ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

エッセー ~カメラで散歩 この1年~

2014-12-30 | 日記
今年は午年でした。

       

この1年、カメラを手に、あちらこちら目についたものや
風景をパチリ。あまり上達しませんでしたがー。
皆様にはブログを見ていただいてありがとうございました。       

印象的だった花は、やはり曼珠沙華でした。燃え立つような
赤は、他の花には見られない赤のように思うんです。

       

ネモフィラの花畑は、何かしら気持ちがすがすがしくなるような
柔らかで温かい花畑でした。

              

生き物を撮るのは難しいですね。新潟の「笹川流れ」で、
「おいちゃんと撮れよ」と言わんばかりだったカモメ。

       

最後に、我ながら偶然撮れたのがこの清瀬のヒマワリ。
二匹の虫が目のようになっていました。 

             

新しい年もぶらーっと、散歩したいと思います。
どうぞよいお年を
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エッセー ~ 白鳥~

2014-12-29 | 日記
冬になると、遠くシベリアから越冬のため、日本各地に
渡ってくるハクチョウ。

         
        
福島の阿武隈川。この地域では、餌付け等により一時飛来数は相当数に
増えました。
しかし、数年前から鳥インフルエンザの問題が生じ、毎日のように
なされていた餌付けが行われなくなると、飛来する白鳥の数は
みるみる減ってしまいました。

                

それでも、この冬もハクチョウはやってきました。
毎日どこかで餌をさがしては、来春の移動に備えて体をつくって
いるのでしょう。

         

厳しい環境の中で自らの命を育むハクチョウ。そうしたハクチョウの
姿の中に自然の営みを感じ取って生きる人々。

         

命は大切です。それは今を生きる一人ひとりの命であるということを
忘れないでほしい。そう願うのです。




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冬のイルミネーション ~立川・武蔵境・三鷹・吉祥寺~

2014-12-28 | まつり・イベント
中央線沿線の各駅に途中下車。それぞれの駅前のイルミネーション
を見てきました。
          
何百万球というイルミネーションには到底かないませんが、小さな
飾りが駅前広場などで頑張っていました。

まずは立川駅。どちらかというとモノレールの立川北駅のほうが
ちかいかもしれません。最近の乗降客の多さには目を見張ります。

           

           

           


武蔵境駅です。駅名がどーんと表示され、そしてかわいらしい
トナカイなども飾られていました。
          
           

           

           

三鷹駅です。こじんまりと。でも“ここは三鷹だぞ”と主張して
る感じです。

           

           

           


若者にに人気の吉祥寺駅です。もっと飾られているのかと思いましたが
意外に少ない感じでした。あるいはクリスマスを過ぎていましたので、
縮小してしまったのかもしれません。                    
アーケードの飾りがきれいでした。

           

           

寒空の中、どの街も、地域おこしに懸命でした。
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日本の城 9 ~会津若松城~

2014-12-28 | 旅行
会津若松城は、別名鶴ヶ城と言われます。会津藩の悲劇を刻んだ城です。

         

城自体は「会津若松観光ナビ」のHPによれば、今から630年前の南北朝
時代に、葦名氏によって築城されたのが始まりとされます。
城は、悲劇のうちに1874年(明治7年)に廃城となりましたが、
1965年(昭和40年)に再建されています。
         
         

         

         

会津若松城といえば、戊辰戦争における新政府軍との戦いの中で、
飯盛山で自刃した白虎隊(市中二番隊:16歳~17歳の少年隊士20名)
の悲劇は誰もがご存知のことと思います。

         

         

しかし、その苦難の歴史は、戊辰戦争後も続きます。
読売新聞の日曜版「よみほっと」(2014年10月26日)には、
「ここは戦場なるぞ、会津の国辱雪(そそ)ぐまでは戦場なるぞ」との見出し
のもとに、青森の下北半島の斗南藩に移住させられた会津藩士たちの過酷な
生活についての記事が載っていました。
記事の書き出しにはこう書かれています。

  「『朝敵』『逆賊』。明治維新に際し、戊申戦争に敗れた会津藩は
   このような汚名を着せられ、藩領を没収された。」

会津藩士たちの一部はまた、北海道の余市にも移住しており、苦難と生活苦
の中、リンゴ栽培を成功させています。

この会津藩士の苦難の物語は、余市町のHPに紹介されています。

   余市でおこったこんな話(その17:『リンゴ』の巻)
   他の自治体について(会津と余市町の歴史)

これは、NHKの朝ドラで話題になっている「マッサン」の物語(竹鶴政孝氏と
リタさんの物語)にかかわる余市のリンゴの話です。
ちなみに、小説「リタとマッサン」植松三十里(集英社文庫)にも取り上げら
れています。

   「漁師たちは鰊漁で景気がいい。そのために幕末の戦争に負けて、
    身ひとつで移住してきた農家を、いまだに軽んじる。売れない
    林檎などを作って何になるかと、あざけるのだ。
    そんな状況だけに、今度の買い上げには、農家は大喜びだった。」
    (P259)    

なお、戊辰戦争で敗れた会津藩士の山川浩(斗南藩権大参事)、
佐川官兵衛(鬼の官兵衛)は、西南戦争に参加し西郷隆盛率いる薩摩軍
と戦っています。

会津若松市は、NHKの大河ドラマ:八重の桜で全国に知られました。
それを生かそうということでしょう、鶴ヶ城では、「おもてなし武将」
の方がボランティアガイドを務めておられました。

        

「がんばれ、会津若松」  そう叫ばずにはいられません。
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冬のイルミネーション ~西武園ゆうえんち~

2014-12-22 | まつり・イベント
最寄りの西武園駅から暗い坂道を登りだすと、やがて目指すきらめき
が見えてきました。
西武園ゆうえんちの光のページェントです。「イルミージュ」と呼ぶん
だそうです。

         

メインのステージは、おおさすがです。一面の光の海です。

         

         

ぐるり周囲を見渡せば、ここかしこが光かがやいています。

         

         
         
遠くに観覧車も、夜空にオレンジ色のの輪を浮かべています。

         

         

これって、キティちゃんですね。このエリアでは、小さな子ども
たちが、よろこんでかけ回っていました。もっとも、大人たちも
結構たのしそうでしたがー。

         

         

若いカップルには、やはりロマンチックなクリスマスツリーの
階段がお似合いのようです。

         

イルミネーションの前で寒いなんていうようでは、ちょっと
歳なんですねぇ。でも、寒いのは寒い

         

         


         
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冬のイルミネーション ~新橋・汐留~

2014-12-13 | まつり・イベント
東京新橋でもイルミネーションは輝いています。
おじさん族が、勤め帰りにちょっと一杯。テレビのインタビュー
にごきげんで登場する場所がJRの新橋駅前。

広場のSLも日頃と違って電飾のお化粧。

                  


音楽にあわせてイルミの模様も変わります。

         

         

汐留の複合ビル、カレッタ。劇団四季などが入っているビルです。
ここのイルミネーションは、さながら音楽ショー。

         

若い方々から「おおっ!」という声がー。

         

         

         

隣の汐留シティセンターでも素敵なイルミネーション。

         

         

皆さん、アーチをそれぞれに潜り抜けていきます。

         

                         

ふとビルの上から街を見下ろすと、きらめく夜景が。
壮大なるイルミネーションと思うのですが、この時期は
ノーベル賞のLEDライトに主役をゆずるしかないようです。

           
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大分散歩 ~由布院温泉~

2014-12-11 | 旅行
先月下旬、まだ紅葉の残る大分の由布院温泉を訪れました。所在地は、由布市湯布院町。

         

JRの駅名や町名は湯布院なのに、温泉名は由布院。観光協会名も由布院温泉観光協会。
ややこしいですね。
由布市は、2005年(平成17年)に湯布院町・庄内町・挟間町の3町合併で誕生した市
なんだそうです。「湯布院」のほうが温泉に結びついてイメージとしてはいいかもしれません。

九州の温泉の中でも、今や由布院温泉は人気スポット。しゃれたお店がならび、
小さな博物館・美術館などもあり、私の印象では、軽井沢と那須をミックスして、
コンパクトにした町といったところ。

         

         

         

         
       
由布院温泉は、由布岳(標高1584㍍)の麓にあり、

         

大分川の源流となる金鱗湖という湖?(池)は、由布岳とコラボして素敵な
風景を醸し出しています。

         

                

大分川は水が澄んでいて、夏にはホタルも見られるとか。

         

                

「民芸村」もつくられています。

         

町で働く人の姿の中に、様々な苦労や思いを感じました。

         

         

         
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宮崎散歩 ~高千穂の夜神楽~

2014-12-10 | 旅行
高千穂町にある高千穂神社の神楽殿で夜神楽を楽しみました。夜神楽とは言っても、
昼に見させていただいたのですがー。

        

        

この「高千穂の夜神楽」は、1978年(昭和53年)に、「民俗芸能:神楽」として
国の重要無形民俗文化財に指定されています。

文化庁のデータベースの解説には、次のように記載されています。

『毎年冬季に高千穂地方の各地区で行なう神楽で、地区の民家で輪番制で神楽宿
 がきめられ、 民家のオモテの間を神庭として神籬を設けて飾りつけ、三十三番
 の神楽を夜通し催している』

高千穂町観光協会の高千穂神楽についての説明を見ると、夜神楽は
「毎年11月中旬から翌年2月上旬にかけて高千穂町内20の集落で夜通し奉納」
される神事とのこと。(「イベント一覧」の「夜神楽」より。)

