福島散歩 ～福島県立美術館の若冲展～

福島市で、東日本大震災復興支援の特別展として、若冲展が
開かれています。展示されているのは、江戸絵画を中心とする
プライスコレクション。
ＮＨＫの教育テレビでも紹介されていましたので、これは一見の
価値ありと、先週見に行ってきました。



会場は、福島県立美術館です。普段はそれほど入館者が多くない
と思うのですが、この特別展には県外からもたくさんの人が来ている
らしく、何と入館者であふれかえっていました。



まさに「がんばれ福島」です。本物の芸術のもつ力、そのすごさを
感じずにはいられませんでした。

展示されている作品の一部は、次です。
9月23日まで開かれていますが、福島が今回の特別展の最終会場とのこと。
お近い方は是非ご覧になってはいかがでしょうか。

福島散歩 ～福島市の四季の里～

福島市の郊外に「四季の里」という広々とした公園があります。
芝生など緑がとても目に優しく映える公園で、ガラス工芸館など
の施設が点在しています。



先日、夕方5時近くだったのですが、公園を訪れました。実はこの
公園内の水車小屋にある売店のアイスクリームがなかなかの
人気なので、ぜひとも食べたかったというわけです。



ところがです。「えーもう店じまい」　せっかく来たのにです。
確か4時半で営業終了でしたので、仕方がないといえば仕方がないんです。



他にもこのアイスクリームを目当てのお客さんがいて、残念そうに店をのぞき
こんでいると、閉じられていたドアが突然開き、店員さんが顔を出して
どうぞ注文してくださいと言ってくれたんです。



福島の人って、とっつきにくいなあと思っていましたが、本当は優しいんですね。
というわけで、アイスクリームをゲット。おいしくいただきました。

思わず、「がんばれ福島」と叫びました。

エッセー ～見事に百合の花が～

去年の5月、茨城県の笠間の陶炎祭にいきました。さまざまな
陶器の店を覗きながら楽しんでいると、ある店で、ユリの苗木が
売られていました。何となく買ってしまいました。

西日はあまりよくないらしいのですが、日当たりなど気にもせず
花壇に地植えし、適当に水遣りをしていると、まあまあの花をつけて
くれました。どうやらよく見かけるカサブランカです。

今年もあまり手入れもせず、ほったらかし気味にしていました。
ところがです。あれよあれよという間に1ｍ以上になり、去年とは
打って変わって、大きな花が咲きました。

「適当」と言いながら、いいかげんに育てていたわけですが、
ゆりを育てるのにふさわしい育て方になっていたんでしょうか

どちらにしても、ちょっと恥ずかしい話ではありますけど

「いいかげん」と「ふさわしい」では、言葉の意味が正反対です。
いつからこんな使われ方になってしまったんでしょうか。
もっとも「適当に」使っている私が問題なんですが。