ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

新潟散歩 ~瀬波温泉で~

2014-05-31 | 旅行
一度は行ってみたいと思っていました。夕日がきれいだという新潟の瀬波温泉です。
カメラを手に、今か今かと陽の沈むのを待っていたのですが、結果はご覧のとおり。

      

数日来、うす雲がかかって、夕日を見ることができない日が続いていたとのこと。
せめて、こんな程度の夕焼けぐらい見られるだろうと期待していたのですがー。

      

実はこれ、翌日の帰りの高速道路から見た夕焼けなんです。残念

せっかく遠路はるばる行くわけですから、せめてホテルのロビーに「本日の夕日の状況」を
貼り出すとか、夕日が見られないときはビデオ上映をするとか、何かサービスがあっても
いいんじゃないでしょうか。

ぶつぶつ、つぶやいてみたんですが、無駄な抵抗でございました

新潟の飯豊連峰、そして阿賀野川。実に雄大でのびやかですね。

      

      

普段都会のビルに囲まれてると、こうした風景があくせくした自分を解放してくれる
ようで、やすらぎを覚えます。

ちょうど見頃の山桜も、いたるところで枝一杯に花をつけ、心を休ませてくれました。
ちょっとしたことでも感動を味わうには、心のゆとりが必要なんですね。

      

次回以降、新潟の風情を紹介したいと思います。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京散歩 ~隅田川そしてスカイツリー~

2014-05-25 | 公園・庭園・名所
久しぶりに隅田川のあたりを散策してみました。

       

厩橋までいくのに、都営地下鉄を利用したのですが、例によって東京都の
はからいでしょうか、復興支援を訴える福島県と宮城県のポスターが貼り出
されていました。

       

       

比べてみると、福島県のポスターはずいぶんとおとなしいですね。もっと
力強くいこうよ、ふくしま!!

電車をおりて、ぶらぶら川べりを歩いていると、吾妻橋付近で水上バイクの
競技会が行われていました。空中回転などの技を競っているようです。
ほほうー。

       

ちょっと暑かったので、あの有名なビヤホールで一休み。
例のビルですが、屋上のデコレーションはどうしても泡にはみえないんですがー。
すみませーん

               

ビヤホールのスタッフに道を尋ねましたら、わざわざパソコンから地図を印刷して
くださって、スカイツリーへの行き方を説明してくれました。

「橋をわたって右ですが、わからなかったら、交番で聞いてくださいね」

親切ですこと。もっとも初めて東京に出てきた田舎のおっさんに見えたということは
間違いないようです。

とにもかくにも、スカイツリー目指してよたよたと、短い脚を精一杯もちあげて
歩いていましたら、何ということでしょう。これは噂に聞く水陸両用車ではありませんか。

       

今日はついてると、何の関係もない喜びを味わいながら、スカイツリーを
訪れたのでした。

スカイツリーは、開業2周年にして依然として人・人・人。
そこで、展望台を目指すなど無謀なことはせず、もっぱらあまたあるお店をのぞいて
帰ってまりました。

一応地域の振興に貢献したのではないかと思うのですが、次に行くときはアクセスを
十分調べてから行くようにいたします

                





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京散歩 ~旧古河庭園ー洋の心・和の心~

2014-05-24 | 公園・庭園・名所
今、バラが見頃です。そんなわけで、旧古河庭園に行ってきました。

              

どうやら同じように考える人が多いようで、バラのある洋風庭園は
特に満員。そういうわけで、少しずつ前へ、前へ。

      

全体としてばらの数はそう多くはないのですが、でも素敵でした。

     

     

庭園にある洋館は石造りで、元は「陸奥宗光」の邸宅なんだそうです。
明治期の建物なのでしょう。庭園のばらと古風な洋館が醸し出す雰囲気は
時代をしのばせます。

     

洋風庭園を下ったところに、日本庭園がありました。こちらのほうは
ちょっと人が少ないので、ゆっくり歩くことができます。

灯篭と池の風情はいいですね。それに茶室でしょうか。松もいい枝振りです。

     

     

     

日本庭園といえば、滝。パンフレットに10数メートルの「大滝」とありました
ので、期待しましたが、節水中でしょうか、ひょろひょろと水が流れおちて
おりました。
 
              

洋と和の融合した庭園。それぞれ作庭者は片やイギリス人、片や京都の庭師と
異なっていますが、どのように思いを一つにして、作り上げたたのでしょうか。

お互いの美を認めながら、それぞれが力量をいかんなく発揮する。
心がそろうときに、素晴らしい仕事になる。そう感じさせてくれる
旧古河庭園でした。

     






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茨城散歩 ~ひたち海浜公園: シラーはひっそりと~

2014-05-18 | 公園・庭園・名所
ネモフィラの花畑は公園の風景に見事にとけこんでいました。

     

公園内は池や噴水できれいに整備されています。かなりの広さです
ので、散策するというより、ちょっとしたウオーキングになります。

      

     

     

ネモフィラばかりに目がいきがちですが、こんな黄色い花も
咲いていました。
「カルフォルニアデージー」。日本名では「つまじろひなぎく」と
ありました。

     

カタカナは覚えやすいですが、日本名のほうは花の趣を伝えていて
味わいのある言葉ですね。アップで見ると、確かに可愛い感じが
します。花のアップは公園のHPで見ることができます。

