ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

初夏です つつじです ~練馬:平成つつじ公園~

2016-04-26 | 公園・庭園・名所
あっというまに初夏の陽気になってきました。早いものですね。つつじです。あちこちで赤や薄桃色や白の花が咲いています。花の盛りを撮ろうと、今年も西武線の練馬駅北口にある「平成つつじ公園」に行ってみました。





この公園は規模はそう大きくはないのですが、実にいろとりどりの花が咲いてあでやかなんです。





公園がまるでキャンバスのようです。平日の午後ということもあってさすがに若い人の姿は少なかったのですが、熟年世代の方々がたくさん花を楽しんでいました。また、近くの高齢者施設の方でしょうか、職員の介護をうけながら「きれいね」とうれしそうでした。











まだまだ園内のつつじを見てください。素敵でしょう! 日頃の手入れは大変だろうと思うのですが、来園者の「素敵」・「きれい」の声に、スタッフの方は、さぞむくわれる思いがしているんじゃないでしょうか。











花はまだツボミもありましたが、ほとんどが満開状態。今週ぐらいが一番の見頃かもしれません。お近いかたは一度お出かけになってみてはいかがですか。











一人で感動するもよし。その感動を伝えることができる人たちと行くもよし。



自分を聞いてくれる人がいてくれた方が確かに楽しいと思うんですが、しかし、いつかは誰もが「おひとりさま」になる、おーっとそんな寂しい話はやめにしましょ。一人で思いにふける、あるいは友達など仲間とわいわいやる、とにもかくにも自然が用意してくれた今を楽しみましょ。

 
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エッセー ~がんばれ福島・がんばれ熊本~

2016-04-21 | 日記
先週福島に行く途中で二本松城に立ち寄りました。だいぶ散りつつありましたが、まだ花が残っていましたので、石垣を背景に、それなりにきれいな桜を楽しむことができました。

            

            

                     

城内の池や小さな滝も穏やかな情景を見せてくれていました。

            

            

            

            

城といえば先月14日の夜に発生した熊本地震によって。熊本城は、石垣が崩れる、屋根瓦が落ちるなどの大きな被害を受けました。以前に見た堂々とした城の姿が復旧するのは、果たして何年先になるのか、予測がつかない状況のようです。

                 

今から5年前の東日本大震災では、福島県白河市にある小峰城が被災しました。小峰城は、1868年(慶応4年)の戊辰戦争において薩摩藩や土佐藩からなる新政府軍によって落城・焼失し、平成に入ってから復元された城です。
その小峰城は昨年4月にようやく入場できるようになりましたが、今なお修復工事が行われています。このブログでも紹介させていただきました。

            

            

                        

新聞報道(4月21日付読売新聞)は、白河市が熊本城の復旧に向けて、熊本市への協力を決定した旨伝えています。

ところで、熊本城は、1877年(明治10年)の西南戦争で、西郷隆盛率いる薩摩軍と政府軍との間で激しい戦いの舞台となりました。この西南戦争には、元会津藩士(家老)の佐川官兵衛が政府軍側の警視隊隊長として参戦し、戦死していることはあまり知られていないと思います。佐川官兵衛の戦死の碑は、南阿蘇村にあり、会津若松市にも顕彰碑があるようです。

今回の熊本地震で、はからずも福島と熊本のつながりを知ることとなりました。「がんばれ福島」はもちろんですが、熊本の方々にも「がんばれ熊本」と申し上げたいと思います。




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春です 桜です ~所沢航空公園散歩~

2016-04-11 | 公園・庭園・名所
近郊の桜は盛りを過ぎ、花びらが風に舞っています。そんな中で所沢の航空公園がテレビで紹介されていました。日曜の夕方、車で出かけてみました。公園のあちこちにある桜は、全体にやや色あせた感じになっていました。

          
  
枝を見ると、花が散って、緑の葉が目立つようになっていました。地面には舞い落ちた花びらが模様を描いていました。

ところで、私の好きな川柳にこんな句があります。川柳界では有名な大木俊英さんの句です。さすがに、酒盛りに興じている人は目にしませんでしたがー。

       「さかずきに散る花びらも酒が好き」
         
         

         

         

公園では、桜を惜しむかのように、家族連れや若者たちが思い思いに飲んだり食べたり、ゲームやスポーツに興じたりしていました。また、ジョギングをする人たちの姿もいつもどおりでした。

         

         

         

         

         

薄桃色の桜は、次第にあざやかになりつつある緑の樹々と調和して、夕暮れの静かな光景の中にたたずんでいます。

         

         

         

         

                 

もちろん、まだくっきりとした花も残っていました。

         

         

         
         
                  

芝生のすみに、ハナニラがかわいらしい姿をみせています。つかのまの春を楽しんでいるかのようです。

         

ソメイヨシノが終わると、枝垂れ桜が目につくようになります。これは公園ではなく近くで目にした桜ですがー。

         

         

4月下旬から5月になると今度はツツジがあざやかな花をつけます。早くも咲きだしているツツジがありました。季節は正直にめぐっていきます。
ここで私の拙い句を一句。


       「花ふぶき出を待つツツジを染め上げる」

         

今回は、写真を大きくのせました。桜を惜しんだのです(うそ!)。(本当はうっかり小さくするのを忘れたんです。たまには物忘れもいいですかね
 
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春です 桜です ~国立 大学通り散歩~

2016-04-02 | 公園・庭園・名所
いよいよ桜が満開になってきました。そこで、国立市の大学通りの桜を見にいきました。中央線の国立駅で降りると、すぐに駅前の満開の桜が目に飛び込んできました。「おお!」です。

                

                
  
この大学通りの桜が植えられたのは昭和10年頃だそうで、「現天皇陛下の生誕を記念し、谷保村の青年団と国立町会の人々により植えられました」と紹介されていました。人間でいうと80歳の傘寿を迎えたということになりますね。「後期高齢者」相当の樹々ですから、大切にしてあげないといけないですね。

                
      
                

大学通りには、道の両側に200本ほどの樹があるらしいのですが、距離にしてどのくらいでしょうか。とにかく大勢の花見の人で賑わっていました。加えて一橋大学の門の前では新入生が記念写真をパチパチ。頑張れ青年たち!

                

                

                

                

                

                

とにかく、見事な桜です。

                

                

                

                

本当に素敵な花です。

                

                

                

                

                

                                

今年は、東京ではもう十分に桜を楽しませてもらいました。ちょっと足の負担は大きかったのですが、季節の移ろいを感じることができるのは幸せのひと言につきます。
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