ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

琉球朝顔とアサガオの折り紙

2021-08-31 | 日記

アサガオというと、子どもの頃、小学校の夏休みの宿題として、

観察日記があったような気がします。

きちんと栽培して、絵日記にしたかどうか覚えていませんが、

ふるさとが思い出され、なつかしくなります。

 

これはどこにでも咲いているヒルガオです。

 

ところで、私たちが育てるアサガオは、分類からすると、

「ヒルガオ科サツマイモ属」に入ります。

アサガオ・ヒルガオ・ヨルガオなどつる性の同種の花

をくくる分類名が、ヒルガオ科。

なぜ全体が「ヒルガオ」科という名称なのか、

ちょっと興味をそそられます。

学名は「Convolvulaceae」だそうですが、果たして

どういう意味でしょうか。

(※ユウガオはウリ科で、ヒルガオ科ではありません。)

 

アサガオは、奈良時代に中国から渡来したと言われ、

当初は薬用植物だったようです。

一方、ヒルガオのほうは当時、すでに日本に自生していた

ようです。

 

アサガオは、江戸時代になって様々な改良種がつくられ、

広まったようです。いわば園芸種ですね。

そうしたことと関係があるんでしょうか。

専門的には、よくわかりません。

 

もう一つ、おやっと思ったのが「サツマイモ属」ということです。

つまりアサガオは、サツマイモの仲間ということです。

苗を見たことがないんですが、サツマイモもつる性ですね。

サツマイモが、日本に入ってきたのは江戸時代。

中国から琉球をへて薩摩ということでしたね。

サツマイモの原産地は「熱帯アメリカ」といわれます。

それも紀元前あたりは栽培されていたらしいですから驚きです。

ヒルガオ科の花・植物は、もとをたどっていけば熱帯アメリカに

たどりつくのかもしれません。

 

アサガオの中でも、ひときわ目立つのがオーシャンブルーの

琉球朝顔(ノアサガオ)。沖縄に生息するアサガオです。

よく伸びて強いところから、グリーンカーテンとしても

人気のアサガオなんだそうです。花も大きいです。

上の2枚の写真は、だいぶ以前に撮ったもので、

通りのお宅に植えられ、「カーテン」になっていたものです。

今も青々としています。

 

ヒマに飽かせて、折り紙でアサガオを折ってみました。

葉っぱ、つぼみ、花。

パーツがやっと完成しましたので、全体を組み合わせてみました。

あたりはそろそろ秋の気配です。

ぎりぎりで、夏休みの宿題を完成させた気分です(笑)。

 

 

 

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少しづつですが秋を感じます ~牧野記念庭園:キツネノカミソリ、フユサンゴ、ロウバイなど~

2021-08-27 | 公園・庭園・名所

牧野記念庭園の続きです。

ここは牧野富太郎博士の居所があったところで、博士の歿後

1958年(昭和33年)に開園された庭園です。

300種類以上の草木類が生育しているそうです。

 

今の時期は花が少ないのですが、キツネノカミソリが庭園内の

あちらこちらに顔を出し、ちょうど見頃になっていました。

 

キンミズヒキの黄色い小さな花が咲き出していました。

キンミズヒキはバラ科で、タデ科のミズヒキやギンミズヒキとは

別種です。

残念ながら、ミズヒキやギンミズヒキのほうは、

うまく写真に撮れませんでした。

 

 

その他目にした花は、定番のヤブラン、

そしてタイワンニンジンボクです。

 

ところが、花に代わって見られたものが草木類の実です。

これはフユサンゴです。

オレンジ色です。だいぶ熟してきているようです。

 

ヤマシャクヤクの実がはじけていました.

派手な色ですが、あるはずの黒い種は飛んでしまったのでしょうか。

 

オトギリソウと名札が出ていました。

上の3枚目の写真のように、オトギリソウの花は黄色です

(東京都薬用植物園で撮ったものです)。

赤い実をつけるそうです。

今回撮った写真は、熟してきて茶色っぽくなってきたということで

しょうか。間違って撮ってしまったのではないと思うのですがー。

 

1枚目の写真は、ロウバイの実です。

この中に種がつまっているようです。

2枚目の写真(所沢航空公園)のような清楚な感じの花が

こんな枯れたような実になっていくとは、とても信じられません。

 

ムラサキシキブの実のようです。

 

アブラチャンと名札が出ていました。

一見おもしろい名前ですが、油の混合物といった

ごく普通の意味らしいです。

 

イイギリの実です。だいぶ高い枝についていますので、

良く見えませんが、熟しているようです。

 

定番のヤブミョウガですが、青黒い実がついていました。

白っぽい実が熟すと、こうなるようです。

 

このところ、蒸し暑い日がつづいていますが、草木の実を

見ていると、ほんの少しですが、秋の気配を感じます。

自然の移ろいは、気づかないうちに進んでいくようです。

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エゾノウワミズザクラとキマダラカメムシの幼虫 ~牧野記念庭園~

2021-08-24 | 公園・庭園・名所

数日前、牧野記念庭園に行ってみました。

ここは山野草中心の庭園です。

今の時期、花はそう多くないはずです。しかし、何かしら

見られるだろうぐらいの気持ちで訪ねました。

 

この日は裏門から入るようになっていたので、垣根にそって

ぐるっと裏門の出入口に向かうと、垣根のへりにキツネノカミソリ

と思われる花が顔を出していました。

雄しべが長い感じですので、もしかしてこれは、オオキツネノカミソリ

のほうかもしれません。

でも、残念ながら見頃が過ぎているようです。

果たして園内のキツネノカミソリはどうなっているのか、

ちょっと心配になりました。

 

裏門を入ると、すぐそばに背の低い木がありました。

何気なく葉っぱを見ると、カメムシのような虫が張り付いています。

けっこうきれいな模様の虫です。

木の根元の札には、エゾノウワミズザクラという名前がでています。

その時は調べられませんでしたので、家に戻ってから、桜と虫を

検索してみました。

 

         

まず桜の方ですが、森林総合研究所のHPを見ると、

このエゾノウワミズザクラというのは、もともと

北海道に自生している桜で、本州では青森以外には見ることが

できない桜のようです。

希少種の桜だったんですね。よく見るソメイヨシノなどとは

花の感じが異なっています。

絶滅危惧種にはなっていないようですが、保全活動を必要

としているようで、心配ですね。

そうとは知らず、他にこの木の写真を撮りませんでしたので、

上のサイトから写真をお借りしました。

 

ところでカメムシですが、これはキマダラカメムシという

のだそうです。

ネット検索をしてみましたら、NHKのNHK首都圏ナビに、

この虫について解説記事が出ていました。

それによると、これは外来種のカメムシで、日本では、

何と1770年代(江戸時代)に、長崎の出島で発見された

という記録があるそうです。

その後九州で分布が拡大し、次第に北上。

東京では、2008年に小平で発見されているそうです。

おそらく、今や全国に分布しているのでしょう。

特に害虫というわけではなさそうです。

 

キマダラカメムシは、脱皮のたびに姿が一変するカメムシで、

サクラなど広葉樹の樹液を吸って生きているそうです。

私が撮った写真は、脱皮を繰り返している途中の「老熟幼虫」

らしいです。

成虫はとてもきれいとは言えませんが、幼虫は大型で美しいですね。

 

今回は、長々と説明ばかり書いてしまいました。

牧野記念庭園の園内の草木の状況については、次回ご紹介します。

(続く)

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まさかの出会い ~地域散歩:オシロイバナ、ゼフィランサス、キクイモなど~

2021-08-20 | 散歩

雨が続いていましたが、一転して晴れ上がり、

また暑さが戻ってきました。

こうなってみると、雨の方がよかったかなと思って

しまいます。身勝手もいいところです。

 

散歩に出ました。

通りから少し入ったところにある花壇を見やると、

いつも花の手入れをしておられる女性の方が

いらっしゃいます。

近づいていき、日頃断りもなく勝手に写真を撮って

いることをお詫びすると、優しく、穏やかな口調で、

「いつも写真を撮ってくださってありがとうございます」

と言葉が返ってきました。

礼を失しているのは私のほうです。

恥ずかしい思いがしました。

 

もう少し先の花壇に行こうと歩いていくと、まさかです。

リハ施設で時折一緒だった方がこちらに向かってきます。

その方は、リハをしばらく休まれていたので、

会うのは2年ぶりかもしれません。

どうしておられるかずっと気になっていました。

お声をかけると、実にお元気そうです。

本当にうれしい出会いでした。

 

少し撮った写真を紹介します。

フウチョウソウが見事に咲いています。

日頃の手入れの賜物と思います。

 

オシロイバナです。紅・黄・白、それらの色が

うっすらと混じりあった花まであります。

しかも同じ株に混在しているようです。

本当に不思議です。

 

ゼフィランサスです。

上から、タマスダレ(白)、たぶんサフランモドキ(ピンク)、

シトリナ(黄)です。同じ仲間です。

 

ずいぶんと背丈が高い百日草(ジニア)です。

 

定番のケイトウです。花の形が印象的な花です。

 

野生種のキクイモと思います。

ちょっと見には、ヒマワリのようです。

 

だいぶ色あせていますが、ツルボのように見えます。

 

トサミズキの実です。

このあとどうなっていくのか気になりますが、さてー。

 

今日は「花の力」のおかげで、まさかの出会いがありました。

自然の中で、私も生かされているのかもしれませんね。

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仲間と心を一つに ~シンテッポウユリ、フウチョウソウ、アブチロンなど~

2021-08-16 | 散歩

今年もお盆は、小さな仏壇の前に、牛や馬をつくり、

ささやかに盆飾りをして、父と母を迎えました。

本来の盆提灯は大きくて、狭い室内にはとても飾れません。

そこで、ふと思いついて折り紙でミニ提灯をつくりました。

天国に戻った母は、たぶん今頃、あきれたと愚痴って

いるかもしれません。(お許しあれ)

 

今日の夜(16日・月)は、京都では五山送り火が行われました。

NHK(BS)の中継がありました。

昨年同様点火個所を縮小して実施されたのだそうです。

写真は鳥居形のものです。

 

菩提寺から送られてくる宗派の冊子には、お盆の背景には

「あの世から帰ってきたご先祖さま、そして帰郷した仲間

たちがみんなで一緒に食事をする『共食』の考えがある」

と書かれています。

しかし、コロナのため、帰郷もできず、「仲間」とも会えず、

「共食」もままなりません。

このまま、人と人とのつながりが断ち切られてしまう

ことがないよう、人々が一つになることを願うばかりです。

 

雨の日が続いています。まるで梅雨のようです。

今日(16日)の夕方、ほんの短い時間ですが、雨が止んだのを

見計らって、散歩にでました。

目にした花や実を、ささっとカメラで撮りました。

 

この花はなんでしょうか。近くにシザンサス

という立て札がありましたが、この花のものか

はっきりしませんでした。

 

ちょっと咲く時期が早い気もしますが、ユリオプスデージー

のような感じです。

 

これはシンテッポウユリだと思います。

あちこち通り沿いに咲いていましたが、ほぼ終わりかけでした。

 

タマスダレが咲きかけているようです。

 

フウチョウソウですね。一風変わった花の姿で、

優美な感じがします。

 

八重咲ですが、酔芙蓉ではなく、芙蓉のほうでしょうか。

 

赤いムクゲの花ですね。

 

ハナトラノオです。空き地のようなところに、

たくさん咲いていました。

 

前回も載せたヤナギハナガサです。

名前が分かりませんが、昆虫がヤナギハナガサの花に

引き寄せられていました。

 

よく見かけるムラサキツユクサです。

 

アブチロンが咲き出していました。

 

