ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

恐竜時代の陸上植物 ~狭山市立博物館の恐竜展から~

2021-07-31 | 日記

先日、狭山市の市立博物館で開かれている「恐竜展」を

見てきました。

博物館2階フロアの展示室です。

テーマは、「歯から見る恐竜時代」。

展示は、恐竜の歯の構造から、「何をどうやって食べて

いたか、当時どのような動物や植物がいて、どんな

気候だったか」、イメージしてもらうことがねらい

だそうです。

かなり「学び」の色彩が強いですね。

 

これはよく知られたトリケラトプス(草食恐竜)の全身骨格。(レプリカ)

 

タルボサウルス(肉食恐竜)。(レプリカ)

 

ハドロサウルス(草食恐竜)。(レプリカ)

 

スピノサウルス(肉食恐竜)。(レプリカ)

 

サウロロフス(肉食恐竜)。(レプリカ)

 

これは珍しいです。2匹の恐竜が争ったまま、砂嵐などで

生き埋めになったようです。(1/8のスケール:レプリカ)

こうした頭骨を中心に、周囲のケースに、それぞれの恐竜

の歯が展示され、説明がつけられています。

 

ところで私が興味を感じて行ってみようと思ったのは、

実は、恐竜時代の植物のことでした。

               

このパネルを要約してみました。

【 植物が、陸上に進出したのは、今から4億5千万年前頃。

 やがて、巨大なシダ植物と裸子植物の大森林ができる。

 その後、ソテツ類やイチョウ類の種子植物が登場する。

 

 2億5千万年前頃、地球の温暖化が進み、古生代に栄えた

 原始的な種子植物に代わり、球果植物が多様化し、ヒノキ類

 やマツ類などが登場。 現生のイチョウも登場。

 

 1億5千万年前頃には、現生のクスノキやメタセコイヤも登場。

 その頃登場した被子植物は多様化し分布域を広げる。

 キンポウゲ・バラ・フヨウ・ミズキなどが出現。

 つまり花をつける植物(顕花植物)が登場。

 これは花粉や種子の運搬媒体が、風から、虫や鳥に代わって

 いったことを示す。

 恐竜時代には私たちが想像する草原や雑草はまだなかった。】

 

恐竜が出現したのは2億3千万年前頃と言われますから、

恐竜は、はるか以前に出現した陸上植物によって

当然ながら、支えられていたわけですね。

また、私たちが楽しんでいる花をつける植物は、

1億5千万年前に登場しています。実に長い歴史です。

ともあれ、本格的に学ぼうと思ったら、

何年もかかりそうです。やはり楽しむほうが

いいです(笑)。

 

             

上の化石標本は、中生代のソテツです。上の写真左が花で、

右が葉のようです。うまく撮れませんでした。

 

             

上の化石標本は、中生代のイチョウです。

これもうまく撮れませんでした。

ちなみに、イチョウというのは、世界に1種しかない

そうです。

まさに「生きている化石」なんですね。

 

    

博物館を後にすると、玄関の正面脇に、ビロードモウズイカと

エキナセアでしょうか、花をつけていました。

思わず、ほっとしました。

 

私たち人類(新人類)が登場したのは今から20万年前。

地球の歴史からすればつい最近のことです。

花たちに敬礼です。

そして恐竜の子孫の鳥たちにも敬礼です(笑)。

 

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スポーツの力 ~オリンピックアスリートの心~

2021-07-27 | 日記

とにかく暑いです。

短い夏を必死で生きているのはセミ。

このところ、近くではミンミンゼミ・アブラゼミ

・ヒグラシが大合唱。

 

今この暑さの中、世界のアスリートたちは全力で

試合に臨んでいます。

試合後の勝利者インタビューで聞かれるのが、

コロナ禍にもかかわらず、競技が開催されたことへの

感謝の言葉です。心を打たれます。

私たちがスポーツに感動するのは、そうしたアスリート

の言葉に心を感じるからではないでしょうか。

 

近くには、今の時期は、花は少ないのですが、

暑さが和らぐ夕方に、少し散策してみました。

     

サンゴジュです。赤い実を枝一杯につけています。

 

サルスベリの花も陽光に映えます。

 

ムクゲです。一日花ですが、ずっと花をつけています。

 

同じ一日花のオシロイバナも、次々と咲き続けています。

 

これはヨウシュヤマゴボウの実です。帰化植物。

要注意の有毒植物ですね。

市販されている漬物のヤマゴボウ(モリアザミ:キク科)

