ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

昔の仲間に退院を祝ってもらいました

2024-05-20 | 日記

      
久しぶりに入院して、ブログをお休みさせて
いただきました。
この間、皆様からお気遣い、お見舞い、励ましの
言葉をいただき、本当にありがとうございました。
おかげさまで無事退院できました。

今回の入院生活は、入退院日を除けば実質七日間
でした。その間、もちろん安静が基本ですが、
何と、オペの1~2日後にはもうリハビリがありました。
早っ!。

     
「立てそうですか。少しだけ歩いてみましょうか。」
のんびりベッドで寝ていられません。
寝てばかりいれば足の筋力は衰えてきます。
だから、できるだけ早くリハを始めるようなんです。
そのほうが回復が早いようなんです。

「生きる力」とよく言われますが、生きる基本は
歩くことです。改めて痛感させられました。
それにありがたいことに、規則正しい食事の結果、
何と体重がおちました。
何とかリバウンドしないよう頑張りたいのですがー。


     
さて、退院しても、ベッドで横になって
ばかりでは体力が戻りません。
少し近くを歩いてみようかなと思っていたところ、
携帯に電話が入りました。
Aさんです。もう何年も会っていませんが、
このところ連絡も途絶えがちでした。
「今上京して都内にいます。突然ですみません。
  久しぶりに話でもと思い電話しました。
  お会いできますか。」

Aさんは沖縄在住。30年くらい前、Aさんが1年ほど
東京で過ごした際に、仕事を一緒にした仲です。
待ち合わせは駅の改札。
ところが、あれっ、いるはずのAさんがいません。
雰囲気が似た人はいるんですが、何となく違う感じ。
その人の前を通り過ぎて、キョロキョロ。
でもやっぱり彼かもと、その人に近寄ると、
向こうも近寄ってきました。

ぎくしゃくしたあげくの再開です。
お互い帽子を被り、鼻も口もマスクで覆い、
眼だけ出していたので、わからなかったんです。
マスクを取ってみれば懐かしい彼です。

「あのとき同じ職場で親しくしてくれたBさんも
来てくれるそうです。」とAさん。
そこで私からもBさんに連絡をいれると、
待ち合わせ場所に向かっている最中とのこと。
Bさんが来ました。

   
出会った途端、すぐに30年前が蘇って
きました。皆それなりに苦労があるよう
ですが、出会いが力になったことは、
間違いありません。

今回の出会いは、私にとっては、思いがけ
なくも「退院を祝う会」を開いてもらった
結果に
なりました。
偶然のこととはいえ、本当にうれしいこと
でした。





久しぶりに出会った花はいつものように、
生き生きと咲いていました。
花って、本当にいいですね。

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ブログをちょっとお休みします

2024-05-07 | 日記

近くで、シャクナゲが咲き出しました。


周りは、もうすっかり夏の装いです。

ところで、私ごとで恐縮ですが、8日から
入院することにしました。
    
    

   
少し前から、市民検診で見つかった箇所の
精密検査を受けていました。
結局お医者さんから入院を勧められました。
それほどでもないように思いましたし、
しばらく様子を見てもいいかとも思いましたが、
“どうしますか”と言われた途端、強がる気持ちは
失せ、即入院とあいなりました。
我ながら、自分に正直です(笑)。

というわけで、5月下旬頃まで、ブログをお休み
させていただきます。ただ、皆様方のブログへ
のお邪魔は、早々に再開したいと思っています。

暑くなってきます。皆様にも、くれぐれも
お体大切にお過ごしください。

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名を聞いて また見直すや 草の花 ~詠み人知らず~

2024-03-19 | 日記

「いらない本を整理して!」家人からいつも言われます。
なかなか気乗りがせず、処分の作業は進みません。
 
 
先日も「厳命」され、嫌々本を手に取っていると、
10数年前、知人からもらった本が目に入りました。
知人の祖父の折々の思い出がまとめられた本です。
なにげなくめくってみると、本の中に、
こんな句が紹介されているのをみつけました。
作句者が書かれていませんので、どなたの句かは
わかりません。
名を聞いて また見直すや 草の花

草花が好きな人にとって、名前を知るという
楽しみは昔も今も同じなんですね。
いつもそんなことを思いながらの「断捨離」作業
です。整理が進むはずもありません。
家人の怒りのボルテージはあがる一方です。

