ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

桜を楽しんで さあ元気をだして ~稲城市・多摩川沿いの桜~

2021-03-28 | 散歩
昨日27日(土曜日)は暖かな日でした。
今日28日(日曜日)の天気は、雨になるという予報も出て
いましたので、散ってしまわないうちに桜を楽しみたい
という人が多かったようです。

私も、稲城市の多摩川沿いの桜を見てきました。
是政橋から稲城大橋の間の土手の桜です。
平坦な土手は、ウオーキングとサイクリングの道路に
なっています。



思ったほどの人出ではありませんでした。
ご夫婦とか若いカップルとかが多いように感じました。











近くに住んでいるという女性の方と、たまたまベンチで
隣り合わせになりました。
「年をとってくると歩くのが段々大変になってくるけど、
自転車は楽ですよ。以前はもっと桜の樹が多かったんですよ。」
と、にっこり。
ご夫婦で、サイクリングの途中のようでした。













高齢シルバーの私は、桜の歌というと、
実は、坂上二郎さんの「学校の先生」という歌を
思い出します。好きな歌なんです。
ご存知でない方も多いかもしれません。

歌い出しは、

 「小さな町の 中学校に
  はじめて来たのは 春のこと
  あれからいくたび 校庭に
  桜の花は 咲いたろう
  教えた子供は 数え切れない」


このあと子どもの思い出が語られていきます。
そして、最後にこんな言葉で締めくくられています。

 「みんな負けるなよ、みんな負けるなよ……と、
  私はそっと呟くだけです。」

花が咲き終えれば、緑の葉が生き生きとしていきます。
さあ、元気を出していきましょう!。


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石神井川の桜と黄色の花たち ~練馬区の石神井川沿いで~

2021-03-24 | 散歩
数日前、私を担当しているケアマネさんの訪問がありました。
私から、最近のリハビリの状況についていろいろ説明し、
一段落したところで、
「いいようですね。『卒業』を目標に頑張って下さいね。」
と励ましてくれました。
いつも元気のいいケアマネさんですが、今回は少し静かな
口調でした。

話し合いが終わりかけた頃、「実はケアマネを辞めることに
しました。」と一言。急なことで、びっくりしました。
3月は異動の時期とはいえ、寂しい気持ちがこみ上げてきました。

桜は、私たちを優しく包み込んでくれる花です。
しかし、喜びの一方で、なぜか切なさを感じます。
なぜなんでしょうか。

昨日(23日)、たぶん3分から5分咲き程度で早いかもしれない
と思いながらも、西武線の練馬高野台駅で降り、石神井川の桜を
見に行きました。ソメイヨシノです。
全体にやはり早かったようですが、それでも、きれいに咲く桜を
写真に収めることができました。









桜を見ながら、森山直太朗さんの「さくら」の歌が浮かんできました。

「さくら さくら 今、咲き誇る
 刹那に散りゆく運命と知って
 さらば友よ 旅立ちの刻 変わらないその想いを 今」

切なさが歌い上げられています。













1本だけある御衣黄(ギョイコウ)も静かに美しさを漂わせて
いました。









春は黄色の花がなぜか多いですね。
これまでも、ロウバイ・サンシュユ・マンサク、福寿草、菜の花等々を
紹介してきました。

今回も、桜の樹のまわりでは、オオキバナカタバミ・レンギョウ・
ヒュウガミズキ・ヤマブキなどの花が、桜を盛り立てるように
咲いていました。
春に黄色い花が多いのは、虫を呼び寄せるためなのだそうです。















黄色い花が虫たちにはどう見えているかわかりませんが、
私たちも元気づけられます。励まされます。
これが、自然なんですね。

石神井川の桜は、たぶん今日あたりから一気に満開になっていく
のではないかと思います。
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枝垂桜が光に浮かび上がって ~府中市:大國魂神社~

2021-03-21 | 日記
府中市に「大國魂神社」があります。
境内に枝垂れ桜があり、ライトアップされている、と散策好きの
友人が教えてくれました。

ブログ記事に困ったときの神頼みではありませんが、それなら
行かねばならぬ、と夕方暗くなるのを待って行ってみました。
これが枝垂れ桜です。

   

大國魂神社とは、「武蔵国」の守り神。由緒のある神社です。
「武蔵国」とは、今の埼玉県と東京都と神奈川県の一部を合わせた
地域で、7世紀後半、あの大化の改新で有名な天智天皇の時代に
整備された国(律令国家)です。大国です。
その役所が置かれたところが国府。
今でいえば県庁所在地でしょうか。
それが今の府中市ということになるようです。

大國魂神社の境内図です。神社のHPからお借りしました。


境内の真ん中あたり、「隋神門」があります。





中に入り、拝殿でお参りしようと思いましたが、拝殿に向かう
「中雀門」は既に閉じられていました。
お参りは、中雀門の前からさせていただきました。
『皆、健やかに過ごすことが出来ますように。』



枝垂れ桜は、この中雀門のすぐ手前にあり、ライトアップ
されています。
日中見るのとはまた違って、うす紅色の花びらが光に
浮かび上がっています。









静けさが広がっています。
あたりの闇は、私たちの迷いや悩みをすべて包みとって
くれているようです。
不思議と温かさが漂っていました。







   

   

どうか、世の中が穏やかで平和でありますように。

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引き際を気取ってみたものの ~トサミズキなど地域の花散歩~

2021-03-18 | 散歩
暖かい日が続いています。
いつものように近くを散歩してみました。

ベニカナメモチの垣根が、絵にかいたように新芽で赤くなって
います。



ベニカナメモチの垣根を過ぎ、通りの花木を眺めているうちに、
また早まったことをしてしまったかもしれないという思いがして
きました。

それは、これまで20年ほど会員になっていた会を辞めることに
したことでした。

この10年は会の運営メンバーにもなり、会のHPの更新などの
活動も担当してきました。
手掛けていたHPの更新というのは、一か月に一回、手直し案を
つくり、契約しているHP会社に更新作業をしてもらいます。
手間隙はかかりますが、特別に難しいということでもありません。

しかし、自分の年も考え、そろそろ区切りをつけたほうがいいと
思うようになり、若い人に役割を譲ることにしました。

”引き際はきれいに、余力のあるうちに引く”
自分なりに”格好”をつけたわけでしたが、独り相撲だったかもしれ
ない、そんなもやもやが、なかなか心から消えてくれません。

長々と悩んだあげく、後になって後悔するという私のお決まりの
パターンです。
もっとも私だけでなく、結構似たような人がいるのがせめてもの
救いです(笑)。

まもなく満開を迎える桜に、そっと聞いてみるゆとりがあったら
よかったのですが、後の祭りです。

さて、通りに珍しい花木を見つけました。
トサミズキの花です。何度もそばを通っていたのに、黄色い花を
見てやっとわかりました。





キブシです。去年小金井公園で花を見たのですが、近くに咲かせて
いるお宅があるとは思いもよりませんでした。





花びらの外側が赤紫のシモクレンも咲いています。
優美な感じがします。



これは、実際に見ると、とても小さい花(たぶん)が
びっしりついています。
名前が分からなかったのですが、ヒサカキというのだそうです。
hisuinetさんから教えていただきました。





ハナカイドウは、もうすぐピンクの花が見られそうです。



近くには赤い椿が少ないのですが、これはとても上品な赤でした。



本当は木ではありませんが、金のなる木が花をつけていました。
もしかしたら、くじ運がよくなりそうです。



やはり春の主役は、ソメイヨシノです。
このソメイヨシノは、早くも満開に近い状況になっていました。
もうすぐあちらこちらで、見事に咲きほこる様を見せてくれる
でしょう。



住まいの近くは、まさに春爛漫といった感じになってきました。
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多摩川から富士山を撮りました ~是政橋から~

2021-03-15 | 散歩
昨年秋、久しぶりに関西に旅行した際、新幹線の車内から富士山を
眺めました。いつもながら堂々とした光景でした。



私は、これまで富士五湖などに行ったことがなく、このため
富士を間近に見たことがありません。
ひょっとして「絶滅危惧種」の一人かもしれません(笑)。

それが、昨日(日曜日)、こんな光景を写真に撮ったんです。
題して「南武線の鉄橋と富士」。我ながら大袈裟です。



都内から富士を見ることができるスポットは、いくつもあるそう
ですが、たまに行く程度ではうまく撮ることができないのは、
言うまでもありません。
この写真は、先月、とあるスーパーの屋上から撮ったもので、
まあなんとか撮れたほうですがー。