とは全く異なるものだそうです。

 

オリンピックで今回からスケートボードが競技種目に

なりました。男女ともストリートの部で金メダルです。

女子選手の西矢 椛(もみじ)選手(13歳)が、

金メダルを取ったことが大きな話題になっています。

スケートボードは、とうに若い人たちに支持される

スポーツ競技になっていたんですね。

高齢世代の私は、驚くばかりです (笑)。

若い人たちの感性が活躍する時代ですね。

 

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がんばれ福島 ~東京オリンピック開会式・オリンピック賛歌~

2021-07-24 | 日記

東京オリンピックは7月21日に事実上開幕しました。

21日・22日には、私のふるさとの福島市にある

「あづま球場」でソフトボールの予選リーグが

行われました。

試合会場のあづま球場は、福島市の郊外で、

吾妻の山々の麓の運動公園の一角にあります。

周囲は畑や田に囲まれ、緑が美しいところです。

 

コロナのため無観客です。

しっかりと生きている福島の今を見てもらえる

絶好の機会でした。私には悲しいものを感じました。

 

昨日23日の午前は、晴れてはいましたが、

雲がだいぶ出ていました。

前回の東京オリンピック。ブルーインパルスの飛行は、

感激的でした。

今回都心に行けるわけもなく、飛行が見えるかどうか

わかりません。それでも飛行の様子は、直に見てみたい。

 

近くのスーパーの屋上の駐車場にいきました 。

数十人の人がスマホを片手に空を見上げていました。

すると、6機のブルーインパルスの編隊がやってくる

のが見えます。数回にわたり大空を旋回。

豆粒のような機影でした。

オリンピックが始まることをやっと実感しました。

 

この実際の模様は、航空自衛隊のツイッターの

写真を使わせていただきました。

 

夜8時、オリンピックの開会式が始まりました。

日本らしい独創的な演出が続く中、何と福島の名が

アナウンスされたのです。

オリンピック旗の掲揚に合わせ、オリンピック賛歌が

演奏された時です。

演奏に合わせて、素晴らしい歌声を聞かせている若者。

その若者として、福島県立郡山高校の合唱部の生徒たちが、

東京都の豊島岡女子学園高校の合唱部の生徒たちとともに

紹介されたのです。

しかも、オリンピック賛歌は、NHKの朝ドラ「エール」で

その人生が取りあげられた古関裕而さん(福島出身)

が編曲し、IOC公認となったもの。

毎回のオリンピックで必ず演奏されているのです。

 

福島の今を力強く生き、そして明日を生きていく

福島の高校生の姿が世界に映し出されたのです。

しかも、素晴らしい歌声でー。私には感動でした。

「がんばれ福島」 改めて叫ばずにはいられませんでした。

 

今日から本格的に競技が行われています。

世界が平和でありますように!。

(オリンピック開会式等の写真は、NHKテレビから使わせていただきました。)

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ヘクソカズラも薬用植物だったんです! ~東京都薬用植物園:ニチニチソウ、ヘビウリ、ゲンペイクサギ、クソニンジン、ヤエドクダミなど~

2021-07-20 | 公園・庭園・名所

東京都の薬用植物園の続きです。

ここ数日、本当に暑いです。

植物園で写真を撮っているときも、カメラに

「温度が上昇したため電源をオフします」の

表示が出て、慌てました。

コロナも心配ですが、熱中症も要注意。

水分補給も大切ですね。

 

ニチニチソウです。ポピュラーで、花壇などでよく見かけます。

そのニチニチソウですが、立て札を見てびっくりしました。

白血病等の抗がん剤の製造原料になる植物だったんですね。

成分の化学合成は難しいようで、重要です。

 

原っぱなどの道沿いでよく見かけるヘクソカズラです。

この果汁がひび・しもやけの薬とされていたとは、驚きです。

不運な名前です。

 

これはヘビウリの花です。日中に咲きます。

カラスウリなどの花は夜に咲き出して、翌日午前には

閉じてしまいます。

幻想的なレース状の花は、いろいろの方のブログで

紹介されています。

 

立て札には、ヘビウリは食用になると書いてありました。

ちなみに、この植物園にはオオカラスウリ(植物園の関係

HPからご覧ください)も植えられていたのですが、訪ねた

ときは花は終わっていたようでした。

 

ゲンペイクサギというのだそうです。

赤と白が目立つので、源平と名付けられたそうですが、

効能のほうはわかりませんでした。

 

インドジャボクです。熱帯植物のようです。

鎮静効果があるようですが、有毒植物だそうです。

 

サンゴバナと出ていました。

ちょっと花がぼけてしまいました。これも熱帯系の植物の

ようです。

 

上がニンジンボクで、下がセイヨウニンジンボクです。

ニンジンボクはかつて果実を煎じて、風邪に用いられたとか。

セイヨウニンジンボクは、青い花がきれいです。

よくわかりませんが、ハーブのように用いられるんでしょうか。

 

キバナノコギリソウです。

キク科の花ですが、はじめてみました 。

葉が薬用になるようです。

 

ヨモギギク(タンジー)です。キク科。

ヨーロッパでは民間の駆虫剤として使われたと出て

いましたが、そのタンジーオイルは有毒とか。

日本では観賞用だそうです。

 

クソニンジンです。ヨモギの仲間です。

日本ではあまり知られていませんが、抗マラリア薬の製造原料

なんだそうです。世界では、大変な役割です。

それにしても不運な名前です。

 

これは、良く知られたオトギリソウです。

子どもの頃、切り傷に効くとかいって、我が家にもあったような

気がします。

 

ジギタリスは、その形や色から、人気の花ですね。

これはかつて、ヨーロッパなどで強心剤として用いられて

いたそうですが、毒性が強く、成分が化学合成できるように

なって、今では用いられていないようです。

 

最後に、花はもうすでに終わっていて見ることができませんが、

ドクダミ(十薬)です。

これはヤエドクダミと書かれていました。

多分八重咲の花をつけるのでしょう。

このヤエドクダミも、植物園の関係HPからご覧ください。

来年は是非見たいと思っています。

 

実にたくさんの薬用植物があるものですね。

薬用とされていることを初めて知ったものや、

変わった花・珍しい花などを中心に紹介してきました。

撮りためたものはもっとあるのですが、

一旦区切りとさせてください。

 

 

 

 

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こんな薬用植物もありました ~コガネバナ、ゴボウ、カルドン、コエビソウ、パイナップルリリー、カカオなど~

2021-07-17 | 公園・庭園・名所

雨が続いて・・と、愚痴っていたら、

あれまぁ、東京はいきなり梅雨明けです。

途端に、今度は暑くて仕方がありません。

体がだるくなってきます。

食欲がわきません。

 

ところがです。今日いただきものがありました。

ズッキーニです。カボチャの仲間です。

家庭菜園でつくったものだそうです。

緑色だけでなく、黄色いものもあるんですね。

食べるのは初めてです。

ネットで調べると、定番はオリーブオイル炒め。

早速家人がつくりました。味は淡白です。

いろいろアレンジできそうです。

 

ところで、カボチャは薬用植物に入っているようなん

です。

ズッキーニはカボチャの仲間で健康野菜といわれます。

果たしてズッキーニはどうなんでしょうか(笑)。

 

さてと、東京都の薬用植物園の続きを書いているところでした。

食べる方はあとにして、早速続きを紹介します。(笑)

 

これって、コガネバナ(黄金花)というんだそうです。

青紫の花なのに、黄金?。

実は、名前は、花ではなく根に由来しているそうです。

ゴボウ状の根を折ると、中は鮮やかな黄色とか。

漢方薬の材料です。

 

このアザミにも似た花はゴボウの花です。始めて見ました。

ゴボウがこんな花をつけるとは、あの根の形からは想像も

つきません。

これも漢方の処方薬だそうですが、食べるのは主に日本だけ

のようです。

 

ソバ(蕎麦)の花です。

ソバは、高血圧症によいとされているそうです。

いうまでもなく健康食品ですね。

 

この赤い実は、ハマナスの実です。

ハマナスはバラ科。

バラ科の果実はローズヒップと言われ、ビタミンCが豊富で

美容効果があるのだそうです。

 

タイマツバナ(モナルダ)。シソ科の植物です。

これは別名がベルガモット。ハーブティに使われます。

 

カルドン。キク科のチョウセンアザミ属。

大きな花で、アザミの王様ですね。

食用とされるようですが、葉や根などは薬用ともされる

ようです。

 

コエビソウです。

どんな効能があるのかわかりませんが、おもしろい

形の花をつけますね。ほんとうにエビのようです。

 

オオベニウチワ(アンスリウム)。

リラックス効果があるとされるようですが、よくはわかりません。

熱帯の植物ですね。一見して造花のようです。

 