ネモフィラの咲いている見晴らしの丘の手前には、こんな可憐な
花も咲いていました。名前は「ズミ」。バラ科。
リンゴもその仲間のようです。

     


カフェ(レイクサイドカフェ)の近くの木道に沿ってひっそりと
咲いている紫色の花を見つけました。

白い花の間に顔をのぞかせている小さな花です。
「シラー」だそうです。

     

カフェのご主人によると、「自生しているもののように見えますが、
ボランティアの方がいろいろな花を植えているうちに、その土に
合ったものがいつの間にか少しずつ広がっているようです」
とのこと。

つい見落としてしまいがちですが、ズミもシラーも立派に公園の主役を
務めている花なんですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茨城散歩 ~ひたち海浜公園 ネモフィラの花畑~ 

2014-05-17 | 公園・庭園・名所
ひたちなか市の海浜公園は、四季折々の花を楽しむことが
できることでよく知られています。

「ライトブルーの可憐な花と空と海が織りなすパノラマシーンは
圧巻です」とのうたい文句に誘われて、5月の休日に行って
みました。

確かにそうです。

      

皆さんとにかく丘のてっぺんをめざしてひたすら歩いて行きます。
もちろん私もその行進に加わったわけです。

      

「海とのコントラスト」はうまく撮れなかったのですが、
それでもはるか向こうに太平洋がチラリ。

      

松とのコントラストはこんな具合でした。

              

丘の上からぐるりとネモフィラの花畑を堪能させていただきました。

      

ネモフィラは背丈の低い、小さな可憐な花で、1年草ですが、なんと
その花言葉は、「どこでも成功」「「華麗なる成功」「荘厳」『私は
あなたを許す」・・と、なかなかのものです。

ネモフィラのどこにそんなパワーがー。おぬしやるのぉ

     
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京散歩 ~国立博物館の栄西と建仁寺展~

2014-05-11 | 公園・庭園・名所
上野公園の国立博物館で開催されている「栄西と建仁寺」展を
見に行ってきました。

       

交通機関にたまたま都営地下鉄を使ったのですが、車内にこんな
ポスターが貼り出されていました。

      


以前訪れた福島のアンテナショップ、日本橋ふくしま館のTさんが
「東京都が、都営地下鉄に福島のポスターを貼り出すのに協力して
くれているそうです」と言っていたのを思い出しました。
今回もそうかもしれません。東京都に感謝です。

ところで、肝心の特別展ですが、展示品は、たとえば次のポスターに
あるようなものです。博物館のホームページに丁寧な紹介が出ています。

      

私たち日本人は、とかく日本の文化にうといといわれますが、来場者
を見ていると、学校では機会がなかっただけで、本当は学びたいという人が
たくさんいるように感じました。

特別展に関連して、常設展にこんな素晴らしい屏風画が展示されて
いました。

まずは、尾形光琳の風神雷神図です。

     

これは、特別展にたくさん出品されていた海北友松筆の屏風画です。

      
     

さすが国立の博物館です。

帰りに、本館前の中庭にユリノキの大木があるのに気づきました。
よくみると、たくさんの花をつけています。ユリノキは別名を
チューリップツリーというんだそうですが、初めてその花を目にしました。

ユリノキの花は、日本文化にやや身構えていた私にほっとしたものを
感じさせてくれました。

    







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセー ~今年も竹の子は頑張ってます~

2014-05-11 | 日記
ブログをはじめて1年をこえました。多くの方のブログのように
こまめにとはいきませんが、それでも我ながら何とか続けてきました。

最初にブログにとりあげたのが、地域に生えている竹でした。

その竹の子は、いつものことですといわんばかりに、今年も
あちらこちらに顔を出しています。

            

あれよあれよという間に、立派な竹になるのも、これまたいつもの
とおりです。

            

何があろうと初心貫徹、泰然自若。そんなあり方・生き方が
できればいいんですがー。
あいかわらず、引きずってます。

竹つながりで思い浮かんだのが、兵庫県の天空の城、竹田城
天の啓示を受けに訪問して見ようかとも思いますが、歩くのが
しんどそう。

ありのままに暮らして行くしかないようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

那須高原散歩 ~ステンドグラス美術館~

2014-05-02 | 旅行
先月、久しぶりに那須高原を訪れました。

まずはステンドグラス美術館です。教会と一体になっていますので、
一層荘厳な雰囲気が漂っていました。

     
     

教会というのは、やわらかな光の中に、独特の明るさがあり、確かに
心が休まるのを感じます。
訪問した際もパイプオルガンの演奏があり、その重厚な響きの中で、
クリスチャンではない私も思わず胸の前に手を組んでいました。

             

工芸作品といってしまえば作品ですが、そこにある「祈り」や「想い」が
心を揺り動かすのでしょうか。    

       
       

ちょうど結婚式があり、若い二人が幸せをかみしめているようでした。
ある牧師さんの言葉を思い出しました。
「結婚してすぐに夫婦になるのではない、一生をかけて夫婦になっていくのです」

             

神様の祝福がありますように。

             

傍らに自分の感動を聞いてくれる人がいること、受け止めてくれる人がいること。
それが幸せのような気がしてなりません。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする