ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

折り紙の丑・張り子の丑 ~丑年にちなんで~

2020-12-29 | 日記
丑年だからというので、ゆっくりしていたわけではないんですが、
年賀状をやっと書き終えました。郵便局にもっていきました。

大変だといいつつ、なぜ年賀状を出すんですかと聞かれても、要するに、
毎年の自分の「区切り」みたいなものです。習慣というか行事です。

年賀状を作りながら関わりのある人たちのことを思うのも、
「フレイル」の予防になっているかもしれません(笑)。



折り紙って何でもあるんですね。丑の折り方も出ていました。
簡単そうに見えましたが、かぶせ折りとか折り込むとか、これが
よくわかりません。
何とか完成したのも、家人の”指導”のおかげです。感謝!
それにしても、折り紙作家の方は、よく考えるもんですね。



我が家には、張り子の丑の人形があります。
母が集めていたものです。
福島(会津)の赤べこです。
子どもの魔除けと言われています。



以下のものは、同じ福島の三春町の「デコ屋敷」の張り子です。
あの「滝桜」で全国的に有名な三春です。

母が叔母と一緒に、毎年三春に行って、張り子の干支を買い集めていました。
(小さいものはおまけ。張り子ではありません。)
今となっては、懐かしい思い出です。





丑の背中に大黒様です。縁起ものです。



どうか皆さまにも福が訪れますように。
平和な世界になりますように。

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折り紙でダリアをつくってみました ~福島県塙町のHPを見て~

2020-12-23 | 日記
ここ2・3日、これといって散策するところも思いあたりません。
これまでに撮った写真を見ていると、ブログにしなかった花の写真が
出てきました。ダリアの花です。

11月初め、神代植物公園にバラを見に行ったとき、ダリアも撮っていました。
バラのあとにブログにしようと思いながら、そのままにしていたようです。

「天竺牡丹」という和名のとおり、外国から日本に渡ってきたものとか。
江戸時代後期に入ってきたと言われますから、もうすっかり日本に馴染んで
いることになりますね。

ダリアは、かなり長い期間にわたって咲いている花で、バラに劣らず品種の
多さで知られています。
改めて見てみると、独特の風情の花ですね。











ダリアの写真をよく見ると、ポール(支柱)に支えられています。
これは、ダリアは強い風にあたると弱く、折れることがあるための対策
なのだそうです。

各地にダリア園があり、ダリアの花を楽しむことが出来ます。
ふるさとの福島をチェックしていましたら、塙町がダリアの町と
して、町のホームページで大々的にPRしています。
残念ながら、今年はコロナでダリア祭りが中止だったようです。
写真は、ホームページに出ていたマスコット。
町のPRに協力させていただきます。

          

町のホームページを見ていると、折り紙でつくるダリアの折り図が掲載されていました。
面白そう。これが間違いのもとでした。不器用なのを忘れてました。
なんと2日かかってしまいました。







何とか完成したのが、次の写真です。
あちらこちらずれているところがありますが、私にすれば上出来です(笑)。



機会があれば塙町のダリア園に行ってみたいと思っています。
みなさま。福島へのエール、是非ともよろしくお願いします。
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コモ巻きに「飾り結び」が ~江戸東京たてもの園の遊び心~

2020-12-19 | 公園・庭園・名所
バス・電車で行くか車で行くか、さんざん迷ったあげく、
結局、車で小金井公園の中にある「江戸東京たてもの園」に
行くことにしました。
体の免疫力をつけるなら、少しでも歩く時間を長くしたほうが
いいんですが、どうしても楽なほうを選択してしまいます。
意志が弱いです(笑)。

公園の駐車場には車が結構駐車していました。
少し歩いて、たてもの園に入ろうとすると、今日は
「大銭湯展」の開催中。



それなら、まずは「子宝湯」を見学、その後に展示室という
ことにしました。
これはいつできたのでしょうか、きれいな坪庭が。



ゆっくり歩いていくと、園内は冬の気配です。



高橋是清邸もひんやりしたたたずまいです。
コモ巻きや飾りぼっちが、冬の到来を感じさせます。





建物を過ぎたあたりで、コモ巻きに、水引の飾り結びのような
ものがついています。
ちょうど通りかかったスタッフさんに尋ねると、コモ巻きに、
遊び心でつけたとのこと。

