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ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

響き渡る大太鼓の音~大國魂神社のくらやみ祭~

2025-05-10 | まつり・イベント

東京・府中市の大國魂神社の例大祭、
「くらやみ祭」は、明確にはわかり
ませんが、1000年から1300年前くらい
から行われていたといわれます。

主な行事は、競馬式(こまくらべ)
太鼓の饗宴・山車行列・神輿渡御など
です。今年も5月3日から6日にかけて
行われましたが、今回はそのうちの
太鼓の饗宴(4日)を見てきました。



    


太鼓の饗宴の開始時間は、4日午後5時。
拝殿前には既に多くの参拝客が並び、
御祭神の神様(大國魂大神)に手を合わ
せていました。
参道脇には屋台店が立ち並び、人並みが
ぎっしり続いていました。

    



     

     
打ち鳴らされる大太鼓は全部で6張。
一番大きなもので皮面直径は2m、
最大直径が2.5m、長さは4.5mくらい
です。台車に載った大太鼓の高さは
3m
以上です。見上げるほどの高さ
です。

大太鼓の上に3・4人の人が乗り、その中
で提灯を手にした人が掛け声を発します。
 「ソーレィ」、「オーラィ」
太鼓の打ち手が太鼓を打ち鳴らします。
 ドーン!
体を震わすような音が、あたり一帯に
響き渡ります。

大太鼓の巡行です。













ところどころで大太鼓は止まり、
打ち手が交代でバチを振り上げます。




大國魂神社の大鳥居前の交差点に、
何組かの大太鼓が集結していました。
ドーン、ドーン。太鼓が響きます。
その響きは人々の心を鼓舞し、
地域を力づけているように思いました。

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花絵の数々です~東京インフィオラータ2025~

2025-04-23 | まつり・イベント

先月紹介した「東京インフィオラータ
2025」です。


公式サイトの説明には次のように
でています。

「花も人も、Pieceが集まれば、
PEACEをつくることができる。」

「東京インフィオラータは、花びら
などの自然素材を地面に敷き詰め、

参加者みんなで東京の各地に壮大な
スケールの絵を描くアートプロジェクト
です。
今年のテーマは「花でつながる人、
未来」。
各会場を彩る歌舞伎絵を起点
として、人と人、人と社会が過去から
未来へとつながります。」

「東京インフィオラータ」は5会場で
実施されました。先月は、そのうちの
港区
「浄土宗:龍原寺」会場
の花絵を紹介しま
した。

その「東京インフィオラータ」の最後が
「TOKYO FLOWERCARPET 2025」
(トウキョウフラワーカーペット)です。


会場は、東京駅中央口と皇居を結ぶ通りの
「行幸通り」でした。

創られた花絵は、江戸時代の浮世絵師
「歌川国貞」(三代目豊国)の浮世絵を
元にした花絵と、同時開催の「KiDS 
FLOWER  GARDEN」の都立特別支援学校の
生徒たちの作品を元にした花絵です。

浮世絵による花絵です。


一枚づつご紹介します。











次は,生徒たちの作品を元にした花絵です。


         

これも一枚づつご紹介します。













インフィオラータの取組は、
これからも継続して行われると思い
ます。来年も楽しみにしたいと思い
ます。

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凄い人出でした~三浦海岸駅周辺の河津桜~

2025-03-07 | まつり・イベント

先日のリハの時のことです。

送迎がいつも一緒の利用者さんと、
顔を合わせた途端、彼女から
「日曜日の夕方、バスに乗ってた
でしょ」。「乗ってましたけどー」
と返事。すると「席を譲って
もらったでしょ。私、奥の方に座っ
てたのよ」とくすくす笑ってます。

そうなんです、河津桜を見に行った
帰りです。バスに乗り込むと、席を
代わりましょうかと言ってくれた人が
いました。いつも譲ってもらえる時は、
遠慮せずに座らせてもらうようにして
います。

このとき、自分としては、さっと
機敏に、スマートに(あくまで個人の
感想です!)座ったつもりでした。
でも、疲れてましたし、傍から見たら、
よろよろ、どたっと座ったに違いあり
ません。

リハでは、スタッフさんから
「お若いですね」とヨイショされて、
そうか、俺って結構若いのかと、
密かに悦に入っていた私です。
現実はそうじゃなかった。
やっぱり年相応の動きだったんだ。
分かっていたつもりではありますが、
ガックシ。

