ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

身近にある一日花 ~花散歩~

2022-07-31 | 散歩

今年の夏は梅雨に入ったかと思ったら、すぐに梅雨明け

になってしまいました。しかし、真夏日が続かず、

梅雨に戻ったかのような雨の日もありました。

これにはセミも戸惑ったか、私の近くでは、いつもの年の

ような大合唱が聞かれません。ミンミンゼミの甲高い声は

響いてきますが、アブラゼミのジィー・ジィーが少ない感じ

です。

羽化してから、1・2週間くらいの短い命と言われますので、

土中のセミは、気が気でないかもしれません。

 

ところで草木の中には、1日花といわれる短い「命」の花が

たくさんあります。

 

今の時期、身近なもので一日花の代表的なものは、

ヒルガオですね。

ヒルガオもアサガオも、朝に咲いて夕方に萎む

一日花です。

もっとも今日(7月31日)のような猛暑日では、

上の2枚目の写真のように、午後の強い陽射しの中で

ぐったりしていました。

 

強い陽射しの中でも、きりっとした感じで花を咲かせて

いるのはムクゲです。一重咲き・八重咲などいろいろ

です。

朝に咲いて夕方には萎むと言いますが、確か萎んだ

あとは落花していたように思いますが、普段よく見て

いませんので、覚えていません(笑)

果たして開花時間はどれくらいなんでしょうか。

 

フヨウ(芙蓉)も昼に咲く一日花です。

ムクゲよりも大きな花ですので、夕方萎んでいる

フヨウをよく見かけます。

 

ムラサキツユクサも、あちらこちらでよく目にします。

これも日中咲いている一日花ですね。

結構長い期間、目にします。

 

小さい花で、一見可愛らしいですが、棘がありますし、

有毒で嫌われ者がワルナスビです。

繁殖力が強く、駆除が難しい困ったやつです。

 

こちらはメマツヨイグサです。

マツヨイグサの仲間です。優雅な名前ですが、

荒地に群生したりしています。夜に咲く一日花です。

夕方遅くに咲き出し、翌朝にはオレンジ色がかって萎んで

しまいます。

竹久夢二さんの歌に出てて来る「宵待草(ヨイマチグサ)」

とは、「待宵草(マツヨイグサ)」のことらしいのですが、

はっきりとはわからないようです。

 

なお、上の写真はヒルザキツキミソウですが、

これもアカバナ科のマツヨイグサ属の仲間です。

2・3日は咲いているようですので、一日花ではなさそうです。

7月中頃までには姿を見なくなりました。

 

夜咲く一日花と言えば、身近なものはオシロイバナですね。

夕方4時頃に咲き出し翌日午前には萎みます。

 

一日花が、なぜ決まったような時間に咲き、萎んでいくのか

よくはわかっていないようです。

自然って、本当におもしろいですね。

 

世界が平和でありますように!

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こんな野草などもあるんですね ~都立薬用植物園~

2022-07-26 | 公園・庭園・名所

植物園や緑豊かな公園は、人と人との距離が密になると

いうことはあまり考えられませんし、何よりその自然に

ほっとしたものを感じます。

どうしても、そうした場に足を向けてしまいます。

 

以前から「引っ付き虫」の一つ、ヌスビトハギの花を

見たいと思っていました。

ちょっと名前が気の毒なので、同情心もあったからです(笑)。

ネットで、小平の都立薬用植物園で咲いている写真を

見つけました。

ちょっとタイミングが遅れたかも、と思いつつも、

出かけてみました。先週のことです。

 

園内の林地をぐるっと回ってみたところ、立て札が出ていて

ヌスビトハギと書かれていました。

やはり花は終わりかけでした。かろうじて、数輪の小さな

花が残っていました。

よく見ると、小さく可愛らしい花です。

やはり名前は気の毒だと思うんですがー。

名前の由来は一度調べてみようと思います。

 

久しぶりの入園でしたので、自分なりに珍しいかなと

思う草木を探してみました。

これは、ヘビウリの花です。

カラスウリの花よりもちょっと小さめの花です。

カラスウリと違って、日中に開花するようですが、

まだ花の「レース」が開ききっていませんでした。

 

サボンソウ(シャボンソウ)だそうです。

花や茎や葉をもむと白く泡立つそうで、

かつてヨーロッパでは洗濯洗剤として使われたとか。

 

これはヤツマタオオバコです。

直立した花茎が分枝しています。

30~40cmくらいの高さですから、

実に大きなオオバコです。

どこが花か、あるいは咲き終わったのか

よくわかりませんでした。

 

葉がタバコの原料となる「タバコ」の花です。

こんな花をつけるんですね。

ナス科です。

そういわれるとナスの花と似た感じがします。

 

ラシャカキクサです。

ラシャ(羅紗)とは、起毛させた厚地の毛織物(着物の生地)

で、これをけば立てるのに用いられたと書かれていました。

着物にお詳しい方ならご存知なんでしょうね。

 

ゴボウです。

以前にも紹介したことがあります。

アザミのような赤い花をつけますが、

どうやら花が終わったような感じです。

 

動物のしっぽのような花(花穂・かすい)が茎の先端に

ついています。イブキトラノオというのだそうです。

山地や高山に自生する野草で、根茎が生薬として用い

られるのだそうです。

 

パイナップルリリー(ユーコミス)です。

花茎の上部に出る苞葉(ほうよう)と、花茎の周りに密集して

咲く小さな花の様子がパイナップルに似た感じがするので、

パイナップルリリーと呼ばれているそうです。

30~40cmくらいの鉢植えでした。まだ若いものなのかも

しれません。

 

ハンゲショウ(半夏生)です。

ドクダミ科の植物だそうです。

一角にこんもり植えられていました。

本当に不思議な感じがする植物です。

白くなった葉の上に、小さな花をつけた花穂が見えます。

 

最後はオオセンナリです。

ナス科です。ムラサキの花がかわいいです。

こんな花をつける野草もあるんですね。

ほっとします。

今回は、パイナップルリリー以外は、

みな地味な感じの山野草でした。

一つ一つの草花を見ていると、

わからないことも多く、

それだけに興味がつきません。

それぞれにたくましく生きているんですね。

 

世界が平和でありますように!

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こんな野草などもあるんですね ~都立薬用植物園~

2022-07-26 | 公園・庭園・名所

植物園や緑豊かな公園は、人と人との距離が密になると

いうことはあまり考えられませんし、何よりその自然に

ほっとしたものを感じます。

どうしても、そうした場に足を向けてしまいます。

 

以前から「引っ付き虫」の一つ、ヌスビトハギの花を

見たいと思っていました。

ちょっと名前が気の毒なので、同情心もあったからです(笑)。

ネットで、小平の都立薬用植物園で咲いている写真を

見つけました。

ちょっとタイミングが遅れたかも、と思いつつも、

出かけてみました。先週のことです。

 

園内の林地をぐるっと回ってみたところ、立て札が出ていて

ヌスビトハギと書かれていました。

やはり花は終わりかけでした。かろうじて、数輪の小さな

花が残っていました。

よく見ると、小さく可愛らしい花です。

やはり名前は気の毒だと思うんですがー。

名前の由来は一度調べてみようと思います。

 

久しぶりの入園でしたので、自分なりに珍しいかなと

思う草木を探してみました。

これは、ヘビウリの花です。

カラスウリの花よりもちょっと小さめの花です。

カラスウリと違って、日中に開花するようですが、

まだ花の「レース」が開ききっていませんでした。

 

サボンソウ(シャボンソウ)だそうです。

花や茎や葉をもむと白く泡立つそうで、

かつてヨーロッパでは洗濯洗剤として使われたとか。

 

これはヤツマタオオバコです。

直立した花茎が分枝しています。

30~40cmくらいの高さですから、実に大きなオオバコです。

どこが花か、あるいは咲き終わったのか

よくわかりませんでした。

 

葉がタバコの原料となる「タバコ」の花です。

こんな花をつけるんですね。

ナス科です。

そういわれるとナスの花と似た感じがします。

 

ラシャカキクサです。

ラシャ(羅紗)とは、起毛させた厚地の毛織物(着物の生地)

