例によって、雨があがったところで少しの散歩です。
まだカメラに収めていなかった花はないかと見まわすと、ありました。
鮮やかなオレンジ色の、ヒメヒオウギズイセンです。
漢字で書くと、姫檜扇水仙。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/be/19a8f7eed0b30f3006e3b5f332f1ab02.jpg)
もう一つありました。紫色の桔梗です。
花は、どれもが私たちを癒してくれますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/db/1ff9c5c1ec6fac48722c56246aed7b0a.jpg)
ふと見ると、傍らにドクダミの白い花が咲いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/0b/ce38f5e1a6f2e80f868d2cac20ea21dc.jpg)
十字の白い花びらは、実は花ではなく、「総苞片(そうほうへん)」
なんだそうです。
総苞というのは、簡単に言うと、つぼみを包んでいた葉のことだそうです。
では、花はどこでしょうか。
それは、中心部の黄色のこんもりした部分(しべ)で、その黄色の小さい
一つ一つが花なんだそうです。
ドクダミはいくらでも増えますし、匂いがきついので敬遠されがちです。
そもそも名前がドクダミです。ちょっと気の毒な名前です。
どうしてこんな名前なんでしょうか。サイト検索をしてみました。
"朝日新聞DIGITAL「言葉マガジン」”というサイトにこう書かれて
いました。
『ドクダミとは、江戸中期の儒学者、新井白石の著した語学書「東雅」に
あるように、「毒をダミする」が語源らしい。ダミとは「矯正する」
「止(と)める」の意味。つまり、毒を直す、阻止する草ということに
なる。』
つまり、薬ということなんですね。
そもそもドクダミと呼ばれる以前は、「ジュウヤク」(十薬)と言われて
いたんだそうです。
ドクダミにすれば、ジュウヤクのほうがよかったかもしれませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/74/da6f19a11e03df1d34570a4e14c06705.jpg)
先日、Sさんから久しぶりにメールをいただきました。
そこに、詩画作家の星野富弘さんの詩が書かれていました。
ドクダミの画に添えられていた詩のようです。
「おまえを大切に摘んでゆく人がいた
臭いといわれ嫌われ者のおまえだったけれど
道の隅で歩く人の足許を見上げひっそりと生きていた
いつかおまえを必要とする人が現れるのを待っているかのように
おまえの花 白い十字架に似ていた」
懸命に生きているのものに対する優しさです。
あなたが必要なんですよという思いやりです。
誰でもみんな寂しいんです、つながっていたいんです。
今のコロナ禍の社会状況の中で、改めて、人と人とのつながり、
支えあいの大切さを思いました。
まだカメラに収めていなかった花はないかと見まわすと、ありました。
鮮やかなオレンジ色の、ヒメヒオウギズイセンです。
漢字で書くと、姫檜扇水仙。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/be/19a8f7eed0b30f3006e3b5f332f1ab02.jpg)
もう一つありました。紫色の桔梗です。
花は、どれもが私たちを癒してくれますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/db/1ff9c5c1ec6fac48722c56246aed7b0a.jpg)
ふと見ると、傍らにドクダミの白い花が咲いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/0b/ce38f5e1a6f2e80f868d2cac20ea21dc.jpg)
十字の白い花びらは、実は花ではなく、「総苞片(そうほうへん)」
なんだそうです。
総苞というのは、簡単に言うと、つぼみを包んでいた葉のことだそうです。
では、花はどこでしょうか。
それは、中心部の黄色のこんもりした部分(しべ)で、その黄色の小さい
一つ一つが花なんだそうです。
ドクダミはいくらでも増えますし、匂いがきついので敬遠されがちです。
そもそも名前がドクダミです。ちょっと気の毒な名前です。
どうしてこんな名前なんでしょうか。サイト検索をしてみました。
"朝日新聞DIGITAL「言葉マガジン」”というサイトにこう書かれて
いました。
『ドクダミとは、江戸中期の儒学者、新井白石の著した語学書「東雅」に
あるように、「毒をダミする」が語源らしい。ダミとは「矯正する」
「止(と)める」の意味。つまり、毒を直す、阻止する草ということに
なる。』
つまり、薬ということなんですね。
そもそもドクダミと呼ばれる以前は、「ジュウヤク」(十薬)と言われて
いたんだそうです。
ドクダミにすれば、ジュウヤクのほうがよかったかもしれませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/74/da6f19a11e03df1d34570a4e14c06705.jpg)
先日、Sさんから久しぶりにメールをいただきました。
そこに、詩画作家の星野富弘さんの詩が書かれていました。
ドクダミの画に添えられていた詩のようです。
「おまえを大切に摘んでゆく人がいた
臭いといわれ嫌われ者のおまえだったけれど
道の隅で歩く人の足許を見上げひっそりと生きていた
いつかおまえを必要とする人が現れるのを待っているかのように
おまえの花 白い十字架に似ていた」
懸命に生きているのものに対する優しさです。
あなたが必要なんですよという思いやりです。
誰でもみんな寂しいんです、つながっていたいんです。
今のコロナ禍の社会状況の中で、改めて、人と人とのつながり、
支えあいの大切さを思いました。