さて今回は、その河津桜です。
 
京浜急行線(本線)は、神奈川の
三浦半島まで行っていますが、その
終点一つ前の三浦海岸駅周辺が河津桜
の名所になっています。20数年前に
駅前に河津桜が植えられたことを発端
に、以降、地域が連携して駅から1㌔
ほど先の公園とその線路沿いに植樹が
進められ、今では毎年多数の観光客が
訪れるようになっています。
(※上の駅舎の写真は、京浜急行の
 HPからお借りしました)






先日の日曜日は初夏を思わせる
ような気温となり、大変な人出
でした。駅前広場の河津桜は満開。
駅近くの食べ物屋さんは待つ人の
行列。












河津桜は、ソメイヨシノとは違って、
花は濃いピンク色をしています。
今年の開花は遅れましたが、例年です
と2月に入ると開花情報が聞かれる
早咲きの桜ですので、それだけ印象
深いのかもしれません。








駅前の花で十分楽しめたのですが、
河津桜のある公園まで1キロ弱くらい
です。それほど無理な距離でもないと
思い、思い切って歩いて行ってみる
ことにしました。
しかし、人出の状況を考えなかった
のが、誤算でした。途中から片側だけ
が歩道ということもあり、人並みは渋滞。
その結果公園まで30分以上かかりました。
もっとも、ゆっくりもまた良しです。
その分写真に収める時間が十分に
とれましたから。

     
     
     
河津桜の樹の下には、菜の花が
きれいに咲いていました。これも
地元の方々が、種をまいて育てた
ものなのだそうです。

帰路の電車の混雑を考えて、公園の
河津桜を見るのはパスしましたが、
それにしても見事な桜を堪能する
ことができた一日になりました。

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ピンボケばかりでした ~大國魂神社の豆まき式~

2025-02-03 | まつり・イベント

もう2月に入ったんですね。
「やはり節分の豆まきに行くか。
護国寺は去年行ったし。今年は
違うところがいいか。」
そう決めたまでは良かったん
ですがー。
  

節分当日の2日(日)は、東京は
朝から雪もあるかもしれないとの
予報。
しかし雪にはならなかったものの、
空はどんよりと曇っています。
雨が降ることもあるかも。どう
しようかと、ぐずぐず思案して
いるうちに、いつしか午後3時頃
になっていました。

その時間から間に合うのは、
大國魂神社の、夜6時からの、
第3回目の豆まき式(節分祭)
でした。

夕方6時近くになると、拝殿前は
大勢の人だかりです。




節分祭の神事が始まる直前に
なると、拝殿では、ひょっとこ
踊りや獅子舞が行われ、雰囲気が
盛り上がってきました。


節分祭の神事が進み、参詣の人たちに
お祓いが行われると、いよいよ豆まき
です。


高安関や歌手の方などから一言挨拶が
あり、始まりました。


関取、タレント、歌手、スポーツ選手
などの著名人や、年男・年女の人たち
による豆まき。

コンデジで撮りまくりました。
1時間ほど前に来たおかげでいい位置
取りができたし、いい写真間違いなし。
内心は、やったぜです。
豆などキャッチできなくとも、写真が
グーなら言うことなし。

    

    


門(隋神門)の両脇の大黒様や
恵比須様もニッコリしておられたしー。
こりゃ、ブログネタばっちり。
喜び勇んで帰宅。

ところがです。









え? な、な、なにこれ! 
ブレ・ピンボケばかりじゃないか。

舞い上がって、ピントをきちんと
合わせずにシャッターを押し
まくってたんです。
あーあ。俺のバカ!

