大寒波到来とかで、大雪警戒を伝えています。

コロナ:オミクロンのこともあるし、神様も、年末年始は

慎重にしなさいと言っているのかどうか。

でもですね、せめて年末年始くらい、明るい話題で

ほっとしたいです。

はてさてどうしたらいいんでしょう。

 

こんなときは、ぶらっと花散歩でもして、悩みは

忘れるにかぎります。

といっても、冬場にそうそう花は咲いてはいません。

無理と思いつつ、都立の薬用植物園に行ってみました。

 

園内は、植物はほとんどなく、閑散としています。

そりゃそうですね。来春に備えて、草木や土壌を整備

する時期ですからー。

さすがに、訪れる人もあまりいませんでした。

 

かろうじて咲いている花がいくつかありました。

スノードロップです。

2月~3月が開花時期といわれていますが、うまく調整した

のでしょうか。

 

鉢植えのクリスマスローズです。

これも、これからあちらこちらで、よく見るようになりますね。

 

和名がマンネンロウ。ローズマリーです。

70~80㎝くらいでしょうか、植え込みのような感じになって

いました。

 

花の代わりに、樹々の実がいくつか見られました。

メギの赤い実です。目薬にもなるので、目木という

らしいです。

高さは2mくらいはあったかもしれません。

葉はほとんど落ちて、棘がめだっていました。

 

クチナシの実です。黄色に色づいています。

初めてみました。

 

タラヨウ。ハガキの木と言われています。

高さは6~7mくらいはあります。

確か先月には実がついていましたから、ずっとたわわな

感じでいたのかもしれません。

ところで、葉を傷つけると後が黒く残るので、字を書いて

実際に切手を貼って出せるそうです。

なお「郵便局の木」として定められているそうです。

(※ブロガーのhisuinetさんから教えていただきました。)

 

ムラサキシキブの紫の実がポツンと残っていました。

 

これは、ナギイカダというだそうです。

葉がついているようにみえますが、枝が変化した

ものだそうです。まるで鎧のようです。

高さは80㎝くらいのこんもりした植物です。

説明板によると、

「地中海沿岸に分布し、明治初期に日本に渡来。

葉は退化。葉状枝の上に、冬から春にかけて小花を

つける。」とあります。

花が終わって、赤い実になったのかどうか。

 

フウ(楓)というのだそうです。

高さは10数メートルはありました。

葉はかえでの葉のような形。紅葉がきれいな樹です。

黒っぽい、変わった実をつけていました。

 

園内には温室があります。

いくつか花が見られました。次回ご紹介します。(続く)

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「大丈夫」は魔法の言葉です ~地域散歩~

2021-12-23 | 散歩

このところ、ちょっとした用事もあり、ブログ更新が

できずにいました。

その間に、新型コロナはオミクロン株の拡大とやらで、

東京では「警戒」の呼びかけです。

とにかく落ち着かない雰囲気が、また広がっているような

感じがします。なかなか安心できずにいます。

 

マスク・手洗い。注意しています。

手指の消毒も、ボトルがおいてあれば必ずします。

人の多いところはなるべく避けるようにしています。

 

普段クリニックにいって、ニッコリ笑顔のお医者さんから、

「心配ないですよ、大丈夫ですよ。」と言ってもらえた時

には、元気をもらえますよね。

「大丈夫です」は、魔法の言葉かもしれません。

 

コロナだってそうですよね。

「それだけやっていれば大丈夫です」という声を聞くことが

できたならどれだけ安心できるか。

一体、”大丈夫です”を聞くことができるのはいつになるん

しょうか。

 

この2・3週間、散歩の折りに、少しづつ撮っていた

樹々や花の写真があります。

今は終わっているものも多いはずですが、せっかくなので

アップしてみました。

 

ナンキンハゼは、黒い殻が落ちて、白い種が枝一杯に

ついていました。これもまた面白いです。

 

イロハモミジと思いますが、これも種をつけていました。

今頃どこに飛んでいったことか。

 

いろいろな方のブログで紹介されているトウネズミモチを

見つけました。近くにはないと思い込んでいたのですが、

散歩コースにもありました。

 

道端にあったのは、イヌホウズキでした。

目立ちませんし、気に留める人も少ないですが、しっかり

生きているんですね。

 

家々の花壇にあった花です。

上から、キク・コスモス・ランタナ・スイセン。

そしてギョリュウバイ。

 