パイナップルリリーです。

どうやら蕾をたくさんつけた様子が、パイナップルに似た感じが

するので、そう呼ばれているようです。

これも熱帯の植物のようです。

どんな効能があるかは、よくわかりません。

 

ブラキキルム・ホースフィエルディだそうです。

熱帯植物です。

写真は果実で、変わった形です。

赤い部分が種で、黄色部分が開いている「さや」です。

 

これはよくわかります。

カカオです。

でもカカオの実はこんなにも大きかったんですね。

はじめて見ました 。

実の中の種子がチョコレートやココアの原料になる

ということですね。

薬用になるのはこの実のなかの脂なんでしょうか。

(続く)

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これも薬用植物なんですか ~東京都薬用植物園:クサノオウ、ヒロハノレンリソウ、オタネニンジン、モミジガサ、エキナセア・サザンベル、タイワンレンギョウなど~

2021-07-14 | 公園・庭園・名所

東京には、都立の薬用植物園があったんですね。

この植物園のことを知ったのは、先月(6月)、ドクダミを

ブログにしたときでした。

いろいろなサイト検索をしていて、わかったんです。

しかし、その時はコロナ感染対策で休園していましたので、

行くことができませんでした。

 

先月(6月)下旬になって、再開園しましたので、行って

みました。訪れたのは初めてです。

「薬用植物」とは、「薬用に用いる植物の総称である。そのままで

あったり、簡単な加工をしたり、有効成分を抽出したりするなど

して用いられる。」(『ウィキペディア(Wikipedia)』)

とされています。

ちょっと難しそうです。果たしてどんな植物があるのやら。

 

園の中に入ってみると、とにかく広いんです。

ここには、薬用植物は約1600種類(小平市HP)も

あるそうです。

今回は、まずは薬用植物とされているものはどんなものか、

そんな気持ちで園内を見て回りました。

 

最初に目に飛び込んできたのがクサノオウの黄色の花。

名前の由来は、はっきりしていないようですが、

「草の王」とか「瘡(くさ)の王」、あるいは「草の黄」とか

書かれます。古来皮膚病に効くといわれてきた反面、強い毒性を

もった毒草でもあり、要注意だそうです。

確かに薬用植物だからといって、安易に考えてはならないのですね。

 

マルバハッカです。

別名アップルミント。ハーブの一種のようです。

 

ヒロハノレンリソウです。

スイトピーがその仲間だそうです。

 

黄色の花のオオバナイトタヌキモ。

微細なミジンコなどを捕らえる食虫植物だそうです。

 

赤い実をつけているのは、オタネニンジン。ウコギ科。

高麗人参といったほうが分かりやすいですね。

普段よく食べる野菜のニンジン(人参)はセリ科で、

全く別のものだそうです。

 

マツヨイグサ(待宵草)。

夕方に咲いて朝に萎む一日花。

これも薬用植物とされているんですね。

午後に写真を撮りましたので、萎んでしまっています。

 

モミジガサ。葉の形が面白いですね。

食用になるようです。

有毒なヤマトリカブトと葉の形が似ているようで、

その見分け方が書かれていました。怖いものです。

 

キキョウも薬用植物なんですね。

咳止めなど漢方で処方されるようです。

 

エキナセア(サザンベル)。ハーブ。

美しい花です。

風邪などの感染症の予防に用いられるとか。

思わず期待したくなります。

 

タイワンレンギョウ(デュランタ・レペンス)だそうです。

詳しくはわかりませんが、抗菌作用があるとか。

 

この黄色の目立つ花は、キクイモモドキ。

キクイモと違って、地中に塊根(イモ)はないそうです。

 

地味な植物が中心のように思っていましたら、随分といろいろな

薬用植物があるものです。夢中で、カメラに収めました。

まだまだたくさん撮りましたので、今後数回に分けて紹介したい

と思います。

 

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穏やかな花たち ~地域の花:アガパンサス ミソハギ ネジバナ セイヨウフウチョウソウ タチアオイなど~ 

2021-07-11 | 散歩

ここ二日ほどは晴れ。梅雨の中休み。

雨があがったのはいいんですが、急に30℃くらいの暑さに急上昇。

体が追い付いていきません。

”湿度が高い・暑い”とネガティブな言葉ばかり口をついて出ます。

体を動かすのを億劫がっていると、フレイルになりかねません。

自分なりに、好きなように歩くのが一番です。

 

