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ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

バラもいいけど、お酒もいいね ~義兄の思い出~

2021-05-05 | 日記
今日、子どもの日は、4年前に亡くなった義兄の命日です。
義兄は会津生まれの会津育ち。
会津と言えば磐梯山が有名です。



酒が好きで、甘いものも好き。そのうえ競馬が特に好き。
同い年ということもあって、気が合い、よく一緒に旅行もしました。



体の変調を訴えたのは亡くなる半年前くらいからでした。
既に病気が進行していたため、最期は3月頃から2か月ほど
緩和ケアに入院し、そして天国に旅立ちました。

会津の市内の桜は、例年4月下旬から5月初め頃が見頃になります。
義兄も病室で、桜を楽しみにしていました。
しかし、桜が見頃を迎えた4月下旬には、義兄はベッドから
起き上がることができなくなっていました。
そこで、横になったままの義兄を、介護専用のタクシーに乗せて
鶴ヶ城の桜を見に行きました。
義兄と言葉を交わしたのは、その時が最後になりました。



鶴ヶ城を背景にした下の桜の写真は、緩和ケア病棟の最上階にあった
病室から撮った写真です。
しかし、その時既に義兄は立ち上がることができませんでしたから、
見ることは叶わなかった光景です。



「毎年桜の見頃の時期には、会津に行くよ。」
そう心の中でつぶやきましたが、この2年はコロナで
実現できていません。本当に残念な思いです。

ところで、今、地域の家のお庭や花壇の主役は、バラです。



散歩しているといろいろなバラを目にします。







     

義兄が生きていれば、バラもいいなと言いつつ、府中の競馬場に行き、
間違いなく、勝って祝杯・負けて慰労のお酒になったはずです。
ただし、今ならもちろん「家飲み」。
マスクなしでよくなったら、二人でくり出そうと笑い合ったこと
と思います。
指しつ指されつのお酒。日本の文化は守らないといけません(笑)。

コメント (2)
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金太郎の木彫り、折り紙のかぶと ~父の思い出~

2021-05-02 | 日記
昨日の地震は、東京は震度2。
私は、揺れに気づきませんでしたが、テレビを見ていて
宮城が震度5強。知り合いに電話しましたら、
「大丈夫でした。このところ、やや大きい地震が時折ある
ので、慣れっこになっているかもしれません。」
特別のこともなく、よかったです。

もうすぐ、5月5日。こどもの日です。



亡くなった父は仕事を辞めた後、趣味で木彫りをやっていました。
父に申し訳なかったのですが、10個ほどあった作品のほとんどは
処分しました。
でもこれだけは処分せずにもっていました。金太郎さんです。
素人もいいところの作品です。
子どもの日ということで玄関の棚に飾ってみました。



父は彫刻のセンスはありましたが、人に教わるのが嫌いで、
自分の好きにやっていました。
知人に有名な彫刻家の方がいたのですが、教わろうともしません。
上達などまるで無関心です。
いくら田舎の一軒家とはいえ、父は熱中して昼も夜も(真夜中も)
カンカン彫り続けます。母が近所迷惑になると言って、
始終夫婦喧嘩をしていました。
金太郎さんを眺めながら、頑固な父が思い出されます。

5月人形も残していませんので、久しぶりに折り紙で
かぶとを作ってみました。





ネットにはいろいろな折り方が出ています。
結構かっこいいものもあるんですね。









自分の子ども時代は、新聞紙で、かぶとだけでなく、細長く丸めた
刀をつくり、チャンバラをしたものです。
今の子どもたちの刀は、光る、なんとかソードかもしれません。
本当に月日の経つのは早いです。
両親のことを思い出しながら、しみじみそう感じました。
コメント (4)
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