で、これをけば立てるのに用いられたと書かれていました。

着物にお詳しい方ならご存知なんでしょうね。

 

ゴボウです。

以前にも紹介したことがあります。

アザミのような赤い花をつけますが、

どうやら花が終わったような感じです。

 

動物のしっぽのような花(花穂・かすい)が茎の先端に

ついています。イブキトラノオというのだそうです。

山地や高山に自生する野草で、根茎が生薬として用い

られるのだそうです。

 

パイナップルリリー(ユーコミス)です。

花茎の上部に出る苞葉(ほうよう)と、花茎の周りに密集して

咲く小さな花の様子がパイナップルに似た感じがするので、

パイナップルリリーと呼ばれているそうです。

30~40cmくらいの鉢植えでした。まだ若いものなのかも

しれません。

 

ハンゲショウ(半夏生)です。

ドクダミ科の植物だそうです。

一角にこんもり植えられていました。

本当に不思議な感じがする植物です。

白くなった葉の上に、小さな花をつけた花穂が見えます。

 

最後はオオセンナリです。

ナス科です。ムラサキの花がかわいいです。

こんな花をつける野草もあるんですね。

ほっとします。

今回は、パイナップルリーリー以外は、

みな地味な感じの山野草でした。

一つ一つの草花を見ていると、わからないことも多く、

それだけに興味がつきません。

それぞれにたくましく生きているんですね。

 

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心が癒されます ~所沢:多聞院~

2022-07-21 | 公園・庭園・名所

所沢の多聞院(たもんいん)に行ってみました。

以前訪れた際に見た境内のハギ。

ググるとミヤギノハギと出ていました。

別名ナツハギとも言われ、早ければ7月頃から開花する

そうです。もしかしたら花が見られるのではないか、

そう思って訪ねました。

 

まず毘沙門堂にお参りし、狛寅(こまとら)とユリの

コラボレーションに風情を感じた後、境内を見てまわりました。

 

この石像。名前は「鬼の悟り」ですが、相撲の横綱の

雰囲気があり、ユーモラスで好きな像です。

 

まだアジサイが残っていました。

ウズアジサイはしっとりした感じです。

結構ながく咲いているんですね。

 

さて肝心のミヤギノハギですが、だいぶ木が大きく

なり、通路の石畳に垂れるような感じになっていました。

その枝先に、数輪の花がついていました。

しかし花が多く見られるようになるのは、

やはりもっと先かもしれません。

 

ハギに代わって、目を楽しませてくれたのが、

レンゲショウマです。

境内の通路際に、蕾をつけたレンゲショウマが、

あちらこちらに顔をだしています。

いくつか花が咲いていましたが、

いずれも花は下向きです。

 

ちょうど庭の草木を手入れしていた職員の方(庭師の方

でしょうか)が、「寺院の住職から、レンゲショウマを

見に来た人が、写真に撮りやすいよう通路際に植えて

くださいと、言われてるんですよ」と話しながら、

花を上向きにしてしてくれました。

 

その庭師の方は、続けて「レンゲショウマだけでなく、

花は、おしべ・めしべが見えるよう撮らないとね。」

と笑顔で教えてくれました。

実は、ブログ冒頭のユリと狛寅とお堂の写真も、この

方が撮影のポイントを教えてくれた写真なんです。

 

今の時期、花は少なくなっていましたが、鉢に植えられた

ハスがきれいでした。上の2枚目の写真がちょっとボケて

しまったのが残念でした。

 

ハンゲショウ(半夏生)です。

実際に見たのはこれが初めてです。

葉が白くなるのが本当に不思議ですね。

 

春先に見たヤマシャクヤク(山芍薬-上の写真の一枚目)

には青い実がついていました。

これが熟すと、裂けて真っ赤になり、黒い種がでてくるんです。

 

白い餅のようなユキモチソウ(雪餅草-上の写真の一枚目)

青い実になっていました。

これも赤い実になっていくはずです。

 

栗の木に青い実がついていました。

トゲが痛いはずの栗。ふわっとして柔らかな感じです。

これなら手のひらに載せても、痛くなさそうです。

 

多聞院は本当に癒される思いがする寺院です。

都会地には珍しい山野草や花木が見られる庭がある

からなのですが、参拝者のためにも、その草木を

大事にされているご住職がおられるんですね。

あらためてその「心」を感じさせていただきました。

 

世界が平和でありますように!

