ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

何気ない日常の暮らし ~江東区:深川江戸資料館~

2018-02-24 | 公園・庭園・名所
都営大江戸線の清澄白河駅の東側に、江東区の「深川江戸資料館」があります。駅からゆっくり歩いて5・6分でしょうか。
ちなみに、大江戸線の西側には「清澄庭園」があります。

江戸時代の建物や資料と言えば、両国駅の「江戸東京博物館」が有名ですが、こちらの資料館は江戸時代末期の深川の街並みを再現したものとか。江戸博物館に較べればこじんまりしていますが、当時の深川の庶民の暮らしを身近に感じることができ、江戸はこんな町だったのかと興味深いものがあります。




再現された八百屋、米屋、長屋、船宿などを見て廻っていると、住んでいた深川の町民が「何かようかい!」と、今にも飛び出してきそうな雰囲気です。戦後間もなくの昭和の記憶がある私には、何かしらほっとしたものがあります。





















館内の企画展示コーナーでは、「時代小説と深川」展が開かれていました。有名な作家の方々の中に、私の大好きな北原亞以子さんや宇江佐真理さんの時代小説も展示・解説されていました。

私が北原さんや宇江佐さんなどの時代小説が好きなのは、捕り物の立ち回りや斬ったはったではなく、描かれている庶民の生き様に共感を覚えるからです。親のこと、夫や妻のこと、子どものこと・・・。喜び、悩み、哀しみ、幸せなど人間模様は今と全くかわりません。日常の暮らしがあります。いつしか登場人物に自分を見ているような気がしてきます。

昔の自分には戻れませんが、登場人物には応援できます。頑張ってね、ささやかでいいから幸せになってね。私も年を取ったようです。
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梅の花が見頃でした ~文京区:小石川後楽園~

2018-02-13 | 公園・庭園・名所
地下鉄の車内に、小石川後楽園の「うめ香る庭園へ」という広告がでていました。小石川後楽園は駅から近いところ。それではと早速でかけました。都営大江戸線の飯田橋駅を降り、エレベーターで地上へ出るとすぐです。



この庭園は、かつての水戸藩の江戸屋敷の庭で、水戸光圀公のゆかりの地です。琵琶湖を模したという中央の池(大泉水)、水面に映る様子と合わせると満月のように見える円月橋などが見どころとして紹介されています。梅の木の下の地面には、福寿草が黄色い花を開いていました。








庭園の北側にある梅園は、水戸の偕楽園のような広い規模のものではありません。正確にはわかりませんが20本から30本くらいの梅の木が植えられています。紅梅や白梅がちょうど見頃になっていました。園内を散策する人の中には外国の人も見受けられました。梅は遣唐使によって中国からもたらされたものとか。欧米にはあまりないのでしょうか。そういえば、英語でいうプラムとかアプリコットとも違いますね。

ともあれ花を楽しんでいただければうれしいです。



























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スイセンと観覧車 ~江戸川区・葛西臨海公園~

2018-02-11 | 公園・庭園・名所
葛西臨海公園の水仙が見頃らしいので、それではとJR京葉線に乗り、葛西臨海公園駅を目指しました。電車を降りるとすぐ前が公園です。とにかく広いですね。
さて水仙の畑はどこだろうとあたりを見回しました。しかし案内表示がみつかりません。ひょっとして見頃を過ぎてしまったので案内が撤去されてしまったのかもしれない、と思い、サービスセンターで聞いてみると、「大観覧車の下です。すぐわかります。」とのこと。しばらくいくと畑が見えてきました。結構の本数のようです。



葛西臨海公園は都営の公園で、大観覧車がそのシンボルになっています。観覧車の乗り場は子ども連れの家族で一杯でした。確かに一度は乗ってみたいと思う観覧車です。観覧車の一番上からの眺めは、東京湾が一望出来てさぞ素晴らしいことでしょう。