元気づけてくれる写真が送られてきました。

アガパンサスです。

写真を送ってくれたのは、かつての仕事仲間のSさん。

庭に地植えして3年たつそうで、今年ようやく見事な花を

見ることができましたと、うれしい花だより。

15本にも増えたそうです。

うすい青紫のアガパンサスは涼やかです。

気持ちも安らぎます。

 

この2週間ほど、雨の合間に、花の写真を撮りためていました。

ミソハギです。

このミソハギはトクサの鉢にしっかりと根付いて、毎年のように花を

咲かせています。しっかりしてます。

お盆が近くなると、不思議と目立つような気がします。

 

ネジバナです。

実はこのネジバナも、別のトクサの鉢に、しっかり

まぎれこんでいました。

まるで、ミソハギと申し合わせたかのようです。

以前からあったのかもしれませんが、今年初めて気づきました。

しっかりなのか、ちゃっかりなのか。

 

上の2枚の写真はミズヒキです。

タデ科に分類されています。

下の水引は白い花ですので、ギンミズヒキのようです。

去年見たときは黄色い花だったような気がしますが、

見間違ったのかもしれません。

 

黄色い花をつけているものなら、キンミズヒキです。

バラ科です。

名前は似ていますが、ミズヒキとは雰囲気が少し違いますし、

別の種類になります。

 

チドリソウ(千鳥草)です。

ヒエンソウ(飛燕草)とも呼ばれます。

どちらにしてもいい名前をつけてもらっていますね。

 

ムラサキツユクサです。

 

オニユリです。

以前コオニユリとの違いを教えていただきましたが、

これはムカゴがたくさんついています。

オニユリの特徴です。

 

小さな五弁の黄色い花が可愛い、マンネングサです。

 

    

カンナですね。

 

キイチゴがだいぶ色づいてきました。

 

これはちょっと変わった姿の花です。

セイヨウフウチョウソウ(クレオメ)というようです。

漢字では風蝶草と書くようです。

蝶が風に舞うような姿だからだそうです。

 

    

 

今年なかなかタチアオイを見かけませんでした。

去年見た場所には、なくなっていたせいもあります。

やっとみつけました。上の2枚は、八重咲ですね。

タチアオイが先の方まで花を開き終えると、

梅雨があけると言われます。

実際どうかはわかりませんが、季節の移り替わりを

感じさせます。

 

コロナなの感染拡大が懸念されて、東京はまたも

緊急事態宣言です。

どうしても気分が落ち込んでしまいます。

そんなとき、花はいいですね。気分を穏やかにしてくれます。

癒してくれます。

私たちは自然の中で生きているということを改めて考えて

みてはどうでしょうか。

 

 

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志村けんさんの銅像 ~西武線東村山駅東口~

2021-07-08 | 散歩

今週初め、コロナワクチンの第1回目の接種を受けました。

翌日に肩が筋肉痛のようになりましたが、それも翌々日には解消。

特に発熱もありませんでした。

いろいろな方のブログに出ている接種体験のような状況です。

 

接種会場は大きな総合病院でしたが、病院のスタッフ方々の

対応は本当に丁寧でした。

接種は手際よく進められ、注射後の経過観察の時間をいれても

30分もかからずに終了となりました。

病院のスタッフの方々、ありがとうございました。

 

ところで、今またコロナの感染拡大がみられ、心配です。

一方でNHKの特設サイトを見ると、現時点で、

コロナで亡くなられた方の数は減少しています。

懸命に治療に努力しておられる医師や看護師の方をはじめ、

医療関係の方々には、心から感謝したいと思います。

 

 

コロナというとき、コメディアンの志村けんさんの死という

衝撃的な出来事を、改めて思い出します。

昨年3月に志村さんが亡くなってから、もう1年半近くに

なるんですね。

(上の写真は、西武線東村山駅の志村さんの銅像後ろのパネルの

 ものです。)

 

志村さんは、1950年(昭和25年)東村山市の生まれです。

志村さんが大活躍したドリフターズの「8時だョ!全員集合」。

TBSのテレビでした。

子どもと一緒に大笑いしました。

 

その志村さんですが、「志村けんの全員集合 東村山音頭」で

東村山市の名前を一躍有名にした功績で、1976年(昭和51年)に

市から感謝状が贈られ、それをきっかけに、西武線東村山駅東口に

3本のけやきが記念植樹されました。

それが上の「志村けんの木」です。

 

昨年9月、志村さんの銅像を設置するプロジェクトとして、

クラウドファンディングが行われ、東村山市民や全国の

ファンの方などから寄金が寄せられたそうです。

クラウドファンディングは目標を達成しました。

 