「全部で鶴・亀など8種類ありますよ。探してみてください。」
とニッコリ。



松の木をあちらこちら見て歩くと、ありました、ありました。
自粛ムード一杯の今、この遊び心は大歓迎です。
粋ですねぇ。これこそ癒しです。















8種類見つけた後は、銭湯の「子宝湯」へ。
なつかしさで一杯です。



格天井(ごうてんじょう)、脱衣かご、柱時計、洗い場、体重計、
入浴料金表、入浴者心得、そして富士山のペンキ絵。
古き良き昭和の香りです。









本館の展示室には、こんな江戸期の湯屋の浮世絵(?)などが。





不要不急の外出を避けるように言われてますが、やはり心の栄養も
大事です。
もっとも、帰りは、駐車場から出ようとする車が長い列をつくり、
出庫に30分もかかってしまいました。疲れました。









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一輪の寒咲きアヤメに引き寄せられました ~殿ヶ谷戸庭園のひと時~

2020-12-14 | 公園・庭園・名所
殿ヶ谷戸庭園(国分寺市)のHPに、”カンザキアヤメが咲いています”
とありました。

今の時期、紅葉は見ごろを過ぎているはずです。しかし、家に引きこもって
いては、何も出会いがありません。

紅葉の名所とはいえ、もうとっくに色褪せているだろうと、ことさら
期待もせず、出かけました。

入口に向かうと、おやっ、思ったより人がいます。
イベントでもあったのかといぶかりながら中へ入りました。

酔芙蓉に種が出来ているようです。枯れ色の実も味わいがあります。



これってススキですよね。
丸まって、”よくおいでくださいました”と、お辞儀をしています。



樹木は冬支度です。霜よけ、コモ巻き、雪つり。



やはり、東屋下の弁天池のまわりの紅葉はほとんど終わっています。



肝心の寒咲きのアヤメが見当たりません。
滝の上のほうに咲いているらしいのです。

    

右に行ったり、左に行ったり、ちょっと上がったり、下がったり。
もう萎れたのかもしれません。
諦めかけたところ、ちらっと花のようなものがー。
なんと花が私を呼んでます。
一輪のカンザキアヤメです。しばらく見つめていました。



それだけでなく、芝生広場や東屋周りの紅葉は美しさを保っていました。









    

ラッキーです。





ヤブコウジのようです。十両それとも百両?。
とにかく赤い実が可愛いです。





実が上を向いているのはセンリョウ(千両)なんだそうですが、
「小判」の数が少ない気もします。
私には、十両・百両・千両はどこが違うのか、実のところよくわかりません。



早くも、数輪のボケの花が顔をだしています。



シデコブシ(四手辛夷)のつぼみが、光の中で春を待ち望んでいる
かのようです。



まさに「幸せは小刻みに」のひと時でした。





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東所沢に光るマンホールがありました(続き)

2020-12-10 | 散歩
マンホールの蓋にアニメなどのキャラクターを描いて設置している自治体
は、今や全国に随分あるようです。いわゆる町おこしですね。

これが「マンホールカード」になって発行され、人気を博しています。
所沢市でも、市のゆるキャラと西武ライオンズのマスコットのマンホール蓋が
すでに設置されていて、カードとしても発行されています。



今回、所沢市はそのキャラクターマンホールを光らせたというわけですね。
ところで、光る仕組みは、市のHPによると次のような仕組みなのだそうです。



例として、HPに、日中と夜のマンホールの比較が出ていました。



さて、実際に確かめようと、夜に再び東所沢駅に行きました。
駅構内の通路のアニメがよく目立っています。





改札口を出て改めて駅舎を見ると、駅舎も夜バージョンになっていました。
凝ってます。



サクラタウンに行く歩道は、こんな感じになっていました。
確かに、マンホールが光って浮かび上がっています。



近寄ってみると、こうです。機動戦士ガンダムです。



この光るマンホールが、案内図の通り28基あるわけです。



しばらく、歩きながら写真に撮りました。
光っているので、日中よりもすぐにわかります。
さすがに全部とはいきませんので、東所沢中央の交差点のあたりでUターン。
一部をご紹介します。











