goo blog サービス終了のお知らせ 

ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

花菖蒲の美しさに夢中になりました(続)~東村山市:北山公園(菖蒲苑)~

2022-06-20 | 公園・庭園

前回に続いて、東村山市の北山公園(菖蒲苑)の

ハナショウブ(花菖蒲)です。以前行ったときは、土・日には東村山駅(西口)から

シャトルバスが出ていましたが、今年は見当たりませんでした。

公園は駅から1キロちょっと。歩いて20分弱ですが、タクシーに

しました。料金は、公園までワンメーターの500円。

二人で乗りましたので、一人250円。リーゾナブルです。

 

令和2年・3年はコロナのため、菖蒲まつりは中止だったと

思います。今年の菖蒲まつりは、3年ぶりということに

なります。再開はうれしいですね。

 

前回書きましたが、北山公園の北側は八国山緑地。

山といっても高さは90mくらいのようです。

その手前に、花菖蒲の菖蒲田が広がっています。

全体として緑に包まれた雰囲気で、散策を楽しんだり、

花を写真に収めるには絶好のロケーションです。

 

花菖蒲の花の色は、紫が基本になっていて、白や薄紅色

なども多く見られます。そこに絞り模様なども加わり、

淡く、優しく、格調高く感じます。

 

花菖蒲は、日本に自生するノハナショウブを改良して

つくられたものですから、いわば園芸種です。

江戸時代から改良が行われ、育成されてきているそうです

ので、その品種は相当数に及んでいるようです。

苑のガイドの人が「立て札に出ている名前は、その品種を

つくった方がつけているんですよ」と説明していました。

 

中に、黄色い花菖蒲がありました。キショウブでしょうか。

キショウブはヨーロッパ原産で日本に入り、広がったもの

とか。結構見かけますので、たくましいのかもしれません。

 

苑の隅の方にこんな花木がありました。

ハナキササゲと書いてあります。

珍しいので撮りました。

 

通り見終わった後は、公園を見晴らす建物の縁台に腰掛けて、

たこ焼きや団子などをぱくり。やっぱりこれが最高です。

私は、優雅に花を愛でて一句とはいきません(笑)。

緑の中で、風にあたって、五感で自然を楽しむ。

そして食べて、飲んで、会話してー。

これが私たちの「日常」なんだと思います。

 

世界が平和でありますように!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花菖蒲の美しさに夢中になりました ~東村山市:北山公園(菖蒲苑)~

2022-06-18 | 散歩

東村山市の花菖蒲まつり。久しぶりに北山公園を訪ねてみました。            

前回行ったのは、確か4年前でしたので、とても懐かしい

思いがしました。

 

花菖蒲が植えられているのは、東村山市の北、八国山緑地の

傍にある北山公園(菖蒲苑)です。

八国山というと、どこかで聞いたことがあるような感じが

しますね。

そうなんです。アニメ映画「となりのトトロ」にでてくる

「七国山」のモデルになったといわれるのが、八国山なんです。

その北山公園の入り口に設けられた特設ゲートをくぐると、

花菖蒲の世界がひろがっていました。

 

菖蒲苑の中央あたりにあるのが東屋。

ここに立ってみると、600種・8000株・約10万本といわれる

菖蒲苑全体を見まわすことが出来ます。

苑内にわたされた木道を、たくさんの人が行きかっています。

 

東屋に隣接するように池が設けられています。

池と花菖蒲の取り合わせは、いつ見ても、なんともいえぬ

風情があります。

 

苑内には、品種ごとに花菖蒲がレイアウトされて、

植えられています。上の写真を見ていただくと、

その様子を感じていただけると思います。

 

花菖蒲の一つひとつの花は、2日程度でしおれて

しまうようですので、たえず花がらを摘んで、

苑全体の美しさを保つようにしているそうです。

そう思うと、愛おしくなってきます。

 

花菖蒲にはいろいろな品種がつくられています。

上のそれぞれの写真も、育種家の方によってつくられた

品種なのだろうと思います。

見事ですね。

 

今回撮った写真の中で、一番のお気に入りが上の一枚です。

 

うすくふわっとした花びらの美しさを撮るのは、本当に難しいです。

もっといろいろ撮って学ばないと、多くのブロガーさんのような

素敵な写真にはならないようです。

 

写真を随分撮りました。

しまい込んでしまうのも惜しいので、次回に続けさせてください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイサンボクの花に平和を祈って ~所沢:多聞院~

2022-06-08 | 公園・庭園

タイサンボクの花。実に大きくて白い花です。

花言葉は「前途洋々・威厳」。

これまで、実際に見たことがありませんでした。

今年に入って、偶然でしたが、所沢の多聞院(たもんいん)に、

その木があることを知りました。

何度も行っていたのに、迂闊にも気づかなかったんです。

先月中旬に行ったときは、茶色っぽい蕾のようなものを

見ましたが、まだ小さく、花が咲く雰囲気はありませんでした。

 

のんびりしているうちに、見逃してはまずいです。

先月末に、開花の状況をチェックに行きました。

しかし、タイサンボクの木は、相変わらず大きな葉ばかりです。

やはり開花はもっと先かと、出直そうと思いかけた時、

樹の上のほうに白いものがいくつか、ちらっと見えました。

タイサンボクの花です。

でも残念なことに、かなり高いところに咲いていて、

花の様子がよくわかりません。

下から見上げて撮ってみましたが、なおさら何だか

よくわかりません。

 

よくよく観察すると、大きな葉っぱの間に、皮を脱ぎかけ

たような、白く膨らんだものがあります。

さらに、ハクモクレンの蕾のような形ですが、

しかし白くつやつやして、どっしりとした楕円形のものが

見えます。

間違いなくタイサンボクの蕾です。

 

蕾が膨らんでから、何日くらいで開花するか分かりませんでした。

そこでネットをチェックし、4日後くらいに開花と勝手に決め込み、

満を持して出かけました。

運よく、当たったようです。念願の花です。

20センチから30センチはありそうです。

葉っぱも20センチくらいあります。

花の大きさがわかるような撮り方をすればよかったんですが、

喜び過ぎてすっかり忘れていました(笑)。

 

多聞院の庭を見回すと、早くもシモツケソウの花が咲き出して

います。

 

既に実をつけてるのは、枇杷やナツグミやロウバイです。

 

この赤い実は桑の実と思います。懐かしい思いがします。

 

こうして無心になって花や実を眺めていられるのも、

平和のおかげです。

世界が平和であってほしい。

繰り返し訴えたいと思います。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする