先週、久しぶりに川越を歩いてみました。
テレビで、大正浪漫夢通りの鯉のぼりが紹介されて
いたので、これを見に行こうと思い立ったわけです。
散策の出発地は、西武線の本川越駅。
ここから、「小江戸蔵里(くらり)」(川越市産業観光館)の
みやげ処を覗き、熊野神社に寄り、大正浪漫夢通りの
鯉のぼりを見上げるというコースです。
距離にして約1キロ弱。
本川越駅への戻りはバス。バスは頻繁にきます。
ぶらぶら歩きするのに、ぴったりです。
まず、観光館の「小江戸蔵里(くらり)」です。
かつて地元の酒造蔵のあったところで、12年前に蔵が改装され
観光館になっています。何度も行っています。
今回は、早々と好きなお菓子を土産に買いました。
この施設の中に、新富町一丁目の山車「徳川家光」を
収蔵している山車庫があります。
山車は、毎年10月に行われる川越まつりで巡行されます。
残念ながら、窓ガラスが光ってよく見えませんでした。
ポスターが貼ってありましたがー。
昨年はコロナで、川越まつりは中止でした。
今年は実際の山車が見られるかどうか。
山車の人形は、以前撮ったものですが、
上の写真のとおりで、徳川家光の人形です。
観光館からすぐのところに熊野神社があります。
昨年9月のブログでも紹介しました。
参道両脇や本殿などにある提灯に描かれている文様は、
神様にお仕えする八咫烏(やたがらす)です。
熊野神社内には、いろいろの開運招福の境内社があります。
よく知られた銭洗弁財天もその一つです。
つい紙幣をそのまま水で清めて、あとで乾かすのに
一苦労します(笑)。
今回新しい境内社が出来ているのを「発見」しました。
秋葉神社です。川越秋葉神社の御神像の「カラス天狗」様と、
秋葉山本宮から拝領のご神木「秋葉杉御柱」が祀られています。
よく見るとご神木とカラス天狗様が綱で結ばれています。
つまり、ご神木に手で触れて願い事をすると、カラス天狗様に
それが伝わるということのようです。
私も早速ご神木に触れ願い事です。
もちろんその前にお賽銭を納めさせていただきました。
大正浪漫夢通りに入りました。
大正時代の雰囲気を感じさせる商店街です。
通りの両脇から渡された綱に、小さな鯉のぼりが
たくさん吊るされています。700以上はあるようです。
地元の幼稚園児たちが色塗りをしたものだそうです。
新しさを競う時代ですが、「古きよきもの」が
もたらしてくれる癒しを感じます。
商店街の中にあった昔ながらの和菓子の店で、一休み。
縁台に腰掛けて、和菓子を味わいました(笑)。
川越のゆっくりした時間が流れていきました。