散歩中、草や樹の手入れをされている方と
言葉を交わす機会が時々あります。
そんなとき、よく口にするのは、
この花は〇〇ですよね」とか「この〇〇の花が、
今年も咲きましたね」という言葉です。
それをきっかけに、話が続くことがあります。
花の名前を知るという楽しさが、打ち解けた
雰囲気にしてくれるんですね。
そうはいっても、話は短く切り上げるのがマナー
ですがー。

最近の花です。
 




ハクモクレンです。満開です。今日(19日)あたりは
花びらが散りだしました。


  


やや遅れてシモクレンも開き出しました。





トサミズキも黄色の花をつけだしました。
地味な花ですが、なぜか親近感を覚えるんです。





これはバイモだと思います。
下の方から花を撮ってみました。



クリスマスローズもうつむき加減に咲く花ですね。
これも下から撮ってみました。





ユキヤナギは真っ白です。
優雅で、実にきれいな名前ですね。



花壇の植木鉢に花を咲かせているのは、
マツバギクではないかと思います。



最近は、住宅街では、ほとんど見かけないのですが、
小さな公園にツクシが数本でているのを見つけました。
なつかしくなります・

花の名前が知りたいと思うのも、考えてみれば
年を重ねているからですね。
やれITだ・スマホだ、やれAIだとか、
社会の変化はあまりにも速すぎます。
高齢世代には、もっとアナログに時間を楽しむ
ことが許されていいのではないかと思うんですがー。

世界が平和でありますように!

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母から受け継ぐお雛様 ~ひな祭り~

2024-02-28 | 日記

思わぬ雪で寒さに震えた2月もまもなく終り、
3月を迎えようとしています。
3日はひなまつりです。
  
我が家には以前、立ち雛人形と、可愛い壁掛けの
飾り雛の二つがありました。
どちらも家人のお母さんが買ってくれたものですが、
立ち雛がなくなってしまったため、
壁掛けが家人にとって母をしのぶ思い出になって
います。

娘の成長を託したお雛様の壁掛けは、今や、
家人にとって自分を育ててくれた母の大切な
形見の品なんです。
時の流れをつくづく感じます。



その壁掛け飾りに代わって、家人が飾っているのが、
和紙の飾り雛と、陶器の飾り雛です。
どちらも家人のお気に入り。
和紙の飾り雛は、表情に気品があり、
ひな祭りが、古く平安の昔から続いている文化で
あることを感じさせてくれます。











陶器のお雛様は、伝統を受け継ぎながら、
現代風にアレンジされたお雛様です。
家人は、これが随分気に入っていて、
”陶芸教室”でそのお雛様をモデルに、
制作実習をさせてもらいました。




その実習作品が上の写真です。
出来栄えはともかく、本物と並べて飾って、
悦にいっています。というわけで、感想は
禁物の作品です(笑)。
雛人形が趣味の陶芸作品づくりの教材になる
とは、お雛様も内心びっくりしていることで
しょう。

最近は、各家庭では段飾りのお雛様は、
少なくなっているようです。
少子化が進んでいることもあり、こうした
伝統行事の有り様も変わっているんですね。



しんみりしつつ、実は今朝は、大谷選手の
ホームランに大興奮。私もその一人です。
大谷選手の現代雛もあるみたいですね。

ところで、今回、NHKのテレビ中継の視聴率は、
高かったのではないかと思います。
そこに、ドンピシャのホームラン。
NHKも大当たりです。
写真はテレビからお借りしました







あたりを見まわせば、次第に春の花がみられる
ようになってきました。
上の写真の小さい白い花は、たぶんユキヤナギ。
紅白の花は、桃でしょうか?
春はすぐそこですね。

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晴れの日、雪の日~年寄りの冷や水~

2024-02-06 | 日記

2月に入り、3日(土)の節分は、きれいに晴れ上がり、
気持ちのいい一日になりました。
ところが、一日おいた昨日の5日(月)は、午後から
夜にかけて雪が降り続き、厳しい一日でした。
あまりの天気の変わりようです。








節分の日は、豆まきを見ようと護国寺にいきました。
これまでも何度かいったことがあります。
今年は、大相撲の正代関、獅司関や、
女優の橋本マナミさんなどが豆まきに参加して
いましたが、芸能人や有名人の参加は少なかった
ようです。