こちらは、先週、JR府中本町駅の駅舎から撮ったもの。
相当に霞んでいました。



それが今回、雨があがった翌日の晴天というお天気のおかげで、
下の写真のようになりました。
とても、同じJR府中本町駅舎からの写真とは思えません。



ということで、今回の南武線の鉄橋越しの富士の写真に
つながりました。アップで撮ってみました。
1週間前に行ったときはほとんど見えませんでしたので、
再度のチャレンジの成果というわけです。









実は、上の写真を撮った撮影スポットは、散策好きの友人が教えて
くれたところです。

このスポットというのは、南武線のJR南多摩駅から歩いてすぐの
「是政橋」の橋詰(府中側)です。
この橋のたもとから、並行して多摩川にかかる南武線の鉄橋越しに
富士を撮ったんです。
知っている人は知ってるんですね。



是政橋は多摩川にかかっている橋で、東京都の府中市と
稲城市(いなぎし)を結んでいる橋です。とてもきれいな橋です。







河川敷では、ジョギングの大会が行われているようでした。
稲城市側には桜並木があり、これからの満開時が楽しみです。
また、行ってみようと思っています。

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3.11被災者追悼のキャンドル 

2021-03-11 | 日記
3月11日は、ちょうど10年前に東日本大震災が発生した日です。
この震災の結果、約2万2千人の命が失われました。
テレビ・新聞は、あの未曾有の災害や復興の現状を伝え、
地震と津波への備えを忘れてはいけないと、報道しています。

午後からは、国が主催する追悼式が行われました。
岩手県や陸前高田市を始め、被災した各自治体でも行われました。
写真は、NHKのテレビで映し出された模様です。





あの震災時、私は茨城の職場に勤めていました。
たまたま職場の外にいましたが、初めて経験した物凄い揺れに驚き、
体が凍り付いたようになってしまいました。

職場に戻ってからは、全員が無事かどうか、
外出者や出張者はどこでどうしているか、明け方近くまで
安否確認に必死になりました。
電気が止まり、テレビも見られず、固定電話もつながらない中、
ラジオと携帯だけが頼りでした。

あの夜、ゴーっという地鳴りのような音とともに、余震が
繰り返し続いたことを、今でも覚えています。

都内では、被災者追悼のキャンドルが灯されました。
西武線の田無駅では、市民団体の方が市民に、キャンドルの
点灯を呼び掛けていました。





同じ西武線の清瀬駅でも、ボランティアセンターの方による
キャンドルの点灯が行われました。







改めて、亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。

私たちは一口に「自然とともに生きる」と言います。
しかし、その自然は、私たちを温かく包むだけでなく、
命をも脅かす過酷な側面ももっています。
自然をコントロールすることなどできません。
このことを忘れずに、自然の営みに畏敬の気持ちをもって、
生きていかなければならないように思うのです。
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早咲きの桜を求めて ~寒緋桜と大島桜・小金井公園~

2021-03-08 | 散歩
都内でも、早咲きの桜を目にするようになりました。
先週の土曜日(6日)、都内の桜の名所の一つに数えられる
小金井公園の早咲きの桜を見に行ってきました。
小金井公園は、散策は自由にできます。
まず目指したのは、寒緋桜です。



この寒緋桜は、SL展示場のすぐそばにあります。



満開にはちょとだけ早かったため、残念ながらSLと桜のコラボの写真は
うまく撮れませんでした。





寒緋桜は濃い紅色で、花びらが釣鐘のように垂れています。









もう一つの早咲きの品種、オオシマザクラの仲間は、
江戸東京たてもの園の前に植えられています。

大きい方の桜は大漁桜と名付けられていました。





やや小ぶりの方の桜は、寒桜と紹介されていました。
どちらもちょうど満開でたくさんの人が訪れていました。









いいね、いいねと、夢中で写真を撮っていましたので、どちらが
大漁桜で、どちらが寒桜か分からなくなってしまいました。
ま、いいか。(笑)







大漁桜の方ですが、子どもたちがビニール袋で、しきりに何かを
受け止めようとしていました。



足元には、たくさんの花が落ちています。
散っているというより、ポトン・ポトンと花が落ちている感じです。

   