家人があっさり一言。
「また来年ね」




家人が何とか豆を一袋取って
くれていたのが、せめてもの
救いです。

我が家で飾っている鬼は大笑い
してました。
がっくりの一日でした。

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平和な年でありますように~国立市・谷保天満宮のどんど焼き~

2025-01-17 | まつり・イベント

先日国立市にある谷保天満宮にお参りし、祭事のどんど焼きに、家内安全・無病息災をお願いしてきました。


天満宮を訪れた日は青空が広がり、
富士山もくっきりと見える清々しい
日でした。


天満宮の鳥居をくぐり参道を、拝殿のほうに
下りていきました。




すると、狛犬が鎮座しています。かなり古い
もののようです。よく見ると、左右の二体とも
子連れです。神社には、いろいろな姿の狛犬が
ありますが、これは珍しいのではないでしょうか。


まず拝殿で、家族の健康をお願いしました。
   
どんど焼きは、拝殿とは反対側の神楽殿前で
執り行われます。納められたお札や正月飾り
が積み上げられ、中心の竹の先端には、
ダルマが据えられています。






宮司の拝礼で祭事が始まり、祝詞とが
奏上され、一同がお祓いを受けた後、
氏子の代表によって火入れが行われ
ました。






    
火は、あっという間に積まれたお札など
に広がり、やがて炎の中に包まれていきます。
    
    
    
    
    
炎はどんどんと広がり、大きくなっていきます。
やがて、炎は竹の先端のダルマまで高く昇って
いきました。

どんど焼きの火は、お出でになった歳神様を
天上にお送りする、いわば送り火のような
意味合いをもつのだそうです。
そして、お札などが燃え、立ち上る神聖な
火・炎の浄化の力で、悪い運気、厄、穢れを
祓い、歳神様に感謝し、新しい年の幸せを
願うものだそうです。


天満宮の梅林に、早くも数輪の紅い花
が開いていました。
誰もが花の美しさ、自然の大切さを
感じてほしいものです。

どうか世界中すべての人々が幸せに
暮らすことができますように。

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東村山で消防団の出初式が行われました

2025-01-12 | まつり・イベント

恒例の消防団の出初式です。都内各地で行わ
れています。今年も東村山市の出初式に行って
みました。

  










整列する団員、分団や車両行進、消防機器
などを見ていると、弟のことが思い出され
ます。

体も大きく、活発で運動が好きだった弟は、
ふるさとで
消防団の団員を務めていました。
「仕事中でも出動要請があれば行くことに
なる」と、弟から、会うたびに火災出動の
話をよく聞かされたものでした。
健在であれば、今頃は分団長などのリーダー
になっていただろうと、寂しさと懐かしさ
が入り混じった思いにとらわれます。

弟との別れから12年が経ちます。
あんなに丈夫だった弟が先に旅立って
しまうとは、いまでも信じられません。





小さい子、特に男の子は消防車を見るのが
好きですね。今年も近くの保育園の園児たち
でしょうか、保育士の先生に連れられて、
たくさん見に来ていました。


 
  

カラーガーズ隊の演技のときは、前に出て
みることができます。
楽しそうに、かつ一生懸命に見ていました。











式のハイライトの一斉放水です。
いつのまにか出動服に着替えた
消防団員が、車両を集結し、ホース
を接続。準備が整ったところで、
合図とともに放水が始まります。
    
    
    
放水がきれいに揃ったところで、
あっという間に放水終了です。


   
ハシゴ車のてっぺんに取り付けられた
くす玉が割られ、万国旗が風にたなびき
ました。



災害はいつ襲ってくるか分かりません。
南海トラフ地震、首都圏直下型地震など
の発生は高い確率で予想されています。
消防団の役割に期待しつつ、私たち自身
が「備えあれば憂いなし」を肝に銘じて
おかなければなりません。

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まるで建物が生き返ったようです~都立小金井公園~

2024-11-27 | まつり・イベント

晩秋から冬にかけての定番イベントは、
イルミネーションなどの光のイベント。
建物や樹々を光で浮かび上がらせる
ライトアップもその一つです。



今、都立小金井公園で、園内のライト
アップが行われています(12月8日まで)。
題して「小金井公園ナイトパークワンダー」。

このイベントに合わせて、「江戸東京
たてもの園」の「たてもの」のライトアップ
イベントも開催されました。(23・24日)
どんな光景が見られるか、楽しみでした。



写真は、たてもの園の上から見渡した
園内の光景です。いろいろな光のオブジェ
が設営されています。









小金井公園につき、早速公園西口の光の
アーチをくぐり、園内を進んでいきました。
まず目に飛び込んできたのは星のような
オブジェ。これは何をモチーフにしたものか。
子どもたちは、早速記念写真です。