高千穂神社の神楽殿では、33番の神楽のうち、次の代表的な4番が演じられました。
内容は、天照大神が天岩戸にお隠れになったため、世界が闇となったことを以前のように
取り戻すという有名な国造りの話。

 ①「手力雄(たぢからお)の舞」
 ②「鈿女(うずめ)の舞」
 ③「戸取(ととり)の舞」
 ④「御神体(ごしんたい)の舞」

「手力雄(たぢからお)の舞」は、厳かです。

        

        

「鈿女(うずめ)の舞」は、魅惑的。何と言っても天照大神に「何かしら」と思わせるわけですから。

        

 戸取(ととり)の舞」は、力強く。

        

        

        

「御神体(ごしんたい)の舞」は、笑いに包まれます。

        

        

        

この男女二人の神は、観客席に降りてきて『浮気』をします。
これがなかなかユーモラス。

        

        

この舞は深夜に行われ子どもたちには「見せない」ようにしているとか。
というのは、「和合」の場面があるからなんだそうです。
もちろん?この舞の中でもその場面はありませんでした。

        

神話の世界もなかなかに興味深いものでした


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宮崎散歩 ~高千穂峡~

2014-12-09 | 旅行
全国の名勝地の中でも、有名な高千穂峡を歩いてみました。
これも先月下旬のことです。

       

高千穂峡は、観光案内(高千穂町観光協会)やウイキペディアによると、
9~12万年前頃、阿蘇山の火山活動によって流れ出た火砕流が五箇瀬川沿い
に流れ、冷えて固まり、その後の川の浸食で柱上の崖となったものといわれ
ます。

       

文化庁の「国指定文化財データベース」を見ると、1934年(昭和9年)に
「五箇瀬川峡谷(高千穂峡谷)」が「名勝・天然記念物」として指定されて
います。

高さ平均80㍍の崖が7キロメートルにも及んでいるとのこと。
       
       

       

       

川沿いの散策と軽い気持ちで歩き出しましたら、これが結構の下りや上り。
それもそのはずで、写真スポットという三つの橋が一望できるところから、
橋をみあげてみればご覧のとおり。

       

私の腕では、ちょっとした渓谷のように感じられますが、よく見ていただくと       
かなりの深さがあります。

        

             

ふうふう言いながら、振り返ると見事な滝がー。これが「真名井の滝」かどうか
わかりませんが、それにしても見事です。

       
       
日本の自然は、なかなかですが、じっくり味わうのもそこそこに、次はどこと
せわしなく歩いてしまうのを反省しないと、と思いつつ、やっぱりあくせくして
しまいました。

そうそう忘れてました。高千穂峡散策の「出口?入口?」のところでの記念撮影
の際、神様が出張サービスに見えました。神様も大変ですね。

       

              

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福岡散歩 ~大宰府天満宮~

2014-12-09 | 旅行
先月下旬になりますが、全国約1万2千社の総本宮、大宰府天満宮に
参拝しました。

        

菅原道真公が祀られていることはいうまでもありませんが、道真公が
亡くなられたのは平安時代中期の903年のこと。
2年前に、左大臣藤原時平によって左遷され、この大宰府の太宰権帥
(だざいのごんのそち)となったわけですが、その胸中はさぞ無念なこと
であったでしょう。

社殿は、道真公が亡くなられたところに建てられたそうですが、
現在のものは、江戸時代に再建されたもののようです。

        

ちょうど訪れたときは、まだ紅葉がのこっていました。

        

        

                

境内の「心字池」は静かに水をたたえていました。また橋の脇には
悲運の歴史を物語るように、苔むした木が池に姿をうつしていました。

        

        

神牛、麒麟、鷽の像なども道真公をひっそりと偲んでいるようです。

        

        

        

天満宮の参拝客は年間数百万人とか。この賑わいは、道真公が今日に
もたらしてくれたもの。改めて深く拝礼させていただきました。

        
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福島散歩 ~雪の猪苗代~

2014-12-08 | 旅行
このところの寒波襲来で、福島は一気に冬本番という感じです。
厳しい寒さに身を縮めてしまうのは、暖房に慣れきってしまって
いるからと思いつつも、やっぱり「うー、寒む!」

猪苗代の町並みと猪苗代湖を見やると、早々と冬支度。

                

磐梯山も一瞬朝日に映える山頂を見せてくれましたが、すぐに雪雲に
包まれてしまいました。

              

山裾の木々、これから大勢のスキー客で賑わうことになるスキー場
も、本番に備えて待機中。

       

              

それにしても、まるで墨絵のような世界。自然は様々な美しさを
見せてくれます。

       

猪苗代湖で元気がよいのは、ハクチョウやカモたち。

       

              

人工のハクチョウ? この日は遊覧船はお休みのようでした。
冬の福島も、皆様どうぞよろしくお願いします。

       
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