ちょっと下がってみると、子どもたちは桜の木のてっぺんの方を
見ています。

      

ははーん。わかりました。
花を落としている「犯人」は、大きなインコでした。
たぶん「ワカケホンセイインコ」でしょう。
花の下の部分を、ついばんでいます。
子どもたちは、インコが落とす花びらを受け止めようとして
いたんですね。



春はいいですね。花が輝いています。
コロナも忘れて、誰もが自然に溶け込んでいます。
私たちが気持ちのゆとりをもつことも、大切なように思うのですがー。
  
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通りに花の輝きが ~ツバキ マーガレット ヒメツルニチニチソウ オステオスペルマム ハクモクレンなど~

2021-03-04 | 散歩
久しぶりに、知人のHさんから電話がありました。
目の治療で入院し、退院したばかりとのこと。
急にものが見えなくなり、大変だったようです。

無事に退院できて、本当によかったです。
自宅の庭には、ちょうど今、木瓜(ぼけ)や純白の椿の花が咲いて
いて、本当にきれいですと嬉しそうでした。
花を見れるということは、幸せなことなんですね。

近くの通りを、ぶらぶら歩いてみました。
今年は咲くのが遅かった木瓜(ボケ)がようやくたくさんの
花をつけだしました。



ツバキがきれいな花をつけています。







同じ木から色違いの花が咲くということがあるのでしょうか。
偶然重なったのでしょうか。紅白です。
それにして不思議。
ともあれ、ちょっとおめでたい気分になりました。

沈丁花(ジンチョウゲ)の花がいい香りを漂わせています。



菜の花です。
菜の花は、黄色い花をつけるアブラナの総称です。
緑の葉の方はたぶんセイヨウアブラナで、赤紫の茎のものは
コウサイタイです。





ユキヤナギがだいぶ花をつけてきました。
一つ一つの花を見ると、実に可愛いですね。



マーガレットがいくつも蕾を開いています。
冷え込みがきついときは、花も縮こまっていました。



カタバミです。ピンクのものはよく見かけるイモカタバミ。
白い方は正式名称はなんでしょうか、よくわかりません。





この紫の花は、ヒメツルニチニチソウというのでしょうか。



鉢植えになっているこの花は、素敵です。
名札に、オステオスペルマムと書いてありました。
キク科の花だそうで、寒さに強いんですね。



バラを咲かせているお宅がありました。
寒いときは、花も丸まっていましたが、この陽気で、
花びらを広げています。



空を見上げるとハクモクレンが咲き出していました。
青空によく映えます。



少しづつですが、いろいろの花が輝きだしています。
花の輝きは、私たちを輝かせてくれます。
力づけてくれます。
自然の移ろいに、ありがとうと言わないといけませんね。
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おひな様とスノームーン ~3月3日のひな祭り~

2021-03-01 | 散歩
3月3日、ひな祭りの日です。
いろいろなところで、ひな人形を目にします。

     

上の七段飾りは、府中市の郷土の森博物館の古民家に
飾られていたものです。
先日このブログで紹介させていただきました。
子どもの無事の成長を願う思いが込められているおひな様です。

我が家にかつてあったおひな様は、立ち雛の男雛と女雛。
木目込み人形で、やや大きかったように覚えています。
妻の母が、初節句の祝いに買ってくれたものでした。
申しわけないことに、今はもうありません。

下の写真は、今ある壁掛け。和紙に印刷したものです。
人形はこんな感じだったようです。



立ち雛は、きちんととっておけばよかったのですが、
今にして思えばもったいないことをしました。

そういうこともあってか、数年前妻が急に思い立って、
陶芸教室でおひな様をつくりました。
2年連続です。





作った本人は、なかなかの出来栄えと、悦に入ってますがー。
何も言えません。

折り紙でささやかにおひな様を折ってみました。
我ながらどうしたものか。
このところ、子どもの頃を懐かしく思い出すように
なったせいかもしれません。
つまり歳ですね(笑)。



2月28日は、満月でした。
2月の満月は、スノームーンと呼ぶのだそうです。
幸せをお願いしました。



そうそう、実は3月3日は父の命日です。
父に似合うような、似合わないような。
ともあれお仏壇に、お花と桜餅をお供えしようと思います。

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