上はカリンの実、下はサザンカの実です。

だいぶ大きくなりました。

 

サルスベリにできた実ですが、いずれ茶色くなって

はじけるんでしょうか。

 

天気が回復したら、もう少し遠くに行ってみたいです。

注意は必要ですがワクチンの2回接種も終わってますし、

体力づくりにも努めないといけないですからー。

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小さな感動 ~ヤナギバルイラソウ タカサゴユリ ユズ ナナカマドなど~

2021-08-11 | 散歩

オリンピックはあっという間に終わった感じです。

しかし私には、閉会式で流れた「オリンピックマーチ」の

曲が今もうれしく心に響いています。

 

それは各国の国旗が入場したときのことでした。

福島出身の古関裕而さん作曲の「オリンピックマーチ」の曲が

流れました。

オリンピックマーチは、7月24日のブログで紹介した古関裕而

さんが作曲した曲です。

昨年オリンピックが行われていれば、NHKの朝ドラ「エール」

が、さらにオリンピックを盛り上げていたはずでした。

でも私は、過ぎたことを残念がるよりも、「福島」が

オリンピックの「感動」の歴史の中にあることを誇りに思います。

それが、ソプラニスタ岡本知高さんの、魂を揺り動かすような

オリンピック賛歌の歌声に表れていたと思うのです。

(オリンピックの写真はNHKのサイトから使わせていただきました。)

 

撮りためていた地域の花や実を、今回もご紹介します。

これはインパチェンスと思います。

夏ごろからずっと咲き続けますね。

 

ヤナギバルイラソウ。外国から入ってきて定着した

いわゆる帰化植物です。

紫色の可愛い花ですが、繁殖力が強いそうです。

 

ヤナギハナガサ。これも帰化植物です。

 

赤っぽい筋が入っていますので、タカサゴユリだそうです。

シンテッポウユリかと思いましたが、お花のブログが楽しい

サザンカさんが教えてくださいました。

 

シンテッポウユリは、テッポウユリとタカサゴユリの交配種

とか。それで見分けるのが難しいんですね。

シンテッポウユリとテッポウユリとの違いについては

手持ちの図鑑には、「シンテッポウユリは葉が披針形で

斜上するが、テッポウユリは葉の幅が広く、それほど

斜上しない」と出ていました。

名前調べも楽しみのうちですね。

 

定番のキョウチクトウです。

夏を代表する植物ですが、有毒植物です。

 

サルスベリは青空に力強く咲いています。

青空とサルスベリ、大好きです。

 

シマトネリコのようです。

遠くから見ると、雲のようにふわふわとふくれあがっていました。

 

これはユズだと思っています。

この木は公園の木なんですが、いつのまにか

実がほとんどなくなっていました。

食べられたのか、落ちたのか?

 

こちらは、ナナカマドの実です。

黄色くなってきています。

秋の紅葉時が楽しみです。

 

自然の移ろい。毎年のことですが、小さな感動です。

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「楽しむ」は豊かで、温かい言葉 ~花散歩:ニオイバンマツリ ルリマツリ フヨウなど~

2021-08-08 | 散歩

オリンピックは、今日(8日)が閉会式となりました。

あっという間でした。

昨日もテレビでオリンピックをを見ていました。

女子新体操のウズベキスタンチーム5人が、

何とセーラームーンのような衣装で演技。

曲も、セーラームーンの曲とか。

あっという間に、SNSで話題に。

 

「美少女戦士セーラームーン」は、

1992年から5年間にわたって

テレビ朝日で放送されたアニメ。

確か、決めのセリフは「月に代わっておしおきよ!」

何となく覚えています。

 

ウズベキスタンチームは、自分たちが演技を楽しむ

だけでなく、演技を見ている多くの視聴者に、

楽しさを味わわせてくれたのですね。

 

とにかく暑いですし、またまた不要不急の外出自粛

の要請です。

ということは、散歩しながら花を楽しむのが一番。

これはニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)。

花の色が紫から白にかわっていくナス科の植物。

「蕃」は外国、「茉莉」はジャスミン。

つまり、外国から来た、いい香りのするジャスミン

のような花といういうな意味のようです。

 

ハナトラノオです。シソ科です。

夏中咲いているようです。

サルビアもシソ科ですが、そういえば、花の様子が

何となく似ています。

 

夏から秋にかけて咲いている定番の花、キバナコスモス。

黄色、赤のコスモスの育種は日本で行われたものです。

 

ルリマツリではないでしょうか。

漢字で瑠璃茉莉。こちらはイソマツ科の植物です。

瑠璃色のジャスミンのような花という意味ですね。

この花も夏から秋にかけて咲いています。

青、白の花が涼しさを感じさせてくれます。

 

フヨウも夏から秋にかけて目を楽しませてくれる

花です。大きな花ですが、一日花です。

 

通りを歩いていると、今年たくさんのアガパンサスを

見事に咲かせたお宅の方に出会いました。

その方から、「いつもきれいといって見てくれますね。

よかったら、切り花にして差し上げようかと思って

いたんですよ。」とお声がー。

こちらとしては、散歩をしながら、きれいな花を見ては

勝手に写真を撮っているだけです。

そのお心遣いに、恐縮してしまいました。

 

「花を楽しむ」というのは、花をつくる人の心が

満ち足りるだけでなく、見る人にも心が満ち足りるもの

感じさせることなんですね。

広く、豊かで、温かい言葉、それが「楽しむ」ことと

思いました。

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ドリアンみたいなホウノキの実 ~昭和記念公園の花と実~

2021-08-04 | 公園・庭園・名所

オリンピックのテレビ放送。ときどき見ています。

3日に行われた「水泳の板飛び込み」決勝。

日本からは寺内健選手(40才)。オリンピックは6回目の出場。

決勝の12人の選手は10代から30代。多くは20代。

40代は、寺内選手ただひとり。結果は最下位の12位。

ところが、寺内選手の最終演技が終わると、

場内の各国選手と関係者が一斉に拍手。

スタンディングオベーションです。

そして、各選手からのハグ。

寺内選手への長年の出場に対する敬意なのでしょう。

感動のシーンでした。

これが、お互いを讃え合うスポーツの心なんですね。

 

先日、久しぶりに昭和記念公園に行きました。

とにかく暑いの一言につきます。

ふくれあがる雲が余計に暑さを感じさせます。

 

子どもたちが、木の根元のセミの抜け殻をみつけて、

貼りつけていました。ちょっとしたアートです。

セミの抜け殻というのは、何か上着を一枚脱いだような

感じがします。

自然とは本当に不思議です。

 

園内のプールでは水遊びする子どもたちの大歓声です。

写真ではシーンとした雰囲気ですが、休憩タイムだからなんです。

休憩終了の合図とともに、再び子どもたちのはしゃぎ声が

鳴り響いてきました。

 

今公園のメインは、ヒマワリ。

これは、サンフィニティ。背丈が低い品種です。

黄色の花が鮮やかに風になびいていました。

 

すぐそばのダリアの庭。皇帝ダリアのようです。

まだ弱弱しい感じですが、威厳をもって咲き誇るのは

これからです。

 

クサキョウチクトウと紹介されています。

フロックス(別名オイランソウ)です。

 

野生のラン、サギソウが涼やかに咲いていました。

確かに鷺の姿をしています。

今、サギソウは自生地がほとんどなくなり、栽培で

保護されているようです。準絶滅危惧種です。

 

以前見たカシワバアジサイが、まだ頑張っていました。

 

まるでドリアンみたいですが、ホウノキの実なんです。

確か20センチくらいあったような気がしました。

こんなに大きな実だったとは驚きです。

たぶん花も大きかったんでしょう。見損なっていました。

 

帰路、ゲートを出ると、フェンス際にノウゼンカズラの花が一輪。

やや寂しげです。

「また来てね」、と言っているようでした。

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