水仙の畑は、その観覧車を取り囲むようになっていました。公園の水仙は「二ホンスイセン」だそうで、こぶりの可愛いい花をつけています。表示板には、福井市から寄贈された「越前水仙」と書かれていました。どうやら毎年数を増やしていく計画のようです。








畑を散策しているのは主に大人たちでした。やはり子どもたちには観覧車や水族館などが人気の施設なのでしょう。お父さんやお母さんには、ゆっくり水仙を眺める余裕はないかもしれませんが、いずれ思い出を辿る日がくるでしょう。
それにしても可憐な花です。私にはその黄色い色が鮮やかな感じで目に飛び込んできます。青い空と黄色のコントラストが何とも言えません。少し暖かさ感じる陽ざしの中で、私はのんびりした時間を過ごすことができました。


















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福豆ゲットしました ~文京区 護国寺~

2018-02-03 | まつり・イベント
今日は節分です。各地の寺社で節分会が行われます。あわよくば福豆をゲットしようと出かけてきました。文京区の護国寺です。やりました。4個見事にキャッチです。


護国寺へは、地下鉄有楽町線の護国寺駅を降りると、すぐでした。ここは真言宗豊山派の寺院。仁王門・多宝塔・本堂などの建造物からなる都内でも有名なお寺です。
午後3時半からの豆まきにあわせて、徐々に参拝客が集まりだしました。








私は、1時間半前くらいに着いたのですが、その時は数百人くらいの参拝客が、節分会の法要が始まる頃には1500人くらいにはなっていたのではないでしょうか。本堂前には赤鬼さん・青鬼さんが参拝の人たちと記念写真のサービス。警備のおまわりさんとピーポ君も境内の安全に努めています。ご苦労様です。




そうこうする内に、護国寺の僧侶の方を先頭にお練りが始まり、歌手の小金沢昇司さん、女優の波乃久里子さん、大相撲の正代関や豊山関など有名人の方々などが入場してきました。お練りの列が本堂に入室し、着席すると法要が始まりました。法要にあわせて、境内の参拝客も合掌していました。
「般若波羅蜜多・・・ 羯帝羯帝」

このお経(般若心経)には、思い出があります。まだ子どもが幼かった頃のことです。都内のお寺に行ったとき、子どもにはこの読経の言葉がおもしろく聞こえたらしく、「ぞろぞろ・ぞろぞろ」と口に。両親も含めて家族一同大笑いしました。ふとあの時の子どものことが思い出され、ジーンとなりました。「仏様どうか子どもたちを護って下さい。」私はひたすら手を合わせていました。





「さて、法要が終わるといよいよ豆まきです。本堂前の特設舞台に有名人の方々などが位置に着きます。僧侶の最高位の方(僧正?)の発声で、豆まきが開始されました。撒かれる豆をキャッチしようと皆さん手を上にかざしています。素早い人はあっという間にキャッチするのですが、なかなかキャッチできない人も。
最初は豆なんて別にいいよと思っていた私もいつの間にか豆を取らねばと、我を忘れ、手をあげ、何とか4個ゲットに成功しました。やった。ちょっと大人げなかったかな。
でも仏様、どうか私にも福をお授け下さい。

























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みごとな失敗 ~月食~

2018-02-01 | 日記
月食を撮りたくて、カメラを向けていました。月食が始まるまでは良かったんです。結構きれいに月が写ったので、これは期待できるぞと思いました。
タイトルは「スーパームーン」か、などと悦にいってたんですがー。





ところが、月食が始まり、パチリパチリやっていたんですが、結果は手振れやら、絞りの失敗やら、ほとんどダメでした。やっとそれらしく映ったのが次の2枚だけ。
日頃から研究しないと、うまくいかないことを痛感させられました。次の月食まで数年とか。残念。うまく撮っている方、コツを教えて下さいね。

何でも学びは奥が深い、またチャレンジです。





コメント (2)
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