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五感で感じるうれしさ ~吹奏楽と花~

2022-07-17 | 散歩

先週(7月9日)、川崎市の幸文化センターで行われた

川崎吹奏楽団のサマーウインドコンサートを聴きに行きました。

川崎吹奏楽団(1971年結成)は、社会人や学生など幅広い

メンバーで構成されるアマチュアの吹奏楽団です。

常任指揮者が知人なんです。

ホールは、大人だけでなく、小・中学生や高校生などかなりの

来場者であふれていました。

(下の写真は、楽団のHPからお借りしました。)演奏曲は、シルバー世代から小中学生も楽しめる

いろいろなジャンルの曲が用意され、開始早々から、

吹奏楽特有の気迫のこもったサウンドが体にズンズン

響いてきました。

聴いている誰もが気持ちが高ぶります。

心が熱くなります。

 

コロナのため、この2年ほどは、きちんとした演奏会・

コンサートができなかったそうですから、どの曲も

力のこもった演奏だったのも大いにうなづけます。

 

二人の若いお母さんが、腕に抱えた赤ちゃんを

揺らしながら、体でリズムをとっていました。

誰もが元気づけられます。心が浮き立ってきます。

吹奏楽って、本当にいいもんです。

 

この1週間というもの、なんとなくスキップするような気分で

地域の花を撮って歩いていました。

ユリが優美です。園芸種なんだろうと思います。

 

これはカノコユリかもしれないと思ったのですが、

ちょっとぼけてしまいましたので、わかりません。

 

上の3枚ともムカゴがついていたように思いましたので、

いずれもオニユリではないかと思います。

 

ヤブカンゾウです。

ユリとはだいぶ趣が違います。

 

オシロイバナです。夕方4時頃から咲き出して

翌日の昼頃までには萎んでしまう一日花です。

英名は「フォーオクロック」です。

たまたま夕方の4時頃に撮ったのですが、

最初の内は1・2輪程度の開花でした。

 

ところが時間が立つにつれ、いつの間にか開花が進み、

随分と花が多くなっているのに気がつきました。

なぜ4時頃になると開花するのか、不思議です。

 

ムクゲです。これも朝咲いて夕方には萎むという一日花ですが、

何時頃に咲いて何時頃に萎むのか、開花時間を確認したことが

ないので、実際のところはよくわかりません。

 

上の3枚の写真は、順にキバナコスモス、キキョウ、

コムラサキシキブ(たぶん)です。

何となく秋の気配を感じさせますが、いずれも夏の時期に

咲く花なんですね。

もっともキバナコスモスは、秋になってもずっと咲き続けて

いますがー。

 

こうして花を見て歩くと、季節がいつの間にか進んでいる

ことを肌で感じます。

音楽と同じように、花も五感で感じて初めて楽しむことが

できると思うのです。

 

世界が平和でありますように!

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ヒマワリの花、こうなっていたんです

2022-07-13 | 日記

ヒマワリの花をいただきました。

畑から切りとってきたばかりの花のようです。

花は、手のひらぐらいの大きさがあります。     

     

早速花瓶に生けました。

室内がぱっと明るくなりました。

 

花を見ると、花弁(花びら)が放射状に大きく広がり、

中心部は渦巻き模様になっています。

 

さらに大きく撮ってみました。

すると、花びらと渦巻き模様の間は、唐傘を逆さまにした

ような小さなピンのようなもので、取り囲まれています。

中心部の渦巻き部分は、ボツボツしたものでできています。

とにかく、こんなにまじまじとヒマワリの花を見たのは

初めてです。

 

そこで、できるだけ近寄って見てみました。

すると、中心はいくつかの渦巻きが組み合わさっていて、

まるで幾何学模様のようです。

なんと洒落たデザインではありませんか。

ところでこの渦巻きようのボツボツ。調べてみると蕾なんです。

 

