ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

神戸の海を見てきました ~GO TO トラベルで1⃣~

2020-10-31 | 旅行
旅行に出かけました。2年ぶりです。
GO TO トラベルを使わせていただきました。
きちんと注意していれば大丈夫なことは、もちろんです。
妙にハイテンションでした。
もっとも、出かけるまでに熱がでたりしないか、内心はヒヤヒヤして
いたんですがー。(笑)

神戸です。以前少しだけ住んだことがことがありました。
海と山がきれいな街です。とりわけ海を見たかったのです。

ホテルは入り口で検温チェック。カメラタイプの検温は初めてです。
朝食バイキングは、マスクに加えて一人ひとりビニール手袋(使い捨て)
の着用です。

消毒アルコールはホテルだけでなく、デパート・レストラン・グッズショップ
などいたるところにありました。手が荒れそうなくらいです。
安心です。

最近は、街をゆくマスク姿の人に違和感を感じなくなりました。
そうした中で、神戸の若い人たちには、おしゃれなマスクが
多いような気がしました。

ハーバーランドの夜景です。
もっと高いところから撮れればよかったのですが、1万ドル分くらいでしょうか(笑)





明け方、次第に空が明るむ中、小豆島行きのフェリーと思いますが、
ちょうど港を出ていこうとする光景を見ることができました。





空がオレンジ色に染まっていきます。
日の出です。力強い光です。
私たちにエールをを送ってくれているようです。









すっかり明るくなったハーバーランドの港は、大型客船のにっぽん丸、
ポートタワー、モザイク館などいつもの風景です。







夜の通りは静かな感じがしましたが、それでも客の多い居酒屋も見られました。
コロナの影響は簡単には収まらないかもしれませんが、あの大震災から
しっかりと復興を遂げた街です。
間違いなく賑わいを取り戻すことと思います。
今回、神戸の人たちのエネルギーを分けてもらったような気がしました。

しばらく旅行記にお付き合いください。(続)


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習うより慣れよ、ZOOMに挑戦しました ~地域散歩~

2020-10-24 | 散歩
今、ズーム(zoom)は当たり前のように使われてるんですね。

会員になっている会から、今年はズームを使ってオンラインで
研究発表をしますという連絡がきました。
そう言われても、とにかくさっぱりわかりません。
使えなければどうしようもありません。

やむを得ず、テキストをみながら、アプリをインストールすることから始め、
使い方を勉強することになりました。

すでに使っている先輩・後輩・仲間の人にあれこれ聞くと、
皆さん「簡単ですよ」と言うんです。
丁寧に教えてくれるのですが、話が頭の中を右から左に流れていきます。
「招待」とか「参加」とか、専門?の用語についていけません。



「実際に、ミーティングに『招待』します。そのほうが早く覚えます。」
ということになりました。
つまり、習うより慣れよ、です。

開始時間まで、パソコンの前で固まって、今か今かと待ちました。
もう緊張です。

ところが、ミーティングの「開始」は、実にあっけなく始まりました。
かつての仲間の皆さんの顔が画面にー。
「おうー!」 
ついに私も新しいツールにトライしてるんです。
感激です。

「〇〇をクリックしてください。」「画面がきれいに分割されて、
参加者が並んでるでしょう。」「出来てますよ。」
お褒めの言葉をいただきました。

緊張の時間が過ぎ、終了です。
やっと余裕が出てきました。

そこで、やっと散歩中に撮った花の写真の整理です。
今はやはりバラです。
鉢植えで丁寧に育てられているバラです。





これもバラの一種でしょうか。よくわかりません。



そしてキバナコスモス。
いたるところで今が盛りと咲いています。



もう何度も撮っています。サルビアです。
コクシネアとチェリーセージ。





これもお馴染みです
タマスダレとサフランモドキ。





ノコンギクとマツバギクと思うのですがー。





これはヒメツルソバでは。



コキアです。
これが一面に紅葉しているひたち海浜公園は見事ですが、
しばらく行っていません。



ズームは確かに便利です。これで飲み会も面白そうです。
しかし、アナログ人間は緊張します。
自然はいいですね。癒してくれますから。
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目立ちませんが花も実もあります ~コノテガシワ~

2020-10-19 | 散歩
普段コニファーのような針葉樹はじっくり見たりすることはありません。

でも以前からこれは何だろうと思っていたのが、この針葉樹です。
先日「田島山十一ヶ寺」に行ったときのことですが、練馬駅前のデッキに
並んでたっている木に、びっしりと白い実がついていました。
2~3mほどの木なんですが、ポップコーンを葉っぱにつけているような
感じなんです。






しかし、この木は、結構公園とか街中でよく見かける木なんです。
名前は「コノテガシワ」。
ヒノキの仲間です。大きくなると10mくらいになるようです。



名前の「コノテガシワ」とは、平べったい葉っぱが、子どもの
手の様だということから「児の手柏」と呼ばれるようになったとか。

青みを帯びた白い実は、やがて茶色くなり、裂けて開いて種が
放出されるらしいのですが、どのくらい日がたてばそうなるのか、
よくわかりません。

確かに黄色みをおびてきた実の周りに、茶色くなった実があります。



この真ん中の実は、種が飛び出すようになりつつあるものでしょうか。
ちょっと違うかもしれません。



この木の花は、3月~4月頃に咲くようですが、見たことがありません。
どうしてもその頃は桜やツツジに目がいってしまうために、見落として
いるんですね。

どの草や木も精一杯生きているのに、つい華やかなものに目を奪われて
しまうんですね。

コロナ対策もそうですが、見えないところで世の中を支えている人たちに
拍手を送る気持ちを忘れてはいけないですね。

来年は、コノテガシワの花をぜひ写真に収めたいと思います。

(※当初、種が「はじける」と書きましたが、実がいつ頃、
  どのように「裂開」して、どのように種が「放出」される
  のか、具体的にはわかりませんでしたので、訂正させて
  いただきました。ご容赦ください。)
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ショウキズイセンの鉢をいただきました ~地域散歩~

2020-10-16 | 散歩
今日はうれしいことがありました。
最近知り合った方から、黄色い花が咲くというヒガンバナを
いただきました。
毎年家の庭にたくさん咲きますから、どうぞとのこと。

黄色いヒガンバナというのは、ヒガンバナ科の仲間(リコリス)で、
ショウキズイセン(鍾馗水仙)ではないかと思うのですがー。

花はもちろん終わっていて、今は葉が出て来ています。
濃い緑がきれいです。



うまく育てられるかどうか。
来年の9~10月頃、きれいに咲かせられるといいのですがー。
楽しみです。

ところで、鍾馗様は、疫病除け・魔除けの神様です。
どうかコロナ退散にお力をお貸しください。

昨日・今日といつものように近くを散歩です。
近くに、毎年冬桜が咲く木があります。
一斉ではなく、ポツポツという感じで花をつけていきます。







戸建ての家の庭に小さな桜の木がありました。
数輪の花を見つけました。
こちらは、冷え込んだ後の急な暖かさで咲いたという感じ
がしましたがー。



これはつつじの花ですが、うっかり咲いていしまったという
感じでした。



通りのお宅の庭に、ハゼラン、ミズヒキ、ギンミズヒキ
が鉢植えになっていました。
ハゼランとギンミズヒキは初めて見ました。







これはスイショウランというのでしょうか。
この花も初めてです。



ずっと咲いていたのは、アブチロン、アメジストセージ、
ツルボ、ユリオプスデージーなどでした。









小さなかわいいピンクの花です。バラの一種ではないかと思うのですがー。



「見て歩き」は楽です。
新しい花を見つけては、この花はなんていうのかなとうれしく
なります。

でも、近くに住む知人がポツリと一言。
「それぞれのお宅では、植木や草花の手入れをするのが大変のようですよ。」
いつも見せていただいて、本当に感謝しています。

(※もしも名前の違う花がありましたらお教えください。)

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秋は駆け足で ~地域散歩~

2020-10-12 | 散歩
檀家になっているお寺から、宗派が作成している小冊子が
隔月に送られてきます。
その中に、「心のうた」として次の詩が掲載されていました。

   わたしは
   「今」に生きる姿を
   花々に見る
   花の命は短くて
   など歎かず
   「今」に生きる
   花の姿を賛美する

   ああ咲くもよし
   散るもよし
   花は歎かず
  「今」に生きる


この詩は、仏教詩人といわれる
坂村真民さんの「花は歎(なげ)かず」という詩です。
「解説はありません。それぞれの感性でお楽しみください。」
と書かれていました。

11日(日)にやっと雨があがりました。
散歩しながら、この詩を思い出していました。

気になっていたのは、キンモクセイです。
雨で、花が落ちてしまったのではー。
やはりほとんど散っていました。
一時を楽しませてくれた香りもまた来年です。









通りのハナミズキが、紅葉の前触れをしているようです。
小さな赤い実は飾り付けといった感じです。







かりんも実をつけています。



これはたぶんヘチマでしょう。
花がかろうじて残っています。





だいぶ花が少なくなっています。
その中で芙蓉が随分長く咲いています。
俺を忘れちゃ困るぜと言わんばかりに、通せんぼでしょうか。



シオンでしょうか、薄紫の花です。





秋が駆け足でやってきて、そしていつものように通り過ぎようとしています。


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幸せのかたち ~昭和記念公園のコスモス~

2020-10-08 | 公園・庭園・名所
今日は台風の影響で、1日中雨。
せっかくの秋日和も長くは続かないようです。

先週の晴れた日、昭和記念公園のコスモスを見に行きました。
まだブログにアップしていませんでした。
今回はこれを紹介します。



昭和記念公園で色とりどりのコスモスが咲いている場所は、
園の北側です。
歩くと結構の距離です。いつも「園内バス」に乗ります。
今は園内バスに乗るには、検温と手の消毒をしてから。
それも乗るたびです。徹底しています。

コスモスは今がちょうど盛りです。
秋の柔らかな陽ざしのなかで、花が揺れています。
和やかな光景です。









コスモス畑を歩きながら、彩り豊かな花を目にします。
おしゃべりの声が聞こえてきます。
きれいねという言葉に、そうねとうなづく顔があります。
何気ない幸せの時間です。













好きなように出かけ、好きなように歩く。
それぞれの思いで花と向き合う。









どこでもドアで好きなところに行ってみたい。

    

いつもの花も違って見えて来ます。
シュウメイギクもハナトラノオも。



 





ネットは便利です。
いつでも花を見ることができます。
でも自然と直接出会うとき、
季節の移ろいを肌で感じることができます。
人の思いに心を感じることができます。

それが幸せの一つの形なのではないでしょうか。





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バラは咲き始めでした ~旧古河庭園のバラ~

2020-10-05 | 公園・庭園・名所
10月に入りました。秋バラの季節です。

ネットを見ていると旧古河庭園のHPに、
なんと「秋バラが咲き始めました」との文字がー。
そうだ、ここに行こう!
説明文をよく読みもせず、それっと出かけました。

庭園の正門に入ると、受付にはあまり人が並んでいません。
今日(4日)は日曜日なのに、随分空いています。不思議です。
しかし、まだ自分の早とちりに気づいていませんでした。

石造りの洋館は、何度見ても素晴らしいです。
建物の東側の花壇には、タピアン(バーベナの一種)が見事に
デザインされています。









きれいだろうな。こんな花が見られるはずでした。
一昨年の庭園のバラです。



ところがー。
あれっ? バラが咲いていない。





実はHPの「咲き始めました」の後は、こうなっていたんです。
「まだまだ花数は少ないです。」
「秋バラの見頃は10月半ばを予想しておりますので、ご来園の
 目安にしてください。」
「見頃の期間は気候状況にもよりますが10日から二週間程度を
 見込んでおります。」

早とちりもいいところ。がっくりです。
仕方ありません。わかっていた風をしながら、
本当に数少ないバラの花を見てまわりました。
もちろん、花は見事でした。



















あと1週間もすれば、庭園は多くの見学者で賑わうことでしょう。
ホント情けなかったですが、「また行けてよかった」と思うことに
しました。

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コロナ終息そして平和を ~練馬区:田島山十一ヶ寺~

2020-10-02 | 公園・庭園・名所
秋の気配が深まって来ました。
少しづつ散策の場所を広げていきたいと思います。
そうはいっても、まだまだコロナは心配です。

ふと思い出したのが、練馬の「田島山十一ヶ寺」です。
以前にもこのブログで紹介したことがあります。



ここが、先日閉園した豊島園のすぐそばとはとても思えません。
それほどに、都会の喧騒を離れた、静寂そのものの別世界です。
十一ヶ寺は、もともとは浅草にあった寺の塔頭でした。

1923年(大正12年)の関東大震災で、塔頭すべてが焼失したのを機に、
十一の寺院が浅草からこの練馬の地に移転してきました。
宗派は浄土宗です。

十一の寺院は通りの両側に配置され、それぞれが異なった造りの建物と
庭をもっています。通りの突き当りは墓所になっています。

多くの寺院の庭には、お釈迦様やお地蔵様が祀られています。
いいお顔をしていらっしゃいます。
不思議と心が穏やかになるものを感じます。







仏様の上に掲げられている言葉は「倶会一処(くえいっしょ)」と読むのだ
そうです。
その意味は、浄土宗のHPに次のように書かれていました。

「たとえこの世で大切な方との別れを迎えようとも、南無阿弥陀仏とお念仏
をおとなえする者どうしは、阿弥陀さまのお迎えをいただき、必ず俱(とも)
に一つの処(ところ)、すなわち西方極楽浄土でまたお会いすることができる
のです」という教えです。







庭は小さいながらも、花木や草花が植えられ、静謐な雰囲気を
醸し出しています。
最も多くみられたのはヒガンバナです。
ピンクや赤だけでなく白花も多く見られました。











寺院によって、萩・ユリ・シモツケ・ホトトギスなど様々に
植えられています。和みの庭園です。









各寺院には、仏道を深める意味合いでしょうか、励ましや戒めの言葉が
掲示されています。
思わず自分のありようを考えさせられます。











墓所には、10月桜でしょうか、早咲きの桜の花です。
なぜかしらほっとします。現世に戻った感がします。







秋を感じながら、コロナ禍の一日も早い終息と世界の平和を願い
ました。


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