若い方なら、ほとんどのアニメを知っているでしょうが、私がわかったのは、
ガンダムとケロリンくらいです。歳を感じました(笑)。





最近のアニメはこうなのかと、感心しきりです。





28のマンホール蓋のタイトルと作者については、こちらのHPからご覧ください


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東所沢に光るマンホールがありました  

2020-12-09 | 散歩
庭園の花も少なくなり、ちょっと寂しくなりました。

元大阪大学総長の鷲田清一さんが、「幸せって何だろう」という
テーマについて、「幸せは小刻みに」というタイトルのエッセーを書いて
おられます。その一文にこうありました。

「幸福は、小刻みにしておくほうがいい。今日の晩ご飯は美味しかった
とか、あの人とおしゃべりできてよかったとか、いい本に出合ったとか、
小さな歓びを一つひとつ大切にしつつ生きること。そして、ちょっとでも
いいことがあれば『ラッキー』と言えるくらいがちょうどいいのでは
ないでしょうか。」


いろいろな方のブログに、何気ない出会いの中で感じた驚き、うれしさ、
喜びがつづられています。よかったですねと伝えたくなります。

今回は、ホ~、こんなものもあったのかと思ったことを紹介します。
所沢市の光るマンホールのことです。
日本では、所沢で初めて設置されたと、所沢市のHPにでています。

以前9月21日のブログで、「ところざわサクラタウン」を紹介しました。
JR東所沢駅(武蔵野線)から歩いて約10分くらい(約800m)のところです。

サクラタウンの建設に合わせて、この道筋に、イルミネーションマンホール
(光るマンホール)が設置されているんです。

日中に実際に歩いてみました。
JR東所沢駅です。構内の通路にはアニメがドーンと書かれていて、駅の
雰囲気が楽しくなっています。





サクラタウンに行くには、改札口を出て右方向に歩道を進んでいきます。
歩道のあちこちにアニメのマンホール(蓋)が見られます。
これが夜になると光るということなんですね。
この光るマンホールは28基あるのだそうです。
三つほど写真に撮りました。









さらに東所沢中央の交差点を超えて直進。



左手に「西松屋」が見える交差点を左に折れると、目指すサクラタウンが
見えてきます。



     

東所沢公園の中をまっすぐいくと、サクラタウンです。







これが夜になるとどんな具合になるか。続きは次回に紹介します。(続)
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名残の紅葉とロウバイのつぼみ ~所沢航空公園~

2020-12-05 | 公園・庭園・名所
最近フレイル予防に努めましょうとよく言われます。
フレイルと、カタカナで言われると、何のことと聞き返したく
なります。
早く言えば、加齢による心や体の衰えを防いで、要介護にならない
よう努めましょうということですよね。
それなら、散歩やウオーキングなど歩くことが一番でしょう。

そうはいっても、毎日毎日コロナの報道です。
「過去最多」と聞かされれば、外に出るのは危ないような
気がしてしきます。
でもですね、閉じこもってばかりもいられません。

いつもと違う風景でリフレッシュも大切と、自分に言い訳しながら
所沢航空公園にでかけました。数日前です。

夕方近くになりかかっていました。
イチョウの黄色い木立が見えています。赤く色づいた木も
ありました。




まだ、日本庭園の紅葉が残っているかもしれません。
ゆっくりと庭園内に入っていきました。





つくばいです。心が穏やかになってきます。



庭園内の散策路のもみじなどは、まだまだきれいな色を見せていました。











池は静かに木立を映しています。









つわぶきや孟宗竹が和の風情を醸し出しています。
高齢者であればなおさら、ほっとする時間や場が必要だと思うのですがー。





日本庭園の隣はロウバイ園です。
ロウバイがきれいに黄葉になっています。
近寄ってみると、どうやらつぼみのようです。









年が明ければ、ロウバイの花と香りが楽しめる時期です。
自然を楽しむことが出来ることは、幸せです。








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