ヒマワリの「花」の構造は次のようなんです。

放射状に広がる大きな黄色い花びらは「舌状花」と

呼ばれるもので、私は、これがヒマワリの花と

ずっと思っていました。

ところが、ヒマワリの花というのはこれだけでなく、

大きな花びらとボツボツの間にある唐傘を逆さまに

したようなもの、これも実は花びらだったんです。

「筒状花(とうじょうか)」というんだそうです。

 

ボツボツの蕾は開花して、唐傘をひっくり返した

ような小さな花になって、外側から中心に向けて

広がっていくんですね。

 

写真ではわかりにくいかもしれませんが、

筒状花の一番上がめしべ。その下がおしべ。

根元の部分を包み込んでいるのが花弁(花びら)。

つまり、ヒマワリは、小さな花がたくさん集まって

できている花というわけなんです。

一つの大きな花ではなかったんですね。

そう言われれば、たくさんの種ができるということ

納得できます。

 

花瓶のヒマワリは、3日ほどしましたら、

中心部にむかって筒状花の開花が進み、

蕾がどんどん小さくなっていきました。

自然って本当におもしろいですね。

(※今回の解説で間違っているところが

 ありましたら、ぜひ教えてください。)

 

世界が平和でありますように!

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静けさの漂う庭園に想う ~国分寺市:殿ヶ谷戸庭園~

2022-07-09 | 公園・庭園・名所

少し気温が下がり、ほっとしたのも束の間。

これからまた、暑さがぶり返しそうですね。

 

しばらく行っていなかった国分寺市の「殿ヶ谷戸庭園」を、

先日訪ねてみました。

殿ヶ谷戸庭園については、何度もこのブログで紹介させて

いただいていますが、国分寺駅改札を出て、歩いて2分程度

のところにある庭園です。

自分が本当に人混みの中を抜けてきたのかと、いぶかるほどに

静けさが漂っています。

 

緑がいっそう濃くなり、庭園全体を穏やかな雰囲気にしています。

それは、いらだちや怒り、不安をすべて包み込み、私たちが自然と

ともにあることを、改めて考えさせようとしているようです。

 

紅葉亭(茶室)から見下ろす次郎弁天池、縁台のある休憩席に

飾られた七夕飾り、青もみじを浮かべたつくばい、

鹿おどし(ししおどし)、金魚が水の輪をつくる小池。

どれもが、忘れられようとしている和の風景です。

 

かつて武蔵野に自生していたとおもわれる山野草。

庭園内の各所にさりげなく溶け込み、四季折々に花をつけて

います。

先日目にしたのは、秋の七草に数えられるカワラナデシコ、

キキョウ、オミナエシ。

 

そしてヤマユリ、ヤブカンゾウ、オオバギボウシ、

ヒメヒオウギズイセン。

 

これはよくわかりませんが、キスゲなんでしょうか。

 

実をつけていたのは、ヒュウガミズキの青い実そしてサンザシ。

 

こうした景色や草木をみるたびに、自然を破壊し、争いを繰り

返している私たち人類の未来を危うく感じます。

 

どうか、世界が平和でありますように!

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やっぱりマスクをつけての散歩です ~地域散歩~

2022-07-06 | 散歩

梅雨は明けたはずなのに、このところ雨や曇りの

日が多くなっています。どうなってるんでしょうか。

「戻り梅雨」という言葉があるそうですが、そうした

状況なのかどうか、よくわかりません。

気温が少し下がってくれたのはありがたいですが、

早くも台風4号が九州に近づき、温帯低気圧にはなった

ものの、この先「異常気象」に振り回されることのない

よう祈るばかりです。

 

真夏日の合間なのか、「戻り梅雨?」の合間なのか、

ともかく熱中症にならないくらいの天気は、散歩するには

ウエルカムです。

ウエルカムと言っても暑いですから、もちろん飲み物は持って

でます。肝心のマスクですが、散歩中ははずしてもOKなんですが、

やっぱりつけています。なかなか踏み切れません。

 

このユリは、たくさんの品種がある園芸種の一種と思います。

豪華です。

ところで、そろそろシンテッポウユリも咲き出す時期ですね。

 