遠くに点々と光が見えているのは、
「ミライの桜」と題したゾーンのオブジェ
です。ここには、近年桜の若木が植えられて
きています。やがて立派な桜の樹に育って
くれることを祈っているかのようです。





「宿根草園のライトアップ」です。
あかりが次々と変化していきます。



     
       
             
                
普段静かにたたずんでいる園内の巨樹
たちも、ライトに照らし出されて、
おめかしをしているようです。





錦絵ねぶた「小金井小次郎」です。
小金井小次郎は実在した小金井ゆかりの
侠客。この絵の作者は、ねぶた師として
実力者の北村春一氏だそうです。





これはなんとメルヘンチックな、
アートフラワーの回転木馬。
3頭の馬が人力で回っています。
子どもたちが乗りたい乗りたいと
親にせがんでいました。









たてもの園の旧光華殿(ビジターセンター)
前につくられたアーチとランウエーです。
イチョウをテーマにアートフラワーで
つくられています。
秋のおしゃれなオブジェです。

西口一帯のオブジェを楽しんだ後は、
「江戸東京たてもの園」のライトアップに
入園です。

普段は夜間開園されることはありませんので、
建物の窓の明かりを見ることはありません。
もちろん暗い中を歩くこともありません。











懐中電灯で目の前を照らしながら、
明かりが灯った家々を巡り歩きました。
子どもの頃は、写真のような洋館は、
見ることはほとんどありませんでした。
でも何となく、懐かしいのです。
懐かしさがこみあげてくるんです。

不思議です。なぜなのか。
はっとしました。そうなんです、
子どもの頃を思い出したからなんです。
暗がりを歩いた体験です。









子どもの頃、田舎のことですから、
夜は通りも家々も暗いものでした。
暗い中を歩くのは、ドキドキしします。
ちょっと怖いのに、どうっということ
ないと自分に言い聞かせる。
そうしたとき、目の前の家々の門灯や
玄関先や窓の明かりは、ほっとさせて
くれるものでした。安心するんです。







懐かしさを覚えながら歩いているうちに、
もう一つの思いがしてきました。
それは、人々の暮らしがなくなったはずの
建物に明かりが見え、その明かりの中に
人影が浮かんでいる。声も漏れ聞こえてくる。
まるで建物が生き返ったようなんです。
たてものというのは、生活の匂いがあって
こその建物なんですね。







ライトアップの建物を巡り歩き、ちょっと
一息ついている入園者の方たちは、どんな
感想をもったでしょうか。どんな昔を思い
出したでしょうか。

たてものに明かりが灯り、人影があり、
声がする。そこにいるのは、親や兄弟姉妹、
祖父母。家族の語らい・温もり。
命をとり戻したたてものが、私たちを
昔に誘ってくれている。

今にも発車しそうな都電。
都電も生き返って、子どもの頃の世界に
乗せていってくれそうでした。

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イルミネーションを撮りにいったんですが ~立川で~

2024-11-14 | まつり・イベント

立川駅の賑わいは、いつ出かけても、
まるで都心の駅のような
錯覚すら覚えます。
4年前にできた人気スポットの「グリーン
スプリングス」は駅の北口から8分程度ですし、
その西側には、四季の花や植物が楽しめる
「国営昭和記念公園」があります。
   
冬の風物詩といえばイルミネーションが
その一つですが、立川では、今年も11月から、
駅北口のサンサンロードに「星の並木」
と題して、イルミネーションが点灯されて
います。紹介している上のサイトで確認し、
出かけてみました。









立川駅です。改札口を出て、人混みの中を
北口側のペデストリアンデッキに向かうと、
イルミネーションの飾りつけが目に飛び
込んできました。
きらびやかな明かりは、いつもながら、
非日常の世界へと私たちを誘っている
ようです。



デッキからモノレールの高架橋を
見上げると、モノレールがやってきました。
シャッターチャンスです。
コンデジを夜景モードにしたものの、
なかなかうまく撮れません。
なんとか撮れた写真が上です。

高架の下のほうに、イルミネーションの並木
が見えています。そこで、通りに降りて
イルミの飾りを撮ることにしました。


    


 



結構明るく感じたのですが、うまく
シャッターが下りてくれません。
ほとんどすべて失敗。
なんとか見られたものが上の数枚という
情けない結果になりました。

これから都内各地でイルミネーションが
行われていきます。
次回は何とかと思っていますが、さてうまく
いくかどうか。少しでも撮りやすいスポットを、
目下調べ中です(笑)。