先月(6月)26日、完成した銅像の除幕式が行われました。

銅像は、駅東口の「志村けんの木」のすぐそばにあります。

今週私が行ったとき、スマホを向けて写真を撮る人の姿が

随分ありました。

 

目に見えないコロナは、私たちの間に不安をまき散らし、

人と人との間を分断しています。

志村さんに「だいじょぶだぁ」と言ってもらうためにも、

世界の人たちが一つになって、コロナに立ち向かって

いかなければならないのではないでしょうか。

 

 

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七月七日は七夕(しちせき)の節句です

2021-07-04 | 日記

7月7日は七夕です。

7日は、五節句の一つで「七夕(しちせき)の節句」

というのだそうです。

節句についてネットをいろいろ見てみました。

自分なりに簡単にまとめてみるとー、

節句とは、一年を通じ季節の節目の日に行われる特別の行事で、

神様にお供えをする日のことのようです。

五節句とは、かつてたくさんあった節句を、江戸時代、

幕府がその中で特に重要な五つの節句を祝日(休日)とした

のが始まりだそうです。

明治になって廃止されましたが、年中行事として受け継がれ

ているということですね。

五つとは、

人日の節句(七草の節句)ー 1月7日

上巳の節句(桃の節句) ー 3月3日

端午の節句(菖蒲の節句)ー 5月5日

七夕の節句       ー 7月7日

重陽の節句(菊の節句) ー 9月9日 です。

 

通っているリハビリ施設で、折り紙を使って、

七夕の飾り付けがありました。

私も、星や吹き流しといったパーツづくりを担当させて

いただきました。

つい興が乗り、家にも飾ってみるかと、飾りづくりを

継続しました。背中が痛くなりました。年です。

 

これは、天の川を渡ろうとしている織姫と彦星のつもりですが、

そう見えるでしょうか。

 

上の5枚の写真は、作成した飾りです。

なるべく簡単そうな折り方を見つけてやってみましたが、

もともと、器用なほうではありません。

適当に糊付けしたり、切ってみたりしてごまかしました(笑)

 

   

パーツを壁に貼り付けて、やっと完成しました。

我ながら、大人の作品とはとてもいいがたいですね。

よその人に、お孫さんがおつくりですかと言われそうです(笑)。

家人から、子どもが小さいときにやってくれたらよかった

のにと、嫌味を言われました。

ボケ防止と答えたものの、確かに子どもに思い出をつくって

やればよかったと思いますが、時すでに遅しです。

 

例年8月に行われている阿佐ヶ谷の七夕まつりは、

今年も中止です。

コロナが収束しないと、いろいろな地域の伝統行事が

失われてしまわないか、心配になります。

 

 

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水ようかんでちょっと休憩 ~アジサイ ヤブカンゾウ アガパンサス サザンカなど:地域散歩~ 

2021-07-01 | 散歩

スイーツで唯一つくれるのが、水ようかん。

半年ぶりにチャレンジしました。

でも、比較的簡単なのに、手順をすっかり忘れていました。

どうするんでしたっけ。

確か最後に粗熱をとる? えい適当! 

何とかできました。

「〇〇の料理教室」で覚えたわけでなく、見よう見まねで

覚えました。形など、どうでもいいんです。

数時間して冷蔵庫から出し、試食。

ちょっとやわらかですが、まあまあです。

採点は72点。プレバト流にいえば「才能あり」。

もちろん「自己満足」です。

 

梅雨に入って空はどんよりした雲。

雨が上がったかなと思えば、またポツポツ降り出します。

遠出をするというわけにもいきません。

雨の合間にちょっと近くを歩いてみました。

 

アジサイは雨の雫をまとって、生き生きしています。

雨がよく似あう花です。

 

ワスレグサ。

この名前は総称ですから、正しくはこれはヤブカンゾウかも。

びしょ濡れになって、泣いているみたいです。

 

アガパンサスは、澄ましていました。

主役は私と言っているようです。

 

「ちょっと待って。主役は私のほう。」

ユリも今が盛りですね。

 

バラは、少し寂しげでした。

 

サザンカの実が光っています。

雨の方が似合う実です。

 

ハナミズキの緑。静かです。

雨が、実よりも葉の緑を引き立てていました。

 

もうヒマワリが咲いていました。

でもヒマワリは、お日様のもとで輝いてこそヒマワリですね。

 

しとしと降る雨は、草木の「休憩」のひと時のようです。

 

 

 

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