暑さでボーっとしていましたら、ナツツバキの花がいつのまにか

終わっていました。上の1枚目の写真は、先月初め、かろうじて

見つけた花です。

今は、2枚目の写真のとおり実をつけています。早いものです。

実は食べられないですが、他に利用できるのかどうか。

 

だいぶ以前に撮った時のキンシバイとビヨウヤナギの花です。

相当に生き生きしています。(上の1枚目と2枚目)

 

先日見に行ったときにも、通りには、キンシバイと

ビヨウヤナギの花がまだ残っていました。

(上の1枚目と2枚目)

やはり疲れているようですが、それでも暑さの中で

頑張っているようです。

 

ナンキンハゼの花です。穂状の花です。

先月下旬は1枚目の写真のような状況でした。

まだ蕾なのかと思っていたんですが、1週間ほど

たって見にいくと、2枚目・3枚目のようになって

ました。どんな具合になった時が開花なのか、

もっとよく調べておくべきでした。残念!

 

花の時にググった際には、タチバナと表示されたんですが

(上の1枚目)、果たして合っているのかどうか。

今はたくさん実がなっていました(2枚目)。

 

さざんかの実です。ぽつんと寂しく実をつけていました。

 

ムクゲの咲く時期になってきました。

これからずっと咲き続けるはずです。

 

咲き出しているハギを見つけました。

この萩は、ヤマハギ?。それともミヤギノハギ(ナツハギ)?

 

これってフジの花ですよね。7月に入っているというのに

咲いているみたいです。

 

メドーセージを見ると、ブロガーのたかさん(「たかたかの

トレッキング」)が、「やっぱりスパナに見えてしまう」と

書いておられたことを思い出します。

確かにそう見えます(笑)。

 

草木は、時期がくれば開花し、やがて実をつけ、それが季節

の移ろいを感じさせてくれます。本当に自然はいいですね。

 

ところで、今また感染拡大の兆しをみせている新型コロナですが、

一体いつになったら下火になるのか。

収束のためには連帯が是非とも必要なはずですがー。

 

世界が平和でありますように!

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暑さの中で草木もがんばっています ~地域散歩~

2022-07-02 | 散歩

先日群馬県の伊勢崎市で40℃を記録したそうですが、

とにかくこの暑さにはまいってしまいます。

私の住んでいるところはそこまでにはなっていませんが、

それでも最高で34℃~35℃くらいはなっていると思います。

とにかく散歩するときは、午後の暑い時間帯を避け、

熱中症に気をつけて、短めに切り上げるようにしています。

急に倒れては迷惑をかけてしまいますしね。

 

通りの花壇や家々の庭の草木も、さすがにこの暑さで

ぐったりしている感じがします。

その中でも、元気なのは上の1枚目のサボテンと、

2枚目・3枚目のノウゼンカズラです。

それとキイチゴ(4枚目)も、水やりがされている

のかもしれません。元気です。

しかし、残念ながらそれら以外は、あまり生気が

ないような感じでした。

 

そろそろ花も終わりかけとは思いますが、

ウズアジサイも、何か生気がないようです。

 

樹木類は、樹の種類や植えられている場所にもよる

ようですが、必死で頑張っている感じでした。

まずエゴノキです。青い実が随分ついていました。

 

これはカクレミノと思います。これも実がたくさんついて

います。

 

モッコクです。殿ヶ谷戸庭園では花が終わっているようですが、

近くにあるこの樹は、少し遅く花をつけたのかもしれません。

 

モミジバスズカケノキ(プラタナス)です。

こちらもピンポン玉のような実が随分ついていました。

 

これはネットチェックするとアサギリと表示されましたが、

葉っぱが萎れたようになっていました。

 

これはボタンクサギです。周りの雑草が刈りはらわれたときに、

一緒になくなったかもと思っていましたが、残っていました。

ただし、日陰の方は葉っぱがなんとかしゃんとしていましたが

(上の1枚目)、陽当りのいいところでは葉っぱがだらんとして

いました(上の2枚目)。

草木も生きていくのが大変なようでした。

どの草木もがんばれ。

 

世界が平和でありますように!

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