ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

埼玉散歩 ~高麗・巾着田~

2015-09-30 | 公園・庭園・名所
少し前までは本当に暑い日が続いていましたが、空を見上げると、うろこ雲が
浮かんでいます。秋なんですね。

埼玉の高麗・巾着田の曼珠沙華は、今年のピークは「シルバー・ウイーク」
だったようです。
のんびり歩きを楽しむことができたなら、パンフにあるような燃え立つ
赤い花を見ることができたのですが、休み明けの平日に車で行ってみた
ところ、もう見頃がすぎていました。残念

               

そんなわけで、紫がかったうすい赤の曼珠沙華ではありましたが、
それでも秋の一日をぎくしゃくとリハビリしてきました。

       

ちょっとかすんだ感じの写真ばかりになったのは、せっかくもっていった
カメラにSDカードを入れてなかったんです。あ~あ。

やむをえず、急きょガラ携でパチリ。すみませぬ。

ついに恐れていた〇〇症かもしれません。もっとも、忘れ物が多いのは
今に始まったことではないんですがー

でも素敵な風景です。

       

       

       
       
白の曼珠沙華もいいですが、やはりメインは赤ですね。

       

       

まだ凛として咲いている曼珠沙華もありました。

       

       

       

       

さあて帰ろうと思って、ふと隣の原っぱを見ると、ロバさんたちが草を
食んでいました。ヒマそうでしたがー。なんでここにいたんでしょうかね。

       

       

       

       

巾着田はすっかり秋でした。この赤い実をつけている樹木はなんでしょうか。
南天?、ピラカンサス? サンゴジュ? うーん。

       

これは「酔芙蓉(すいふよう)」というんだそうです。花は、朝は白、昼は
ピンク、夕方は赤と変化し、一日でしぼんでしまうのだそうです。

       

季節は、私たちの争い・あつれきなどを笑うかのように、いつも正直に
うつりかわっていくんですね。

 
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東京散歩 ~池袋ふくろ祭り~

2015-09-28 | まつり・イベント
9月27日(日)、今年で48回目になる「池袋ふくろ祭り」を見て
きました。会場は、池袋駅の西口駅前。人ごみの中で何とか頑張って
カメラをパチリしてまいりました。

メイン会場ステージの横看板には、「豊島区民祭り」とあり、どうやら
商店会や、町会、団体など地域の方が実行組織をつくって、運営している
もののようです。

               

この祭りのプロフラムを見るとではいろいろなパフォーマンスが行われる
ことになっていますが、この日のメインは、宵神輿のパレード。
予定時刻きっかりに、「そいや・そいや」の掛け声で、13基の神輿が
繰り出しました。

それぞれ高張提灯を露払い役にして、神輿が練り歩きます。

          

                    

カメラの腕がまだまだですので、いまいち雰囲気がお伝えできませんが、
写真のような状況でございました。

          

          
          
          

          

          

          

          

          

          

                    

中には担ぎ手が盛り上がりすぎて、神輿どうしでのつかみあいも演じられて
いました。

しんがりは、外国の人が担ぎ手になった「国際交流みこし」。和気あいあいの
感じで、まさに平和・友好。

          

          

何と言っても平和が一番です。世界が平和でありますようにと祈らずには
おれませんでした。

          
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東京散歩 ~六義園~

2015-09-22 | 公園・庭園・名所
連休の一日、山手線駒込駅から5百米ほどのところにある「六義園」
にいってみました。

リハビリで歩くにはちょっと距離がありましたが、がんばってしまい
ました。

           

「六義園」は、江戸時代、4代将軍の徳川綱吉に幕臣として仕えた
柳沢吉保が作庭した庭園で、大名庭園として国の特別名勝に指定
されています。

柳沢吉保は、1694年(元禄7年)に川越藩主になっています。そして
翌年の元禄8年から7年の歳月をかけてこの六義園に造営にあたり、
完成は1702年(元禄15年)。

吉保は、704年(宝永元年)には、7万2千石の川越藩主から15万石の
甲府藩主になっています。幕府の老中格・大老格とのことですので、
まさに幕府の要職にあった人物ですね。

ところで、この「六義園」は吉保が亡くなった後荒れてしまいましたが、
しかし、明治時代に入り、三菱財閥の創設者岩崎彌太郎の所有となって
復興し、1938年(昭和13年)に東京市に寄付されて現在にいたっています。

         

庭園の真ん中にある池のまわりをぐるりと一周してみました。さすがに
休み休みでした。

青い空の下、緑の芝生におおわれた池の周囲は、すっかり秋の気配が
ただよっていました。

         

         
           
         

         

         

日本庭園には、やはり彼岸花や萩がよく似合います、

         

         

これは、ユリ科のタイワンホトトギスではないかと思いますがー。

         


池にうつる木々の緑。いいもんです。

         

         

         

         

でもやっぱり足が痛くなってきました


           
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東京散歩 ~江戸東京たてもの園~

2015-09-17 | 公園・庭園・名所
車で、東京の小金井公園にある「江戸東京たてもの園」に行ってみました。
久しぶりでした。

         

この「たてもの園」は、歴史的建造物の保存・展示施設として、1993年(平成5年)
につくられました。両国にある「江戸東京博物館」の分館になっています。

正面入り口の建物は、1940年(昭和15年)に行われた紀元2600年記念式典の際に
つくられた式殿なんだそうです。今回はじめて知りました。

         

「たてもの園」の中は結構広くて、いくつかのゾーンにわかれています。そのうちの
洋館を中心に、リハビリを兼ねて見て回りました。もっとも外からですがー。

         

まず、大川邸。1925年(大正14年)に田園調布に建てられた住宅です。

         

前川邸です。品川区上大崎にあったもので、1942年(昭和17年)の建物。

         
   
これは、小出邸。1925年(大正14年)に文京区建てられた和洋折衷の建物です。

                  
   
この邸宅は三井財閥の総領家の建物で、木造と鉄筋コンクリートの2階建ての
構造になっているそうです。戦後の1952年(昭和27年)の建築で、港区西麻布
にあったもの。
  
         
         
          
この建物「ラランデ邸」は、展示されたのは最近で、新宿区信濃町にあったもの
だそうです。
ガイドボランティアの方の説明によると、神戸の異人館街にある「風見鶏の館
を設計したゲオルグ・デ・ラランデが建築したもの。1910年(明治43年)頃の建物とか。

         

板橋区常盤台にあった「常盤台写真場」だそうです。コンクリート造りの大きな
窓が特徴。1937年(昭和12年)の建物。

         

この建物は、2・26事件の舞台となった高橋是清邸です。港区赤坂にあった建物
で、青山通り沿いに記念公園があります。1902年(明治35年)の建物です。

         
         
                  

これは、北多摩の実業家西川氏の別邸で、昭島市にあったもの。1992年(大正11年)
の建築。

         

東ゾーンには、東京の下町を思わせる建物が並んでいます。機会をみて、改めて
紹介したいと思います。

         

園内には、こんななつかしい都バスが。

                


たてもの園は武蔵野の面影があるように感じますが、秋ですねこんな花が見られ
ました。
これは、ミズヒキのように思いますが、違いますか?

                  

萩がきれいです。

         

百日紅(サルスベリ)は、今が見頃。

         

ガマズミが実をつけていました。花は4月から5月ごろに咲くはずです。

         

今からあちこちでみられる彼岸花(曼珠沙華)です。できれば今年も高麗の巾着田
に行ってみたいです。

         

足がちょっと不自由になったおかげで、逆にいろいろなところに目が向くように
なりました。見えないものが導いてくれているようです。
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栃木散歩 ~那須高原のプチ散策~

2015-09-09 | 旅行
久しぶりに車ででかけてみました。那須高原です。

残念なことに曇り空。ときおり雨もぱらつくなどあいにくの
天気でした。

         

那須湯本の温泉神社の近くにある「殺生石」を見に行きました。

         

この殺生石は、火山性のガスの噴出により草木が生えず岩石が
むき出しになっているものです。
硫黄の臭いはするものの、今はガスの噴出量も少なくなっている
ため、木道を散策することができるようになっています。

         

         

この一角に、たくさんのお地蔵さんがありました。ふと京都の
化野念仏寺を思い出しました。どういういわれからここにお地蔵
さんがあるのでしょうか。

         

         

殺生石から道を茶臼岳方向に少し行ったところに「那須高原
ビジターセンター」がありました。ちょっと寄り道をしてみると
庭には、ふくろうのトーテムポールのようなものが。

         

                 

庭にはこんな花がさいていました。これはツユクサじゃないかと
思います。
       
                           

アカツメクサではアブがお食事中です。

         

         

糸トンボがこんなところに。

         

ビジターセンターからさらに登っていったところに、「つつじ吊り橋」
があります。これからの時期紅葉がきれいになる場所のようです。

車を止めて、小道を歩いて行くと、これはハギでしょうか(それとも
コマツナギ?)。

         

この黄色の花はなにかわかりません。

         

めざす吊り橋がみえてきました。

                  

ゆらゆらする橋から周囲をみると緑のうっそうとした景色が飛び込んで
きました。

         

私の後ろにグループできていた若者たちがいたのですが、その中の
一人の男の子は高所恐怖症らしく、橋のたもとから数メートルのところ
で逡巡したあげく引き返していきました。

こわいものはこわいんです。自分なりに楽しめばそれでいいんですよ。

那須高原のプチ散策でしたが、次回は紅葉の時期にまた訪ねてみたいと
思います。



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新潟散歩 ~笹川流れ~

2015-09-03 | 旅行
源頼朝に追われた義経は、京の都を出て北陸を通り、1187年(文治3年)
2月に奥州平泉に落ちのびたといわれます。

その途中、一行が、現在の新潟県村上市の海岸の沖合を小舟で山形の方
に向かったとされています。それが「笹川流れ」。

もちろんこれらが史実かどうかはわかりません。でも義経と聞くとロマン
を感じるのは、だれでも同じではないでしょうか。

笹川流」は、村上市の約11㎞海岸に見られる奇岩や洞穴などで、国の
名勝・天然記念物に指定されている名勝地です。

昨年5月にこの笹川流れを訪ねていたのですが、なんとまあブログに
アップするのをすっかり忘れていました
そのときのカモメの写真ですが、「おいいい加減にしろ」とじろっと
にらんでいます。

        

すみませぬ。もしかして認知なんとかかも。というわけで今頃紹介する
のをお許しください

観光船に乗って、
        

沖合から有名な岩などを眺めたのですが、なかなかにいいところでした。
うーん、ここを義経が小舟で通れるかなんて、野暮なことはよしましょう。

        

        

        

        

        

        

        

            
        
各地を巡り歩いては、はるか昔に思いを馳せることができるのも
体調がいいということの証し。今の私の足ではかなり厳しいものが
あります。

笹川流れに一緒に行った身内も、今体調を崩し入院中。
よくなったらまた一緒にでかけたいと思ってます。
一日も早い回復祈ってまあす




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