ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

桜に魅せられて ~再び小金井市・小金井公園の桜~

2018-03-30 | 公園・庭園・名所
まるで桜に引き寄せられたようです。また小金井公園に行ってしまいました。まさに花は盛りです。



平日の午後にもかかわらず、園内は飲み物や食べ物を手にしながら、お花見を楽しむ人が溢れていました。たてもの園を見通せる道にはテントが準備され、ステージも設営されつつありました。土日に展示や販売や、ちょっとしたイベントがあるのかもしれません。

小金井公園は西側に桜が多く、特に小金井街道沿いは「桜の園」として整備されています。また、たてもの園の前(南側)は広場になっていて、子どもたちや若い人たちなどが、いろいろと遊ぶことができるようになっています。桜を見ながら、思い思いに楽しむスペースには事欠きません。













私もベンチに腰掛け「花より団子」のひと時を過ごしました。それにしても、なぜ日本人はこうも桜が好きなんでしょうか。
春の訪れ・美しさ・儚さ・短い命・散る様などいろいろあげられています。ともあれ日本人のDNAに組み込まれているのでしょう。

公園では、施設のスタッフに伴われて、車いすで桜を見にきている人たちの姿もみられました。その晴れやかで、うれしそうな表情が印象的でした。











おそらく、明日・明後日は一番の人出になることでしょう。風が吹くと花びらが舞うようになりつつありましたので、小金井公園の桜はそろそろ見納めかもしれません。




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さくらに浮かれて ~練馬区・練馬高野台の桜~

2018-03-29 | 公園・庭園・名所
暑いくらいの陽気に、東京では、桜はあっという間に満開になっているようです。
桜の柔らかな色合いを、何とか写真に撮りたいということもありますが、なぜか誘われるように、また出かけてしまいました。

今回見に行ったのは、練馬高野台駅(西武池袋線)の南口を降りてすぐの石神井川沿いの桜です。石神井公園の桜とは別のところになります。
ここは、桜の枝が川面をおおうように伸びて、見事な景観をつくっているんです。千鳥ヶ淵とか目黒川などの桜のように有名ではないのですが、文字通り駅近ですし、都内の桜の穴場ではないでしょうか。

















特別の桜まつりのようなイベントはありません。ライトアップもありません。しかし人で溢れかえっているということもなく、1キロ以上は続く川べりの桜の下を歩くもよし、土手を降りて遊歩道をゆったり歩くもよしです。今週末ぐらいまではなんとか持つような気がします。









       





ぶらぶら歩きながら、お世話になっているリハビリ施設でアロマセラピーをしているAさんの話を思い出しました。Aさんは勉強大好きな人です。
「言霊という言葉があるけど音霊(おとだま)という言葉もあるんだそうですね。桜とか酒の“あ”という音は、人が感嘆した時に発する音で・・・・・・・・。学ぶって本当におもしろいですね。」
Aさんと話していると、学びが若さを保つ秘訣なんだと思えて仕方がありません。
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行列のできる公園 ~文京区本駒込 六義園~

2018-03-27 | 公園・庭園・名所
暖かい陽気に誘われて、街角をぶらぶら歩いたり車窓を眺めていると、桜色が目に飛び込んできます。普段は気づかないのですが、地域には桜の木が結構多いんですね。

桜はどこでも同じといえば同じなんですが、ついつい誘われてしまいます。名所と言われるところも平日なら空いているはず。そう思い、駒込の「六義園」に行ってみました。枝垂桜で有名です。



桜の期間中、普段は閉じられている「染井門」は特別に開門されているようです。駒込駅からすぐに園内に入ることができるので、これは楽でいいと思いましたら、何と門の前に行列ができています。それほどの長い列ではないですが、驚きました。

入場した人たちは申し合わせたように正門付近の大枝垂桜を目指します。途中にも数本の大きな桜の木があり、花を透かすように光がさしているのですが、ほとんどの人が気づかないかのように歩いています。結構きれいなんですがー。





そうこうするうちに、あっという間に枝垂桜のところにたどり着きました。桜の周囲は人でいっぱいです。もちろん見事な桜です。ただ、葉が出始めていましたし、花びらが舞い始めていましたので、大枝垂桜は2・3日すると見納めになりそうな感じです。



見終わって、例によって茶店の縁台に腰掛けて一休み。庭園散策はまたこの次ということにして駅に戻りました。
そうそう、駅前の桜もきれいでしたよ。皆さんみてあげてくださいね。




今回はカメラの設定がまずく、桜の柔らかな色合い・美しさを撮ることができませんでした。まだまだ素人です。次は頑張ります。というわけでまた桜を撮りにいきます(笑)
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根性のある桜です ~練馬区武蔵関公園から武蔵関駅への桜並木~

2018-03-25 | 公園・庭園・名所
いよいよ桜が本番になってきました。うきうきしたものを感じるのはなぜなんでしょうか。都内の桜の名所もいいのですが、余りに人出が多いので、ちょっとした穴場はないか友人に尋ねてみました。すると、東伏見の武蔵関公園から石神井川沿いの桜はどうかというので、早速に西武新宿線の東伏見駅から武蔵関公園に行ってみました。

公園は駅近です。5分もすると大きな池が見えてきました。池のまわりでは、あちらこちらで子ども連れの家族が桜の木の下でお弁当を楽しんでいます。池にはボートを漕ぐ人の姿がありました。公園の桜はそれほど多くはありません。









ちょっと一休みをして、公園から西武新宿線の武蔵関駅方向に歩いていくと、線路に沿って流れる石神井川に並行した通りは桜並木になっていました。思い思いに散策する人が結構います。



川面に通りの桜が映っています。おお!いいね。やや白トビしてうまくは撮れませんでしたが、まあまあの出来です。

       

橋の上から川をのぞき込んでる人が「あそこにカワセミがいますよ」と教えてくれました。とっさのことでうまくは撮れませんでしたが、何とかカメラに収めることができました。



川沿いの要所要所で、電車と桜を撮るろうとする人が随分いました。私もその中に入って撮ってみました。なかなか難しいもんです。











桜はだいぶ「高齢」でしたが、黒くどっしりとした幹は風情があります。よく見ると、枝の先ではなく、直接太い幹から数輪花が咲いているではないですか。それも1本や2本の木ではありません。必死に生きようとしているなかなか根性のある花じゃないか。勝手に「根性桜」と名づけてやりました。頑張って生きて行けよ、声援を送った次第です(笑)




















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季節はずれの雪になりましたが  ~春分の日に~

2018-03-21 | 散歩
3月下旬というのに真冬に逆戻りです。東京は朝から予報どおりの雪。テレビは30数年ぶりの季節はずれの雪ですと報道しています。
私もついついこれはカメラに収めなければとあちこち歩きまわってみました。といっても近くですがー。
見つけました、既に咲きだしていた桜です。今日の雪にはさぞ驚いたことでしょう。













これから咲こうとしていた桜にとっては、日にちを間違えたかもしれないと思ったかもしれません。





桜だけでなく、暖かな陽気の中私たちの目を楽しませてくれていたボケやモクレンも驚いたことでしょう。





今日は春分の日、彼岸の中日です。去年の今頃、闘病中だった義兄と話をしているうちに、喜多方市(福島県)の「日中線の枝垂桜」を見たいねという話になったことを思い出します。全国各地に桜の名所がありますが、この枝垂桜もその一つと言って過言ではありません。それは素晴らしい桜の並木です。

今日の天気が回復すれば、また青空が戻ってくることでしょう。暖かさが私達を包んでくれることでしょう。義兄はきっと「大変だろうけど大丈夫だよ。みんなを見てるからな。」と、私たちを見守ってくれているはずです。





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もちろん蕾でしたが、なんと ~小金井市:小金井公園~

2018-03-16 | 公園・庭園・名所
ポカポカした陽気に誘われて小金井公園に出かけてみました。バスも結構便利です。
ソメイヨシノの開花は、東京では来週中頃のようですが、とりあえず小金井公園はどんな具合か見てみました。もちろん開花はまだで、こんな具合でした。



随分と春めいて、菜の花も生き生きしています。園内の鳥も元気な感じです。











小金井公園は都内でも桜の名所の一つですから、来週はすごい人出だろうなと思いながらぶらぶら散策していましたら、あれ咲いている桜があるじゃないですか。

公園のHPなどによると、園内には、20数種類、約1700本の桜が植えられているそうで、3月中旬の寒緋桜に始まって4月下旬の八重桜まで1か月半ほど華麗な花絵巻が楽しめるとか。

園内を歩いていて、開花している桜を目にしたのが、SL展示場付近の7~8本の寒緋桜でした。









その次に目にしたのが、江戸たてもの園に近いエリアの大漁桜(オオシマザクラの一種)でした。こちらも数本ですが、結構見事です。残念なことに少々葉桜になっていました。
「はやく教えてよ」と思いつつも、きちんとチェックしておかなかったのが悔やまれます。









本番のソメイヨシノが控えていますから、お楽しみはまた来週に続くというところですね。
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もうすぐですね春は ~柳瀬川の河津桜~