例年同様、たくさんの参詣者が福にあずかろうと、
豆を受けとるのに夢中になっていました。

豆は直接空中で受け取るより、足元に落ちるものが
多いんです。私も最初は頑張るつもりはなかったんですが、
足元にすばやく伸びて来る周りの大人や子供の手に、
負けてなるものかと、いつの間にか「奮戦」して
いました。しかし当然ながら俊敏には豆を拾えません。
「力」の差は歴然としています。完敗です(笑)。



そういうわけで、写真にある福豆の大半をゲットしたのは
家人です。

    

    
昨日は朝からどんよりとした天気です。
これまでも「大雪」の予報が出た日がありましたが
はずれていましたので、今回もそれほどでもない
だろうと、高を括っていました。
そうこうするうちに、山梨の知人から、
”かなり雪が降っているので根雪になるかもしれない”と
ラインがきました。





えーっと思いつつ外を見ると、雪になっています。
だいぶ降っています。やみそうにありません。
次第に通りの木立が白くなっていきます。
夕方近くになる頃には、あたり一面が真っ白です。
これはカメラに収めなければと外に出ました。

”転倒したらみっともないどころか、ケガしますよ。
”と家人の声。
”大丈夫、大丈夫”と、ホコリを被ったスノーシューズ
を取り出し、いざ出発。
かつて実家では、雪が積もると町内の雪掻きに
先頭をきって参加したものです。
といってもそれはだいぶ昔の話。
今や「年寄りの冷や水」もいいところです。















通り沿いの生垣や花壇、畑、公園の雪を撮って、
なんとか無事帰宅しました。



花壇の菜の花が雪でうなだれていましたので、
ちょっと雪を払ってやりました。
菜の花にすれば、余計なお世話でした(笑)。


とにかく、雪道で転ばなくてよかったです。
またもや反省です。

(※投稿をミスして、同じものを何度もアップして
 しまいました。ダブったものを削除しましたので、
 ご覧いただいた方には申し訳ありません。
 ご容赦ください。)
 

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静かな初詣 ~石神井の氷川神社で~

2024-01-04 | 日記

能登地方の地震に続いて、翌日の羽田の事故
です。今年はその中での初詣になりました。

例年なら、初詣は心が弾むのですが、明るく
ふるまってはならないような気持がして
なりませんでした。








石神井公園近くの氷川神社に着くと、
本殿まで参拝者の列ができていました。
しかし賑やかな声はあまり聞かれません。
やはり災害や事故のことがあるのでしょうか、
訪れた人は静かに参拝の順番を待っている
ように感じました。

本殿の前に進み、改めて家族の安全と、
世の中の平和を祈らせていただきました。





なぜか、参道脇の「花手水」の清らかさが
印象的でした。













この神社は地域の総鎮守なのだそうです。
必ずしも大きな神社ではありませんが、
周りは樹々で覆われ、静かな雰囲気の
ところです。
心の落ち着きを取り戻したところで
改めてお参りしたいと思っています。

ところで、今回の飛行機の事故ですが、
危機的状況の中で乗客が全員無事脱出できた
ことは奇跡にも近いと、客室乗務員の適格な
行動に対し、欧米のメディアから称賛の声が
寄せられているそうです。

理想は人為的なミスをゼロにすることです。
しかし、現実にミスが発生したときに、
そのミスを救うのも人です。
改めて、乗客の命を守った客室乗務員の
方々に称賛の言葉をお送りしたいと思います。

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穏やかで平和な一年でありますように ~新しい年に~ 

2024-01-01 | 日記

新しい年を迎えました。今年も思いつくままに出かけ、
ブログにしていこうと思っています。拙い内容ですが、
どうぞよろしくお願いいたします。

今朝7時前に、朝焼けの中を陽が昇ってきました。
まばゆい光に圧倒されます。壮大なエネルギーです。
日の出を目の当たりにしていると、私たちは本来
ちっぽけな存在なのだとつくづく思います




年末に大國魂神社にお札をいただきに行って
きました。大きな絵馬です。
眼光鋭い辰の表情を見ながら、私たちは一体
何をお願いするのでしょうか。


   

   