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リズムを取って楽しみました~府中ジャズフェスタ~

2024-11-03 | まつり・イベント

府中市でジャズフェスティバルが行われました。
10月27日(日)のことです。

フェスティバルに行ったのは、ジャズが昔から
好きだったということからではありません。
実は60歳近くなってから、神戸や横浜などで
何度かライブハウスに行く機会があり、
聞いているうちに何だかとても楽しくなった
からなんです。


府中市のジャズフェスタは、題して
「けやき音楽祭 2024  JAZZ in FUCHU」。
今年で17回目。市内19会場に、約120組の
バンドが出演するという、規模の大きい
フェスタです。







府中市と言えば、かつての武蔵国の国府
(中心都市)があったところ。
JR府中本町駅のすぐ側には、その国衙
(役所)の国司(長)の館跡があり、
復元模型があります。



大國魂神社は、武蔵国の総鎮守(守り神)
なんです。



JR府中本町駅に降り立つと、会場の一つ
である駅側の広場から演奏が聞えて
きました。2・3曲聞くうちに、
次第に気分が高揚してきました。



大國魂神社を抜けてケヤキ並木の通りに
向かうと、たくさんの人出です。
通りのあちこちの会場で各バンドの演奏が
行われています。





こちらはスウィングジャズというんで
しょうか。大人数での演奏です。
とにかく楽しいです。









通り向こうからは、パレード演奏のバンドが
やってきました。
バンドの後ろには、一般の人でしょうか、
手に小さな打楽器などをもって一緒に行進
しています。沿道の人からも手拍子が
わいています。思わず私も、一緒になって
手拍子をしてしまいました。











各会場の様々なバンドです。
いろんなジャンルの演奏が、いろんな
スタイルで行われていました。
演奏する側だけでなく、聞く側も自由な
スタイルで楽しめばそれでいい。
勝手にそう決め込んで、午後のひと時を
過ごしました。
ジャズは、こんな聞き方でいいんで
しょうか。また、どこかでフェスタが
あったら、聞きに行きたいです。

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ユネスコ無形文化遺産です~川越まつりの山車行事~

2024-10-23 | まつり・イベント

大勢の見物客であふれかえる中、
山車の写真を撮り続けました。
ユネスコの無形文化遺産に登録
されている「川越祭り」(
川越氷川祭の山車行事)です。
   
川越まつりが行われたのは10月19日・
20日の両日。巡行した山車は19台。
観覧客は昨年は約60万人でしたが、
今年はおそらくそれ以上だったのでは
ないでしょうか。











駅前はもちろん、中心部の通りも、上の写真の
ように、人人人で溢れかえっていました。







最初に出会ったのは重頼の山車です。
重頼とは河越太郎重頼で、平安末期の
武蔵国川越館の武将。

人混みの中を、重頼の山車の後ろから
ついていくと、反対方向から牛若丸の
山車がやってきました。


   


牛若丸の山車です。牛若丸は、今にも
ひらりひらりと飛び移りそうです。
山車どうしの囃子と舞の競演(曳っかわせ)
です。











龍神の山車です。人形の胸につけられて
いるのは能のお面です。
屋台の昇り龍、
下り龍の彫刻は見事。
曳っかわせは、龍神と牛若丸です。




    



 
浦嶋の「先触れ」が会所の役員に口上を
述べています。(一番上の写真です)
口上に出会ったのは初めてでした。

浦嶋とはもちろん浦島太郎です。
手にしているのは釣り竿ですね。
ここでは浦嶋と龍神の曳っかわせがー。

   

   
信綱の山車です。信綱とは、初代川越藩主の
松平伊豆守信綱。幕府の老中を務めています。


    

   


鈿女の山車です。鈿女とは、神話に
出てくる天鈿女命(あめのうずめのみこと)で、
天照大神(あまてらすおおみかみ)が
天岩戸に隠れたとき、踊りを踊った女神
です。併行して進むのは信綱と鈿女です。








    


秀郷の山車です。秀郷とは藤原秀郷で、
平安中期の武将。平将門の乱を鎮めた勇将。
別名は俵藤太。







秀郷と鈿女、秀郷と信綱の曳っかわせです。


    

  


道灌の山車です。道灌とは太田道灌。
室町時代後期の武将で、江戸城を築いた
ことで有名です。
川越城も太田道灌親子が築いています。
併行して進むのは、道灌と浦嶋です。



4台の山車の曳っかわせになりました。
秀郷・鈿女・浦嶋・龍神です。
これには、観覧の客も大喜びで、連雀町の
交差点は、これをカメラに収めようとする
人で溢れかえりました。

豪華な山車の巡行が行われる川越まつり。
日本の様々な伝統の技や文化が凝縮したまつり。
それらを後世に伝えるのもやはり人ですね。
今年も山車を目の当たりにしながら、
そうした思いを強くしました。

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まつりの記憶 ~埼玉・所沢まつり~

2024-10-15 | まつり・イベント

所沢駅の周辺地区は、東口側・西口側とも、
再開発によってそれぞれ新しいショッピング
ビルができ、街は近代的な商業ゾーンとして
生まれ変わりました。(グランエミオ所沢・
エミテラス所沢)
あっというまに都市化が進んだといった
感じです。



所沢まつりは、明治時代の初めに
山車まつりとして行われたのが
その起源ではないかといわれています。
まさに地域の祭りとして今日にいたって
いるまつりのようです。
今年のまつりはどんな雰囲気か、
期待しながら、駅からプロムナード
デッキを歩いていきました。



まつりの会場が見わたせるところまで
くると、随分な人出です。去年よりも
かなり多い感じがします。
通りの先のほうでは、太鼓・鉦の演奏が
おこなわれているようです。
ワクワクしてきました。







プロムナードデッキを降りて、人混みの中を
進んでいくと、一段とお囃子の音が大きく
なってきました。笛・太鼓・鉦のお囃子に
あわせて、獅子舞が演じられています。





獅子舞に続いて、ひょっとこなどの面を
被った子どもによるユーモラスな踊りが
披露されます。お囃子が心を掻き立てます。





さらに先の会場でも、子ども踊りが行われて
います。子どもたちがまつりに参加する姿には、
なぜか懐かしさが漂います。















山車や神輿の運行は、法被に身を包んだ
大人たちです。熟年者もいれば若者も
います。地域のいろいろな人たちが
まつりの中に溶け込み、まつりを作り
上げている、そんな感じがします。















威勢の良い掛け声は聞こえてきますが。
激しく競り合ったり、ぶつかり合うという
のではなく、曳き手も、舞い手も、囃子方も
担ぎ手も、笑顔があふれています。
誰もが楽しんでいます。
所沢のまつりは、地域のまつりなのですね。


  
まつりを見に来ている家族の中に、
子どもたちの姿がとても多いことに気づき
ました。まつりならではの出店の飲み物や
食べ物を、おいしそうに飲んだり食べたり
しています。

ふと、幼かった頃の我が子の顔が目の前に
浮かんできました。食べることが大好きな
子たちでした。幼稚園や小学校に通って
いた頃です。
とにかく動き回ります。
目が離せませんでした。

どれだけ、まつりに連れて行ったろうか。
食べたいというものを買ってあげたろうか、
あれが欲しい、これをしたいというものを
楽しませてやったろうか。

思い出の中の幼い我が子は、私のすぐ傍に
くっついています。
楽しい思い出をあまり作ってやれなくて
ごめん。

もう昔には戻れませんが、もしも一緒に
行ってくれるなら、家族で旅行をしよう。
まつりがそうした思いを呼び覚まして
くれていました。

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ヤットサ! ア、ヤット・ヤット!~武蔵小金井阿波おどり~

2024-07-31 | まつり・イベント

都内の阿波おどりといえば、8月に行われる
高円寺の阿波おどりが最も有名ですが、
そのほかの地域でも行われています。
その中の一つで、7月に行われているのが、
武蔵小金井の阿波おどりです。
あの独特のお囃子の音が聞えてくると、
自然と体が浮き立ってくるのが阿波おどり。
暑さの中ですが、夕方から夜にかけて行われ
ますので、熱中症に気をつけながら行って
きました。7月28日(日)です。

駅北口の小金井街道の会場は、開始時刻の夕方5時
が迫るにつれ、次第に沿道の観客が増えてきました。
スタート地点近くに行くと、既に各連が準備を
整えて、開始を待っていました。

