ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

このところの雨は「催花雨」なんですね(続) ~地域散歩~

2023-03-31 | 散歩

驚きました。びっくり仰天というほどでは

ないですが、もうシャクナゲの花が開いて

いたんです。

どうやらこのあたりでは、一番早く咲く

らしいんですが、知りませんでした。

このシャクナゲは、高さが2mにも満たない

小さな木ですが、花は淡紅色優しい色合い

です。

 

散歩コースで、毎年花を見せてくれるアケビです。

上の2枚目の写真、小さな毬のようなものを

つけているのが雄花。

その下の写真、イソギンチャクの触手のよう

なものを伸ばしているのが、雌花です。

アケビは別のアケビの木と他家受粉すること

で実がなります。

そういえば持ち主の方が、昔はもう一本、

木があってその時は実がなったんですがーと

話しておられたのを思い出しました。

 

通り沿いの空き地やフェンス際に野草の

花が顔を出していました。

ムラサキハナナです。正式にはオオアラ

セイトウというようですが、素敵な名前の

とおり、群生する様子がきれいです。

 

フェンスに、ツルのようにからみつくように、

たくさん白い花が見えていました。

葉の形から見てクサイチゴのようです。

クサイチゴもキイチゴの一種で、草(草本)

ではなく、木(木本)なんだそうです。

 

以前カジイチゴかもしれないと書いたことが

ありますが、違っていたかもしれません。

お分かりの方がいらっしゃいましたら、

教えてください。

 

野草の間に埋もれるように咲いていた花です。

クサノオウではないかと思います。

クサノオウであれば有毒植物です。

 

シャガも花をつけだしていました。

やはり例年より早いような気がします。

 

通り沿いの花壇です。

上から、ネモフィラ・ファセリア・オステオ

スペルマムのようです。

 

これはオダマキではないかと思うんですがー。

いつの間にか数が減ってきていました。

勝手に持って行かれてしまったのかどうか。

 

これはサワグルミと思います。蕾なのか

花なのか。穂状の花をつけます。

 

こちらはナニワイバラの木です。いつも

見落としてしまうのですが、こんな蕾を

つけるんですね。いつごろ開花するか、

楽しみです。

 

まだ桜が咲いているというのに、もう

チューリップが咲き、ツツジも開花して

います。

昭和記念公園のチューリップもだいぶ

咲いてきているようですし、文京区の

根津神社のツツジも早咲きの種類は、

咲き出しているようです。

春は結構せっかちですね。もっとも

シルバーの私もいつのまにかせっかちに

なっていますから、神様が合わせてくれて

いるのかもしれません。

ともあれ、本当にうれしい季節です。

 

世界が平和でありますように!

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このところの雨は「催花雨」なんですね ~地域散歩~

2023-03-30 | 散歩

春の長雨を表す言葉に、菜種梅雨(なたねづゆ)

または催花(さいかう)という言葉がある

そうです。

菜種梅雨とは、菜の花が咲く時期に降る雨。

その雨が菜の花だけでなく、桜などいろいろ

花の開花を促すように降る風情から催花

とも呼ばれるようです。

どちらも「粋」な感じがする言葉です。

 

先週から、小雨や曇天の日が続き、すっきり

晴れた日はほとんどなく、時折晴れ間が出る

といった具合です

春に三日の晴れなしとはいうものの、こうも

雨が多いと、もともと無粋な私には、風流な

気分に浸るよも、もの悲しい気分になって

きます。

でも、希望の春です。とにかく出会いを求めて

散歩です。

 

ちょっと前まで咲いていたユスラウメです。

今はすっかり花は落ちていました。

 

野草の間に埋もれるように咲いていた

ペチコートスイセン(ナルキッスス・

バルボコディウム)も姿が見えなくなり

ました。ヒマラヤユキノシタも、いつの間

にか見えません。暖かい時期の花では

ないですからー。

 

