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ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

温暖化の一方で大雪やら最強寒波やら ~地域散歩~

2025-04-04 | 散歩

桜前線(ソメイヨシノ)が北上して
います。
   
ブログには各地の桜だよりがアップ
されています。本当に楽しいですね。

ところが、2日前に、長野の諏訪湖
に近いところに住んでいる友人から
ラインがありました。

「こちらはやっと梅が咲いている
段階です」
   
え・えー。梅の花が見ごろ?

   
続けて、
「ことしの冬は御神渡りはおろか、
雪かきも1~2回程度と雪がほと
んどありませんでした」

御神渡りが見られたのは、今から
7年前の2018年が最後だそう
ですから、やはり温暖化の影響
ですね。

全国的に見て今年は、ソメイヨシノ
は平年並みの開花ですが、梅は寒波
の影響を受けて開花が遅れたようで
す。
諏訪の地域での梅の見ごろが今頃と
いうのも、そうしたことの表れなん
ですね。

温暖化の一方で、大雪やら最強寒波
やら。一体この先どうなっていく
のか。

今日(4日)は晴れ上がりました。
久しぶりに歩いてみると、いつの
まにかいろんな花が咲いていました。
まるで急にお花畑が出現したみたい
です。


これは花ではありませんが、赤い
新芽が美しいレッドロビンと思い
ます。


こちらの垣根は黄緑色に見えて
いますが、セイヨウツゲでしょうか。


枝一杯にこんもりと花をつけている
のは、ボケ(木瓜)の花です。この
ボケは、四季咲きなのかもしれません。

   
この紅い花は、ハナモモ(花桃)の
ようです。当初ハナズオウと書きま
したが、花華さんから、ハナモモ
と教えていただきました。
花華さん、ありがとうございました。


この花は、ハナカイドウ(花海棠)
です。


ウンナンオウバイ(雲南黄梅)と
思います。


アセビ(馬酔木)です。


これはアケビ(木通)の花です。
ピントがうまく合っていませんが、
写真でピンクがかって見える花が
雌花で、小さい紫色のものが雄花
のはずです。






オオアラセイトウ(大紫羅欄花)です。
この名前は牧野富太郎博士が命名した
ものだそうです。
別名がムラサキハナナ(紫花菜)。
この別名はよく聞きますが、
きれいな名前で、好きです。






スノウフレークです。下からも
撮ってみました。かわいいです。

  
クサイチゴ(草苺)だと思います。
フェンス際に可愛らしく咲いていま
した。

    

この釣鐘型の花は、少し前に撮った
もので、バイモ(貝母)でしょう。

ソメイヨシノは、こちらでは明日・
明後日が見頃。各地の名所は花見客で
相当に賑わうでしょうね。

桜の傍らの素敵な花もカメラに収めな
がら、またぶらっとすることにします。

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時には自然に身をゆだねることも~石神井川のソメイヨシノ~

2025-03-31 | 散歩

先日、学生時代の友人からパソコンに
メールが届きました。最近は友人との
間で、パソコンのメールでやり取りを
することはほとんどありませんので、
なんだろうかと、思いました。
    
彼が言うことには、「(私もよく知って
いる)同級生に、だいぶ前にパソコン
からメールしたが、返信がまったく
ない。何かあったかのかどうか。」との
こと。

   
そこで、「かつての友人・知人でも、
最近はパソコンメールを使う人が
少なくなり、スマホ・特にラインで
やり取りするという人のほうが多い。
中にはパソコンのメールを見ない
(開かない)という人もいる。
急ぐなら、直接電話するなりした
らどうか。」という意味合いの返信
をしました。

我々同級生の世代は、仕事でパソ
コンをよく使っていましたから、
その延長で、パソコンでのやりとり
を当たり前のようにしてきました。
しかし、時代はあっという間に
変化して、今やSNSのツールを
使うことが当たり前になってると
いうことを受け止めていないん
ですね。

受け入れていくか、これまでの
やり方を通すか、本人次第ですがー。

自然の流れ、四季の移ろいは変わり
ませんね。桜の開花は、東京はほぼ
平年並みです。
ちょうど日曜日は晴れ間がひろがり
ましたので、早速出かけてみました。
練馬高野台駅近くを流れる石神井川の、
川沿いのソメイヨシノです。








いつものように、橋から橋までぐるっと
一回りして元に戻るコースです。
5分から6分くらいの開花状況でしょうか。
ここは私は隠れた名所だと思っている
ところで、ゆったりと桜を楽しむことが
できます。




しばらく行きながら川岸の桜を撮り、
対岸の桜を撮る。そして桜の花を
見上げる。
そうしたことを繰り返しながらの
ぶらぶら歩きです。




















シートを広げて、グループで杯を交わす人。
階段に座ったり、壁にもたれかかって、
あるいは柵越しに桜を眺める人。
ご夫婦でしょうか、恋人同士でしょうか、
カルチャー仲間でしょうか、のんびり
と歩いています。人をかき分けて、
せかせか歩く人などいません。

  
自然は決して急いでいるわけでは
ありません。










川沿いの桜を楽しむ人は、いつの
まにか、誰もがそのゆったりした
流れに身を委ねています。思い思い
に楽しんでいます。
あまりにも私たちは、急ぎ過ぎて
いるのではないか、便利さを

追いかけているのではないか。
そんな思いがしてきました。








ふとあたりを見回せば、桜の脇で
花を開かせている木たちです。
ヒュウガミズキ、ベニバナトキワ
マンサク、ヒサカキなどなど。

少し短くなった春かもしれません
が、季節はゆっくりと進んでいま
した。

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時代を越えた旅になりました~東京インフィオラータ~

2025-03-26 | 散歩

東京では、3月から4月にかけて、
「東京インフィオラータ」という
イベントが行われています。
先日その会場の一つである港区
の「浄土宗:龍原寺」に行って
きました。

インフィオラータというのは、
「東京インフィオラータ」の
公式サイトに次のように
書かれています。

『インフィオラータとは、
イタリア語で『花をまく』と
いう意味の、400年以上続く
イベントです。
市民が教会までの道のりを
花や種子等で宗教画を描くもの
で、イタリアやスペインを中心
に世界各国で現在も盛大に行わ
れています。』

『日本でも2001年から約23年間、
市民アートイベントとしてイン
フィオラータを各地で開催し、
これまでに450箇所以上の場所で
作品を作り上げてきました。』

 
上の写真は「東京インフィオラータ
の公式サイト」からお借りしたもの
ですが、もともとは宗教的な行事な
んですね。それが今はアートとして
の側面も注目され、大きなイベント
になっているんですね。

さて、港区の龍原寺ですが、





1621年(元和7年)に創建され、
1665年(寛文5年)に当地に移転
したものだそうです。
境内のほとんどの建物は、江戸
末期に火災で焼失のため、再建
されたもののようです。




上の写真が「花絵」です。本堂の
前に、"一枚”制作されていました。
お釈迦様のお姿をデザインした
もので、ほのぼのとしたものを
感じさせます。
2m四方くらいで、さほど大きく
はありませんが、おそらく花びら
を集めるなどの作業は、かなり
大変だったことでしょう。

龍原寺のお庭を見てみました。









小さなお庭ですが、なかなかに
立派なお庭でした。

このあと、せっかくですので、すぐ
近くにある東京タワーによってみま
した。
  
東京タワーには、6年ほど前に行った
のが最後ですので、久しぶりです。





  

  

 


高さが150mあるというメインデッキ
にいって周囲を眺めると、高層ビルが
林立しています。改めて東京の都市化
の物凄い速さを思わずにはいられま
せん。

それにしても、海外からの観光客の
多いことに驚かされます。乗り合わ
せたエレベーターは、ほとんど外国
人で、ここは一体どこ、という感じ
でした。

     
今回は、江戸~昭和~令和と、
時代を超えた旅をした気分に
なりました。

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お気遣い、ありがとうございます~地域散歩をしながら~

2025-03-21 | 散歩

昨日のことです。いつもの
理髪店へ。理髪店にはいつも
バスで行きます。
乗車時間は4・5分程度です。

やってきたバスに乗りこむと、
車内は空いていて、皆座って
います。立っている人はいま
せんでした。
ただ、座れる席は後の方の席で、
ステップ(階段)を二段ほど
上がる必要があります。

そこで、後ろの席に行くのは
止めて、前で立つことにしました。
運転席のすぐ後ろには縦の柱
(ポール)があります。
杖を左手に持ち替えて、右手で
ポールをしっかり掴みました。
 
すると運転手さんが、私のほうを
振り向き、優しい声で、
「杖をお持ちですが、大丈夫ですか。」
「後ろのほうの席が空いていますが
 よろしいですか。」

それは、"転ばないようしっかり
掴まって”と、注意するのではなく、
心のこもった気遣いの言葉でした。

 
申し訳ない気もしましたが、
「大丈夫です。後ろの席は、階段が
苦手なんです。お気遣いありがとう
ございます。」
私の声を聞くと、運転手さんはバスを
ゆっくり発車させました。その運転は、
できるだけ体が振られないように、
気遣っているようでした。

随分とバスを利用していますが、
今回のような体験は初めてです。

降車のバス停にバスが停まった時、
運転手さんに、
「いろいろお気遣いをいただき
ありがとうございました」と、再度
感謝の言葉を伝えて、下車しました。

 
理髪店は、担当が顔なじみの理容師
さんになり、いつもどおりですねと、
テキパキ散髪。支払いを済ませ、私が
外に出ようとすると、ドアをさっと
開けてくれて、
「お気をつけてお帰り下さい」と一言。

「一言の贈り物」を、二度もいただい
日になりました。

さて今日はもうすっかり春の陽射し
です。昨日の出来事を思い出しながら、
また花を見ながら散歩です。




フキノトウ(蕗の薹)が顔を
出しています。


ツクシ(土筆)もあちらこちらに
見えています。




まるでお花畑です。
お世話している方が、「毎年ハナニラ
の球根を増やして、ここまでになった
んですよ。どうぞ撮ってください」
ありがとうございます。




シモクレン(紫木蓮)も満開です。




ユキヤナギ(雪柳)は真っ白です。


トサミズキ(土佐水木)の黄色い
花が青空に映えています。


ギブシ(木五倍子)の蕾が開き
かけています。


毎年ひっそりと咲く枝垂れ椿です。


ヒマラヤユキノシタ(ヒマラヤ雪の下)。
素敵な名前です。たくさん咲いています。


この桜は、大木の常緑樹の陰にあり、
しかもかなり高い位置に花をつけて
いるので、気づく人が少ないようです。
種類はよくわかりません。


早くも、ツツジが一輪の花をつけて
いました。ソメイヨシノの後の準備は、
とっくにできてますよと言わんばかり
です。

昨日の出来事を家人に話したところ、
「あなたね。頭はだいぶ白くなってるし、
手に杖だし。胸を張って歩いてるつもり
でしょうが、直ぐに背が丸くなる。
オットットットよ。あなたは大丈夫
のつもりでも、周りは心配してくだ
さっているのよ。」
そのとおりです。

歩ける幸せ。いつもかみしめています。

気遣ってくださった方々に、改めて感謝を
申しあげたいと思います。

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間の悪いことってあるもんです~地域散歩で~

2025-03-17 | 散歩

明日は病院で大腸検査です。
  
実際の検査の際は洗腸剤を飲まない
といけません。かなりの量を飲む
ので、疲れます。

   
というわけで、病院の検査とかち
あったということにして、今日の
通所リハをあらかじめキャンセル
していました。
休みにしたのはいいんですが、
ヒマです。それで、見頃になって
いるはずのハクモクレンを見に
いくことにしました。
       
ハクモクレンだけで良かったん
ですが、つい、あちこち花を
撮りながら目指す場所へ。
「これは見事!」とパチパチ
やりだしたところ、後ろから声がー。

    
「今日が病院じゃなかったんですか」
なんと今日行く予定だったリハ施設の
介護士さんがそこにー。
「今日はこれから勤務なの」
「アノソノ・・」。 
間の悪いことってあるもんです。






そのハクモクレン(白木蓮)です。
寒かった分、しっかり咲いています。
見頃の写真が撮れてよかったです。
ズル休みじゃないんですけど、
すみません。




こちらはハクモクレンから近い
ところにあるシモクレン(紫木蓮)
です。まだ少し早いようです。






前回蕾が開き始めたギンヨウアカシア
(ミモザ)です。今日はだいぶ花が
開いています。黄色の花が何とも言え
ません。




これもオトメツバキ(乙女椿)で
しょうか。今が時期なのか、前回
とは別のところでも咲いていました。


ウグイスカグラ(鴬神楽)も
だいぶ開き出しました。小さい花
なので、気づく人が少ないようです。


まだ背丈の低い木でしたので、今まで
気づきませんでした。マンサクです。




この紅白の花は、ハナモモ(花桃)
ではないでしょうか。






この濃い紅色の桜は、寒緋桜でしょう。
これが咲くと、ソメイヨシノの開花も
近いはずです。


花壇にも、花が増えてきています。
ヒメリュウキンカです。


ヒマラヤユキノシタです。

草木の花を見ていると、春本番
という感じですね。
ところで、介護リハですが、
サボったわけでは決してありま
せん。これからもしっかり取組み
ますから、厳しくしないで下さい!

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嬉しくて、泣いてしまいました~地域散歩をしながら~

2025-03-12 | 散歩

通所しているリハ施設で、室内に飾る
折り紙づくりを一年ほど手伝ったこと
があります。
その時「手伝って下さい」と言って
くれて、一緒に折り紙飾りをした
介護士さん(女性)が退職することに
なりました。

彼女のご主人はここ数年、海外赴任中
です。

少し前ですが、皆さんには言わない
ようにしていたんですがと、彼女は
こんな話をしてくれました。
それは、
彼女が病気で入院した時の
出来事でした。
       
「"面会の方がいらしてますよ”と言われ、
子どもかなと思って面会室に行ってみまし
た。何とそこに立っていたのは、すぐに
帰国できないと言っていた主人なんです。
そして会うなり、"よかった、元気そう
じゃないか”と言ってくれたんです。
もう嬉しくて、嬉しくて。泣いちゃい
ました。」

彼女はそう話しながら、目尻に
うっすらと涙を滲ませていました。
凄いサプライズです。どんなにか
嬉しかったことでしょう。
その出来事は、きっと、彼女の
一生の宝物でしょう。

人それぞれにいろんな人生がある。
そう思いながら、一昨日(10日)、
久しぶりの青空の下を地域散歩して
みました。

一週間ほど前、東京は雪が降り
ました。いったい今年の目まぐる
しい天気の変化はどうなっている
のか。でも春の花たちはしっかり
と咲いていました。






とある教会の庭の桜です。
これも河津桜なのでしょうか。
毎年咲いていたはずですが、
全く記憶にないのです。




これはオトメツバキ(乙女椿)と
いうのでしょうか。剪定された
枝に、八重のピンクの花をつけて
います。




ボケの紅い花は、待ちかねた
ように咲いています。




サンシュユ(山茱萸)の黄色い花
です。冬の終わりを告げる花と
言われているのだそうです。




このジンチョウゲ(沈丁花)の花は、
何と終わりかけです。寒い中でも
咲いていたんですね。
直ぐ近くのお宅のジンチョウゲは
まだ蕾というのに、不思議です。

蕾が膨らみかけている木もあります。
一部の蕾が開き始めています。
もうすぐ春です。そうした予感を
持たせてくれる花たちです。






まずギンヨウアカシア(銀葉アカシヤ)
です。よくミモザと呼ばれていますが、
これがそうではないでしょうか。
ずっと蕾でしたが、いっきに咲きそう
です。




ハクモクレン(白木蓮)です。
ようやく蕾が膨らみ、この勢いですと、
樹全体が白い大きな花に包まれるのは
時間の問題でしょう。






トサミズキ(土佐水木)の花が開き
始めています。花が咲くにつれ、
房のように見えてくるはずです。




ユキヤナギ(雪柳)の白い花が開き
出しました。あっというまに木全体が
白い花に覆われ、文字通り雪のように
なるはずです。


私の好きなウグイスカグラ(鴬神楽)
の花です。まだまだ蕾は固そうですが、
一輪だけ花が開いています。
小さなピンクの花ですが、これが
たくさん開くころには、すっかり春の
陽気になっているはずです。

思わぬ時期に思わぬ花を見ることが
あります。でも確実に季節は巡って
いきます。
振り返ってみれば、人生にもいろいろ
のことがあります。それぞれが出会う
それぞれの人生の出来事。

どなたのブログで紹介されていたか
忘れましたが、
「この街で」(作詞:新井満
作曲:新井満・三宮麻由子)を
思い出しました。
トワエモアさんとか、中島啓江さん
とか、いろいろな方が歌っています。

誰もが人生に幸せがありますように。

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クリスマス仕様の花壇を見つけました~地域散歩~

2024-12-24 | 散歩

今日はクリスマスイブ。特に何かする予定が
あったわけでもなかったのですが、2・3日前
から咳き込んでいた家人がとうとう熱をだして
しまいました。
  
インフルエンザが流行っているようです
から、うつってしまったかもしれません。
いつも行くクリニックは、先生の体調不良で、
何と臨時休診。こんなことってあるんですね。
そんなわけで食事とか買い物とか、外出する
わけにもいきません。

ブログのほうは、この1週間ほど撮りためて
いた写真をアップすることにしました。
   
花壇のコニファーに、クリスマスの飾り付け
がされていました。てっぺんに星、きらきら
したネックレス、ナンテンのアクセサリーも
つけています。可愛らしい飾りつけです。
手入れをされている方は、きっと優しい方
なんでしょう。







 


近くには、赤い実をつけたナンテンの木が
数本。さらに、赤い実をつけたヤバネ
ヒイラギモチ。ちょっと離れたところには、
ヒイラギが白い花をつけていました。
花壇が、ちょっとしたクリスマス仕様に
なっていたんですね。

散歩コースで、今の時期に咲いている花を
アップしてみました。

ヒイラギナンテンの仲間になると思いますが、
マホニアチャリティです。大きな木で2m以上
はあります。黄色い花が直立しています。
冬の時期に咲くので、良く目立ちます。
ヒイラギという名前はついていますが、
堂々とした花木です。





よく見かけるキクですが、種類はよく
わかりません。園芸種なんでしょうが、
同じ株から白い花とうす紫の花がでて
いるので、面白いとおもって撮って
みました。




    
ヒガンバナの仲間のネリネ。
12月下旬になっても花が咲いています。
随分と開花している期間が長い花ですね。
別名ダイヤモンドリリー。
上の2枚の写真のうち、2枚目は壁際に
ポツンと咲いていました。
忘れられていたのかもしれません。


忘れた頃といえば、ブラシの木の花です。
いつも夏に咲いていますが、去年は11月頃
に、二度咲きしていました。
今年は、いわゆる「温暖化」の影響で、
今頃花をつけたのかもしれません。




冬ザクラは、毎年今頃花をつけます。
今年も可憐な花びらを見せてくれました。
来年3月頃に河津桜が咲くまでの間、
少しづつでも咲いていてほしいと思います。

それにしてもインフルエンザの流行は、
今年は早いような気がします。
予防接種は受けていますが、決して
かからないという訳にはいきませんから、
うがい・手洗いの励行をして、明るく
新年を迎えたいと思っています。
皆様もお体大切にして下さい。
 

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こんな花が咲いていました~地域散歩~

2024-11-23 | 散歩

今年もあと1月くらいを残すのみとなり
ました。最近いただいた喪中はがきに
目を通しましたら、「来年度から年始の
挨拶は控えさせていただきます」と
書かれていました。

最近は年賀状をやめる人が増えつつある
ようです。そういう私も、今年の年賀状に、
今後新年の挨拶をやめる旨を添え書きした
一人です。

人と人をつなぐ役割を果たしている年賀状
という文化は、将来は小さくなってしまう
のかもしれません。

私たちの日常的なコミュニケーションツール
は、もっぱらライン・メール・電話。
しかし、詐欺メールや不審な電話などが事件
として伝えられるたびに、まず疑うことが
先にたち、このままでは社会の信頼・信用
の関係が揺らいでいくのではないかと心配
になります。どうすればよいのか。
嫌な時代になったものです。

地域を散歩しながら、自然の移ろいには、
改めて癒しを感じます。

サザンカがあちらこちらで咲き出しました。
いつもの散歩コースで真っ先に花をつけ、
根元に赤い花びらを敷き詰めたようになる
樹です。ほっとしたものを感じます。


  
先月はその香りが地域をつつんでいた
キンモクセイの樹です。
今はすっかり忘れられてしまっています。











代わって、白い小さな花をつけているのが、
ヒイラギです。
ヒイラギはキンモクセイと同じモクセイ科
(モクセイ属)の木です。つまり仲間です。

クリスマスの定番のセイヨウヒイラギとは
別種で、日本に自生しています。
実は赤ではなく黒紫。翌年の初夏(5・6月頃)
に実るそうです。



以前ギンモクセイとしてブログに書きま
したが、いまだに小さい花をつけています。
もしかしてヒイラギモクセイ?。
でも葉の縁に棘はあまりみられません。
果たしてギンモクセイでいいのかどうか。





こちらは、クリスマスホーリーとも呼ばれる
セイヨウヒイラギと同じ仲間の、ヤバネヒイラ
ギモチです。
ヒイラギという名前はついていますが、
モチノキ科(モチノキ属)です。それほど実が
赤くなっていませんが、これから色づくのか
どうか、よくわかりません。


公園などに見られる花は、だいぶ少なくなっています。






ボケの花です。ただこの木は1月頃にも
花をつけていました。黄色い実もついて
いました。「寒木瓜」と言われる種類なん
でしょうか。四季咲きの種類なんでしょうか。
よくわかりませんが、きれいな花色です。





道沿いにポツンと咲いていました。
イヌホウズキではないかと思うん
ですがー。だいぶ小さい花でした。
実は緑色。秋でも見られるとはいえ、
今頃でも頑張って花をつけるんですね。



やはりハツユキソウですね。
もう終わりかと思っていましたが、
これも今頃も見られるのでしょうか。



ムラサキゴテンの花です。暖かい
気候のせいで、今頃でも花をつける
のかもしれません。




   
これはギボウシの花だと思いますがー。
ギボウシは夏に咲くものと思っていま
したが、今頃咲くということがあるん
でしょうか。不思議に思いながら写真
に撮ってみました。

自然は、こういう時期になればこういう
ように花が咲くと、決まっているのでは
ないんですね。興味深い光景に出会うと
調べてみたくなります。だから面白いん
です。

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秋の実を探して~季節の移ろい~

2024-11-08 | 散歩

暑くてたまらなかった時期がうそのようです。
もうすっかり秋です。
    

     
秋の果物を題材にした絵手紙を見せて
くれたのは、通所しているリハビリの
スタッフさんです。
柿に石榴(ザクロ)。秋の味覚です。
絵を見ながら、渋い柿をかじってしまっ
たことなど、子どもの頃が懐かしく
思い出されてきました。



日中の澄み切った青空。パンパスグラスが
秋の清々しさを感じさせてくれます。
地域を散歩をしながら、秋の実を探してみました。


秋の実というと、なぜか赤い実が多い
ような感じがします。



サザンカの実です。
去年の秋から冬にかけて咲いた花が結実
したものです。
今年の花の蕾が膨らんでいました。
これから咲く花と去年の花の実が一緒に
なるというのも、考えてみれば面白いです。





びっしりとついたピラカンサの実です。
冬になっても枝にたくさんついたままに
なっているのをよく見ます。
なぜか鳥たちは今頃は食べないみたいで、
食べ物が少なくなる冬になってから啄み
だすようです。





これはモチノキなんでしょうか、クロガネモチ
でしょうか。違いは、葉や葉柄の色で見分ける
ということのようですが、よくわかりません。
5・6mはある大きな樹にたくさんの実が
ついていました。



ノイバラの実が白い壁に映えていました。
外国風で、私のお気に入りの光景です。



ナナカマドの実は、あっというまに
なくなっていました。いろいろな鳥が
よく樹にとまっています。
鳥たちにとっておいしい実の一つなんで
しょうか。



こちらはカラスウリの実です。緑色の
実も、左のほうにまだ見えています。
ここには写っていませんが、黄色い実も
ありましたので、実は、緑から黄・赤
というように熟していくようです。







シャリンバイの実のようです。
ちょっと見にはブルーベリーの実に
似た感じがします。
この実も、鳥たちは冬に入って食べ物
が少なくなってから、食べるらしいです。




  
上のミカンの写真のうち、2枚目はキンカン
です。1枚目のミカンは、種類は何かよく
わかりません。小さな公園に毎年10cm以上
ある大きな実をつけますが、何でしょうか。


    


今年はカリンが「豊作」みたいで、
たくさんの実がついています。
だいぶ黄色く色づいてきました。





ユズリハは、雌雄異株の木です。
つまり実がついているのは雌株の木
と言うことになります。





ナンキンハゼの実です。白くなって
はじけるのはもう少し後のようです。
ナンキンハゼは、少し広い公園に
2本あったのですが、大きくなりすぎた
ためか、1本は伐採されてしまいました。
面白い実なのに、寂しくなりました。



こちらの緑色の実は、トウネズミモチの
実のようです。
熟すと黒くなっていきますが、黒くなるのは
もっと後になりそうです。



カクレミノの実です。熟すと黒紫色に
なるはずですが、これもだいぶ後に
なりそうです。



シマトネリコの翼果です。
大きな樹全体が白く霞んで見える
ほどにびっしりとついています。
風にのって、種が遠くに飛ばされて
いくようにできているというのですが、
周りは住宅で一杯です。
種が着地する空き地があるかどうか。




        
今の時期の花といえば、キクとかハギが
多いのですが、なんと野菜畑の縁に
コヒマワリが咲いていました。
ビニルシートに穴をあけて(マルチング)、
整然と植えられていますので、
あるいは花卉として出荷するための
ものかもしれません。

世の中は人間の諍いが絶えません。
自然の中の草木は暑かろうと寒かろうと、
時がくれば実をつけ、次の季節に備えて
います。自然の有り様を変えているのは
気候よりも、むしろ人工(人間の手)
のような気がしてなりません。

そんな中での黄色のヒマワリ。
黄色は幸せ色です。
希望の光を見た思いがしました。

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キンモクセイの花 ~地域散歩~

2024-10-19 | 散歩

キンモクセイが一斉に咲きました。





普段は、どこにキンモクセイの樹があるか、
あまり気にも留めないのですが、ある日一斉に
樹全体がオレンジ色の花に包まれます。
漂ってくるかぐわしい香り。
強い香りですから、少し離れていても、
すぐに開花に気づきます。







キンモクセイの花は黄色というよりオレンジ色。
よく見ると、葉柄の付け根のあたりから花が
出ているのではなく、葉と葉の間の、枝の部分
から直接花が出ています。

一つ一つの花はとても小さく、枝を包み込む
ように密集して咲いています。
葉を覆うような咲き方ではありません。

離れて見ると、葉の隙間をオレンジの花が
埋めている、そんな感じです。
名称からすれば「金の木」ですから豪華の
はずですが、控えめに感じるのはそうした
花のつき方にもあるでしょうか。


    
ところでキンモクセイが地域で一斉に咲くのは、
日本には雄株ばかりで雌株がないため、
挿し木によって増やされてきたクローン種のため
だからなのだそうです。
ちなみにクローン種と言えば、桜のソメイヨシノ
もそうですね。








  
キンモクセイ近縁種にギンモクセイがあります。
なかなか見分けにくいのですが、一番の違いは、
花が、白か、薄い黄色のものがギンモクセイ
だそうです。香りもキンモクセイほど強くは
ないそうです。
上の写真の花は、たぶんギンモクセイでは
ないかと思います。


       
桜(ソメイヨシノ)は一週間ほどで散ります。
秋の到来を告げるというキンモクセイですが、
開花して一週間ほどで散りだしました。
季節を考えると、キンモクセイは本当は
儚い花なんですね。

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そろそろ紅葉の便りも ~秋の気配を楽しむこと~

2024-10-10 | 散歩

このところ雨や曇りの日が多く、
肌寒さすら感じる日も出てきていますが、
この夏は猛暑日続き。
こうした状況を踏まえてのことと思い
ますが、今年の紅葉は、東日本は、
「平年より遅いでしょう」という予想が
出されています。『(一財)日本気象協会
第2回紅葉見頃予想(24・10・02)』



雨があがったのを見計らって、散歩して
みました。こんな光景が見られました。





ハナミズキです。真っ先に色づき始める
近くの通りの街路樹です。
ほぼ、どの樹にも赤い実がついています。
葉のほうも色づき始めたもの、まだ緑色が
多いものなど樹によってまちまち。
これから少しづつ赤みを帯びた樹が増えて
いくことでしょう。


通り沿いの花壇に咲いていた花です。
多くは、初夏から秋にかけて咲く花
です。


琉球朝顔です。
別名は、ノアサガオとかオーシャンブルー
とか呼ばれています。背丈が高く大きな花
です。一日花のようですが、一般の朝顔
と違って、夕方ごろまで咲いています。


    
トウワタ(アスクレピアス)です。
キョウチクトウ科の花だそうで、
上の写真のものは、赤と黄色のツートン
カラーが鮮やかです。
花は一見大きく見えますが、小さな花が
数個集まって咲いていますので、大きく
見えています。







ルコウソウです。ヒルガオ科の植物です。
葉が線形になっています。
仲間のマルバルコウと違い、こちらは
園芸種です。
緑の葉の中で、星形の花が鮮やかでした。
つる性で他の植物に絡みついていました。


 
シユウカイドウ(秋海棠)です。
秋の花のように思っていましたが、
夏ごろから咲いているんですね。
ベゴニアの仲間で、多年草です。

ハナカイドウ(花海棠)は、
カイドウという名前が入っていま
すが、バラ科のリンゴの仲間で、
立木です。



ミズヒキです。
細長い花茎に小さな花が穂状について
います。秋の野草のように思っていま
したが、これも夏ごろから咲いているん
ですね。花びらのように見える部分は、
実は萼なのだそうです。





アメジストセージ(サルビア・
レウカンサ)です。
サルビアの仲間で、ハーブの一種だそう
です。夏ごろから、茎の上部に紫の花を
密につけます。花は30cmくらいはあった
かもしれません。花期が長いですね。





ハギです。
写真のハギはよく見かけますが、
ヤマハギでしょうか。よくわかりません。
ヤマハギも夏ごろから咲くようですから、
秋になってから咲くというわけではない
ですね。





コムラサキ(小紫)の実です。
花は夏ごろ(6月から7月頃)に咲きますが、
実はちょうど今頃に美しい紫色になります。
名前通りの粋な実です。



キンモクセイ(金木犀)です。
ようやくツボミらしきものが見えて
きました。9月下旬頃から10月初めに
かけて咲く花ですから、まさに秋の花
です。ただ、今年は暑かったので、
開花が10月中旬くらいになろうとして
いるようです。まもなく各地

かぐわしい香りに包まれますね。

秋の気配を書きながら、花は夏頃から
咲いているなどと、ちょっと無粋な
ことを書きつらねてしまいました。

旧暦では8月は今の9月ごろです。
その意味では、8月に咲く花は秋の花
ということになります。
だから秋の七草なのでしょう。
大事なことは、薀蓄(うんちく)より
も、今目の前に咲く花を楽しむ気持ち
ですね。

ようやく季節は、秋の気配が色濃く
なってきました。必要なのは、
季節の移ろいを楽しむゆとりですね。

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深夜までテレビ観戦です ~寝不足の地域散歩~

2024-08-04 | 散歩

このところ寝不足の日が続いています。
皆さんの中にも同じような人がいらっしゃると
思いますが、暑さというより、真夜中に
中継されるオリンピックのテレビ観戦のためです。
   
今朝(4日早朝)も、柔道の男女団体混合戦を
見ていました。3勝した時には「金メダルいける」
と思いました。あと1勝を巡る激しい攻防。
ところが、何ということか
逆転負け。
なぜ、どうしてそうなるのか。あーぁ。

画面には呆然自失し悲嘆の涙を流している選手。
ふがいない思いにとらわれているでしょう。
さぞ悔しいでしょう。でも勝負事は誰かが
負けます。選手生活で、絶えず勝ち続けることが
できる人はいません。いつかは破れます。
無敵と言われた谷亮子選手(ヤワラちゃん)
も、
五回目の北京オリンピックは銅メダルでした。

「金」という勝利の座は一つしかありません。
誰もが承知のうえで、戦います。
世界最高レベルの戦いは、激闘です。
だからこそベストを尽くして、素晴らしい戦い
を繰り広げた日本選手に心から拍手です。

   
それにしても、柔道女子の角田夏実選手。
凄いオーラです。腕の力で制するのでなく
技で相手を制する。
開会式翌日(27日)の角田選手の金メダルは
間違いなく日本選手を鼓舞しました。
感動の一言に尽きます。

眠いのと暑いのとで、あまり外歩きをしていません。
少ないですが、撮りためた写真です。



フヨウ(芙蓉)です。朝咲いて夕方には萎んで
しまいますので、時間があわず、なかなか
撮れませんでした。



琉球朝顔(オーシャンブルー)と思います。
これも夕方には萎んでしまいますので、
やっと午前中に撮りました。



サボンソウ(石鹸草)ではないかと思います。
薬用植物で、利尿・去痰・皮膚炎などの効果が
あるのだそうです。
ヨーロッパでは石鹸の代わりとして用いられた
そうです。



以前にもアップしたケチョウセンアサガオです。
花期が長いです。



こちらはフロックス。
和名では、草夾竹桃とか花魁草などの
素敵な名前で呼ばれています。



ニオイバンマツリです。
花が紫から白色に変化していきます。





実が赤く色づいてきたのは、サンゴジュです。
樹全体に実が広がって、遠くからもよく目立ちます。



カリンの実です。いつの間にか大きくなっていました。



ノイバラの実です。まだ緑色ですが、秋になると
赤くなっていきます。
アレンジメントに使われるなど、いろいろと利用される
みたいですね。

夏の今頃は、ちょっと花も一休みと言った感じです。
でも何かしら見られますので、暑さに注意しながら、
歩きを続けていきます。

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沖縄より東京の方がはるかに暑いんです ~地域散歩~

2024-07-20 | 散歩

沖縄の那覇市が、13日から15日にかけて3日連続で
35℃以上の猛暑日になったことが、ニュースに
なりました。
加えて昨日(19日)は36℃となり、那覇市の観測史上、
最高を記録したとのこと。
そもそも沖縄が猛暑日になることはあまりないそうで、
これまで連続猛暑日を記録したのは、なんと1916年
のことだったんだそうです。えー。
そうだったのか、沖縄よりも、東京の方がずっと
暑かったんだ
。しかも、蒸し暑いし。
どうりで熱中症も多いんだ!
     
とにかく、こう暑くてはたまりません。

    
毎日のように熱中症のニュースです。
そんな中で、花の写真を撮っている最中に、
私が倒れたりしようものなら、猛暑というのに
無謀にも出歩くからだと、家人から厳しく叱られる
ことになります。
そんなわけで、日中の気温の高い時間帯を避け、
暑さが少し和らいでくる夕方に歩いてます。
        
ただ困ったことに、なぜか私は蚊に好かれるんです。
カメラを構えているとその手や肘にチクリ。
叩き落とそうとしてもあっという間に逃げる。
こちらがとろいのか、蚊の奴が素早いのか。
このっ! 薬忘れてきたじゃないか!

さて、ここ数日間に撮りためた写真です。



ブログのhisuinetさんが「カクレミノが蕾をつけて
います。花はこれからですから、まだ見られますよ」
と教えてくださいました。
早速行ってみると、ありました、ありました。
カクレミノは両性花(大きい蕾の方)
が先に咲く
そうで、遅れて雄花が咲くらしいです。
小さい花らしいです。



その脇には、縁起が良いとして知られている
ユズリハが実をつけていました。
何かいいことがあるかも。あるわけないか(笑)。





今地域でよく目にするのは、サルスベリ(百日紅)。
赤い花と白い花。やはり縁起がいいかも。
内心こだわってます。


少し前まで小さな花をびっしりつけていたムラサキシキブ。
今度は緑の実がついていました。しばらくすれば
素敵な紫色になるはずです。





今が盛りのオニユリです。上の2枚目のピンクのユリは、優雅です。





上の二つともクリナムという花でしょうか。
高さは、1mはありました。太い茎です。
その塔頂部分に、ユリの花にも似たような
細長い花をつけていました。



トケイソウの花は次々と咲くらしく、まだ咲いています。
花期が長いです。見れば見るほど面白い花です。



この花はググるとヒマワリモドキと表示され
ました。合っているかどうか。









夕方4時ごろになると咲くオシロイバナの花
(フォーオクロック)。一日花。
この花好きですね。ここではいろいろに
色が混じりあってるんです。不思議です。

白と黄色が混じった花もあるらしいんですが、
いまだかって見たことがありません。
是非みたいんですが、どなたか写真を撮った
方はおられないでしょうか。



ゼフィランサスです。白い方がタマスダレで、
ピンクのほうがサフランモドキですね。

 


ショウジョウソウ(猩々草)です。
ポインセチアの仲間です。
まるで大きな花のように見えますが、
朱色の部分は、葉っぱです。
実際の花は、茎の真ん中あたりに咲きます。
小さいです。



ハナトラノオも咲き出しました。
上へ上へと咲きあがっていくことになります。



ヤナギハナガサの花です。ひっそりと咲いていました。
なんとなく弱そうな感じですが、どうしてどうして、
外来種で、繁殖力が旺盛な花なんだそうです。



虫が嫌いな方には申し訳ありません。
ハナミズキの幹に、縦一列になって、
陽射しを避けているようにみえました。
面白かったので、つい撮ってしまいました。
キマダラカメムシの幼虫みたいです。
2令か3令(脱皮の回数)でしょうか。