 
各連とも、和気あいあいにメンバーの記念写真を
撮ったり、踊り方を確かめたり、囃子を打ち鳴らして
みたり。
隣の連の囃子にもかかわらず、音が聞こえてくると
手足で拍子をとっている踊り手の人もいました。
おそらく心がはやるのでしょう、阿波おどりなら
ではの光景でしょうね。





さあ開始時刻になりました。アナウンスで
スタートの連が紹介されます。囃子が鳴りだします。
あっという間に、会場が熱気に包まれます。
「ヤットサー! ア・ヤットヤット!」
「踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら
 踊らにゃそんそん!」















次々と各連がスタートしていきます。
相当に練習を重ねてきているのでしょう。
どの連も見事なおどりです。
何より素晴らしいのは、踊り手の誰もが、
踊りを楽しんでいることです。







連の構成は、その連によって様々です。
踊り手も、若者・熟年・子どもたちと、
これも様々です。
今回は、どちらかというと、人数が
あまり多くない連が多い感じでした。











素晴らしい踊りですね。
熱い踊りに引き込まれていきます。








   



子どもたちの踊りも、うまいです。
小さい子の踊りは、ほのぼのとしてきます。
随分と頑張って練習したんでしょうね。





中には大人顔負けに太鼓を担当する小学生?
の姿もありました。

平和だからこそのまつりです。
まつりを次の世代に伝えていってほしい。
平和への願いを込めて、いっときを楽しみました。

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手づくり感にあふれていました ~第74回福生七夕まつり~

2024-07-25 | まつり・イベント

7月後半に入って猛暑日が続きます。暑い中ですが、
夏まつりがあちこちで開催されるようになってきました。

数日前、福生市(ふっさし)で駅前の大通りを中心に
七夕まつりが行われていました。
福生市は東京の郊外の都市。福生駅は立川駅から
JR青梅線で15分強です。

いつも家人から、途中で倒れないよう注意してと
言われてます。水筒持参で、日中の気温の高い時間帯を
避け、日曜日の夕方に行ってきました。

それほどの人出ではないだろうと思っていました。
ところが、駅の改札を出て駅前広場に向かうと、
かなりの人です。すぐに、祭りの熱気が伝わって
きました。心が躍るものを感じます。



     







      


駅前の立派な吹き流しです。歓迎の飾りと
いった雰囲気です。アーチなどに取り付けられた
吹き流しは、風にそよいで、ようこそ
いらっしゃいましたと
アナウンスしているようです。


















駅前を過ぎると、大通りに覆いかぶさるように、
たくさんの笹飾りが飾られています。
手作り感にあふれた笹飾りです。
笹飾りは、高い位置から飾られている
というより、間近に楽しむことができるような
感じです。
親しみや気安さを感じます。

通り両側には、屋台店など飲み物や食べ物を
売る店がたくさん並んでます。
家族連れや若い人たちなどが、七夕かざりの中を
ゆっくりと歩いています。
まつりをゆっくりと楽しんでいるようです。







大通りから脇に入る通りの笹飾りです。
この通りにも屋台店などが立ち並び、
大賑わいです。

地域でつくり、地域で盛り上げる。
まさに地域に根差したまつりという感じが
します。こうした飾りを見て歩きながら、
いつしか、子どもの頃の懐かしい雰囲気を
思い出していました。





















飾りつけをみていると、小学校や幼稚園、
保育園などの子どもたちが書いた絵を
貼り付けたり、みんなでつくった作品が
たくさんあることに気づきました。
嬉しくなります、楽しくなります。

地域の人たちのまつりに寄せる思いを
感じた一日でした。

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若さ 躍動 はじける 笑顔~よさこい祭りIN光が丘公園~

2024-07-16 | まつり・イベント

7月13~15日の3日間、練馬区の光が丘公園で
「よさこい祭り」行われました。開催は5年ぶり
だそうです。初日の13日に見に行ってきました。
     
「よさこい踊り」には、鳴子を持つこと、
盛り込む曲(フレーズ)の2点にルールがありますが、
それ以外、演舞曲と曲調、踊り方、衣装など、全くの自由。
今や若い人たちを中心に人気の演舞です。
とにかく元気で、エネルギッシュ。笑顔に
あふれています。