花壇に随分と見られるのは、桜色のサクラソウ

そして青いムスカリです。

サクラソウは、ちょうど花壇の手入れをしている

方が「今年はきれいに咲いてるんですよ。是非

見てください。」と、嬉しそうに話してくれました。

 

花木はというと、近くのキブシはまだ頑張って

いましたが、カリンの花はそろそろといった

感じでした。

もちろん、それらと交代するかのように咲いて

いる花木があります。

 

ハナモモです。上の2枚のどちらの写真もハナモモ

間違いないと思うのですがー。

 

それにハナカイドウも、あちらこちらでみかけます。

 

ドウダンツツジの釣鐘のような白い花も、随分と

見られます。

 

もちろん桜はまだまだ見られるのですが、

雨でだいぶ花びらが落ちたり、色褪せたり

してきました。

枝垂桜はソメイヨシノに較べると、やや遅い

のでしょうか、薄紅色の花を誇らしげに

咲かせていました。

春の花は次々と咲いていきます。早いです。

(この10日ほどの間に、撮りためた写真が

 まだありますので、次回に続けます。)

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晴れた日の桜はいいですね ~石神井川・ところざわサクラタウン

2023-03-25 | 散歩

今週初め(21日)に行った、練馬の石神井川

の桜は5分咲き程度でしたし、曇天ということ

もありちょっと寂しい感じでした。

ところが三日後の24日、雲の合間から青空が

覗きました。私はメンバーではないので行け

せんが、家人がカルチャー仲間と再度、

石神井川の桜を見に行きました。

本当は、食べてお茶しておしゃべりするのが

目的です。内緒です(笑。)

      

      

      

時折雲の合間から少し青空が見える程度

でしたが、ほぼ満開でちょうど見頃。

やはり青空が背景にあるとないでは、

桜の表情が随分変わってくるんですね。

ソメイヨシノは薄いピンクの花なので、

くっきりした空の青が、はなびらの風情

をひきだしてくれる、そこがとてもいい

んですね。   

 

実は一週間ほど前、まだ桜の開花宣言が

出たばかりの頃でしたが、所沢のサクラ

タウンの桜が少し咲いているらしいと

聞きました。どうかなとおもいながらも、

あまりに青空がきれいなので、

見に行ったんです。

サクラタウンは、ミュージアム(角川武蔵野

ミュージアム)とホール(ジャパンパビリオン)

があるポップカルチャーの施設です。

若い人向けですね。

    

隈研吾さん設計のミュージアムはどっしりと

しています。その前の広場で、サクラまつり

のイベントが行われていました。

     

     

今回のイベントのためにつくられたのか

どうかわかりませんが、1966年に公開された

「大魔神」の像がありました。

以前はありませんでした。懐かしいです。

(※上の武将像が下の大魔神に変身するんです。

  ユーチューブに当時の予告編が公開されています。)

 

これも以前はなかったのですが、どこかで

見た記憶のある可愛らしい像です。

 

さて肝心の桜は、神社の向こうに、小高い

丘の上にありました。枝垂桜です。

 

神社のガラスの壁に桜の樹が映り、一層

映えて見えます。

 

ホールとミュージアムの間のスペースには、

屋台店やキッチンカーなどが並び、子ども

たちや若い人が楽しんでいました。

 

サクラタウンの周囲にも、桜はあるのですが、

この時はまだツボミ。

サクラタウン内の枝垂れ桜だけが、青空を

ひとりじめにしていました。

神社のご利益かもしれません。

他にはまずない現代アートの神社です

 

世界が平和でありますように!

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日本がメキシコに勝ったまではよかったんですが ~石神井川のソメイヨシノ~

2023-03-21 | 散歩

今朝はWBCの試合(日本対メキシコ)をハラハラ

ながら見ていました。

7回裏、吉田選手の同点ホームランに思わず

万歳です(3対3)。

これで何とか行けるぞと思った8回表、メキシコに

2点を取られ、再びリードされる展開(3対5)に

なりました。

正直言って、メジャーリーグメンバーをそろえた

メキシコにこのまま押し切られるのではと、

ガックリ。

しかし、8回裏、山川穂高選手(西武のドスコイ

選手です)の犠牲フライで1点差(4対5)に。

そして9回裏、大谷選手のツーベースヒット、

吉田選手の四球、吉田選手の代走は周東選手。

ここで、登場したのは村上様です。

不振にあえぐ村上様。日本中の祈りが通じたか、

とうとうやってくれました。

センターフェンス直撃の大ヒット。

大谷選手は悠悠ホームへ。続いて1塁にいた

周東選手がホームに。速い速い。あっという

間に逆転サヨナラです。

周東選手、本当に足が速い選手です。

代走的中です。

あっぱれ、栗山監督。

 

臨時ニュースで岸田総理がウクライナに極秘で

向かったと報道が流れました。もちろん国際情勢

きちんと把握する必要性はあるんですがー。

でも、それより村上様です。やってくれたんです。

おかげで明日のアメリカとの決勝戦もテレビ観戦

できるんです。

 

冷静さなどどこへやら。ふと思い出しました。

石神井川のソメイヨシノです。

今見に行かないと、ひょっとして雨で花が

やられるかもしれません。明日(22日)は晴れ

そうですが、とにかく気分が高揚しています。

今行かなきゃ、誰が行く。さあ出発だぞ。

西武線の練馬高野台駅を降りると、空はどんより

曇っていました。おまけに寒いです。

何のために勇んできたか、急に心も冷え込んで

きました。

例年人出が結構あるんですが、全体に5分咲き

くらいでは、さすがに見合わせる人が多いの

かもしれません。

おまけに曇りのため、花びらの美しさが

なかなか撮れません。カメラの技量不足、

残念です。

 

花も曇天のせいか、今一つ艶やかさを感じません。

やっぱり明日にしておけばよかった。

今さら後悔しても来てしまったんですから、

仕方がありません。

 

上の写真は、桜並木が続く一番のスポットです。

遠目には、満開に近いように見えますが、実際は

五分咲き程度ですから、やはり花の色合いが

いまいちです。

 

川沿いの公園では子どもたちが元気よく飛び

回っていました。無心なのが一番です。

 

石神井川の周囲には、いろいろな花がみられます。

上から順に、ヒュウガミズキ、レンギョウ、

ベニバナトキワマンサク

そのほかにもありましたが、またの機会に撮る

ことにしました。

 

今回、忘れ物はなかったんですが、肝心の

今日明日の天気予報を確かめるという基本を

忘れていました。

「村上様がどうこう言いながら、何が世界平和よ」

家人。仰せの通りです。しっかり叱られた一日

になりました。

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探し物はソメイヨシノです ~地域散歩~

2023-03-19 | 散歩

毎日のように探し物をしています。

整理のし忘れ、置き忘れ、しまい忘れ。

鍵、財布、スマホ。

とにかくどこにやったか。探してもどうにも

見つかりません。出かけられません。

家人に「あれが見つからない」と言うと、

「これは何」と、すぐ出てきます。

 

そういえば養老孟司さんも、そんなことを

書いていたと言い訳すると、「あの方は、

毎日いろいろなことで忙しいのよ。

ヒマなあなたと一緒にされたら迷惑です。」

 

(3.9読売新聞 時代の証言者35)

「日常を大切に、と言っている割には、

下手をすると探し物で半日つぶしている。

でも女房が探すとバカみたいにすんなり

見つかる。」

 

脳の活性化は、私には、まず歩くことです。

先日岐阜の子どもが送ってくれた

フキノトウの写真です。世の中はすっかり

春です。

 

ハクモクレンはすっかり開花し、見事です。

少し遅れて咲き出したシモクレンも見事です。

 

シロバナジンチョウゲも蕾が開き出し、

いい香りを漂わせています。

 

トサミズキの、うつむき加減の花です。

小枝から直接花がでています。

 

ボケの花も盛りを迎えています。

花期が長いです。

 

     

キブシです。遠目には、黄色いフジのように見えます。

 

アセビです。私の住まいの近くでは、シロバナが

ほとんどで、たくさんのブロガーさんが紹介され

ているピンクの花が見当たらないのが残念です。

 

ハナニラがいたるところで白い花を見せて

います。群生している様子は、なかなかに

素敵だと思います。

 

ユキヤナギ。

花の様子を表す言葉として、実に素敵な

名前です。先人の感性がよく表れている

ように思います。

 

一般にミモザと言われるようですが、その

中でギンヨウアカシアと言われるのが、

これではないかと思います。

近くにはないと思っていたのですが、

あまりにも目立つ花木があったので、

行ってみるとこの写真の花でした。

通りかかった方も、この花が何か知りた

かったんですと、嬉しそうにしておられ

ました。

 

可憐な花です。スノーフレークです。

白く小さな花弁に、緑色のマル印が

ついています。

 

青紫色のツルニチニチソウが咲き出しました。

これも花期が長い花です。

 

レンギョウが鮮やかです。春を彩る代表的な

花ですね。浮き浮きさせてくれます。

 

桜です。2cm弱くらいの小さな花をつけて

います。背丈が1mくらいで、花壇の中で

レンギョウに隠れるように咲いていました。

花壇の手入れをしておられた方が名前を

教えてくださったのですが、忘れてしまいました。

桜というのは、いろいろな品種があるんですね。

 

東京では、ソメイヨシノの開花宣言がありました。

今日(3.19)は、青空が広がり好天です。

おそらく、週後半には見頃になるはずです。

しかし、残念ながら、天気予報は木曜日くらい

から4・5日は雨の予報。

散らないといいのですがー。

カメラをしっかり充電し、バッグに入れて、

雨が少しでも上がれば、飛び出せるよう

準備しなくてはー。

 

探すのは満開の桜です。

飛び出したはいいが、少なくともカメラを

忘れて出ないよう、家人に頼んでおかない

といけません。そうそう、SDカードも

しっかり入れておかないとー。

 

世界が平和でありますように!

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日常の大切さ ~多聞院の庭で~

2023-03-13 | 公園・庭園・名所

所沢の多聞院です。

例の鬼の像が、庭の番人のように鎮座しています。

いつ見てもユーモラスです。

上が「鬼の悟り」、下が「鬼の寒念仏」です。

 

実は、去年シラネアオイの花を見損ないました

ので、もう芽を出しているどうか、あるいは

大きくなったか気になっていました。

残念ながら見当たりませんでした。

その代わりかどうか、「雪割l草」展の札が出て

いました。

 

園内のあちらこちらに可憐な花が顔を出して

いました。たぶん全部雪割草なのだろうと

思います。

ところで、雪割草というのは、ミスミソウ

など総称だそうですが、私には区別が

つきません。

 

上の写真は、鉢植えにしたものと思います。

洒落た感じになっていました。

 

園内には、キクザキイチゲも咲いていました。

しかし、今の時期の中心は花木です。

 

シキビと札がでていましたが、シキミとも

いうようです。漢字ではどちらも「樒」です。

 

オニシバリです。ジンチョウゲの仲間です。

花弁に見えるものは、「萼」のようです。

 

こちらはジンチョウゲ。だいぶ花が開き出し

ました。ジンチョウゲの花も花弁ではなく、

「萼」ですね。

 

アセビが穂状に花をつけています。

 

お読みになっていた方は多いと思いますが、

養老孟司さんは、読売新聞の連載(時代の

証言者:35最終回)で次のように指摘されて

いました。

「近代文明がおびただしい数の虫や生き物を

 殺してきたことに気づいている人はどれ

 くらいいるでしょう。加害する方にその

 意識がないことがいちばんの問題です。

 今のままの人間中心の日常がつづくと、

 多くの生き物の日常は維持できない。

 コロナ禍になり、ウクライナ戦争が起き、

 私たちは日常の壊れやすさを目のあたり

 にしている。そうなると人は、日常の

 ありがたみをかみしめます。」

 

