先日、学生時代の友人からパソコンに
メールが届きました。最近は友人との
間で、パソコンのメールでやり取りを
することはほとんどありませんので、
なんだろうかと、思いました。
彼が言うことには、「(私もよく知って
いる)同級生に、だいぶ前にパソコン
からメールしたが、返信がまったく
ない。何かあったかのかどうか。」との
こと。
そこで、「かつての友人・知人でも、
最近はパソコンメールを使う人が
少なくなり、スマホ・特にラインで
やり取りするという人のほうが多い。
中にはパソコンのメールを見ない
(開かない)という人もいる。
急ぐなら、直接電話するなりした
らどうか。」という意味合いの返信
をしました。
我々同級生の世代は、仕事でパソ
コンをよく使っていましたから、
その延長で、パソコンでのやりとり
を当たり前のようにしてきました。
しかし、時代はあっという間に
変化して、今やSNSのツールを
使うことが当たり前になってると
いうことを受け止めていないん
ですね。
受け入れていくか、これまでの
やり方を通すか、本人次第ですがー。
自然の流れ、四季の移ろいは変わり
ませんね。桜の開花は、東京はほぼ
平年並みです。
ちょうど日曜日は晴れ間がひろがり
ましたので、早速出かけてみました。
練馬高野台駅近くを流れる石神井川の、
川沿いのソメイヨシノです。
いつものように、橋から橋までぐるっと
一回りして元に戻るコースです。
5分から6分くらいの開花状況でしょうか。
ここは私は隠れた名所だと思っている
ところで、ゆったりと桜を楽しむことが
できます。
しばらく行きながら川岸の桜を撮り、
対岸の桜を撮る。そして桜の花を
見上げる。
そうしたことを繰り返しながらの
ぶらぶら歩きです。
シートを広げて、グループで杯を交わす人。
階段に座ったり、壁にもたれかかって、
あるいは柵越しに桜を眺める人。
ご夫婦でしょうか、恋人同士でしょうか、
カルチャー仲間でしょうか、のんびり
と歩いています。人をかき分けて、
せかせか歩く人などいません。
自然は決して急いでいるわけでは
ありません。
川沿いの桜を楽しむ人は、いつの
まにか、誰もがそのゆったりした
流れに身を委ねています。思い思い
に楽しんでいます。
あまりにも私たちは、急ぎ過ぎて
いるのではないか、便利さを
追いかけているのではないか。
そんな思いがしてきました。
ふとあたりを見回せば、桜の脇で
花を開かせている木たちです。
ヒュウガミズキ、ベニバナトキワ
マンサク、ヒサカキなどなど。
少し短くなった春かもしれません
が、季節はゆっくりと進んでいま
した。