ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

ドリアンみたいなホウノキの実 ~昭和記念公園の花と実~

2021-08-04 | 公園・庭園・名所

オリンピックのテレビ放送。ときどき見ています。

3日に行われた「水泳の板飛び込み」決勝。

日本からは寺内健選手(40才)。オリンピックは6回目の出場。

決勝の12人の選手は10代から30代。多くは20代。

40代は、寺内選手ただひとり。結果は最下位の12位。

ところが、寺内選手の最終演技が終わると、

場内の各国選手と関係者が一斉に拍手。

スタンディングオベーションです。

そして、各選手からのハグ。

寺内選手への長年の出場に対する敬意なのでしょう。

感動のシーンでした。

これが、お互いを讃え合うスポーツの心なんですね。

 

先日、久しぶりに昭和記念公園に行きました。

とにかく暑いの一言につきます。

ふくれあがる雲が余計に暑さを感じさせます。

 

子どもたちが、木の根元のセミの抜け殻をみつけて、

貼りつけていました。ちょっとしたアートです。

セミの抜け殻というのは、何か上着を一枚脱いだような

感じがします。

自然とは本当に不思議です。

 

園内のプールでは水遊びする子どもたちの大歓声です。

写真ではシーンとした雰囲気ですが、休憩タイムだからなんです。

休憩終了の合図とともに、再び子どもたちのはしゃぎ声が

鳴り響いてきました。

 

今公園のメインは、ヒマワリ。

これは、サンフィニティ。背丈が低い品種です。

黄色の花が鮮やかに風になびいていました。

 

すぐそばのダリアの庭。皇帝ダリアのようです。

まだ弱弱しい感じですが、威厳をもって咲き誇るのは

これからです。

 

クサキョウチクトウと紹介されています。

フロックス(別名オイランソウ)です。

 

野生のラン、サギソウが涼やかに咲いていました。

確かに鷺の姿をしています。

今、サギソウは自生地がほとんどなくなり、栽培で

保護されているようです。準絶滅危惧種です。

 

以前見たカシワバアジサイが、まだ頑張っていました。

 

まるでドリアンみたいですが、ホウノキの実なんです。

確か20センチくらいあったような気がしました。

こんなに大きな実だったとは驚きです。

たぶん花も大きかったんでしょう。見損なっていました。

 

帰路、ゲートを出ると、フェンス際にノウゼンカズラの花が一輪。

やや寂しげです。

「また来てね」、と言っているようでした。


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