もう少しすると、ヒマワリがあちらこちらで
みられますね。いよいよ猛暑の夏本番です。
皆様くれぐれもお体大事にお過ごしください。

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神秘的ですが、控えめです ~カラスウリの花~

2024-07-11 | 散歩

このところ、夕方近くなると、ポツリ、ポツリと
小雨が落ちてきますが、ザーッと降ることが
ありません。そのせいか、かえって蒸し暑く
感じます。でも蒸し暑くとも夕方のほうが幾分か
暑さは和らぎます。
   
2日ほど前。夕方5時頃、外歩きに出てみました。
まだ明るさが残っています。今回はリハビリに
専念するつもりで、いつもは歩かない、およそ
花など期待できない道を歩いて行きました。
            
すると、道の片側のフェンスに、やや大きな葉っぱを
つけたツルが絡みついています。
なにやら白いものが見えます。ユウガオ? 
一旦、通り過ぎたものの、ちょっと気になってバック。
よくみると白いツボミがいくつかあり、レースが
丸まって膨らみかけたようなものがありました。
ここ数年、見ることがなかったカラスウリの花です。

これまで、ぶらぶら歩きには出会いの面白さがある、
なんてわかったようなことを書いてきましたが、
夕方遅くの散歩、いつもと違う道、花壇でなくてフェンス、
まったくの偶然の「出会い」です。
こんなことってあるんですね。

ところで、カラスウリの花ですが、夕方から夜にかけて
咲くことは知ってましたが、どれくらいの時間で咲くのか、
全くわかりません。そこでツボミを見つけてから、
1時間おきに、二度ほど写真を撮りに行きました。
2時間ほどの間に、次第に暗くなっていく小道を行ったり
来たりです。
傍から見れば、あの人何をやってるんだろと、首を
傾げられたにちがいありません。


最初がツボミ、それが膨らんで、そしてレースを開いて、
星形の花になっていきます。順をおってアップします。

まずツボミ。
  




ツボミは、7・8センチくらいの長さがあったような
気がします。ここからレース状に花が開いていくとは
とても想像できません。


先端の膨らみ。  



先端が膨らんで、絡んだ糸が丸まっているように見えます。


開き出したレース。
     




よくまあ、絡まったり、もつれたりすることなく
広がっていくもんですね。


星型レースの花。









暗がりの中にひっそとりとレースを広げています。
花の大きさは、10数cmといったところです。
神秘的ですが、控えめに静かに咲いています。
まるで、人目を避けて咲いているようです。
気づく人も少ないのかもしれません。





横から見て見ると、上のような具合です。
味もそっけもなくなりました。失礼しました。


     


猛暑日が続くことがなければ、今年もカラスウリの花を
見ることはなかったかもしれません。
自然の中の「出会い」、不可思議なものです。

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思い出の大輪の花火 ~府中市・TOKYOシティポップ花火~

2024-07-06 | 散歩

夏の花火には、故郷福島の思い出があります。 
                    
小学生の頃、夏休みは、両親に連れられて
二人の弟と一緒に、花火大会を見に行きました。
花火の打ち上げは、市内を流れる大きな川
阿武隈川)で行われます。
花火が一番よく見える川沿いの土手は、
早い時間から見物客で一杯になります。
とても家族全員が座れる場所はとれません。
そこで、川からは遠ざかってしまいますが、
逆方向の小高い山に上り、花火を見下ろせる
場所から見物していました。

生活が苦しい頃でしたので、母がつくった
おにぎりとわずかのお菓子をもっての見物でした。
でも、手にしたプログラム表を見ながら、
次は打ち上げ何連発、次は仕掛け花火(煙しか見え
ませんでしたがー)と、口にしながら見る花火は、
それは楽しいものでした。

実際には、さほど大きくは見えなかったはずの花火。
しかし、今も脳裏によみがえるのは、
夜空一杯に頭上に開く、大きな大きな花火です。

都内の花火大会をネットチェックしてみました。

ネットには、7月3日に府中市の東京競馬場で
「TOKYOシティポップ花火2024」が行われる
ことが出ていました。
これまで見に行ったことはありません。
入場チケットは既に完売。府中市に住んでいる
知人に、場外から観覧できるスポットを聞いた
ところ、多摩川の是政橋なら見られるとのこと。





是政橋といえば富士山の撮影スポットですし、
川沿いの桜は都内の名所として知られたところです。
河川敷には、早くから場所取りをしていたと
思われる人たちが花火の開始を待っています。

あたりが薄暗くなってくるにつれ、
川の下手方向に続く土手は、カメラの三脚の
列と、見物客であふれていました。


花火は、是政橋のちょうど真上のあたりに、
上の写真のように打ちあがりました。









約1万5先発という花火が、次々と打ちあがり、
いろいろに輪が広がっていきます。
ところが悲しいかな、
あらかじめ撮影の仕方を
調べることなく適当なモードで撮っていたせいで、
ほとんどうまく撮れません。















何とか見られる写真だけをアップしてみました。



雰囲気だけでも感じ取っていただければ、
うれしいです。

小学生の時の花火の思い出から数えて、
もう60年以上の年月が流れています。
父と母、すぐ下の弟は、既に他界し、
今は、遠く離れたところに住むもう一人
の弟と私だけになりました。
振り返ればあっという間の人生です。

あの時の大輪の花火は、すぐに蘇ってきます。
思い出が生きる支えになっています。

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