カネノナルキとイソギクです。

二つとも、少し前ですが、お花が楽しい”さざんかさん”

ブログで紹介されていました。

さざんかさんのブログと同じように、偶然一緒の花壇で

咲いていました。

どちらも結構寒さに強いんですね。

寒くとも、元気を出していきましょうと、言ってくれてる

ようです。

 

さて、今どれだけ種や花が残っているか、またのんびり

ぶらぶら散歩しようと思います。

友人が「心配ばかりしていてもしょうがないよ。

なるようにしかならないよ」と言ってました。

そうですね、ゆったりしているのが一番ですね。

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幸せ気分 ~所沢航空記念公園 日本庭園~

2021-12-16 | 公園・庭園・名所

運転免許の更新手続きに行ってきました。

警視庁の運転免許本部のHPを見ると、

なんと更新会場の混雑状況について、情報が掲載

されていました。

いつ頃から混雑情報が掲載されるようになっていたか

わかりませんが、これは助かります。

 

ちょっと遠いのですが、HPで「余裕がある」と表示されて

いた時間帯の運転免許試験場に、バスを乗り継いで行く

ことにしました。ヒマですから時間はたっぷりあります。

別に急いでいく必要もありません。

 

こういう時は不思議です。バスは待たずにすぐ来ますし、

乗り継ぐバスも、ほとんど待ち時間なしという具合で、

あっという間に会場に到着。

会場は混雑もなく、あっという間に手続きも終了。

新しい免許証が作成されて交付されるまで、

30~40分待ちましたが、あたり前、余裕・余裕

といったところでした。

私は、こんなちょっとしたことで幸せ気分になれるんです。

人間が大きいのか、小さいのかー(笑)。

 

数日前、所沢の航空記念公園の日本庭園で

のんびりしました。

上の建物は、裏門から見た茶室です。

入園するのに便利なのは実は裏門のほうなんです。

竹林の脇を通って、表玄関へ。

 

玄関脇に、トナカイの木彫りがー。

日本庭園にトナカイ。クリスマス飾りですか。うーん。

和洋折衷。現代風でいいじゃないですか。

とても可愛いです。

 

茶室(立札席)から庭を見ながら、お茶と和菓子の

セットでまずほっこり。

あれ、お茶セットがピンボケです。

食べることに気が取られていたようです(笑)。

 

 

休憩の後、庭をのんびり。

こじんまりした日本庭園です。

まだモミジの紅葉が残っていました。

 

ミツマタの蕾が見えます。このまま春までじっとして、

やがて小さな花を開くんですね。

 

水仙が早くも花を咲かせていました。

 

季節はいつものようにゆっくりと移っていきます。

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また野菜が届きました ~源助ダイコン、ヤーコンなど~

2021-12-12 | 日記

岐阜の子どもから、野菜が送られてきました。

今年は、「お届け便」はもう終わりかと思っていましたが、

大根やゴボウ、カボチャなどの根菜類や果菜類です。

メモによると、源助大根、ヤーコン、キクイモ、ゴボウ、

神田小菊カボチャとなっています。

 

源助大根は、加賀野菜(金沢)だそうで、煮崩れせず柔らかい

ので、”おでん”に向いてるとのこと。早速おでんの種にして

食べました。ピッタリそのとおりでした。

 

健康野菜と言うことは聞いていましたが、

これがヤーコンなんですね。

たまたまフォローさせていただいているブロガーさん

(satinekoさん)のブログで見たばかり。

しかも、食感は梨のようで、生でも食べられ

ますよと、教えていただいたばかりです。

なんという偶然。

冷蔵庫にあった豚肉・ナスと、炊き合わせにして

もらいました。ほんと、シャキシャキです。

 

キクイモもキク科です。

ひまわりのような花が咲くことは知っていましたが、

食べたことがありません。

キクイモも健康野菜といわれます。

大きいのやら小さいのやら形がいろいろですが、

均一につくるのは難しいのだろうと思います。

もちろん一番は、味そして食感です。

どんな味か楽しみです。

 

神田小菊カボチャとのメモ。

西洋種でなく、日本種なんだそうです。

小菊どころか随分形が大きいので、ネットで調べると、

小菊カボチャは、溝がきれいで横に切るとキクの花に

似ているカボチャとあります。

これは、大きく育ち過ぎたのかもしれません(笑)

せっかく送ってくれたんです。

こちらも食べてのお楽しみです。

 

短いゴボウはメモに名前がありませんでした。

スーパーなどにもあるらしいんですがー?