2018-03-11 | 散歩
春の到来をいち早く感じさせる河津桜。首都圏では京浜急行の三浦海岸沿線の河津桜がよく知られていますが、かなり歩かなければいけないようでためらっていました。
そんなとき、リハビリ施設のスタッフさんから「近くにもあるわよ」と教えてもらったのが、柳瀬川の河津桜です。場所は東所沢と清瀬の境界のあたり。バスで向かいました。

柳瀬川沿いに土手をぶらぶら歩いていくと、ありました河津桜です。桜の木は2本でしたが、華やかです。



柳瀬川は、水もだいぶぬるんできているようです。緑も次第にくっきりしてきていました。土手の一角では梅見のお弁当を楽しむ人もいます。







さて肝心の河津桜ですが、少しずつ葉が出始めていましたが、鮮やかなピンクの花びらが陽光に輝いていました。ソメイヨシノとは違って存在感があります。川沿いを散歩する人が足を止めては桜を愛でていました。















川沿いには、山茱萸(サンシュユ)の黄色い花や木蓮の膨らんだ蕾も見られました。春はすぐそこまで来ているようです。





ぶらっとしていると、あるお店の駐車場の隅に小さな桜の木がありました。蕾をだいぶつけています。よく見るとほんの少し花が開いています。月末には桜だよりを聞くことになるかもしれませんね。なぜか心が浮き浮きしてきました。






(※このブログの桜の名称を訂正しました。当初「彼岸桜」として紹介しましたが、正しくは「河津桜」でした。すみませんでした。)
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エッセー  ~光と影との出会い~

2018-03-08 | 日記
暖かい日がちょっと続いたと思ったら、また寒い日に逆戻りです。まだ三寒四温といったところなのでしょう。しかし、冷たい雨が降っていて外を歩くわけにもいきません。やはり陽射しがほしいですね。

陽射し・光は生きるものに力を与えます。生命の源です。
いつも、光と影を感じさせる写真が撮れたらいいなあと思っているのですが、素人の私には難しすぎることです。これまで撮ったものの中でまあまあかなと思われるものを紹介させてください。

この写真は、姫路城の中です。確か2月下旬頃でまだ寒かったことを覚えています。改修後で、天守閣の白い壁が印象的でした。




次は、府中市の郷土博物館の園内の古民家です。室内の黒い板の間が光り、日本家屋の美しさを感じる写真になりました。



川越市の川越城本丸御殿の廊下です。今は質素な感じの建物になっていますが、往時は豪華なつくりだったかもしれません。



神戸の異人館の内部の写真です。偶然ですが、洋館の階段の手すりが光に浮かびました。



宮島の厳島神社の社殿の廊下です。まぶしい光がつくっている影がおもしろいなと思いました。



ようやく春めいたものを感じるようになった日、たまたま歩道に柵の影が浮かんでいました。ちょっと芸術的と思い写真におさめました。

    

竹林公園に差し込む光に、竹のシルエットができていました。



金沢城の櫓が夕陽の中でシルエットになっていました。夕闇に浮かぶお城は幻想的です。
これからも、風景を楽しみながらいろいろな写真を撮りたいと思っています。





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静けさがよく似合う花 それは梅 ~府中市:郷土の森博物館 梅園~

2018-03-03 | 公園・庭園・名所
寒い時期の花の代表が梅ですが、このところの暖かさで、各地で満開になっているとか。柔らかな日差しに誘われるように、出かけてみることにしました。
目指すところは、都内では千本以上の梅の木があるという府中市の「郷土の森博物館」の梅園です。
JRの南武線の分倍河原駅からバスに乗り、数分ほどするとバス停のすぐ前が博物館です。


正面入り口をちょっと行き、左手に折れると、いくつかの古民家がありました。建物の中にも梅が咲いています。竹垣や瓦屋根に良く溶け込んでいます。別の建物に入ると、立派な雛飾りがありました。素晴らしいもののようです。そうでした。今日は3月3日でした。










古民家を過ぎてさらに庭園内を進んで行くと、満開の梅の花が目に飛び込んできました。
博物館の園内の大部分が梅園になっています。都内にこれほどの梅の木がある梅園は他にないのではないでしょうか。















純白・深紅・薄紅、色とりどりの花が咲き乱れる梅園を、たくさんの梅見客が散策しています。熟年夫婦、若いカップル、外国からの観光客、小さな子どもを連れた家族など、思い思いに梅園を歩いています。








梅の花には、静かさや穏やかさが良く似合います。ゆっくりとした時間の中でゆっくり楽しむもの、それが梅の花のように感じました。



博物館の梅まつりは、3月18日(日)までです(但し3月12日月曜日は休館です)。
蕾の木もありましたので、まだまだ楽しめそうです。お好きな方はお出かけになってはいかがですか。



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