会場には多くの人出です。屋台店がたくさん出ています。
どんな祭りに出かけても思うんですが、屋台店がなければ
祭りは盛り上がりませんね。
食べて、飲んで、買って。嬉しさ、楽しさ倍増です。

さて、よさこい踊りです。もちろん今やどなたでも
よくご存知だと思いますが、次の写真を見ていただければ、
即座に踊りの雰囲気を感じ取っていただけると思います。





このチームは10人ほどの若者で構成されています。
ステージ狭しと躍動しています。はじけています。
若さが爆発しています。

体が浮き立つものを感じながら、この後どんなチームの
踊りが見られるか、わくわくするものを感じながら、
パレード踊りが繰り広げられる会場に向かいました。

パレード踊りのスタート地点には、各チームが演舞の
順番を待っています。チームの紹介の後、演舞が始まります。
日程表を見ると、初日は出場チームが少ないようですが、
それでも19チームが予定されていました。
全部のチームはとても載せきれません。
いくつかのチームの素敵なポーズをご覧ください。













このチームは、和気あいあいとした演舞で、
笑顔がさわやかに感じたチームでした。










こちらは、笑顔の素敵さはもちろん、
小旗の演舞と最後の決めポーズが印象的でした。





























このチームは有名チームなんでしょうか。
演舞の構成が見事です。
色とりどりの和傘と鮮やかな衣装。
洗練された踊りとダイナミックな踊り。
かなりの踊り手を揃えた凄いチームです。









一転して、日本舞踊の粋を感じさせてくれたのが
このチームです。艶やかでいて、清楚な風情を
感じました。













こちらは、まさに躍動感あふれる群舞を繰り広げて
くれたチームです。躍動感あふれる中で、
踊るうれしさ・楽しさを爆発させているチームでした。

伝統の踊りをベースにしながら、
どんどん進化していく踊り。
中心となる若い人たちの中に交じって、
負けじと熟年の男性や女性も踊っている姿に、
祭りって本当にいいなと思った一日でした。

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地域の防災にあたってくれる人たち~東村山市消防団出初式~ 

2024-01-13 | まつり・イベント

我が家の暖房はエアコンです。ところが年明けから、
そのエアコンがどうも暖かくなりません。
     
長いこと、フィルターの掃除をしてません。
蓋をあけてみると、わたぼこりが見事なまでに
ぎっしり。パネルの内側には黒っぽい汚れも
ついています。
我ながらよくまあほっといたもんです。
感心している場合ではありません。
とても手に負えません。
   
みぞれが降るかもしれないとの予報もあります。
さらに冷え込みそうです。専門の業者に頼むしか
ありません。連絡すると、早速機材を持った
業者さんが来て、テキパキとクリーニングして
くれました。作業が終わると元どおりの温風です。
エアコンのクリーニングは、1月はあまり忙しく
ない時期なんだそうです。すぐにやってもらえた
のはラッキーでしたが、痛い出費になりました。
普段から手入れをしておかないとダメですね。


普段は仕事をしながら、火災などが起きると
駆けつけるのが地域の消防団の役割です。
  

     
今年も東村山市の出初式を
見に行ってきました。
東村山と言えば、コロナで亡くなった志村けんさん
の出身地です。










    
会場の駅前広場で式典が始まりました。
会場には消防車などがずらり整列。
東村山市は分団数が多い市なんでしょうか。



東京消防庁の音楽隊が式の進行に合わせて演奏
しています。





平日でしたが多くの市民の方が見守っています。
近くの保育園(幼稚園?)の子どもたちが、
先生に連れられて、随分見に来ています。
男の子は消防車が好きですね。





各分団の団員や消防車の行進です。





消防庁カラーガーズ隊のパフォーマンスです。








    
いよいよハイライトの一斉放水です。
耐火服に着替えた団員が操作し、ロータリーの
噴水の上に、放水が行われました。
式典ですので、放水はあっという間に終了しました。

今回の能登の地震でも、地域の消防団は、取水など
困難をきわめる中で、消火活動にあたっていたはずです。

中には自分も被災しているにもかかわらず、
今、災害対応の活動をしている人がいるかも
しれません。

「見えない」
ところで取り組んでいる人がいる
ということを忘れないようにしたいと思っています。

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