 

初めての野菜を、なるほどと思いながら食べています。

食生活に欠かせない野菜ですが、意外に知らないこと

がたくさんあります。

初めての野菜を通して、新しいことを知ることができ、

楽しくなりました。ごちそうさまでした。

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ケヤキ並木のライトアップとイルミネーション ~東京都府中市の大國魂神社前~

2021-12-08 | 散歩

コロナは落ち着きを見せているようですが、

何となく出歩くのが億劫です。

こんなことではますます巣ごもり状態になってしまいます。

冬と言えば、定番はイルミネーションです。

気持ちを切り換えて、府中市(東京都)のケヤキ並木の

イルミネーションに出かけてみました。

イベントの名称は「府中けやき並木イルミネーション2021」です。

   

これは、このイベントのPR動画やポスターなどのために、明星大学

デザイン学部の学生の方に協力してもらったデザインだそうです。

(このデザインは、府中市のHPからお借りしました。)

 

イルミネーションは京王府中駅の南口と、大國魂神社の大鳥居前

から京王線府中駅にかけてのケヤキ並木通りの2か所です。

大國魂神社前のケヤキ並木通りのイルミネーションを見に

行きました。

 

    

       

通り沿いのケヤキは、数本がライトアップされていました。

かなり大きなケヤキの樹ですので、さすがに樹全体のライトアップ

とはいかないようです。

この通りでは、オリンピックの自転車ロードのパレード走行が

行われたようです。

 

少し先にいくと、「ウマイルでスマイル!」の案内板が出ていました。

電飾の飾りの合間に、馬をモチーフにしたイルミが飾られています。

 

馬のイルミは、ざっと上の写真ような具合です。

市のHPによれば”馬場大門という地名にちなんで”、と言うこと

だそうですが、この府中市には有名な「東京競馬場」があります

ので、そうかそうなんだと思ってしまいますね。

それほどたくさんの馬のイルミではありませんが、子どもたちも

おもしろそうに眺めていました。

 

歩道に浮かび上がっていた丸い灯りです。

灯りの中の落ち葉が冬を感じさせていました。

今年も残り少なくなったんですね。早いものです。

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寒さの中に赤い花 ~地域散歩~

2021-12-03 | 散歩

今多くの方が、見事な紅葉を紹介して下さっています。

とりわけ陽ざしに透かされ、浮かびあがるモミジの

赤い色は鮮烈です。

なぜか赤という色は、私たちの脳裏に焼き付き、

強い印象として残ります。

 

空や大地を染める夕日は、自然の営みの雄大さを感じ

させます。また、私たちが、自然とともにあることを

思い起こさせます。

バラなど真っ赤な花は、私たちの中にあるエネルギーや

熱情を感じさせます。

赤という色は、まるで私たちにとって生きる力の象徴の

ようです。

 

晩秋というより、もはや冬といってもいい時期になりました。

赤い花をみることはほとんどない、そんな思い込みで、

ぶらぶら歩きをしていました。

ところが意外にも、まだ赤い花があることに気づきました。

  

    

これはサザンカの大きな樹です。6~7mはあるかもしれ

ません。たくさんの赤い花をつけています。

樹の下をみると、花びらにおおわれています。

自然のおもしろさですね。

 

いつも行く歯科医院の道沿いに猫じゃらしのような花穂を

つけた花をみつけました。

撮ったのは先月下旬です。

以前から咲いていたようですが、治療した歯のほうが気に

なって、気づかずにいました。

2・3日前には、もうだいぶ色あせていました。

検索してみると、キャッツテールという花に似ていますが、

さてー?。

 

キャッツテール(?)の脇に咲いていたのは、赤いキクです。

今がキクの時期とはいえ、結構頑張っています。

そろそろ終わりでしょうか。

 

キクと同じところにあったのは、たぶん赤いランタナかと

思います。

ほとんど「七変化」せずに、赤のままのようです。

 

航空公園のバラ園には、まだ少しバラが残っていました。

その中に赤いバラがありました。さすがに寒そうでした。

 

こちらは、チェリーセージですね。

道沿いの花壇に咲いていました。

かなり長い期間花をつけていますが、そろそろ

見納めでしょう。

 

こちらは、以前カメラに収めたお宅とは別のお宅の鉢植えです。

ネリネです。

 

だいぶ寒くなってきた中で咲いていた赤い花。

やはり赤は、強さの象徴なのでしょうか。

 

 

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