ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

青い空の向こうに希望を

2018-01-30 | 日記
あの青い空のどこに人を射るような冷気が隠されているのでしょうか。先週月曜日の積雪と寒波がもたらした厳しい寒さには震えてしまいました。
ここ数日やや暖かな陽ざしが戻ったとはいえ、近くの畑はまだ雪がしっかり残っています。今週後半にはひょっとしてまた雪が降るかもしれないと予報されています。その後も身をすくめるような寒い日が続くのかもしれません。



    



あまりの冷え込みのせいか、せっかく花が開いたボケも、後が続かないようです。でも、雪国の春の到来はずっと先のことですから、今の時期に花を楽しみたいなんて、雪国の人に申し訳ありません。


青い空を見るたび、昨年の年明け早々天国に旅立った母のことを思い出します。病室のベッドから撮った写真を見て、「きれいね」とうれしくつぶやいた母。その空は母の大好きなふるさとの青空でした。
あの時、病室で何度も何度も手を握ってやりました。いろいろなことがあった母でしたが、最期は幸せだったはずです。その空を今も私は心にずっと刻んでいます。



会津の知人ー以前のブログにはそう書きましたが、実は、会えばいつも酒を飲み、何度も一緒に旅行した義兄でした。その義兄は満開の桜を満足そうに見届けて、5月に亡くなりました。その時も澄み切った青空と磐梯山が病院の窓一杯に広がっていました。絆と励ましを感じさせる青空でした。

青い空にはいつも母や義兄がいる。温もりがある。希望がある。支えがある。そう思えば何でも頑張れます。さてと、足も少しづつ良くなってきてるし、明日も散歩に行くとするか

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都内は確かに大雪なんですが 

2018-01-22 | 日記
めったに雪が降らない東京の人にとって、今日の雪が「大雪」なのは間違いありません。都内でも三多摩などは10センチから15センチくらいの積雪のようです。
今朝からニュースは「大雪です」と繰り返していますし、「早めの帰宅を」とか「不要不急の外出は控えて」などと呼び掛けています。主要な駅のバスやタクシー待ちの長い行列を見れば、確かに大変です。しかし、雪深い地方の人たちのことを考えると、「大雪です」と言うのもどうなんでしょうか。微妙なところです。

そう思いつつも寒い地域出身の私です。雪の状況を見に行きたくなり、おぼつかない足取りで近くの緑地に行ってみました。やはり元気なのは子どもたちとワンちゃんです。
それほど深くもない雪に足を取られながら、昔の自分ならスコップをもって雪かきするんだがと、出来もしないことをつぶやいていました。

明日の朝はもっと積もっているかもしれません。路面も凍ります。皆さんくれぐれも転倒して、骨折したりしないよう気を付けてくださいね。















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どんど焼きの火 ~国分寺市 熊野神社~

2018-01-21 | まつり・イベント
「どんど焼き」というのは皆様ご存知のとおり、お正月の松飾りやしめ縄などを小正月の1月15日に燃やす、神社の行事。しかし、いろいろの事情から、この「どんど焼き」は、都内ではあまり行われていないようです。

ところが、国分寺市の恋ヶ窪にある熊野神社では、このどんど焼きが1月21日に行われるというので、行ってみました。
JR武蔵野線(中央線)の西国分寺駅で降り、府中街道を北の方に10分ほど歩いたところに、目指す神社がありました。地域の氏神様という感じですね。13時開始にちょっと遅れてしまいましたので、だいぶ燃えてしまっていたのが残念でした。

         

神社は、たくさんの家族連れで賑わっていました。本殿に参拝する人や、厄除け団子を買って火にかざす人、火や煙にあたり無病息災を願う人、さらには団子にたれをつけてもらう人などで大賑わいです。氏子総代の方々が燃え上がる火の管理に努めておられました。ちょっと離れたところには、消防署の方が防火のため控えておられたようです。ご苦労様です。いろいろ大変だとは思いますが、こうした行事がずっと行われるといいですね。いい思い出になりますものね。

私も厄除け団子を買い求め火にかざして焼いて食べました。神様、どうか今年の無病息災をよろしくお願いします。あ、神様に自分の名前と住所をいうのを忘れました。来年は時間に間に合うようにまいりますので、どうぞお守りください。















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冬を生きる黄色の力 ~所沢航空公園のロウバイ園~

2018-01-14 | 公園・庭園・名所
抜けるように青い空に誘われて、所沢の航空公園に行ってみました。航空公園は西武新宿線の航空公園駅を降りてすぐ目の前です。
昨年末に開花したロウバイは少しづつ花の数を増やしているようでした。約100本というロウバイ園全体が薄い黄色のゾーンになっていました。一分咲きから二分咲きといった感じです。来週末には見頃になっているのではないでしょうか。



ロウバイを見るたびに思うのですが、本当に控えめな黄色ですね。同じ黄色でも水仙は目立ちます。水仙が黄色い光を外に放っているような感じがするのに対し、ロウバイは光を内に蓄えているような感じがします。ロウバイが地味に思えるのはそのせいでしょうか。
しかし、ロウバイは決してひ弱ではありません。厳しい寒さの中で力をじっと蓄えています。そこに魅かれるような気がします。

















航空公園は芝生の広場がたくさんあります。その広場で、子どもたちが様々に遊んでいました。駆け回る、自転車、カイト、フリスビー、池の氷を割る・・・・。とにかく寒さが厳しかろうと元気です。子どもたちの歓声を聞きながら、昼下がりのひと時を楽しみました。












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ちょっと早い梅の花が ~再び小金井公園で~

2018-01-11 | 公園・庭園・名所
4日前に小金井公園に行きましたが、その時に江戸東京たてもの園で落とし物をしたらしいことに気づきました。問いあわせて見みると「届いてます」とのこと。早速に受け取りに行ってきました。
最近は、人の名前が思い出せない、よく忘れものをする、といった状況で、要するに年なんですね。体を動かすことができてよかったなどと強がってみても、本当のところはちょっと情けないです。

帰りに、園内をちょっと散策しましたら、早くも花をつけている梅の木がありました。もっとも花が咲いている木はまだ少ないですけどね。平日の昼下がりで、さすがに園内を歩いている人はちらほら。でも散策する人は梅の花に早春の息吹きを感じ取っているようでした。










            

4日前はほとんど花をつけていなかったローバイも、たくさん花をつけている木がありました。わずか4日たっただけなのにと驚かされました。
            

ところで、日本海側は寒波による雪にみまわれているところがあるようです。大変な状況のところも多いことだろうと思います。でも必ず季節は巡ってくる、辛いことばかりが続くことはない、そう信じて生きていきたいですね。
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ふるさとへの思い ~小金井公園・江戸東京たてもの園~

2018-01-07 | 公園・庭園・名所
1月も半ば近くになるとローバイの花だよりが聞かれるようになります。ちょっと早い気もしましたが、小金井公園あたりはどうだろうかと思い、久しぶりに車で出かけてみました。連休とあって駐車場は満車。江戸東京たてもの園の前は自転車の列ができていました。家族連れがかなり多いようです。



たてもの園前に10本前後でしょうか、ローバイの木があります。やはりちょっと早かったようです。大部分の木は蕾でした。それでも少し開花している木がありました。本当にロウでできているかのような小さな花びらです。派手さはありませんが、しっかりと小枝をかざっています。
今の時期は花が少ないということもあるのでしょう、近寄って花の香りを確かめたりする人も見られました。

たてもの園の中からお囃子の音が聞こえてきました。入場してみることにしました。どうやら獅子舞のようです。
広場では正月の遊びに興じる子どもたちの姿がみられました。教えているのはボランティアスタッフのようです。
駄菓子のテント店には、子どもだけでなくも大人も群がっていました。

たてもの園の東のゾーンには、昭和の初期の建物が多く見られます。なつかしいふるさとの匂いがします。父や母,兄弟と過ごしたことをしみじみ思い出します。
ふるさとへの思いーそれは、人とつながっていたいという願いの表れなのかもしれません。涙もろくなっている自分を感じていました。

















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優しい明り ~明りに浮かぶ浅草寺~

2018-01-03 | 公園・庭園・名所
初詣はどこへいこうか。激混みが心配でしたが、あえて浅草寺に行ってみることにしました。そのあの・・・夜なら参拝者も少なくなるだろうと考え(仏様、言い訳をお許しください)、2日の18時過ぎに行ってみました。



つくばエクスプレスの浅草駅で降り、エレベータで地上へ。やはり多くの人で賑わっています。ビニールで張り出した屋台店が続く通りをぬけ、ちょっと遠回りをしてアーケードの商店街へ。伝法院通りを左に見ながら賑わう仲見世を進んでいきます。やがて宝蔵門そして本堂が見えてきました。確かに人出は多いのですが、思ったほどでもなく、ところどころで写真を撮りながら進むことができました。
ライトアップの中で、境内の五重塔などの建物が明かりに浮かぶ浅草寺を歩いたのは初めてでした。本堂に進みながら周囲を見回すと、寺の建物はまるで後光がさしているようです。きれいというより、仏様のご加護のようなものを感じたのは私だけではないでしょう。(もっともお賽銭が少なかったかもしれません。)

初詣(初参り)といいながら、折々にお参りをきちんとしているかいうと、ほとんどしていないのが実際のところです。でも、年の初めに気持ちを新にしてお参りすることが大切ですと仏様も許して下さるのではないか。今年こそできるだけお参りするようにいたします。すべてお見通しの仏様、どうかお許しください。























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澄みわたる空 ~新しい年によせて~

2018-01-01 | 日記
あけましておめでとうございます。



東京は快晴です。雲一つない青空が広がっています。何とすがすがしい年の始まりでしょうか。どうかこの1年、うれしく、楽しく、ささやかに喜びを味わうことができますように。







冬桜は陽ざしの暖かさを感じさせてくれています。



築地に「災難を除き、波を乗り切る」とされる波除稲荷神社があります。毎年6月には、その夏越し大祭の「つきじ獅子祭」では、「天井大獅子」(雄獅子)と「お歯黒獅子」(雌獅子)の巡行が行われます。力強い祭りです。
どうぞ諸々の「厄」を打ち払い、乗り越える力を与えてくださいますように。





コメント (2)
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