   
大國魂神社の境内には、巨木と言われる樹が
たくさんあります。巨木は、私たちの社会の
ありようを見続けてきています。
はたして、どんな思いでいるのでしょうか。





今日一日、東京は快晴でした。暖かく穏やかな
一日でした。
青空を背景に松の木がさらに伸びようとして
います。ボケは蕾を膨らませ、少しづつ花を
開き出しています。





その一方で、身内が住んでいる札幌や岐阜の
飛騨の地域は、昨年暮れ以来雪です。
これから降雪が多くなっていくはずです。
その地域のありようとともに、新しい一年の
暮らしが営まれていきます。いろいろなことが
あるでしょう。


今このブログを書いている最中に、能登地方で
震度7の地震がありました。大津波警報が出て
います。
被害が心配です。無事を祈るばかりです。

この一年どうか穏やかで
平和な日々であって
ほしい、そう願わずにはいられません。

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自然が気づかせてくれるもの ~故郷訪問~

2023-10-15 | 日記

先週、4年ぶりに故郷の福島を訪ね、
ずっと行っていなかった父と母の
墓参りをすることができました。
久しぶりの故郷は、青空がひろがり、
遠くに、吾妻山(一切経山)の噴煙が
上がっているのが見えました。
子どもの頃と変わらぬ光景です。
(今回、噴煙の写真を撮るのを
 忘れていました。写真は
7年前の
 のもの。母は入院中でした。)


福島では、両親の墓だけでなく、
母がまだ3歳だった時に早逝した実母
(祖母)の墓、叔父の墓などをお参りし、
さらに数軒の親せき宅を訪問。
慌ただしい日程でした。
突然の訪問だったにも関わらず、
誰もが温かく懐かしく、
昔の思い出話を語ってくれました。

ふるさとの有り様は変わっていません。
変わっていたのは、”コロナ禍の中の
故郷訪問は迷惑だ”と、決めてかかって、
今頃訪ねた
自分のほうなんです。

緑がまぶしい福島から、喧騒の東京に
戻ってきました。
このところ整理していなかった花や
草木の写真を整理してみました。





去年なら、もうとっくに素敵な香りを
漂わせていたはずのキンモクセイが、
10月半ばになって、やっと咲き出し
ました。
あたりにいい香りが広がっています。
遅い早いと口にしてしまいますが、
キンモクセイからすれば、暑かった
から、ちょっと涼しくなるのを
待ってただけなのかもしれません。



これはシュロの木の実と思うと最初に
書きましたが、実はこれは花で、しかも
雌花なんだそうです。”サザンカさん”が
教えてくださいました。
ありがとうございました。
雄花と雌花は別々の木に咲くそうです
ので、次は雄花を探してみます。

シュロに花が咲くとは思っても
みませんでした。
少なくとも、毎年花が咲いていたはず
ですが、しっかり見ていなかった
ということですね。





上の写真の一枚目はスモークツリーですね。
ふわふわした感じで柔らかそうです。
でも直接触ったことがありませんので、
実際どんな感じかわかりません。
その隣にあったのが、2枚目の写真の
パンパスグラスです。
同じイネ科のススキは”おいでおいで”を
しますが、こちらはドーンとしていて、
どうだと言わんばかりです。


   

   
酔芙蓉(スイフヨウ)です。
上の一枚目は昼前に撮ったもの。
2枚目は午後3時頃撮ったもの。
同じ木です。
見事に白からピンクへと
色変わりしています。



朝顔ですね。10月に入ってからも
花を咲かせるものは、何と言う名前
なんでしょうか。


 
シュウメイギクです。
秋の到来を感じさせる花です。
キクの花にも変わった花があるなと
思っていましたら、
キク科ではなくキンポウゲ科で、
アネモネの仲間だったんですね。
しかも、花びらのように見えるのは
萼片だったとは、思い込みも
いいところです。



アメジストセージ。
これも紫のふわっとした部分は
萼なんだそうですね。
では花はどこにあるのか。
見かけたらよく観察してみます。



バタフライピー(チョウマメ)だと
思います。
きれいな形の花になるようですが、
よく観察しなかったので、見つけ
ませんでした。
もったいなかったです。



ヒヨドリジョウゴ。
道端のフェンスに絡んでいました。
植物園でこれがそうか、などと
感心していましたが、
身近な散歩コースにあったとはー。



フウセンカズラ。
この袋の中に、ハート模様の種が
できるんですね。おもしろい植物です。


普段何気なく見ている花や草木。
面白いとかそうだったのかと驚くことが
しばしばですが、花などからすれば、
今年特別に咲いたり実をつけたりして
いるわけではないんです。
いつもと同じなんです。
妙に感動しますが、見る側の人ーつまり
私たちのほうが注意して見ていなかったり、
思い込んだりしているだけなんです。
「人間って、ほんとに厄介な生き物だな」
と花や草木は思ってるかもしれません。

世界が平和でありますように!