 多聞院は、様々な草木の花を大切にして、

 訪れる人に安らぎを与えてくれています。

 小さな庭とはいえ、その維持には

 苦労が多いことと思います。

 養老さんがいう壊れやすい日常の大切さ、

 多聞院の庭は、もしかしてそれを示唆して

 いるのではないか、そんな思いがしました。

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備えあれば憂いなしです~国分寺市:殿ヶ谷戸庭園を歩きながら~

2023-03-10 | 公園・庭園・名所

殿ヶ谷戸庭園で、かつての職場の同僚と

落ち合い、近況を語りながら、園内を

散策しました。

コロナのこともあり久しぶりでした。

 

園は、このところの暖かな陽気のせいか、

草木の緑が優しく感じられました

殿ヶ谷戸庭園は、回遊式の林泉庭園で、

段丘の崖を巧みに生かした池や谷、

樹々が訪れる人を楽しませてくれます。

それほど広い庭園ではありませんので、

いつものようにのんびり歩きながら、

春の花を探してみました。

フクジュソウの黄色の花は、いつ見ても

鮮やかでいて優しく目に映ります。

 

ミツマタは小さな花が球のようになって

一つの蕾をつくり、外側から順に開いて

いくのだそうです。

上の写真はアカバナミツマタ。

赤い花がきれいな種類です。

もっとも、花弁のように見える「花」は

花弁ではなく「萼」なんだそうです。

 

同じミツマタでもこれは黄色で、少し大きな

花をつけていました。

 

これはシデコブシ(四手辛夷)というのだ

そうです。モクレンの仲間です。

小さな木に、一・二輪の花が開いていました。

いわゆるモクレンやコブシの花にはない、

薄紅色をしています。

 

トサミズキの花です。

枝先に、黄色の小さな花が下向きに、

連なって咲いています。

先日まで、トサミズキの開花はもう少し

あとかと思っていましたら、もう咲いて

いたんですね。

 

上の写真はどちらもボケの花だと思います。

普段よく目にするのは赤い花のボケですが、

これは、シロボケというのだと思います。

この小さい花は、たぶんユキヤナギではないかと

思いました。よくわかりません。

 

キブシです。ピントが合いませんでしたので、

ちょっとボヤっとした写真になりました。

 

こちらはアセビです。こんもりするよう

剪定しているのかどうか。

 

ところで、3月11日は、12年前に

東日本大震災があった日です。

福島の実家は、母が一人暮らしでしたが、

地震のため新幹線も東北自動車道もストップし、

私は、帰ろうにも帰れませんでした。

都内も交通機関がストップし、混乱が続きました。

誰もが緊張していたように思います。

 

我が家でも、3.11後、水や食料など防災への

備えを真剣に考えましたが、今は点検もして

いません。正直のところ緩んでます。

これでは、いざとなったらどうしようも

ないですね。

トルコでも大地震があったばかりです。

改めて地震への備えを考えているところ

です。

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別れはやはり寂しいものです ~小金井公園の梅と桜~

2023-03-07 | 公園・庭園・名所

かつての職場の先輩が、沖縄に終の棲家を

構え、引っ越していきました。

先輩にとって沖縄は、転勤で数年生活した

ことがある思い出の地です。

先輩の住まいは小金井公園の近くにあり、

散歩の折りに撮った園内の季節の花を、

よく写メしてくれました。

 

小金井公園は都内でも有数の桜の名所です。

早咲きの桜もあります。

しばらくぶりに出かけてみたくなりました。

訪れた数日前は、暖かな日和でした。

園内は、散策する人、語らう人、跳びまわる

子ども、ジョギングする人、カメラで鳥や花を

撮る人など、いつもの光景です。

ちょうど梅園が見頃を迎えていました。

 

この鳥はツグミでしょうか、なぜかじっとして、

動き回りません。大きな望遠を構えた人が

しきりに鳥の表情を撮っていました。

鳥を撮るのは苦手なんですが、これなら私にも

撮れそうです。

コンデジで、ちゃっかり横からパチリです。

早く撮れよと言わんばかりに、ツグミは、

私を振り返ってくれました。

そろそろ北のシベリアに帰っていくのでしょう。

 

沖縄の桜は、ソメイヨシノではなく、

カンヒザクラ(寒緋桜)ですね。

濃い紅色の、下を向いて咲く花です。

沖縄では、例年1月中旬から2月上・中旬にかけて

各地で桜まつりが行われるようです。

そのカンヒザクラは、小金井公園では、見頃に

なりつつありました。

 

早咲きで有名な河津桜は、すっかり葉桜になって

いました。

 

これも早咲きの桜ですが、大漁桜という名前

なんだそうです。説明書きには、大島桜と

寒桜の交配種とでています。

 

薄紅色の花びらが青空に映えて、「さくらまつり」

の先触れといったところです。

 

園内(西側)の花壇の菜の花です。

数本咲いていましたが、これからですね。

 

冒頭に書いた先輩は、那覇市に住むようです。

那覇の桜の名所には、与儀公園があるようです。

先輩は、おそらく毎年ここで桜を楽しむことに

なるのだろうと思います。

日本で一番早い桜。うらやましいです。

 

それにしても、別れは寂しいものです。

とりわけ齢を重ねてからの別れは、

なおさらです。

唐の時代の有名な詩人、李白の漢詩、

「黄鶴楼(こうかくろう)にて孟浩然(もうこうねん)

の広陵に之(ゆ)くを送る」。

中学校で習ったかもしれませんが、すっかり

忘れてます」。やはり歳です(笑)。

 

世界が平和でありますように!

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河津桜が春風を運んでくれました ~石神井公園の近くで~

2023-03-03 | 散歩

2・3日前、地域の神社にお参りをしました。

ときどきお参りするようにしています。

困ったときの神頼みでは、ご利益などある

はずもありませんからー。

 

こんな言葉を書いた紙が置かれていました。

佐藤一斎という江戸時代後期の儒学者の

言葉です。

『春風(しゅんぷう)を以って人に接し

 秋霜(しゅうそう)を以って自らを粛む(つつしむ)

(言志後録) 

他人には春風のような暖かさで接する、

という戒めですね。

なかなか、そうはなれないですね。反省!

 

 

   

今日(3日)は、ひなまつりです。

いうまでもなく、女の子の幸せな成長を

願うまつりですね。女の子だけでなく、

我が子の無事の成長を願う親の気持ちが

込められています。

我が家では、家人のひな人形がなくなって

しまったので、代わりに、壁掛けと陶器の

おひな様を飾っています。年に一度の

お飾りです。

おひな様、どうぞ今年も子どもたちを

守ってください。

 

ところで、今年はソメイヨシノの開花は

早そうです。

でも、一足先に、私たちの目を楽しませて

くれているのが、河津桜です。

    

    

石神井公園駅の近くのバス道路沿いに

植えられている河津桜を見にいきました。

まだ若い木ばかりです。

50本くらいあるそうですが、近い将来、

見事な河津桜の並木になると思います。

 

赤みの濃い花ですので、ひと際目立ちます。

ちょっと残念なのは、やや葉桜になりかかって

いたこと。見に行くのが遅かったので仕方あり

ません。

 

たくさんのブロガーさんのように、上手には

撮れませんでしたが、なんとか花の美しさを

とろうと頑張ってみました。

 

今日本には、ウクライナから避難してきた方々

が住んでいます。祖国に親や家族を残してきて

いる人もいるようです。

たぶん、日本のひな飾りをみていることでしょう。

いたたまれぬ思いがします。

どうか、世界が平和でありますように!

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