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一言の思いやりが嬉しいんです ~「お帰りなさい」~

2023-09-07 | 日記

先日、リハビリ施設に行ったときの
ことです。
    
利用者仲間のAさんが、久しぶりに
リハを受けにやってきました。
というのも、Aさんは思わぬケガで
約2か月ほどリハを休んでいたんです。
回復したので、復帰してきたと
いうわけです。

   
入口のドアを開け、中に入りかけた
Aさんを見た介護士さんが、笑顔で
すぐに一言。
「お帰りなさい!」。

先にリハを受けていた私たちも
次々に「お帰りなさい」。
Aさんはうれしそうでした。

会社でもそうだと思いますが、
しばらく休んだ後の久しぶりの
出勤となると、何と言って職場に
入るか、「緊張」しがち
です。

「お帰りなさい」は、そんな気持ちを
察したスタッフさんの言葉でした。
リハ施設がすぐに和やかな雰囲気に
なったことは言うまでもありません。


   
数日前、長い間親しくしていた
知人の娘さんから和菓子が
送られてきました。



京都のおかきとおせんべいです。
製造しているお店(菓匠 宗禅)は、
亀のおかきなど精緻な技が有名な
老舗で、京都でも唯一といっていい
ほどのお店なんだそうです。

    

  


おかきは、紅白になっています。
京都の「粋」を感じます。

知人は昨年春に亡くなったのですが、
私とはほぼ同じ年。
上司であろうと問題があれば毅然と
箴言する信念の人でした。
素晴らしい人でした。

和菓子をいただいたことは嬉しい
のですが、こちらから何かした
お礼かな。さてー。

   
早速に、お礼の電話をすると、
「敬老の日、おめでとうございます」。

そうだったんです。
ちょっと早いですが18日は「敬老の日」。
すっかり忘れていました。
「お元気で長生きして下さいね」
の気持ちを込めて送って下さったん
ですね。
「おめでとうございます」の言葉は
本当に心に響くものでした。

おかきは、敬老の日に開封します。
一言の思いやり、言葉の贈り物。
本当に嬉しいです。

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スーパーブルームーンが見られるというのでー

2023-08-31 | 日記

スーパーブルームーンが見られると
いうので、まさに
シャッターチャンス。
昨晩チャレンジしてみました。

うすい雲が少しかかっていました。
結果はご覧の通りです。

ピントがややあっていませんが、
なんとか撮れました。

スーパームーンには秘めたパワー
があるんだそうです。
願い事をするとよかったかも
しれません。
でも、最近物忘れが多くなっています。
すっかり忘れてました(笑)。

ところで、今回はブルームーンと
重なっているというので、てっきり
青い月が見られるのかと思いました。
でも、空を見上げても、月は白く
輝いてます。
いつもどおりです。別に青くなっては
いません。

ネットでチェックすると、ブルームーン
というのは「「カレンダー上での
ひと月の間に現れる、2度目の満月」
のことを言い、実際に青く見える
というのではなく、「めったにない」
という意味なんだそうです。
早とちりです。あははです。



ふと足元を見ると、アブラゼミの羽が
落ちていました。
どこからか風で飛んできたようです。
夏もそろそろ終わろうとしてるんですね。



かたわらのハナミズキの実は、
黄色くなってきていました。
季節は、いつの間にか変わろうと
しているんですね。

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送ってくれた気持ちがうれしいんです ~夏野菜~

2023-08-24 | 日記

いつもいろいろの方のブログを楽しく
読ませていただいています。
今月はお盆ということもあり、帰省した家族
との団らんについて書かれたブログが印象的
でした。
コロナもだいぶ落ち着きを見せていますので、
久しぶりの再会となったご家族も多かった
ことだろうと思います。
  
オンラインで顔をみながら会話するのも
楽しいですが、やはり直接会って食事を
したり、一緒に観光に出かけたりするほう
が嬉しさが増すはずです。


   
うちの子どもから、先週、小さな畑でとれた
野菜が送られてきました。
今年は猛暑ですので、野菜づくりも大変だった
のではないかと思います。

野菜の量はだいぶ少なめでしたが、
送ってくれた気持ちが嬉しいです。
とにもかくにも、元気で暮らしているという
しるしですから、ありがたくいただきました。



さっそく箱からとりだし並べてみると、
なかなか「きれい」ではないですか(笑)。
普段スーパー―では見ることのない野菜も
入っていました。



上の写真はスイートコーン。
正直、もう少し大きかったらよかったんですがー。


   
こちらは、黒赤トマト、イエロートマト、
ポモドーロトマト。
工夫して食べました。



これは最初ゴーヤかと思いましたが、
四葉きゅうりなんだそうです。
きゅうりにもいろんな種類があるもんです。


     
こちらはミョウガ、ダビデの星オクラ(左の2本)、
白オクラ(残り)。
ダビデの星オクラは、横に切ると、
切り口が星のような形になっている
ことから、その名前がついたようです。
結構ネバネバです。
そうめんによく合いました。


    
上の緑色の野菜は「伏見甘長(ふしみあまなが)」。
柔らかい食感で、甘みのあるとうがらしです。
辛くはありません。
京都の伏見地区で栽培されてい
たもののようです。
珍しい野菜です。
下の野菜はニンニクです。かわいい大きさです。

家人が調理を工夫していましたが、どれも独特の
味や香りがあり、結構おいしい野菜でした。
もちろん親バカです(笑)。

暑さも収まれば、また秋の野菜を送ってくる
かもしれません。期待せずに待ちます(笑)。

諸物価高騰の折です。欲を言えばもう少し量を
増やしてくれるといいんですがー。
ともあれ、ご馳走さまでした。

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やっぱりシルバーは五感です ~地域散歩で出会ったもの~

2023-08-19 | 日記

連日の猛暑です。ぐったりしてきます。
毎日のようにテレビは熱中症対策を呼びかけて
います。
この暑さの中でも、外ではセミは
元気に鳴いて
いま
す。今年はなぜか、アブラゼミの合唱が
あまり聞かれません。そのせいかミンミンゼミ
の鳴き声が響いています。
アブラゼミの羽化が少なかったのかどうか。
 
そもそも地中に何年もいるセミの幼虫が、
自分の羽化の時期やタイミングをどの
ようにして知るのか、不思議です。
最先端技術のAIといえど、そう簡単
に答えは出せないだろうと思います。









西武線でムーミンのラッピング電車を
見ました。今年の3月から走っている
ようです。

ラッピングは、フィルムを貼り付ける
ようですが、位置をどうやって合わせ
るのでしょうか。
盛り上がったところとか、曲線に
なったところとかに、貼りつけられ
ているラッピング電車やバスを見る
ことがあります。
高速で走行してもはがれないという
のも、
特別の技術がありそうです。

貼り付けは、機械ではできないの
ではないでしょうか。
やはり人でしょう。
名人芸かもしれません。








少し前まであちこちに咲いていた
ユリです。たぶんシンテッポウユリ
でしょう。シンテッポウユリは、
花に赤い筋の入ったタカサゴユリと、
日本古来のテッポウユリの交配種だ
そうです。
以前、花のブログのさざんかさんに
教えていただきました。

あるいは上から3枚目の写真は
タカサゴユリかどうか。
交雑が進んでいくと、見分けが
難しくなるようです。

シンテッポウユリは、今は
野生化してどこでもみられる
ようです。種で増えるのでしょう
が、そんなにも簡単に増えて
いくものなのか、不思議です。



一日花のオシロイバナは同じ株に
違う色の花がついたり、絞り染め
のようになったりすることが
よく知られています。
でも一日花と言われる花は、
なぜ一日で萎んでしまうのか、
考えてみれば不思議です。
萎むと枯れるのは同じなので
しょうか。



これはノリウツギだと思いますが、
違っていますか。
ずっと咲いています。

アジサイの花にできた種は
とても
小さく、自然の中では、風で飛んで
行って、増えていくんだそうです。
ノリウツギはアジサイの仲間ですが、
これにも種ができるのでしょうか。



これはカシワバアジサイの葉
のようです。
以前、いろいろな出会いを写真に
しているブログの
hisuinetさん
に教えていただきました。

黄金葉(オウゴンバ)のカシワバ
アジサイを見ていると、紅葉の仕組み
とはなんだろうかと思います。
その仕組みは、葉が枯れることとは
違うようです。



先日の夕方、東の空から西の空に
かけて、雨雲でしょうか、黒い雲が
ずっと続いているのを見ました。
珍しいのかどうかわかりません。

ひょっとしてこれが発達すると
「線状降水帯」? まさか。
そもそも好天気の中の雲です。
大笑いされます。
でも、この写真を見て、まじめに
ネットで調べてみる気になりました。


何だか今回は不思議ばかり書いて
しまいました。
でも、自然の中で
不思議に思うこと
の発見は、
パソコンや本などの
知識から得られるというより、
実際に歩いて、見て、五感で感じて、
その中から得られるのではないかと
思うんです。
AIとかITとか言われる時代ですが、
外に出てみることは大事ではないで
しょうか。

もっとも、私のようなシルバーは、
熱中症には勝てませんから、
対策は怠らないといけませんね(笑)。

世界が平和でありますように!

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同じ折り紙でもこうも難しいとは ~古典折り紙・鶴~

2023-06-21 | 日記

先日、同じリハビリ施設の利用者の方から

折り紙の本をいただきました。

部屋の中を片付けていたら、この本が

出てきたとのこと。

ご本人は今、手の指を円滑に動かすことが

できなくなっています。

それで、もしよろしければお使いください

いうことでした。

つい最近まで、リハ施設でも折り紙をして

おられましたが、今はもう、折ったり、

切ったり、貼ったりするのができないんですと、

ちょっと寂しそうでした

   

“それなら代わりに私が” と、軽い気持ちで

本をいただきました。 

ところが、この折り紙の本の第1部は、

江戸時代の書物(「千羽鶴折形」など)にある

折り紙(古典おりがみ)の折り方になって

いました。

古典折り紙は、用紙に切り込みをいれて、

つなぎ折りをするものです。

何と大・小の鶴がすべてつながっています。

一体、これってどういう折り紙なんだろう。

ちなみに、普段私たちが折る折り紙は

「創作おりがみ」です。)

 

   

本に示された折り鶴(図形)は全部で49点。

連結している鶴の数は、2羽~97羽。

それぞれの図に、本の著者による展開図が

示されています。だいぶ苦労されたに違い

ありません。

でも、折り方の工程を示した折り図は

記載されてません。そもそも原典に出て

いないんですね。

まさに「秘伝」なんですね。

 

今回チャレンジした折り鶴は、通常使う

折り紙の用紙(正方形)では折れません。

そこで始めに、展開図をもとに、長方形の

折り紙を作成。その用紙で鶴を折っていった

ですが、どう折って、どこをつなげるのか。

悪戦苦闘です。

上の写真は、練習として折ってみたものです。

本当は口の先を繋ぐはずだったんですがー。

初めてとはいえ、とにかく折るのに2・3時間

かかりました。

よく見ると、くしゃくしゃです。

何度もやり直したためです。

 

さて、「正式?」にトライした折り紙を

ご覧ください。

これは「花見車」という名称の折り紙です。

大きな鶴の左右の羽に、小さな鶴の羽が

繋がっています。

添えられている狂歌です。

 「志賀寺の上人さへも 其むかし

  花見車の 内に恋草」

 

これは「妹背山(いもせやま)という名称です。

敢えて言えば、双頭の鶴といったところです。

添えられている狂歌は次です。

 「結(むすび)ては いもせの山の 中に折れる

  よしのゝ紙の よしやはなれぬ」

 

なかなかに風流ですね。

他にも作りたいのですが、こうも難しくては、

体調と相談しながらにしたいと思います(笑)。

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柔らかな光が似合う花菖蒲 ~東村山市:北山公園~

2023-06-17 | 日記

6回目のコロナワクチンの接種券が、先月

届きました。今回はまわりの人も、接種について

ゆっくり考えている人が多いようでした。

私も、結局受けておいた方がいいと思い、

接種券が届いて1週間ほどして予約を入れました。

   

特別混みあっている感じもなく、スムーズ

に予約。接種日は、6月17日でした。

     

       

最寄りの接種会場も混雑などなく、予約時間

ごとにゆったりと手続きが進み、注射後の

待機時間も入れて、30分ほどであっけなく、

接種が終わってしまいました。

以前の、高ぶり緊張したワクチン接種の雰囲気

は何だったんでしょうか。

この3年間「新しい生活様式」とか「新しい日常」

とか言われました。

しかし今、私たちは元通りの生活に戻ろうとして

いるようです。

確かにマスクをしている人は相変わらず多い

ようですが、気持ちは和らぎ、街は賑わいを

取り戻しつつあるようです。

でもオンラインで、仕事のあり方は変わりました。

人と人との関りも、直接の交わりが減って

いるようです。祭りはどうなっているでしょうか。

これから社会がどうなっていくのか、気になります。

 

 

ところで、今の時期の花と言えば、その代表は

アジサイと花菖蒲のように思います。

前回アジサイをアップしましたので、

今回は花菖蒲です。

 

見に行ったのは10日ほど前。

東村山市の北山公園です。

駅から1㌔ちょっとの距離です。

 

園内は思い思いに花を楽しむ人で一杯

でした。コロナの心配が薄らいできたため

でしょうか、家族連れが目立ちました。

 

     

花菖蒲は、色合いも濃く、立ち姿は優美です。

薄い花びらは柔らかでいて、しかし凛として

います。

花菖蒲は、どちらかというと柔らかな陽光が

似合うようです。

 

たくさんの花が群生して咲き続けているように

見えますが、花は2日くらいであっという間に

萎んでしまいます。

そこで萎んだ花の花摘みをして、次々と花を

咲かせていくのだそうです。

 

花菖蒲もアジサイもどちらも同じように、

白、青、紫、赤紫を基調とした花ですが、

対照的な感じがします。

雨が似合うアジサイ。陽光の花菖蒲。

淡い色調とくっきりした色調。

まるで、すみ分けが考えられているようです。

天が与えてくれた自然の楽しみなのかも

しれません。

 

世界が平和でありますように!

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自然について思うこと ~小平・あじさい公園で~

2023-06-11 | 日記

先日、小平市の市民文化会館(ルネこだいら)

で上映された「Fhukushima50(フクシマフィフティ)

を見に行ってきました。

この映画は、2011年3月11日、三陸沖で発生

した大地震(M9.0)による大津波によって

福島第一原子力発電所が被災。発電所の

すべての電源が喪失。原子炉の冷却ができず

メルトダウンが発生するという未曽有の

事態に立ち向かった所員らの、死と隣り

合わせの作業を描いた映画です。

私は涙が止まりませんでした。

    

映画の最後のほうでは、日常が戻ってきた

ような感じの場面が流れていましたが、

現実には、廃炉を含め原発事故の後処理は

今なお続いています。

「福島」が犠牲になったこの大事故は、

日本を揺るがすものでした。

「この事故は人間の奢りではなかったか」

映画の中で、確かそう語られていたように

記憶しています。

自然からの警鐘を決して忘れてはならない

思うのです。

 

映画の後、市民文化会館の近くにある

「小平あじさい公園」を訪れました。

高ぶった興奮を鎮めるためでもありました。

 

この公園は、園内のすべてにアジサイが

植えられている公園です。何度か紹介して

います。

園内のアジサイは、ガクアジサイが主ですが、

西洋アジサイもみることが出来ます。

それほど広くはありませんが、小道を散策し

ながらアジサイを楽しめるようになっています。

 

よく知られているとおり、アジサイの原種は

ガクアジサイで、日本が原産地です。

それが西洋に伝わり、品種改良されて、

日本に戻ってきました。

欧米ではハイドランジアと呼ばれている

そうです。

 

今はいろいろな品種があるようで、たくさん

のブロガーさんが、お寺や公園など各地の

素敵なアジサイの写真をアップしています。

アジサイの花(実際は萼ですね)の柔らかさ、

穏やかさ、優しさ、静けさを撮るのは、本当に

難しいですね。

 

アジサイも自然の恵です。

アジサイを楽しみながら、自然の大事さに

もっと気づかなければと思いました。

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